JPH02120990A - 情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は文字情報を描画するための描画手段を有する情
報処理装置に関し、特に描画手段が異常を生じた場合で
あっても文字情報を描画できるようにした情報処理装置
に関するものである。

（従来の技術） 近年においては、複数の原稿等で成る多数の印刷物をイ
メージスキャナ装置で順次読取って、光デイスク装置等
の記憶装置へ画像情報として記憶するとともに、この記
憶した画像情報を必要に応じて検索して出力するように
した情報処理装置が種々提案されている。

従来の情報処理装置は文字の形態に関する複数のフォン
トデータを記憶したフォントメモリ部と、文字の描画を
行なうためのラスク演算部とを有しており、前記イメー
ジスキャナ装置で読取った文字情報又は検索出力された
文字情報と対応するフォントデータを前記フォントメモ
リ部から読出すとともに、この読出されたフォントデー
タに基づいて所望の文字を描画するようにしている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら従来の情報処理装置は、ラスタ演算部に故
障等を生じると文字の描画ができなくなってしまい改良
の余地が残されていた。

本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、ラスタ演算
部に故障等を生じた場合であっても文字の描画を行うこ
とのできる情報処理装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記課題を達成するため本発明が提供する手段は、制御
手段からの指令に基づいて、文字の形成に関する複数の
フォントデータの中がら該当するフォントデータを抽出
し、この抽出したフォントデータから対応する文字を描
画する第１の描画手段と、前記第１の描画手段によって
描画された文字と予め設定した基準文字とを比較し、当
該節１の描画手段の描画機能が正常であるか否かを判別
する判別手段と、前記判別手段が前記第１の描画手段の
描画機能が正常でないことを判別した場合に、前記制御
部からの指令に基づいて文字を描画する第２の描画手段
とを有して構成した。

（作用） 本発明は第１の描画手段が文字の形態に関する複数のフ
ォントデータの中から制御手段からの指令に基づいて該
当するフォントデータを抽出し、この抽出したフォント
データから対応する文字を描画する。また第１の描画手
段によって描画された文字と予め設定された基準文字と
を比較してこの第１の描画手段の描画機能が正常である
か否かを判別するための判別手段を有しており、判別手
段が第１の描画手段の描画機能が正常でないことを判別
すると、第２の描画手段を動作させて文字の描画を行な
う。従って第１の描画手段に故障等を生じた場合であっ
ても確実に文字の描画を行なうことができる。

（実施例） 以下、本発明に係る一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。

まず、第１図を参照して本発明が適用される情報処理装
置としての画像情報記憶検索装置の全体的な構成を説明
する。

イメージセンサ、す装置ｌは、写真や文書等の原稿に記
載された内容をＣＣＤ等のイメージセンサによって構成
される読取部から画像情報として読込むための装置であ
る。このイメージスキャナ装置１は、読取る原稿の原稿
サイズ、原稿濃度、読取密度等のパラメータを設定する
ための操作部３と、これらの設定されたパラメータ等を
記憶するメモリ（図示せず）と、このイメージスキャナ
装置１全体の制御を行なうＣＰＵ　（図示せず）と、設
定条件等の人力情報や処理時間を表示する表示部５と、
図示しない原稿載置台に載置された原稿を連続的に読取
部に搬送して原稿の読取りを行なう自動給紙機構（ＡＤ
Ｆ）７のそれぞれを備えている。

制御部（ＣＰＵ）１１は、情報処理装置の全体的な動作
及びデータの流れを制御するものである。

すなわち、制御部１１と後述するＤＭＡ　１３、メイン
メモリ５１、バッファメモリ５３ａ１ページメモリ５３
ｂ、ＩＰＬ　（イニシャル　プログラム　ロード　メモ
リ）ＲＯＭ５５、ラスタ演算部５７、コード／イメージ
変換部７１、表示メモリ７３、゛フォントメモリ部７３
ａ、ＩＰＵ９０、およびＣ０ＤＥＣ９５等はシステムバ
ス２０を介して接続されている。

また、同様に制御部１１は、バッファメモリ５３ａ、ペ
ージメモリ５３ｂ１コード／イメージ変換部７１、表示
メモリ７３、ＩＰＵ９０及びＣ０ＤＥＣ９５等が画像情
報伝送用のイメージバス４０を介してそれぞれ接続され
ている。

