JPH02116050A - クロムめっきシリンダの製造方法 - Google Patents

クロムめっきシリンダの製造方法

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JPH02116050A
JPH02116050A JP63267410A JP26741088A JPH02116050A JP H02116050 A JPH02116050 A JP H02116050A JP 63267410 A JP63267410 A JP 63267410A JP 26741088 A JP26741088 A JP 26741088A JP H02116050 A JPH02116050 A JP H02116050A
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JP
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gear
motor
cylinder
capstan
magnetic tape
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JP63267410A
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English (en)
Inventor
Naoto Yugi
直人 弓木
Fuminari Saito
斎藤 文成
Atsushi Kodama
小玉 淳
Tomokazu Tokunaga
知一 徳永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(以後VTRと略称する
)等に用いることのできる磁気記録再生装置に関するも
のである。
従来の技術 近年、VTRの需要増加にともない、VTRの低価格化
の進行が著しく、高価格の電気部品の使用数を減少させ
て、1個の部品で複数の動作を行わせる方向にある0例
えば特開昭58−200459号広報に示されているよ
うにシリンダへの磁気テープを装架するテープローディ
ング動作とキャプスタンへのピンチローラの圧着動作を
一つのモータにより行うなどの機構がある。
以下従来例を図面を参照しながら説明する。
第6図は磁気テープをシリンダに装架する前の状態の磁
気記録再生装置の平面図、第7図は磁気テープをシリン
ダに装架した後の磁気記録再生装置の平面図、第8図は
ピンチローラ圧着機構の説明図である。第6図において
201はシャーシ、202はテープカセットであり、前
記テープカセット202内には供給側テープリール20
3及び巻取り側テープリール204とが収納されており
、両リール間には、磁気テープ205が206a〜20
6【の6本の案内ピンにより張架されている。
そして前記テープカセット202が装着された状態にお
いて、前記案内ピン206a〜206 fにより形成さ
れた磁気テープループ内にキャプスタン207、入り側
テープガイド群208、出側テープガイド群209及び
テンションピン210が挿入されている。シャーシ20
1上には、磁気ヘッド(図示せず)を装着した回転ヘッ
ドシリンダ211、テンションピン210への磁気テー
プ205の巻き付は角を確保するための固定ガイド21
2a、212b、磁気テープ205の全幅にわたって消
去するための消去ヘッド213、磁気テープ205によ
り磁気テープ205の走行速度と同じ周速で回転駆動さ
れることにより磁気テープ205の走行方向の縦振動を
減衰させるインピーダンスローラ214、磁気テープ2
05の走行速度及び位相を制御する信号を記録、再生す
るためのコント10−ルへラド215及び前記キャプス
タン207との間に磁気テープ205を駆動するピンチ
ローラ216がそれぞれ載置されている。
なお、回転ヘッドシリンダ211は、この回転ヘッドシ
リンダ211の下部に設けられたシリンダモータ211
mにより一方向に回転させられ、このキャプスタン20
7は、キャプスタン207と同軸に一体的に構成された
キャプスタンモータ207mにより回転させられる。第
7図は磁気テープ205がローディングされた状態を示
している。入り側テープガイド群208、出側テープガ
イド群209は矢印A及び矢印Bで示した経路をそれぞ
れ移動し、磁気テープ205をシリンダ211に所定の
角度にわたって、ねじれのない状態で巻装する位置に固
定保持される。テンションピン210は矢印C方向に回
動し、回動後の位置において磁気テープの張力を一定に
