JPH02128822A - 射出成形機のモニタリングデータの最適許容値設定方法および装置 - Google Patents

射出成形機のモニタリングデータの最適許容値設定方法および装置

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JPH02128822A
JPH02128822A JP28136288A JP28136288A JPH02128822A JP H02128822 A JPH02128822 A JP H02128822A JP 28136288 A JP28136288 A JP 28136288A JP 28136288 A JP28136288 A JP 28136288A JP H02128822 A JPH02128822 A JP H02128822A
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坂内 三郎
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/766Measuring, controlling or regulating the setting or resetting of moulding conditions, e.g. before starting a cycle

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は射出成形機の最適モニタ許容値設定方法およ
び装置に係り、特に射出成形時のモニタリングデータ値
と製品成形品計測値との統計的な相関関係をとらえて、
良品成形製品の計測値の許容値に対する各モニタリング
データ値の許容値を適性許容値に修正、設定し、良品成
形のためのモニタ許容値の設定を容易に行うことのでき
る射出成形機の最適モニタ許容値設定方法および装置に
関する。
[従来の技術] 射出成形機のコンピユータ化等による自動制御が進んで
いる中にあって、設定された成形条件によっては不良品
を大量に生産してしまうこととなり、その品質も自動的
に管理されなければならず、特に射出成形の各工程にお
いて、製品の品質を維持していくためには、直接大きな
関連をもつ要因(成形条件等)や射出成形機の運転状態
など成形工程(成形プロセス)上の各種要因を制御して
ゆく必要がある。
射出成形においては、成形品の品質を直接決定ずける射
出工程は充填、保圧および冷却・固化の3つの過程に分
けられ、さらにこれら3つのステップのほかに、加熱シ
リンダー内での材料の可塑化と計量の工程等がある。
射出工程のプログラム制御は、射出工程における成形材
料の可塑化・混練、溶融材料の金型への充填、およびそ
の後の冷却と固化などの各過程において、溶融材料の状
態を成形製品の品質を形成するのに最適となるよう制御
するものである。
すなわち、現在、−数的に実用化されているプログラム
制御は、射出速度の制御、射出圧力(保圧)の制御、キ
ャビティ内圧の制御、射出速度制御から射出圧力への自
動切換え制御、クツション量の制御、可塑化・計量工程
の制御、型締工程の制御などがあげられる。
このような各種制御は、制御装置内に予め設定された許
容値と実行モニタリング値とを常に比較して、所定の値
になるよう最適制御される。
しかしながら、成形製品は成形工程における設定条件に
よっては必ずしも適性な許容値が得られず、成形設定許
容値の修正が必要となる。従って、射出成形工程におけ
る充填時間、計量時間、クツション位置、射出開始位置
、スクリュ回転数、バレル温度など実行値を制御装置内
でそれぞれモニタリングし、これらモニタリングデータ
値に対し、成形製品の計測値(f!量そのfl!りとの
関係で、良品を得るための各種成形に対する許容値を経
験的に求め、これを表示装置上でマニュアルで設定して
いた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、製品不良発生に際し、オペレータが成形
製品の計測値を観測しながら各種成形に対する許容値の
修正および設定を経験的にマニュアルで行っていたため
、その操作に時間を要し、この間の機械停止により稼動
率が低下し生産性を■害すると共に、経験的に成形条件
を決めているなめ個人差が生じ汎用性に欠ける雛点を有
していた。
そこで本発明の目的は、良品成形製品の計測値と各種良
品モニタリングデータ値との統計的な相関関係を求め、
この相関関係のグラフを基に射出成形時の実行モニタリ
ング許容値を修正することができ、さらに前記相関関係
から演算式を求めると共に、モニタリングデータ値の許