また制御部１１はＩ　ＰＬ−ＲＯＭ５５に格納された診
断用のプログラムに基づいて第１の描画手段であるラス
タ演算部５７によって描画された文字と、ＩＰＬ−ＲＯ
Ｍに記憶された基準文字とを比較し、ラスタ演算部５７
の描画機能が正常であるか否かを判別するための判別手
段を有している。

更に制御部１１は、前記判別手段によってラスタ演算部
５７の描画機能が正常でない旨を判別された場合に、メ
インメモリ５１に格納された文字描。

用のプログラムに基づいて文字を描画するための第２の
描画手段を有している。

また、この制御部１１にはインタフェース回路１．１ａ
を介して外部のデータ入力装置１００が接続されている
。このデータ入力装置１００としては、例えばワープロ
機能を用いて文書作成を行なう際に文字情報を人力し、
あるいは検索及び画像処理を行なう際にデイスプレィ装
置７７の画面上に表示されるカーソルの移動や各種機能
の切換えを行なうための検索情報や各種コマンド情報及
び配列形式等を人力するキーボード１０１及びマウス１
０３のそれぞれが設けられている。

ＤＭＡ　（ＤＩｒｅｃｔ　Ｍｅｍｏｒｙ　Ａｃｃｅｓｓ
　）　１３は、制御部１１の動作に関係なくデータの転
送を行なうものであって、例えば、バッファメモリ５３
ａと記憶装置３０との間のデータの転送をインタフェー
ス回路１３ａを介して行なう。

記憶装置３０は、多数の画像情報の中から所望する画像
情報を特定するための情報、すなわち検索情報等を記憶
する磁気ディスク装置３１と、上記多数の画像情報とこ
の個々の画像情報に対応した検索情報等を記憶する光デ
イスク装置３３等から構成される。

メインメモリ５１は、前述した制御部１１の動作プログ
ラム等を記憶する。また、メインメモリ５１は後述する
第２の描画手段によって文字を描画するためのプログラ
ムを記憶している。

バッファメモリ５３ａは、例えば１２８にバイトの記憶
容量を有して、Ｃ０ＤＥＣ９５て冗長度を圧縮処理され
たコードデータを順次記憶する。

また、バッファメモリ５３ａには記憶したデータ量を計
数するためのカウンタを備えており、このカウンタの計
数値に基づいて記憶したデータ量が記憶容量の、例えば
半分以上に達したとき、すなわち６４にバイト以上のコ
ードデータを記憶した時に、この６４にバイトのデータ
をワード単位でシステムバス２０及びインタフェース回
路１３ａを介して光デイスク装置３３へ送出する。

ページメモリ５３ｂは、例えばＡ４サイズの原稿で数１
０頁分に対応し得る記憶容量を有しており、前記イメー
ジスキャナ装置１から入力された画像情報若しくは光デ
イスク装置３３から検索された画像情報等を一時的に記
憶する。

ＩＰＬ−ＲＯＭ５５には電源投入時に初期設定して自己
診断を実行させるためのプログラムが格納されている。

具体的にはラスク演算部５７の文字描画機能が正常であ
るか否かを判別するためのプログラムと所定の基準文字
を格納している。

ラスク演算部５７は文字を描画するための第１の描画手
段であり、後述するフォントメモリ部７３ｂから該当す
るフォントデータを抽出し、この抽出したフォントデー
タから対応する文字を描画する。

コード／イメージ変換部７１は、例えばキーボード１０
１から人力された文字コードデータをイメージデータに
変換して表示メモリ７３へ出力するものであって、必要
に応じて逆変換を行なうことによって画面上のイメージ
データ化された文字の修正等を行なう。

また、表示メモリ７３は、デイスプレィ装置７７におい
て前記ページメモリ５３ｂ等からの画像情報に基づいて
画像を表示する際に、この画像情報を一時的に記憶する
メモリである。

フォ・ントメモリ部７３ａは文字の形態に関する複数の
フォントデータを記憶するためのメモリである。

制御部１１はメインメモリ５１に記憶された描画プログ
ラムに基づいて所望の文字を描画するための描画手段を
有している。

表示制御部７５は、ＣＲＴ等のデイスプレィ装置７７等
の駆動制御を行ない、表示メモリ７３に記憶された画像
情報の表示を行なう。

Ｃ０ＤＥＣ９５は符号化／復合化回路部であって画像情
報の圧縮処理、すなわち冗長度を少なくすることによっ
て登録時に使用する光ディスク等の記ｔα媒体の記憶領
域の節減を図ることができる。