保つために磁気テープ205の張力を検出し供給側リー
ル203へ付与する回転負荷トルクを制御する。一方ピ
ンチローラ216は矢印りの方向に回動しキャプスタン
207に圧接して磁気テープ205を駆動する。第8図
において、217は駆動モータ(図示せず)より動力が
与えられる駆動ギア、218は入り側のローディング歯
車219に動力を伝達するためのアイドラー歯車、22
0は入り側のローディング歯車219と出側のローディ
ング歯車221の回転方向を逆転するためのアイドラー
歯車、222はローディング長の異なる入り側と出側に
おいて、ローディング時間を合わせるための減速歯車で
ある。入り側のローディング歯車219には、ピン21
9aが植設されており、入り側テープガイド群208が
載置されたベース208a上に植設されたピン208b
との間を2本のアーム223及び224により連結され
ている。そしてアーム223上に設けた係止用の穴22
3aとアーム224上に植設したピン224aとの間に
圧着用バネ225が張架されている。出側についても同
様で、出側ローディング歯車221には、ピン221a
が植設されており、出側テープガイド群209を載置し
たベース209a上に植設されたピン209bとの間を
2本のアーム226.227により連結されている。そ
してアーム226に設けた係止用の穴226aとアーム
227上に植設したピン227aとの間に圧着用バネ2
28が張架されている。一方229はピンチローラ21
6にキャプスタン207への圧接動作を行わせるための
カム溝229aを設けたカム歯車であり、230,23
1及び232はカム溝229aの変位をピンチローラア
ーム233に伝達するための連結スライダ及び連結レバ
ーである。駆動モータ(図示せず)からの動力を受けて
、駆動歯車217が矢印りの方向に回転することにより
入り側口−ディング歯車219及び出側ローディング歯
車221はそれぞれ矢印E及び矢印F方向に回転し、そ
れに伴って各々のローディング歯車219.221に連
結された入り側テープガイド群208及び出側テープガ
イド群209は、所定の位置まで移動した後、係止部材
(図示せず)により移動を阻止されるが、入り側及び出
側のローディング歯車219及び221は更に回転し続
けるため、圧着用バネ225及び22Bが引き伸ばされ
、このバネ力により入り側テープガイド群208及び出
側テープガイド群209は上記係止部材に強く押し当て
られ所定の位置に固定保持されることになる。一方駆動
歯車217が矢印りの方向に回転すると、カム歯車22
9も同時に矢印Gの方向に回転し、カム溝2298が回
転することにより溝の半径方向位置が変化する。この変
位が連結スライダ230及び連結レバー231.232
を経てピンチローラアーム233に伝達され、これによ
りピンチローラ216は回動され、キャプスタン207
に圧着される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではシリンダ211へ磁
気テープ205を装架するテープローディング動作とキ
ャプスタン207ヘビンチローラ216を圧着する圧着
動作に代表される動作を行うモータと、テープを定速移
送させるためのモータと、シリンダを回転させるための
モータの3個のモータが必要となるため、装置が高価に
なると同時に重くなるという問題点を有していた0本発
明は上記課題に鑑みてなされたものであり、シリンダの
駆動、ピンチローラ圧着動作、動作Il!樺切り換え動
作、磁気テープ移送を、シリンダを駆動するためのモー
タと、キャプスタンを駆動するためのモータの2個のモ
ータのみで行えるようにした磁気記録再生装置を提供す
るものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の磁気記録再生装置
は、信号の記録、再生を行う回転ヘッドシリンダと、前
記回転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動
させることができる第1のモータと、磁気テープをピン
チローラと協働して定速移送するキャプスタンと、前記
キャプスタンをいずれの方向にも回転駆動させることが
できる第2のモータと、前記第2のモータの回転出力を
伝達する伝達手段と、前記伝達手段の回転出力で装置の
動作態様切り換えを行う動作態様切り換え手段と、前記
回転ヘッドシリンダを逆転させることにより前記伝達手
段と前記動作態様切り換え手段とを連結又は離脱させる
クラッチ手段と、前記回転ヘッドシリンダの回転量を検
