JPH019845Y2 - - Google Patents

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JPH019845Y2
JPH019845Y2 JP6768582U JP6768582U JPH019845Y2 JP H019845 Y2 JPH019845 Y2 JP H019845Y2 JP 6768582 U JP6768582 U JP 6768582U JP 6768582 U JP6768582 U JP 6768582U JP H019845 Y2 JPH019845 Y2 JP H019845Y2
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は間仕切用支柱への支持具取付け装置に
関する。
従来から広いスペースの部屋の内部を適当なス
ペースに仕切るために間仕切り装置が多く用いら
れているが、この間仕切り装置で多くのスペース
に仕切つた場合、仕切られた場所によつては応々
にして天井からの照明が届かず、このため間仕切
り内の作業も暗くて不便であり、特に間仕切りが
天井までの高さがある場合には完全に仕切られて
しまうため照明器具のほか、電話線その他の器具
を取りつけることができなくなつて非常に不便で
あつた。
こうしたことから、これまで種々な間仕切り装
置および照明器具取付装置が案出されており、間
仕切り装置としては例えば第1図に示すように化
粧板aとこれを支える支柱bとからなつていて、
この支柱bには複数個の矩形の係合孔cが上下に
設けられているものがある。そしてこの係合孔c
に照明器具が取付けられるようになつており、例
えば実公昭55−53057号公報に見られるように公
知となつている。
しかしながらこのような従来の取付装置は、構
造が複雑であり、したがつて高価になるなどの欠
点があつた。
本考案はこれに鑑み、カバー部材、フツク部
材、スペーサ、調節ボルトおよび固定ボルトの簡
単な構造の組合せからなる組立体を第1図に示す
ような支柱の係合孔へ取付ける際に調節ボルトお
よび固定ボルトの締付けによつて支柱へ簡単に固
着することができ、しかもがたつきが全く生じな
いようにした支持具取付装置を提供することを目
的としてなされたものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例により説明
する。
本考案は、第2図に示すように、カバー部材
1、フツク部材2、スペーサ3、同サイズの調節
用および固定用の各ボルト4,5により構成され
ている。
上記カバー部材1は、第3図示のように、矢印
A方向から見て前面板6と左右の側板7,8とで
溝形の凹部9が形成され、また前面板6の中間部
に一端を有し、他端が側板7と合致するようなU
字状に形成された突起を前面に突出させ、この突
出部に同径の支持孔10,10を有する一対の上
下の板材11,11を固着することにより、照明
器具その他の支持具を支持する支持部12が形成
されている。
前記支持孔10,10は、前記溝形の凹部9に
対し直角に細溝13によつて切り欠かれている。
前記側板7の上下の中間部には調節ボルト4用
のねじ孔14が、また前面板6の側板8寄りで上
下方法中間部には固定ボルト5用のねじ孔15が
それぞれ螺設されている。
側板8の上下方向中間部端縁にはスペーサ3を
摺動させるための切欠き16が設けられている。
フツク部材2は、第4図示のように前記カバー
1の凹部9に嵌挿されて溶接などの接合手段で固
着されるようになつており、所定間隔を保つて上
下に配設された箱状の本体17と、この本体17
の一側から一方向に延び上下に間隔をおいての鈎
状の係合片18,18とから構成されている。
前記本体17は、第4図の矢印B方向から見て
カバー部材1の凹部6の深さと同じ高さの矩形状
の2つの箱状のものを、底部の裏側が前を向くよ
うにして上下に並設し、上部箱19の下面20
と、下部箱21の上面22とは後部において所定
高さの垂直板23によつて連設されている。
なお、上部箱19の上下面板、垂直板23およ
び下部箱21の上下面板を、一枚の板の折り曲げ
によつて作り、これに側板を接合してもよく、本
体の形状は実施例に限定されるものではない。
前記垂直板23の前面は空間部24を形成して
いて、前記カバー1に嵌挿されたとき、空間部2
4の前面は前面板6により、また一側端は側板7
によつてふさがれるようになつている。他側端
は、カバー1の側板8の切欠き16が合致される
ようになつているので、この部分はふさがれない
ようになつている。そして前記空間部24には、
後述するスペーサ3が摺動可能に嵌合される。
前記上部箱19の側板25と、下部箱21の側
板26とは一様に箱部分より板厚分だけ外側へ折
曲げ、かつ後方に延在して鈎状の係合片18,1
8を形成するようになつている。
板厚分だけ外側へ折曲げた理由は、係合片1
8,18とスペーサ3の位置決め片27との間隔
をできるだけ狭くして係合孔に取付け易くするた
めである。
上記スペーサ3は、第5図のように互に直角な
側面を有するようにL形に形成された板材28の
一端を逆方向に折り曲げて位置決め片27が突出
形成され、前記L形板材28の上下部には縦横を
L形板材28の長さに合せた張出し部材29,2
9を固着して形成された箱状部30を有してい
る。上記箱状部30は、前記フツク部材3の空間
部24に嵌合されて摺動できる程度の長さ、高さ
および幅とされている。
このとき前記位置決め片27は、前記フツク部
材3の係合片18,18と同方向を向き、かつ両
係合片18,18の中間の高さに位置するように
なつている。
調節ボルト4は、前記カバー1の側板7に設け
られたねじ孔14に螺合した際、その先端はスペ
ーサ3の箱状部30の側面31を押すようになつ
ており、これにより箱状部30は第6図において
フツク部材2の空間部24内を右方へ摺動するこ