また、Ｃ０ＤＥＣ９５はこの圧縮処理された画像情報の
伸長処理、すなわち少なくされた冗長度を元に戻すこと
により、元の画像情報として出力する回路部である。

このＣ０ＤＥＣ９５には、ＩＰＵ（ＩＩＩｌａｇｅ　　
Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ　）　９０が接続され
る。

このＩ　ＰＵ９０は、画像情報の拡大及び縮小を行なう
拡大縮小部９１と、画像情報の回転を行なう縦横変換部
９３とを内蔵している。

また、インタフェース回路９５ａにはイメージスキャナ
装置１、プリンタ９等の入出力装置を接続している。

このプリンタ９は画像情報を紙等の記録媒体上に文字等
の可視情報として印字出力する装置であって、例えばレ
ーザプリンタ等が用いられる。

次に第１図の本発明が適用される画像情報記憶検索装置
における多数の原稿を読取り、この原稿に記載された画
像情報を登録し、さらには検索及びプリントアウトを行
なう場合を例に、操作手順に従って説明する。

まず、読取った画像情報を登録する場合には、デイスプ
レィ装置７７の表示画面上に表示された情報処理の初期
画面の指示に従って、原稿の読取りと、この読取った画
像情報の所定の光デイスク装置３３への連続した登録を
行なうためのコマンド等をキーボード１０１から入力し
て、この画像情報記憶検索装置を「読取登録」モードに
設定する。

次に、この画像情報記憶検索装置を構成するイメージス
キャナ装置１の原稿載置台等の所定の位置に池数の原稿
を積層して載置し、さらにこの積層された原稿の連続読
取りを行なうための「自動給紙（ＡＤＦ）Ｊモードに設
定した後に、この原稿の原稿サイズ、原稿濃度、読取密
度等の初期設定に係る情報をキーボード１０１若しくは
イメジスキャナ装置１の操作部３から人力する。

さらに、イメージスキャナ装置１からの画像情報をペー
ジメモリ５３ｂに一旦記憶した後にバッファメモリ５３
ａ及びインタフェース回路１３ａを介して光デイスク装
置３３へ伝送し、この光デイスク装置３３の記憶媒体で
ある光ディスク（図示せず）に登録し得るようにする。

次にキーボード１０１を用いて登録する原稿の表題名、
情報量及び配列形式等の検索情報をデイスプレィ装置７
７の画面上に表示された書式に従って入力する。

この書式は、登録する原稿を特定して、検索処理を容易
にするための検索用キーの項目等を入力設定するもので
あって、イメージスキャナ装置１による原稿読取時にお
ける記憶装置３ｏの残り容量等の各種情報と、上記検索
用のキー項目等の入力用の「表」と、キーボード１０１
に構成されるファンクションキーを用いた人力時におけ
るこのファンクションキーの機能が表示されている。

原稿の読取りを開始すると、前記イメージスキャナ装置
１から読取られた画像情報はインタフニス回路９５ａを
介して−Ｈページメモリ５３ｂに格納される。続いてＣ
０ＤＥＣ９５で画像情報の圧縮処理が行なわれた後に、
バッファメモリ５３ａ及びインタフェース回路１３ａを
介して検索情報が磁気ディスク装置３１に登録されると
共に、検索情報及び画像情報が光デイスク装置３３に登
録される。

光デイスク装置３３に登録された多数の画像情報の中か
ら特定の画像情報を検索し、この検索した画像情報をプ
リントアウトする場合には、前述した読取り、登録の場
合と同様にキーボード１゜１を用いて検索コマンドを入
力して「検索」モードに設定する。

次にキーボード１０１を用いて所望の画像情報を特定す
るための検索情報を入力して、磁気ディスク装置３１に
記録された多数の検索情報から所望の検索情報を選択し
、この選択した検索情報に基づいて光デイスク装置３３
に登録された上記所望の画像情報を検索する。このよう
にして検索された画像情報は光デイスク装置３３がら、
インタフェース回路１３ａ及びバッファメモリ５３ａを
介してＣ０ＤＥＣ９５へ与えられる。