出する回転量検出手段とを具備したものである。
作用 本発明は前記した構成により、シリンダの駆動、ピンチ
ローラ圧着動作、動作態様切り換え動作、磁気テープ移
送を、シリンダを駆動するためのモータと、キャプスタ
ンを駆動するためのモータの2個のモータのみで行うこ
とができる。
実施例 以下本発明の一実施例の磁気記録再生装置について図面
を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の磁気記録再生装置のアンローディン
グ状態における主要部平面図である。第2図は、本発明
の磁気テープ装置の記録、再生状態における主要部平面
図である。第1図において、−点鎖線で示すlは回転ヘ
ッドシリンダである。
2は回転ヘッドシリンダlを回転駆動させるためのシリ
ンダモータであり、回転軸3を回転ヘッドシリンダlと
同軸とする。いわゆるダイレクト・ドライブ構成となっ
ていて、回転ヘッドシリンダlを記録・再生時の回転方
向である矢印A方向と逆方向の矢印B方向にも回転させ
ることができる。
シリンダモータ2は公知のごとく周波数発電機を備えて
おり、第4図に示すように、ロータ100が軸104を
中心に回転することにより、ロータ100に取り付けら
れ多極着磁された磁石101と、ステータ102に取り
付けられたコイル103との磁束の変化により回転数に
応じた出力を周波数として発生する。4は回転軸3と一
体に回転するプーリである。5はブーI74と6の間に
張架され、シリンダモータ2の回転をプーリ6に伝達す
るベルトである。6は第3図に示すように、シャーシ1
5上に植立された軸13に回転自在に支持され、一方向
クラッチを内蔵したプーリであって、ベルト5が巻かれ
たブーり部6aと作動部6bで構成されている。そして
このプーリ部6aと作動部6bとは前記一方向クラッチ
の作用により、シリンダモータ2の矢印A方向の回転に
よっては結合されず、矢印B方向の回転によってのみ結
合されるようになっている。第3図に示すように7はプ
ーリ6の作動部6bに植立されたピンであって、シャー
シ上のガイドピン9に摺動自在にガイドされたスライダ
ー8の端面8aに当接可能な位置関係にある。このスラ
イダー8は、バネ10により第1図右方向に付勢力を与
えられ、スライダー8の端部11が、シャーシ15上の
軸42に回転自在に支持され、外周歯車部180°対向
の位置に2カ所の切り欠き部44aと44bを設けた切
り欠き歯車41の一端面に設けた凹部45aあるいは4
5bと係合し、この切り欠き歯車41の回転を阻止する
ようになっている。そしてこの凹部45aと45bとは
1806対向の位置関係にあり切り欠き歯車41の停止
位置を第1図あるいは第2図のいずれかの状態に保持す
る。そしてシリンダモータ2が矢印B方向に回転したと
きシリンダーモータ2の回転力をビン7と端面8aとの
系合によりスライダ8に伝え、スライダー8をバネ10
の力に抗して第1図左方向に移動させ、スライダー8の
端部11と切り欠き歯車41の凹部45’aあるいは4
5bとの基台間係を解除することにより切り欠き歯車4
1を回転可能な状態とすることができる。また、切り欠
き歯車41の一端部には更に第1の端面カム48があっ
て、この端面カム48にシャーシ15上の軸46に保持
されたねじりバネ47の一端が当接することにより第1
図あるいは第2図における切り欠き歯車41に反時計方
向の回転力を与えている。
21は磁気テープ(図示せず)を定速移送するためのキ
ャプスタンである。22はキャプスタン21と回転軸を
同じにしたキャプスタンモータである。23はキャプス
タンと同軸で一体的に回転するプーリである。25はシ
ャーシ15上の軸26に回転自在に支持されたセンター
プーリであり、プーリ23との間にベルト24が張架さ
れキャプスタンモータ220回転が伝達される。27は
センタープーリ25と一体のセンター歯車である。28
はセンタープーリ25の軸26を中心に回動可能なレバ
ーで、その一端に植立した軸30にはセンター歯車27
と噛み合っている転接歯車29が回転自在に支持されて
いる。ごの転接歯車は公知のごとく、キャプスタンモー
タ22の回転方向によって選択的に巻取り側リール台3
1あるいは供給側リール台32方向に転接し、必要に応
じていずれかのリール台31あるいは32に噛み合い駆
動する構成になっている。
57はシャーシ15上に植立された軸56に回転自在に
支持されたアイドラー歯車であり、センター歯車27に
常時噛み合っている。そしてスライダー8の端部11が