容値を手動または自動設定することにより、良品成形の
ための実行モニタリング許容値の修正を短時間内に容易
に行うことのできる射出成形機の最適条件設定方法およ
び装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本発明においては、射出成
形機の成形工程中に制御装置によりサンプリングしたモ
ニタリングデータ値と、計測した成形製品の計測値から
許容値を定め、これに対応する実行モニタリング許容値
を修正し、射出成形を行う射出成形機の最適モニタ許容
値設定方法おいて、 成形製品の計測値と前記各種モニタリングデータ値との
統計的な相関関係から演算式を求め、この演算式を記憶
媒体に記憶させると共に表示装置にグラフ表示し、この
相関グラフを基に射出成形時の実行モニタリング許容値
を修正して良品判定することを特徴とする。
また、本発明に係る最適モニタ許容値設定方法は、 射出成形機の成形工程中に制御装置によりサンプリング
したモニタリングデータ値と、計測した成形製品の計測
値から許容値を定め、これに対応するモニタリング許容
値を修正し、射出成形を行う射出成形機の最適モニタ許
容値設定方法おいて、 成形製品の計測値と前記各種モニタリングデータ値との
統計的な相関関係から演算式を求めると共に良品成形製
品の許容値を求め、この演算式及び許容値を記憶媒体に
記憶し、前記相関関係を許容値と共に表示装置にグラフ
表示し、前記演算式を基に前記成形製品の良品計測許容
値に対するモニタリングデータ値の許容値を自動設定し
、射出成形時の実行モニタリング許容値を監視してこれ
を修正し、良品判定することを特徴とする。
また、本発明に係る最適モニタ許容値設定装置は、 射出成形機で成形された成形製品の計測値と射出成形中
にサンプリングしたモニタリングデータ値とから相関関
係を定め、この相関関係を基に実行モニタリング許容値
を修正し、最適モニタ許容値を設定して射出制御を行う
射出成形機の最適モニタ許容値設定装置において、 射出成形工程における射出状態を検出すべく射出成形機
のそれぞれ所定の位置に設けられた検出部と、射出成形
された製品を計測する自動計測装置と、射出成形機の各
駆動部を制御する駆動制御部と、前記検出部からサンプ
リングした実行モニタリングの許容値を入力しその許容
値に基づいて処理された指令信号を前記各駆動制御部に
出力する制御装置とからなり、 制御装置は、前記自動計測装置により計測された良品成
形製品計測値とこれに対応するモニタリングデータ値を
記憶する良品データ記憶部と、前記良品成形製品計測値
と良品モニタリングデータ値の統計的な相関関係から演
算式を求める関数演算部と、前記相関関係を画面上にグ
ラフ表示する表示装置と、前記演算式を基に計測された
成形製品計測値の許容値およびモニタリング許容値とサ
ンプリングされた実行モニタリング許容値とを比較演算
する演算部とで構成され、前記表示装置で表示されたグ
ラフを基にモニタリングされた実行モニタリング許容値
を修正して最適モニタ許容値を設定することを特徴とす
る。
さらに、本発明に係る最適モニタ許容値設定装置は、 射出成形機で成形された成形製品の計測値と射出成形中
にサンプリングしたモニタリングデータ値とから相関関
係を定め、この相関関係を基に実行モニタリング許容値
を修正し、最適モニタ許容値を設定して射出制御を行う
射出成形機の最適モニタ許容値設定装置において、 射出成形工程における射出状態を検出すべく射出成形機
のそれぞれ所定の部分に設けられた検出部と、射出成形
された製品を計測する自動計測装置と、射出成形機の各
駆動部を制御する駆動制御部と、前記検出部からサンプ
リングした実行モニタリングの許容値を入力しその許容
値に基づいて処理された指令信号を前記各駆動制御部に
出力する制御装置とからなり、 制御装置は、前記自動計測装置により計測された良品成
形製品計測値とこれに対応する各検出部からサンプリン
グしたモニタリングデータ値を記憶する良品データ記憶
部と、前記良品成形製品計測値と良品モニタリングデー
タ値の統計的な相関関係から演算式を求める関数演算部
と、前記相関関係および許容値を画面上にグラフ表示す
る表示装置と、前記演算式を基に前記良品成形製品計測
値の許容値をモニタリングデータ値の許容値に換算する
と共にこの許容値に対しサンプリングされた実行モニタ
リング許容値を比較演算する演算部と、この演算部で換
算されたモニタリング許容値を自動設定する許容値設定
部とで構成され、前記表示装置で表示されたグラフおよ
び許容値を基にモニタリングされた実行許容値を修正し
て最適モニタ許容値を設定することを特徴とする。
