JPH02127661A - 画像濃度制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法を用いる複写機、プリンタ等に適
用される画像濃度制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来より、画像濃度を制御する方法として、感光体への
トナー付着量を光の反射量で検知するホトセンサを使用
するものがある。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上記従来技術では、ジャム及び機械系の異常
等で装置が停止した時に感光体上にトナー像が残留した
り、あるいは長期休止後に現像部、クリーニング部等の
接触部に付着トナーが存在した場合に、その残留トナー
をクリーニングしないでホトセンサの検知用パターンを
作像すると、前記残留トナーによって異常な信号が出力
される。

これはホトセンサが感光体の地肌部と検知用パターン部
分との光反射率の差を検知するためであり、前記地肌部
とパターン部のどちらに残留トナーが存在しても、その
残留トナーの反射が原因となって異常信号が発生する。

そして上述のような異常信号が出力されると正常な画像
濃度の制御がなし得なくなる。

本発明の目的は、より正確に画像？Ｑ度制御が行える画
像濃度制御方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明は、感光体上に形成さ
れた検知用パターンと感光体地肌とをホトセンサにて検
知することにより画像濃度の制御を行う画像濃度制御方
法において、前記感光体のクリーニングを前記ホトセン
サの検知前に行うことを特徴とする。

〔作用〕

上記手段を採用したため、ホトセンサによる検知作動前
には、感光体表面の残留トナーを除去でき、感光体表面
を均一に初期状態に近づけることになる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図は本発明を適用した複写機の概略構成を示す正面
図であり、１は複写機本体であり、この複写機本体１に
は、上部に自動原稿送り装置２が搭載され、また内部に
光学系３、複写装置４、給紙装置５が内蔵されている。

前記光学系３は、公知のようにコンタクトガラス６下方
に配されたランプ７、複数の反射板８、レンズ９等から
構成されている。

前記複写装置４は、感光体ベルト１０の周囲に、クリー
ニング部１１、帯電チャージャ１２、イレーザ１３ａ、
表面電位計１３ｂ、スウイーバ１４、トナー濃度センサ
１５を有する現像部１６、ホトセンサ１７、転写・分離
チャージャ１８、クエンチングランプ（ＰＴＬ）１９、
定着部２０等を配した構成である。

前記給紙装置５は、公知のように複数のトレイ２１、給
紙ローラ２２、反転給紙部２３等から構成されている。

上述した複写機全体の作動は、第３図の制御系を示すブ
ロック図中の中央演算処理ユニット（ＣＰＵ）２４にて
コントロールされている。

第３図において、ＣＰＵ２４ば、Ａ／Ｄコンバータ２５
を介して前記ホトセンサ１７の検知信号が入力され、さ
らに感光体上ンザ２６、トナー濃度センサ２７等の各種
検知信号が入力される。またＣＰＵ２４は、ツインモー
タあるいはクリーニング部１１のモータ２８、クリーニ
ングバイアス２９、現像部１６のモータ３０、トナー補
給モータ３１等の各部の作動をコントロールする。

前記複写装置４における複写作動は公知であるので、本
発明の要部である画像濃度制御方法について第１図のフ
ローチャートに基づいて説明する。

第１図において、メインスイッチＳＷのオン直後（１−
１）、または一定枚数コピー後（例えば５００枚コピー
後）のホトセンサ１７による検知時期になった場合（１
−２）、ホトセンサ１７作動の準備として、ホトセンサ
１７を構成する発光ダイオード（ＬＥＤ）と受光素子の
電源をオンする（１−３）。

次に感光体モータ、メインモータ２８をオンする（１−
４）、このツインモータ２８とクリーニング部１１の駆
動は同期している。その後、帯電チャージャ１２をホト
センサ１７のレベル（通常の画像作成時とは異なる）で
オンし、−様に帯電させる（１−５＞。さらに感光体ベ
ルト１０をクリーニングするため、クエンチングランプ
（ＰＴＬ）１９をオンしく［６）、クリーニングバイア
ス２９をオンしく１−７）、感光体ベルト１０から残留
トナーを除去するようにクリーニングを行う。

前記クリーニングは、感光体ベルト１０に形成される検
知用パターン（図示せず）部分のみで良いが、タイミン
グを調べる手順を除（ことと、次回作像のためにも感光
体ベルト１０の１周分以上行うと良い（１−８）。この
クリーニング工程の終了後に、表面電位計１３ｂをオン
しく１−９）、検知用パターンの電位をチエツクしく１
−１０）１、帯電グリッド電圧を制御する＜１−１１）
。さらにイレーザ１３ａをオンさせて（ｉ９）、検知用
パターンの黒部以外の電荷を消去する。そして検知用パ
ターンの電位が所定値になったところで検知用パターン
を感光体ヘルド１０に現像するために現像モータ３０、
バイアスをオンさせる（１１２）。

検知用パターンが作像されると、そのパターンをホトセ
ンサ１７にて検知する。そしてパターン部分からの反射
光に基づき検出される検出電圧■５゜と感光体ベルト１
０の地肌部分からの反射光に基づき検出される検出電圧
Ｖ３ａを士数回読み込み（１−１３）、所定回数の読み
込みが完了すると（１−１４）、前記検出電圧■、い　
Ｖｌｐの平均値を計算しく１−１５）、さらに平均値ｖ
ｓｃ、　　ｖｉｐＯ比（ｖ　、、／　ｖ　ｓｒ、＞を計
算しく１−１６）、この比が所定の値ａ、ｂの間にある
か否かが判定され（１−１７）、比（Ｖｓｐ／Ｖｓｃ）
が範囲外であるとホトセンサ１７の基準値を修正した（
１−１８＞後、また比（（ｖ　ｓｐ／　ｖ　ｓａ）が範
囲内であればそのままコピー可能状態へ移行する（１−
２０）。

ところで、ホトセンサ１７のチエツク（１−２）が既に
済んでいる場合には、コピー可能状態でなければコピー
準備をしく１−１９）、コピー可能状態であれば（１−
２０）、コピー待機しく１２１）、プリントスイッチが
オンされると（１２２）、公知のコピー動作が行われ（
１−２３）、カウンタにてコピー動作回数がカウントさ
れる（１−２４）。コピー動作は所定コピー枚数まで続
き（１−２５）、カウンタによる係数値ｎの総計が５０
０になると（１−２６）、既述したようにホトセンサ１
７による検知作動がなされる（１３）。

上述したように、本実施例では、ホトセンサ１７による
検知作動の前に感光体ベルト１０のクリニングを行うこ
とにより、感光体ベルト１０表面の残留トナーを除去し
、感光体ベルト１０表面を均一に初期状態に近づけるこ
とができ、ホトセンサ１７による感光体ベルト１０の地
肌と検知用パターンの検知作動がより正確に行われるこ
とになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、ホトセンサによ
る検知用パターンの検知作動前に感光体をクリーニング
することにより、ホトセンサの画像濃度制御作動が感光
体上の残留物によって悪影響を受けることがなくなり、
より正確な画像濃度制御が行える画像濃度制御方法を提
供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は画像濃度制御
作動のフローチャート、第２図は複写機の概略構成を示
す正面図、第３図は制御系のブロック図である。 １０・・・感光体９．１１・・・クリーニング部、１７
・・・ホトセンサ、 ４・・・中央演算処理ユニット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体上に形成された検知用パターンと感光体地肌とを
   ホトセンサにて検知することにより画像濃度の制御を行
   う画像濃度制御方法において、前記感光体のクリーニン
   グを前記ホトセンサの検知前に行うことを特徴とする画
   像濃度制御方法。