切り欠き歯車41の凹部45aあるいは45bと系合し
、切り欠き歯車41の停止状態を保持しているときは、
第1図及び第2図に示すようにアイドラー歯車57は切
り欠き歯車41の切り欠き部44aあるいは44bと対
向する位置関係にあって、アイドラー歯車57の回転力
が切り欠き歯車41に伝達されることのないようにして
いる。しかし前記したよう゛に、スライダー8が第1図
左方向に移動して、端部11と凹部45aあるいは45
bとの基台関係を離脱すれば、ねじりバネ47の第1の
端面カム48への当接により与えられる回転力によって
、切り欠き歯車41は反時計方向に回転し、アイドラー
歯車57と切り欠き歯車41は噛み合いを開始し、切り
欠き歯車41は次の切り欠き部44aあるいは44bと
アイドラー歯車57とが対向するまで180°回転して
停止するようになっている。
一方、切り欠き゛歯車41の他端面には第2の端面カム
43が一体的に設けられている。そして、この端面カム
43には、シャーシ15上の軸54に回転自在に支持さ
れ、引っ張りバネ53によって第1図時計方向に回動付
勢されているレバー51の端面52が当接している。そ
して軸54にはアイドラー歯車57と常時噛み合ってい
る伝達歯車55が回転自在に支持されている。さらに伝
達歯車55はレバニ51の端部に植立した軸58に回転
自在に支持されたクラッチ歯車59とも常時噛み合って
いる。そして、第1図のようにレバ−51の端面52が
第2の端面カム43の大径部と当接しているときは、ク
ラッチ歯車59が、シャーシ15上の軸71によって回
転自在に支持されているカム歯車71と噛み合うことに
なり、キャプスタンモータ220回転力をカム歯車71
へ伝達可能な状態になる。また、第1図の状態から切り
欠き歯車41がアイドラー歯車57と噛み合って反時計
方向に180°回転すると、第2図に示すように、引っ
張りバネ53の付勢力によりレバー51は軸54を中心
に時計方向に回転して第2図の端面カム43の小径部に
当接し、クラッチ歯車59とカム歯車71は離間するよ
うになっている。
カム歯車71にはローディング歯車74が噛み合い、こ
のローディング歯車75には公知のごとく磁気テープを
引き出すためのガイドポスト(図示せず)と連動するロ
ーディングリング74が噛み合い、カム歯車710回転
でローディング動作が行われるようになっている。
また、カム歯車71の端面には溝カム73が形成されて
おり、シャーシ15上には植立した軸82に回転自在に
支持されているレバー81の一端に固定されたカムフォ
ロアー83が係合している。そして、カム歯車71の反
時計方向の回転によりレバー81は時計方向に回動し、
連結ロッド84を介してピンチローラレバー85を軸8
6を中心に時計方向に回動させピンチローラ87をキャ
プスタン21に圧着し、反対にカム歯車71の時計方向
の回転でピンチローラ87をキャプスタン21から離間
するように構成している。
次に本実施例の磁気記録再生装置の動作に・ついて説明
する。第1図に示すような、磁気テープ(図示せず)を
引き出す前のアンローディング状態で、再生ボタン(図
示せず)を押すと、シリンダモータ2が矢印A方向に回
転を始める。プーリ4、ベルト5を介してプーリ6のプ
ーリ部6aを反時計方向に回転させるが、一方向クラッ
チが内蔵されているので作動部6bに回転力を伝えるこ
をはない、従ってスライダー8は移動することなく端部
11と切り欠き歯車41の凹部45aの係合状態を保ち
、レバー51の端面52は第2の端面カム43の大径部
に当接したままである。そして、キャプスタンモータ2
2も矢印C方向に回転を始めるが、アイドラー歯車57
は切り欠き部44aと対向しているので、切り欠き歯車
41が回転することもない、キャプスタンモータ22の
回転はブー!J23、ベルト24、センタープーリ25
、センタ歯車27、アイドラー歯車57、伝達歯車55
を介してクラッチ歯車59を時計方向に回転させる。こ
のとき、クラッチ歯車59はカム歯車71と噛み合うて
いるので、カム歯車71は反時計方向に回転を始め、同
時にローディングリング74も回転し、公知のごとくガ
イドボスト(図示せず)が移動して磁気テープ(図示せ
ず)を引き出し、シリンダー1に巻き付ける。また、カ
ム歯車71の回転でレバー81は時計方向に回動し、ピ
ンチローラレバー85を時計方向に回動させ、ピンチロ
ーラ87をキャプスタン21に近接させる。さらにカム
歯車71が回転し、ローディングリング74が所定の回
転をしてローディング動作を完了する直前で、またピン
チローラ87がキャプスタン21への圧着を完了する直
