JPH02126586A - 正特性サーミスタ発熱体およびその製造方法 - Google Patents
正特性サーミスタ発熱体およびその製造方法Info
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- JPH02126586A JPH02126586A JP28079388A JP28079388A JPH02126586A JP H02126586 A JPH02126586 A JP H02126586A JP 28079388 A JP28079388 A JP 28079388A JP 28079388 A JP28079388 A JP 28079388A JP H02126586 A JPH02126586 A JP H02126586A
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、正特性サーミスタを用いた正特性サーミスタ
発熱体およびその製造方法に関するものである。
発熱体およびその製造方法に関するものである。
従来の技術
正特性サーミスタはチタン酸バリウムを主成分とした半
導体セラミツクで、ある温度（キュリー温度）を越える
と急に抵抗値が増大する性質を持１ている。これに電極
を付与して電圧を印加すると、キュリー温度付近で温度
が安定する定温発熱体とすることができる。また、正特
性サーミスタの放熱を大きくすると、表面温度がほぼ一
定のままその抵抗値が低くなるので、入力電力が大きく
なり、発熱量が大きくなる。
導体セラミツクで、ある温度（キュリー温度）を越える
と急に抵抗値が増大する性質を持１ている。これに電極
を付与して電圧を印加すると、キュリー温度付近で温度
が安定する定温発熱体とすることができる。また、正特
性サーミスタの放熱を大きくすると、表面温度がほぼ一
定のままその抵抗値が低くなるので、入力電力が大きく
なり、発熱量が大きくなる。
第３図は従来の正特性サーミスタ発熱体を示す斜視図で
あり、同図ａは正特性サーミスタ発熱体の斜視図、同図
すはそれに用いられる正特性サーミスタの斜視図、同図
Ｃは同様にそれに用いられる金属放熱体の斜視図である
。同図において、１は正特性サーミスタで、両面にアル
ミニウム溶射などの電極２が設けられている。３はアル
ミニウムなどによる金属放熱体で、薄板を折り曲げて表
面積を大きくしである。４は電気を供給するための端子
である。つまり複数の正特性サーミスタ１の両面の電極
２に金属放熱体３を導電性接着剤などで固着し、金属放
熱体３は給電経路を兼ねさせているのである。
あり、同図ａは正特性サーミスタ発熱体の斜視図、同図
すはそれに用いられる正特性サーミスタの斜視図、同図
Ｃは同様にそれに用いられる金属放熱体の斜視図である
。同図において、１は正特性サーミスタで、両面にアル
ミニウム溶射などの電極２が設けられている。３はアル
ミニウムなどによる金属放熱体で、薄板を折り曲げて表
面積を大きくしである。４は電気を供給するための端子
である。つまり複数の正特性サーミスタ１の両面の電極
２に金属放熱体３を導電性接着剤などで固着し、金属放
熱体３は給電経路を兼ねさせているのである。
発明が解決しようとする課題
第３図に示す従来の正特性サーミスタ１に電圧を印加し
、金属放熱体３の折り曲げによって形成した通気部３ａ
に空気を通過させると、空気が加熱されて温風ヒータと
して使用できる。しかし、温風による暖房であるので、
温風が届かない部分の暖房が行えないものであった。
、金属放熱体３の折り曲げによって形成した通気部３ａ
に空気を通過させると、空気が加熱されて温風ヒータと
して使用できる。しかし、温風による暖房であるので、
温風が届かない部分の暖房が行えないものであった。
本発明はこのような課題を解決するもので、効率的な空
気加熱と同時に遠赤外線を放射できる正特性サーミスタ
発熱体の提供を目的とするものである。
気加熱と同時に遠赤外線を放射できる正特性サーミスタ
発熱体の提供を目的とするものである。
課題を解決するだめの手段
この課題を解決するために本発明は、金属放熱体ノ、正
特性サーミスタに固着されている重恩外に、セラミック
質を含んだ耐熱塗料を塗布したものである。
特性サーミスタに固着されている重恩外に、セラミック
質を含んだ耐熱塗料を塗布したものである。
作用
この構成により、正特性サーミスタに電圧を印加して、
金属放熱体の通気部に空気を通過させると、正特性サー
ミスタは発熱し、キュリー温度付近で安定する。その熱
は金属発熱体の通気部を介して空気に伝わり、温風によ
る暖房を行うことができる。また、金属放熱体に塗布さ
れたセラミ”１り質を含んだ耐熱塗料も加熱され、ここ
から遠赤外線が出されるので、温風が届かない所でも暖
房効果が得られることとなる。
金属放熱体の通気部に空気を通過させると、正特性サー
ミスタは発熱し、キュリー温度付近で安定する。その熱
は金属発熱体の通気部を介して空気に伝わり、温風によ
る暖房を行うことができる。また、金属放熱体に塗布さ