[作用コ 本発明に係る射出成形機の最適条件設定および装置によ
れば、射出成形に際し、良品成形製品の計測値と各種良
品モニタリングデータ値との統計的な相関関係を求め、
これを表示装置にグラフ表示し、この相関グラフを基に
射出成形時にサンプリングした実行モニタリング許容値
を容易に修正することができる。
さらに、前記相関関係から演算式を求め、この演算式を
基に統計的に求められた良品成形製品の許容値に対する
モニタリングデータ値の許容値を手動または自動設定し
、これをグラフと共に表示装置に表示し、この相関グラ
フおよび許容値を基に射出成形時の実行モニタリング許
容値の修正を行い短時間内にi適モニタ許容値の設定を
容易に行うことができる。
[実施例] 次に、本発明に係る射出成形機の最適モニタ許容値設定
方法および装置の実施例につき添付図面を参照しながら
以下詳細に説明する。
第1図は、本発明の射出成形機の最適モニタ許容値設定
方法および装置に係る一実施例を示すブロック図であり
、参照符号10は射出成形機を示し、この射出成形機は
バレル12と、このバレル12内に回転かつ軸方向進退
可能に挿嵌されたスクリュウ14と、このスクリュウ1
4を軸受ユニット16を介して軸方向進退駆動する一対
の射出シリンダ18と、さらに前記スクリュウ14を回
転駆動する油圧モータ20とで基本的に構成され、図示
しないホッパーから供給された原料は、バレル12内に
設けられたヒータの熱およびスクリュウ14の回転によ
る樹脂の剪断発熱等により溶融し、所定量に達した溶融
樹脂は射出シリンダ18によりスクリュウ14を介して
金型22内に充填される。この溶融樹脂の加圧充填によ
り成形された成形製品は型締装置24により金型22を
解放して機外に自動的に取り出される。
また、駆動部である前記油圧モータ20、射出シリンダ
18、型締装置24はそれぞれ駆動制御部としてのサー
ボ弁26.28.30によりスクリュウ14の回転数、
射出シリンダ18の移動速度および型締装置24の開閉
位置、開閉速度等がそれぞれ制御される。
さらに、射出成形機の所定の位置にはそれぞれ射出状態
を検出する検出部が設けられる。
すなわち、前記油圧モータ20には回転を検出するセン
サ32(例えばロータリーエンコーダ、タコジェネレー
タ、又はポテンショメータ等)が設けられ、軸受ユニッ
ト16にはその移動位置を検出する位置センサ34.3
6(例えばリミットスイッチ、近接スイッチまたは磁気
スケール等)が設けられると共に、射出シリンダ18に
は射出圧力を検出する圧力センサ38が設けられる。ま
た、バレルの射出側側壁には温度センサ40が設けられ
バレル内の溶融樹脂の温度が検出される。
一方、42は制御装置を示し、44は制御装置42の中
央処理装置(以下CPUと称する)、46は入力回路で
前述した各センサにそれぞれ接続され、射出成形工程で
モニタリングされた実行データ値が入力される。
48は出力回路で、それぞれサーボ弁26.28.30
および警報出力装置50、タイマー52に接続され、制
御装置内で処理された信号が出力される。
56は設定値などをマニュアルで入力する入力装置(以
下キーボードと称する)56で、60は表示装置(以下
CRTと称する)58を制御するCRT制御回路を示す
また、62は記憶媒体である記憶部(記憶装置)を示し
、この記憶装置は、良品成形時の各成形製品計測値およ
びモニタリングデータ値と、これらの許容値を記憶する
良品データ記憶部(良品データメモリ)64と、入力回
路46から入力された射出工程における各種実行モニタ
リングデータ値およびその算11された許容値を記憶す
るモニタリングデータメモリ66と、製品の重量等を秤
量する自動秤量器および寸法等を測定する自動測定器等
からなる自動計測装置54で計測された成形製品の計W
J liaを入力回路46から入力すると共に、これか
ら許容値を算出して記憶する成形製品計測メモリ68と
、良品成形時の成形製品計測値およびモニタリングデー
タ値の許容値を統計的に求め、これを設定すると共に、
後述する演算部で実行モニタリング許容値と比較し修正
された許容値を自動設定する許容値設定部(許容値設定
器)70が設けられる。
さらに、良品データメモリ64内に格納された良品成形
製品の計測値およびモニタリングデータ値の統計的な相
関関係から演算式を求める関数演算部(関数演算器)7
2と、この関数演算器により求められた相関グラフをC
R7画面上に表示するCRT制御回路60と、このCR
7画面上に表示された相関グラフを基にモニタリング許
容値と実行モニタリング許容値とを比較し、これを画面
上マニュアルで入力修正するキーボード56と、モニタ
リングデータメモリ66に記憶された実行モニタリング