前で、カム歯車71の回転角を検出する回転角検出スイ
ッチ(図示せず)で再生状態に対応する回転位置を検出
すると、シリンダモータ2が所定の角度だけ矢印Bの方
向に回転する。これは第5図に示すように、シリンダモ
ータ2の回転数を周波数発電機110から発生する周波
数として検出し、その周波数を制御回路111で計測し
、シリンダモータ2の回転角度を定める信号を駆動回路
112を経てシリンダモータ2に制御回路111から送
ることにより、シリンダモータ2の回転角度を任意に定
めることができる。したがって、この方法を用いること
により、環境の変化に伴いシリンダモータの負荷が変動
しても、シリンダモータ2を所定の角度だけ確実に矢印
Bの方向に回転させることが容易に実現できる。すると
プーリ6のプーリ部6aと作動部6bが、内蔵する位置
方向クラッチによって結合して一体的に時計方向に回転
し、ピン7がスライダー8の端面8aを押してスライダ
ー8は左方向へ移動する。その結果、凹部45aと端部
11の係合が外れ、切り欠き歯車41はねじりバネ47
の押圧力によって反時計方向に僅かに回転する。この時
、キャプスタンモータ22が矢印C方向に回転している
ので、時計方向に回転しているアイドラー歯車57が切
り欠き歯車41と噛み合い、切り欠き歯車41を反時計
方向に回転させる。そして第2の端面カム43の大径部
に当接していたレバー51が軸54を中心に時計方向に
回転して、クラッチ歯車58はカム歯車71から離間す
る動作にはいる。そして前記検出スイッチ(図示せず)
が所定の位置を検出してからち、クラッチ歯車58とカ
ム歯車71が完全に離間するまでカム歯車71は回転を
続け、この回転によってローディング動作及びピンチロ
ーラ圧着動作が完了することになる。この時シリンダモ
ータ2は再び矢印A方向に回転を始めておりスライダー
8はバネlOによって右方向に付勢されている。切り欠
き歯車41がさらに回転し切り欠き部44bとアイドラ
ー歯車57が対向を始めると、ねじりバネ47の付勢力
で切り欠き歯車41は反時計方向にさらに回転し、凹部
45bと端部11が係合すると同時に切り欠き部44b
とアイドラー歯車57が完全に対向し、切り欠き歯車4
1の回転は停止する。クラッチ歯車59とカム歯車71
は完全に離間しカム歯車71も回転を停止し、第2図の
状態が完成され再生態様が実現される。この時、キャプ
スタン21とピンチローラ87によって移送される磁気
テープは、巻取り側リール台31に転接歯車29が転接
し駆動することによりたるみなく巻取り側リール(図示
せず)に巻き取られることは言うまでもない。
第2図の状態で停止ボタン(図示せず)を押すと、信号
処理回路(図示せず)の動作が停止し、見苦しい映像の
再生されることを防止した後、再生ボタン(図示せず)
を押したときと同様に、シリンダモータ2が所定の角度
だけ矢印Bの方向に回転する。すると、プーリ6のプー
リ6aと作動部6bが内蔵する一方向クラッチによって
結合して一体的に時計方向に回転し、ピン7がスライダ
ー8の端面8aを押してスライダー8は左方向へ移動す
る。その結果、凹部45bと端部11の係合が外れ、切
り欠き歯車41はねじりバネ47の押圧力によって反時
計方向に僅かに回転する。この時、キャプスタンモータ
22が矢印C方向に回転しているので、時計方向に回転
しているアイドラー歯車57が切り欠き歯車41と噛み
合い、切り欠き歯車41を反時計方向に回転させる。そ
して第2の端面カム43の小径部に当接していたレバー
51が、この第2の端面カム43の回転力で軸54を中
心に反時計方向に回転して、クラッチ歯車59はカム歯
車71に噛み合う動作にはいる。
再生態様に移行したときと同様な動作で凹部45aと端
部11が係合し、同時に切り欠き部44aとアイドラー
歯車57が対向し切り欠き歯車41の回転は停止する。
そしてキャプスタンモータ22を矢印り方向に反転させ
る。この時、クラッチ歯車59がカム歯車71と噛み合
いを始めてから噛み合いが完了して、キャプスタンモー
タ22が反転するまでの間、カム歯車71は、反時計方
向に僅かに回転することになるが、溝カム73に余裕を
設けているので大きな問題はない、クラッチ歯車59と
カム歯車71は噛み合っているので、カム歯車71は時
計方向に回転し、ローディングリング75及びピンチロ
ーラ87は前記したローディング動作と反対の方向に移
動しアンローディング動作が実現される。この時、キャ
プスタンモータ22の矢印り方向の回転で転接歯車29
は供給側リール第32と噛み合い駆動するので、ガイド