れたセラミ”１り質を含んだ耐熱塗料も加熱され、ここ
から遠赤外線が出されるので、温風が届かない所でも暖
房効果が得られることとなる。
実症例
第１図は本発明の一実施例による正特性サーミスタ発熱
体の構成を示す斜視図であり、第１図ａは本発明の正特
性サーミスタ発熱体の斜視図、第１図すはそれに用いる
金属放熱体の斜視図、第１図Ｃは本発明の一実施例の正
特性サーミスタ発熱体の「面図を示す。５は両面にアル
ミ溶射などによる電極（図示せず）が設けられている四
角形状の正特性サーミスタである。６は金属放熱体で、
薄板のアルミニウムを波形に折曲げることにより通気部
６ａを形成している。複数の正特性サーミスタ５の両面
には、それぞれ上、下の金属放熱体６の内方側面が導電
性接着剤などで固着されている。了はヌテンレヌなどの
端子で、上下の金属放熱体６の端部にそれぞれかしめら
れている。斜線で示した８は金属放熱体６の表面に塗布
された、セラミック質を含んだ耐熱塗料で、例えば、宇
部興産（株）製の「チラノコート」などがある。このよ
うな耐熱塗料８の赤外線放射発散度は、波長が３μから
１０μの間であり、多くの遠赤外線が放射される。
体の構成を示す斜視図であり、第１図ａは本発明の正特
性サーミスタ発熱体の斜視図、第１図すはそれに用いる
金属放熱体の斜視図、第１図Ｃは本発明の一実施例の正
特性サーミスタ発熱体の「面図を示す。５は両面にアル
ミ溶射などによる電極（図示せず）が設けられている四
角形状の正特性サーミスタである。６は金属放熱体で、
薄板のアルミニウムを波形に折曲げることにより通気部
６ａを形成している。複数の正特性サーミスタ５の両面
には、それぞれ上、下の金属放熱体６の内方側面が導電
性接着剤などで固着されている。了はヌテンレヌなどの
端子で、上下の金属放熱体６の端部にそれぞれかしめら
れている。斜線で示した８は金属放熱体６の表面に塗布
された、セラミック質を含んだ耐熱塗料で、例えば、宇
部興産（株）製の「チラノコート」などがある。このよ
うな耐熱塗料８の赤外線放射発散度は、波長が３μから
１０μの間であり、多くの遠赤外線が放射される。
このような塗料８を塗布すれば、正特性サーミスタ５に
電圧が印加され、発熱させた場合、熱が前記耐熱塗料８
に伝わり、遠赤外線を放射する。
電圧が印加され、発熱させた場合、熱が前記耐熱塗料８
に伝わり、遠赤外線を放射する。
さらにファンを用いて空気を金属放熱体６の通気部θ乙
を通過させると、空気が加熱され温風暖房が行える。
を通過させると、空気が加熱され温風暖房が行える。
このようなセラミｌり質を含んだ耐熱塗料８は、塗装の
焼付硬化温度が３００°Ｃ以上でないと、その塗膜強度
や接着強度が得られない。しかし、正特性サーミスタ５
を３００°Ｃ以上に加熱するとその特性が劣化してしま
う。そこで、金属放熱体らに塗装する場合は、あらかじ
め金属放熱体６のみに塗装をして、焼付と硬化をした後
、正特性サーミスタ６を固着して組み立てれば良い。ま
た、この時、外方から吹き付は塗装をすれば、金属放熱
体６の通気部６ａまで入らず、金属放熱体６の表面と表
面から少し入った部分までは塗装できる。
焼付硬化温度が３００°Ｃ以上でないと、その塗膜強度
や接着強度が得られない。しかし、正特性サーミスタ５
を３００°Ｃ以上に加熱するとその特性が劣化してしま
う。そこで、金属放熱体らに塗装する場合は、あらかじ
め金属放熱体６のみに塗装をして、焼付と硬化をした後
、正特性サーミスタ６を固着して組み立てれば良い。ま
た、この時、外方から吹き付は塗装をすれば、金属放熱
体６の通気部６ａまで入らず、金属放熱体６の表面と表
面から少し入った部分までは塗装できる。
しかし、外から見える部分が塗装されていれば効果は十
分発揮される。従って、このように吹き付けで塗装をす
れば、遠赤外線放射の効率を保ったまま、安価に塗装が
できる。このようすを第２図に示す。
分発揮される。従って、このように吹き付けで塗装をす
れば、遠赤外線放射の効率を保ったまま、安価に塗装が
できる。このようすを第２図に示す。
発明の効果
以上のように本発明によれば、金属放熱体の正特性サー
ミスタが固着されている重恩外の面に、セラミック質を
含んだ耐熱塗料を塗布するので、温風暖房だけでなく、
遠赤外線による輻射暖房を行うことができ、しだがって
温風の届かないところの人体にも暖めることができる。
ミスタが固着されている重恩外の面に、セラミック質を
含んだ耐熱塗料を塗布するので、温風暖房だけでなく、
遠赤外線による輻射暖房を行うことができ、しだがって
温風の届かないところの人体にも暖めることができる。
第１図ａは本発明の一実施例による正特性サーミスタ発
熱体を示す斜視図、同図すはそれに用いる金属放熱体を
示す斜視図、同図Ｃは正特性サーミスタ発熱体を示す第
１図ａの人−Ａ′断面図、第２図は金属放熱体にセラミ
ック質を含んだ耐熱性塗料を施した状態を示す第１図ａ
のＢ−Ｂ’断面図、第３図ａは従来の正特性サーミスタ
発熱体を示す斜視図、同図すは正特性サーミスタを示す
斜視図、同図Ｃは金属放熱体を示す斜視図である。 ６・・・・・・正特性サーミスタ、６・・・・・金属放