許容値と許容値設定器70に記憶された許容値とを相関
グラフを基に比較し修正許容値を求めると共に、各実行
モニタリングデータ値が許容値内に有るが無いがを判定
する演算部70とで構成される。
この場合、射出成形時の実行モニタリングデータは常に
演算部70で監視され、この実行モニタリングデータが
許容値外に有る場合は出力回路48を介して警報出力回
路5oより警報が出力される。
以上述べた制御装置内はすべてアドレスデータバス76
を介してCPUと接続され、ここでデータの処理がなさ
れる。
つぎに、CR7画面上に表示される相関グラフにつき第
2図及び第3図を参照しながら以下説明する。
すなわち、第2図に示すグラフにおいて、縦軸Yに成形
製品計測値(重量、寸法、その他)をとり、横軸Xにモ
ニタリングデータ値(充填時間、軽量時間、取出時間、
サイクル時間、クツション時間、FPC切換位置、射出
開始位置、スクリュウ回転数、バレル温度、その他)を
とった場合、統計的な良品成形時の相関グラフY=f 
(X)が表示される。
しかるに、このグラフを基に射出成形された成形製品計
測値に対し射出工程における各モニタリングデータ値を
それぞれ比較し、良品数値になるよう画面上で修正する
ことができる。
また、第2図に示すグラフを求める演算式により、CR
T上に表示されたグラフを基に成形製品計測許容値ΔY
に対する許容範囲ΔXが自動設定され、この許容値に対
し実行モニタリング許容値が比較され、マニュアルまた
は自動で修正され、これにより最適モニタの許容値が設
定される(第3図)。
つぎに、本発明の実施例の動作を第4図に示すフローチ
ャートを基に説明する。
すなわち、ステップ1で製品成形が完了するとステップ
2で制御装置により射出工程における各種モニタリング
データ値が入力回路46からデータバス76を介して制
御装置42のモニタリングデータメモリ66に入力され
る。同時にステップ3で成形製品の重量、寸法、その他
が自動計測され、入力回路46からデータバス76を介
して成形製品計測メモリ68に入力される。つぎに、ス
テップ4で製品の良否が判別され、良品成形製品の計測
データがステップ2のモニタリングデータと共にステッ
プ5に移り関数演算器72により相関関係Y=f (X
)を求め、これをステップ6でCRT56の画面上に相
関グラフ表示する。
つぎに、ステップ7で許容値を自動設定するかマニュア
ルで設定するかが選択され、マニュアルの場合はステッ
プ8で相関グラフを基に許容値をキーボード56により
CRT画面を見ながら修正する。
また、自動が選択された場合はステップ9で計測された
製品データ計測値の許容値が演算部で算出され、これを
成形製品計測メモリ68に自動設定する。この製品デー
タ許容値をステップ10で相関グラフを基にモニタリン
グ許容値に演算し、これをステップ10で許容値設定器
70に自動設定する。
これにより、ステップ11において製品成形実行中にモ
ニタリングした実行データがステップ8で修正された許
容値またはステップ11で修正設定された許容値の範囲
内が否がが演算部74で常に監視され(ステップ12)
、範囲外の場合は出力回路48を介して警報出力回路よ
り異状表示される。また、このデータが許容値内の場合
は、ステップ13において良品成形が達成できる。
このようにして、良品成形のための射出成形工程におけ
る最適条件の設定が容易に達成できる。
[発明の効果コ 前述した実施例から明らかなように、本発明の射出成形
機の最適モニタ許容値設定方法によれば、 良品成形製品の計測値と各種良品モニタリングデータ値
との統計的な相関関係を求め、この相関関係を記憶媒体
に記憶させると共に、これを表示装置にグラフ表示し、
この相関グラフを基に射出成形時にサンプリングした実
行モニタリング許容値を修正することにより、射出工程
における最適モニタ許容値の設定が短時間内に容易に行
うことができる。
さらに、前記相関関係から演算式を求め、この演算式を
基に統計的に求められた良品成形製品の許容値に対する
モニタリング許容値を自動設定し、この演算式及び許容
値を記憶媒体に記憶すると共に表示装置にグラフ表示し
、この相関グラフおよび許容値を基に射出成形時にモニ
タリングされた実行モニタリングデータ値を監視し、こ
れにより、オペし・−タの経験や勘に頼らず誰でも簡単
な操作で短時間内に最適モニタ許容値の設定を行うこと
ができる。
また、射出成形機の最適モニタ許容Vi設定装置によれ
ば、 射出成形工程における射出状態を検出すべく射出成形機
のそれぞれ所定の位置に設けられた検出部と、射出成形
された製品を計測する自動針41!IJ装置と、射出成