ポスト(図示せず)の移動によって磁気テープをたるみ
なく供給側リール(図示せず)に巻き取っていく、さら
にカム歯車71が回転を続は停止態様に対応した回転位
置を検出スイッチ(図示せず)で検出するとキャプスタ
ンモータ22は停止して第1図に示す停止態様が実現さ
れる。
なお、本実施例では再生態様についてのみ説明したが、
記録態様、キュー、レビューなどの態様も、再生態様と
同様に本実施例の構成で容易に実現されることは言うま
でもない。
発明の効果 以上のように本発明は、信号の記録、再生を行う回転ヘ
ッドシリンダと、前記回転ヘッドシリンダを正逆いずれ
の方向にも回転駆動させることができる第1のモータと
、磁気テープをピンチローラと協働して定速移送するキ
ャプスタンと、前記キャプスタンをいずれの方向にも回
転駆動させることができる第2のモータと、前記第2の
モータの回転出力を伝達する伝達手段と、前記伝達手段
の回転出力で装置の動作態様切り換えを行う動作態様切
り換え手段と、前記回転ヘッドシリンダを逆転させるこ
とにより前記伝達手段と前記動作態様切り換え手段とを
連結又は離脱させるクラッチ手段と、前記回転ヘッドシ
リンダの回転量を検出する回転量検出手段とを設けるこ
とにより、シリンダの駆動、ピンチローラ圧着動作、動
作態様切り換え動作、磁気テープ移送を、シリンダを駆
動するためのモータと、キャプスタンを駆動するための
モータの2個のモータのみで行うことができ、磁気記録
再生装置の重量、大きさの大幅な軽減が可能となる。ま
た、回転量検出手段を用い、シリンダモータを一定量逆
転させてクラッチ手段を制御させることにより、環境の
変化に伴いシリンダモータの負荷が変動してもキャプス
タンモータの回転出力を伝達する伝達手段と、前記伝達
手段の回転出力で装置の動作態様切り換えを行う動作態
様切り換え手段とを容易にかつ確実に連結または離脱さ
せることを実現可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における磁気テープ装置の停
止態様を示す概略平面図、第2図は再生態様を示す概略
平面図、第3図は切り換え手段の主要部側面図、第4図
は周波数発電機の概略断面図、第5図は回転量検出手段
の概略図、第6図、第7図は従来の磁気テープ装置の平
面図、第8図は従来のピンチ圧着機構の説明図である。 l・・・・・・回転ヘッドシリンダ、2・・・・・・シ
リンダモータ、6a・・・・・・プーリ部、6b・・・
・・・作動部、8・・・・・・スライダー、22・・・
・・・キャプスタンモータ、41・・・・・・切り欠き
歯車、43・・・・・・第2の端面カム、44 a、 
 44 b・−・−切り欠き部、45a、45b・・・
・・・凹部、48・・・・・・第1の端面カム、59・
旧・・クラッチ歯車、71・・・・・・カム歯車、87
・・・・・・ピンチローラ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名プーリ ーーー 作vJ@ 第4図 m−ロー 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 信号の記録、再生を行う回転ヘッドシリンダと、前記回
    転ヘッドシリンダを正逆いずれの方向にも回転駆動させ
    ることができる第1のモータと、磁気テープをピンチロ
    ーラと協働して定速移送するキャプスタンと、前記キャ
    プスタンをいずれの方向にも回転駆動させることができ
    る第2のモータと、前記第2のモータの回転出力を伝達
    する伝達手段と、前記伝達手段の回転出力で装置の動作
    態様切り換えを行う動作態様切り換え手段と、前記回転
    ヘッドシリンダを逆転させることにより前記伝達手段と
    前記動作態様切り換え手段とを連結又は離脱させるクラ
    ッチ手段と、前記回転ヘッドシリンダの回転量を検出す
    る回転量検出手段とを具備し、前記回転量検出手段によ
    り、前記回転ヘッドシリンダの回転量を検出し、逆方向
    に一定量回転させて、前記クラッチ手段を制御させるよ
    う構成したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP63267410A 1988-10-24 1988-10-24 クロムめっきシリンダの製造方法 Pending JPH02116050A (ja)

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