熱体、７・・・・・・端子、８・・・・・・セラミ、り
質を含んだ耐熱塗料。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名（ｂ
） 第 図 空気 第 図 （α） （Ｃ）
熱体を示す斜視図、同図すはそれに用いる金属放熱体を
示す斜視図、同図Ｃは正特性サーミスタ発熱体を示す第
１図ａの人−Ａ′断面図、第２図は金属放熱体にセラミ
ック質を含んだ耐熱性塗料を施した状態を示す第１図ａ
のＢ−Ｂ’断面図、第３図ａは従来の正特性サーミスタ
発熱体を示す斜視図、同図すは正特性サーミスタを示す
斜視図、同図Ｃは金属放熱体を示す斜視図である。 ６・・・・・・正特性サーミスタ、６・・・・・金属放
熱体、７・・・・・・端子、８・・・・・・セラミ、り
質を含んだ耐熱塗料。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名（ｂ
） 第 図 空気 第 図 （α） （Ｃ）
Claims (2)
- （１）通気部を設けた金属放熱体に、両面に電極のつい
た正特性サーミスタの前記一面側の電極を固着し、前記
金属放熱体の前記正特性サーミスタの電極に固着されて
いる面以外に、セラミック質を含んだ耐熱塗料を塗布し
た正特性サーミスタ発熱体。 - （２）通気部を設けた金属放熱体に、両面に電極のつい
た正特性サーミスタの前記一面側の電極を固着し、金属
放熱体の正特性サーミスタとは反対側から吹付けにより
てセラミック質を含んだ耐熱塗料を塗布する正特性サー
ミスタ発熱体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28079388A JPH02126586A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 正特性サーミスタ発熱体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28079388A JPH02126586A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 正特性サーミスタ発熱体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02126586A true JPH02126586A (ja) | 1990-05-15 |
Family
ID=17630041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28079388A Pending JPH02126586A (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 正特性サーミスタ発熱体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02126586A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5192853A (en) * | 1991-10-22 | 1993-03-09 | Yeh Yuan Chang | Heating set having positive temperatue coefficient thermistor elements adhesively connected to heat radiator devices |
| US5326418A (en) * | 1992-04-14 | 1994-07-05 | Yeh Yuan Chang | Method of making positive-temperature-coefficient thermistor heating element |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP28079388A patent/JPH02126586A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5192853A (en) * | 1991-10-22 | 1993-03-09 | Yeh Yuan Chang | Heating set having positive temperatue coefficient thermistor elements adhesively connected to heat radiator devices |
| US5326418A (en) * | 1992-04-14 | 1994-07-05 | Yeh Yuan Chang | Method of making positive-temperature-coefficient thermistor heating element |
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