形機の各駆動部を制御する駆動制御部と、前記検出部か
らサンプリングした実行モニタリングの許容値を入力し
その許容値に基づいて処理された指令信号を前記各駆動
制御部に出力する制御装置とからなり、 制御装置は、前記自動計測装置により計測された良品成
形製品針Wliとこれに対応するモニタリングデータ値
を記憶する良品データ記憶部と、前記良品成形製品計測
値と良品モニタリングデータ値の統計的な相関関係から
演算式を求める関数演算部と、前記相関関係を画面上に
グラフ表示する表示装置と、前記演算式を基に計測され
た成形製品計測値の許容値およびモニタリング許容値と
サンプリングされた実行モニタリング許容値とを比較演
算する演算部とで構成され、良品成形製品針8!!I値
と良品モニタリングデータ値の統計的な相関関係から演
算式を求める事ができ、この演算式を基に相関グラフを
CRT画面上にてモニタリングされたモニタ許容値をマ
ニュアルで容易に修正し設定することができる。
さらに、制御装置は、前記自動計測装置により計測され
た良品成形製品計測値とこれに対応する各検出部からサ
ンプリングしたモニタリングデータ値を記憶する良品デ
ータ記憶部と、前記良品成形製品計測値と良品モニタリ
ングデータ値の統計的な相関関係から演算式を求める関
数演算部と、前記相関関係および許容値を画面上にグラ
フ表示する表示装置と、前記演算式を基に前記良品成形
製品計測値の許容値をモニタリングデータ値の許容値に
換算すると共にこの許容値に対しサンプリングされた実
行モニタリング許容値を比較演算する演算部と、この演
算部で換算されたモニタリング許容値を自動設定する許
容値設定部とで構成することにより、演算式を基に前4
゜ 記良品成形製品計測値の許容値をモニタリングデータ値
の許容値に換算すると共にこの許容値に対しサンプリン
グされた実行モニタリング許容値を比較演算し、この演
算部で換算されたモニタリング許容値を自動設定するこ
とができ、成形条件が時系列的に変化しても常にモニタ
リング許容値を自動修正、設定し、監視することにより
成形製品の安定した品質を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の最適条件設定方法および装置は前述の実施例に限定
されることなく、射出成形丸樋以外の生産機械にも応用
することもでき、本発明の精神を逸脱しない範囲内にお
いて種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図お
よび第3図は本発明の一実施例を示す成形製品計測値と
モニタリングデータ値との相関関係図であり、第4図は
フローチャートである。 10・・・射出成形機 14・・・スクリュウ 18・・・射出シリンダ 22・・・金型 26.28.30・・・サーボ弁 32・・・セ ン サ 38・・・圧力センサ 42・・・制御装置 44・・・cpu (中央処理装置) 46・・・入力回路    48・・・出力回路50・
・・警報出力回路  52・・・タイマー54・・・自
動計測装置 56・・・キーボード(入力装置) 58・・・表示装置(CRT) 60・・・CRT制御回路 62・・・記憶装置 64・・・良品データメモリ 12・・・バレル 16・・・軸受ユニット 20・・・油圧モータ 24・・・型締装置 34.36・・・位置センサ 40・・・温度センサ 66・・・モニタリングデータメモリ 68・・・成形製品計測メモリ 70・・・許容値設定器  72・・・関数演算器74
・・・演算部 76・・・アドレスデータバス FIG。 FIG 図面の浄書(内容に変更なし) 手 続 補 正 書 (方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年特許願第281362号 2、発明の名称 射出戚諏増動勿皮改モニタ許容値設定方法および装置補
正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 勤罵東独儂痙4丁目2番11号 名 称  (345)東芝機械株式会社□岩橋 昭

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出成形機の成形工程中に制御装置によりサンプ
    リングしたモニタリングデータ値と、計測した成形製品
    の計測値から許容値を定め、これに対応する実行モニタ
    リング許容値を修正し、射出成形を行う射出成形機の最
    適モニタ許容値設定方法おいて、 成形製品の計測値と前記各種モニタリング データ値との統計的な相関関係から演算式を求め、この
    演算式を記憶媒体に記憶させると共に表示装置にグラフ