このＣ０ＤＥＣ９５では、検索した画像情報を伸長等の
処理を施して復元し、表示メモリ７３等を介してデイス
プレィ装置７７へ表示する。

また、この表示された画像情報のいわゆるハードコピー
を行なう時には、キーボード１ｏ１を用いてハードコピ
ーを所望する画像情報の指定と、出力枚数等の設定をし
て、プリンタ９からプリントアウトを行なう。

次に第３図を参照して電源投入時に自動的に実行される
自己診断と、この診断結果に伴なう処理を説明する。

ステップＳ１で電源が投入されるとステップＳ３へ進み
ラスタ演算部５７で描画された文字を読出す。具体的に
説明すると、フォントメモリ部７３ａには複数のフォン
トデータが直線上に配列されて記憶されており、ラスタ
演算部５７はこれらの複数のフォントデータの中から予
め設定された自己診断用のフォントデータを抽出し、こ
の抽出したフォントデーターに基づいて特定の文字例え
ば縦方向２４ドツトで横方向が２４ドツトで形成される
所定の大きさの描画文字ｒＡＪと、この描画文字「Ａ」
を縮小した縮小描画文字と、前記描画文字ｒＡＪを拡大
した拡大描画文字との３種類の文字を描画する。この描
画された文字は表示メモリ７３からシステムバス２０を
介してメインメモリ５１へ転送される。

ステップＳ５ではラスタ演算部５７の描画機能が正常で
ある否かを判別する。具体的に説明すると、ＩＰＬ−Ｒ
ＯＭ５５には例えば縦方向が２４ドツトで横方向が２４
ドツトで形成される所定の大きさの基準文字と、この基
準文字ｒＡＪを縮小した縮小描画文字と、前記基準文字
ｒＡＪを拡大した拡大基準文字との３種類の基帛の文字
を記憶している。このＩＰＬ−ＲＯＭ５５に記憶された
基準文字はメインメモリ５１に転送され、前記ラスタ演
算部５７によって描画された３種類の描画文字と比較さ
れる。この比較の結果、それぞれの大きさ毎の描画文字
と基準文字とが一致する場合には、ラスタ演算部５７の
描画機能が正常であることを判別してステップＳ７へ進
む。ステップＳ７では以後の処理においてラスタ演算部
５７を動作して所望の文字の描画を行なう。

ステップＳ５において前述した描画文字と基準文字とが
一致しない場合は、ラスタ演算部５７の描画機能が正常
でないことを判別してステップＳ９へ進み、システムの
異常を示すメツセージの表示を指令するとともにラスタ
演算部５７の動作を停止する。

ステップＳｌｌては第２の描画手段を動作させて文字の
描画を行なう。具体的に説明すると、メインメモリ５１
にはフォントメモリ部を用いないで直接文字の描画を行
なうための描画プログラムが記憶されており、この描画
プログラムに基づいて所望の文字を描画して前記システ
ムの異常を示すメツセージを作成する。このようにして
作成された文字のメツセージはメインメモリ５１からイ
メージバス４０を介して表示メモリ７３へ転送されてデ
イスプレィ装置７７へ表示されるようになっている。以
後の処理においてはこの第２の描画手段により文字の描
画が行なわれる。

尚、描画プログラムを記憶するための記憶部としてはメ
インメモリに限定されることなく、他の適宜のメモリ部
へ記憶させるように構成することができる。このように
構成するとメインメモリの記憶容量の節減を図ることが
できる。

［発明の効果］ 以上説明してきたように本発明によれば、第１の描画手
段の描画機能が正常でない場合は、第２の描画手段を動
作して文字の描画を行なうようにしたことから、第１の
描画手段であるラスタ演算部に故障等を生じた場合であ
っても確実に文字の描画を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される情報処理装置の全体構成を
示したブロック図、第２図は電源投入時の自己診断機能
と、診断結果に伴なう処理を示したフローチャートであ
る。 １１・・・制御手段

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 制御手段からの指令に基づいて、文字の形態に関する複
   数のフォントデータの中から該当するフォントデータを
   抽出し、この抽出したフォントデータから対応する文字
   を描画する第１の描画手段と、 前記第１の描画手段によって描画された文字と予め設定
   した基準文字とを比較し、当該第１の描画手段の描画機
   能が正常であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段が前記第１の描画手段の描画機能が正常で
   ないことを判別した場合に、前記制御部からの指令に基
   づいて文字を描画する第の描画手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。