    表示し、この相関グラフを基に射出成形時の実行モニタ
    リング許容値を修正して良品判定することを特徴とする
    射出成形機の最適モニタ許容値設定方法。
  2. (2)射出成形機の成形工程中に制御装置によりサンプ
    リングしたモニタリングデータ値と、計測した成形製品
    の計測値から許容値を定め、これに対応するモニタリン
    グ許容値を修正し、射出成形を行う射出成形機の最適モ
    ニタ許容値設定方法おいて、 成形製品の計測値と前記各種モニタリング データ値との統計的な相関関係から演算式を求めると共
    に良品成形製品の許容値を求め、この演算式及び許容値
    を記憶媒体に記憶し、前記相関関係を許容値と共に表示
    装置にグラフ表示し、前記演算式を基に前記成形製品の
    良品計測許容値に対するモニタリングデータ値の許容値
    を自動設定し、射出成形時の実行モニタリング許容値を
    監視してこれを修正し、良品判定することを特徴とする
    請求項1記載の射出成形機の最適モニタ許容値設定方法
  3. (3)射出成形機で成形された成形製品の計測値と射出
    成形中にサンプリングしたモニタリングデータ値とから
    相関関係を定め、この相関関係を基に実行モニタリング
    許容値を修正し、最適モニタ許容値を設定して射出制御
    を行う射出成形機の最適モニタ許容値設定装置において
    、 射出成形工程における射出状態を検出すべ く射出成形機のそれぞれ所定の位置に設けられた検出部
    と、射出成形された製品を計測する自動計測装置と、射
    出成形機の各駆動部を制御する駆動制御部と、前記検出
    部からサンプリングした実行モニタリングの許容値を入
    力しその許容値に基づいて処理された指令信号を前記各
    駆動制御部に出力する制御装置とからなり、 制御装置は、前記自動計測装置により計測 された良品成形製品計測値とこれに対応するモニタリン
    グデータ値を記憶する良品データ記憶部と、前記良品成
    形製品計測値と良品モニタリングデータ値の統計的な相
    関関係から演算式を求める関数演算部と、前記相関関係
    を画面上にグラフ表示する表示装置と、前記演算式を基
    に計測された成形製品計測値の許容値およびモニタリン
    グ許容値とサンプリングされた実行モニタリング許容値
    とを比較演算する演算部とで構成され、前記表示装置で
    表示されたグラフを基にモニタリングされた実行モニタ
    リング許容値を修正して最適モニタ許容値を設定するこ
    とを特徴とする射出成形機の最適モニタ許容値設定装置
  4. (4)射出成形機で成形された成形製品の計測値と射出
    成形中にサンプリングしたモニタリングデータ値とから
    相関関係を定め、この相関関係を基に実行モニタリング
    許容値を修正し、最適モニタ許容値を設定して射出制御
    を行う射出成形機の最適モニタ許容値設定装置において
    、 射出成形工程における射出状態を検出すべ く射出成形機のそれぞれ所定の部分に設けられた検出部
    と、射出成形された製品を計測する自動計測装置と、射
    出成形機の各駆動部を制御する駆動制御部と、前記検出
    部からサンプリングした実行モニタリングの許容値を入
    力しその許容値に基づいて処理された指令信号を前記各
    駆動制御部に出力する制御装置とからなり、 制御装置は、前記自動計測装置により計測 された良品成形製品計測値とこれに対応する各検出部か
    らサンプリングしたモニタリングデータ値を記憶する良
    品データ記憶部と、前記良品成形製品計測値と良品モニ
    タリングデータ値の統計的な相関関係から演算式を求め
    る関数演算部と、前記相関関係および許容値を画面上に
    グラフ表示する表示装置と、前記演算式を基に前記良品
    成形製品計測値の許容値をモニタリングデータ値の許容
    値に換算すると共にこの許容値に対しサンプリングされ
    た実行モニタリング許容値を比較演算する演算部と、こ
    の演算部で換算されたモニタリング許容値を自動設定す
    る許容値設定部とで構成され、前記表示装置で表示され
    たグラフおよび許容値を基にモニタリングされた実行許
    容値を修正して最適モニタ許容値を設定することを特徴
    とする請求項3記載の射出成形機の最適モニタ許容値設
    定装置。
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