とができるようになつている。
また固定ボルト5は、前記カバー1の前面板6
に設けられたねじ孔15に螺合した際、その先端
は箱状部30の上下の張出し部材29,29に挾
まれた板面32を押すようになつている。
本考案は以上のように構成してあるので組立た
状態では第2図に示すようになる。
つぎに、本考案の使用態様について説明する。
第6図、第7図、および第8図において、間仕
切用支柱には隣り合つた化粧板33,34の各端
面35,36が位置され、これら端面間には隙間
37があつて、その奥には支柱38があり、支柱
38には第1図に示すような上下方向に長い矩形
状の係合孔39が臨んでいる。
第6図は第2図の組立体を間仕切用支柱に取付
けた状態の断面図を示すもので、一対の係合片1
8,18を化粧板33,34の隙間37に通して
支柱38の係合孔39へ差込む。このとき位置決
め片18も同時に化粧板33,34の隙間37に
差込むようにする。
この状態から組立体を下におろすと一対の係合
片18,18は支柱38の係合孔39,39へ鈎
状部で係合され、前後方向には抜けなくなる。
つぎにカバー部材1の側板7に螺設されたねじ
孔14に調節ボルト4をねじ込んでゆくと、ボル
ト4の先端がスペーサ3の側面31と接触するた
め、スペーサ3が図において右方へ押され、この
結果、スペーサ3の位置決め片27が図において
右側の化粧板34の端面36に接触するまで移動
する。位置決め片27が端面36に接触すると、
スペーサ3はこれ以上進めなくなるので、ここで
移動を停止することになる。
さらに調節ボルト4をねじ込んでゆくと、前記
位置決め片27による反力でカバー部材1は逆に
図において左方向へ引き寄せられるように移動
し、この結果、カバー部材1と一体に溶接された
フツク部材2の一対の係合片18,18は支柱3
8の係合孔39の図において左端面に圧接して進
行を停止することになる。
つづいて、カバー部材1の前面板6に螺設され
たねじ孔15に固定ボルト5をねじ込んで行く
と、ボルト15の先端がスペーサ3の板面32を
押すことになる。これにより位置決め片27の先
端が支柱38へ当接するまでスペーサ3が押され
る。位置決め片27の先端が支柱38に当接して
なお、固定ボルト5をねじ込んでゆくと、これが
反力受けとなつてカバー部材1と一体溶接された
フツク部材2が手前側に引き寄せられ、これにと
もない一対の係合片18,18も引き寄せられる
ので、支柱38の係合孔39と係合片18の間に
はがたつきがなくなるように強固に取付けられる
のである。
この際、位置決め片27の先端が支柱38に当
接したのち、固定ボルト5をなおねじ込むとスペ
ーサ3はフツク部材2の空間部24内で僅か傾斜
するが、カバー部材1の前方への移動にともなつ
て空間部24内での傾斜はなくなり、組立体自体
が化粧板に対し係合片18と係合孔39との間の
がた分だけ傾斜して取付けられるようになる。
第7図は間仕切用支柱に対して化粧板が直角に
配置された隅部の場合の取付態様を示すもので、
この場合はスペーサ3の位置決め片27が第6図
と逆に手前にくるよう嵌合する。
この結果、スペーサ3の位置決め片27が90度
方向を変えた化粧板34に対して当接するように
調節ボルト4をねじ込んで、当接の終つた時点か
らさらにねじ込むと、一対の係合片18,18は
支柱38の係合孔39の左端面まで引き寄せられ
るようになる。
つぎに固定ボルト5をねじ込むと、スペーサ3
の動きは止まつているので一対の係合片18,1
8が手前に引き寄せられて支柱38への取付が完
了する。
第8図は第6図のような間仕切用支柱に対し2
個の組立体を取付ける場合の態様を示すもので、
左側の組立体は第6図と同じもの、右側の組立体
はカバー部材1の上下を逆にして、これにフツク
部材2の一対の係合片18,18を勝手違いに取
付けた一対の係合片18a,18aからなるフツ
ク部材2aと、これにスペーサ3を逆向きにして
取付けたもので構成される。
取付け方法は、双方の組立体の係合片18,1
8aと位置決め片27,27とをそれぞれ背中合
せにして、同時に化粧板33,34の隙間37に
通し、さらに係合片18,18aを支柱38の係
合孔39に差込んでから両方の組立体を下へおろ
す。この状態で両方の調節ボルト4,4を同時に
ねじ込んで両方のスペーサ3,3の進行が止つて
から、さらにねじ込んで両方の係合片18,18
aを係合孔39の各端面にそれぞれ接触させ、左
右方向の動きを固定する。その後両方の固定ボル
ト5,5のねじ込みにより両方の係合片18,1
8aを前方に引出して固定するのである。
以上のように支柱への取付けが完了したのち、
支持部12に設けた支持孔10を通して照明器具
やその他の器具を取付ける。
本考案は上記のように構成されているので、取
付態様も実施例のように種々組替えて使用するこ
とができ、構造も簡単である上に取付にあたつて
も調節ボルトおよび固定ボルトのねじ込みにより
係合部にがたつきがなく、同時に傾きのない取付
けができるほか、これまでのように照明器具に限
られた取付具も支持具の支持孔を通して、ほかの
器具の取付けにも使用できるなど優れた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の間仕切り用装置の説明図、第2
図は本考案の支持具取付け装置の一実施例を示す
組立体の平面図、第3図は本考案のカバー部材の
斜視図、第4図は本考案のフツク部材の斜視図、
第5図は本考案のスペーサの斜視図、第6図は本
考案の組立体の標準取付態様の断面図、第7図は
本考案の組立体の隅部への取付態様の断面図、第
8図は本考案の組立体を左右対にして取付ける場
合の態様の断面図である。 1……カバー部材、2……フツク部材、3……
スペーサ、4……ボルト、5……ボルト、6……
前面板、7,8……側板、9……凹部、10……
支持孔、12……支持部、14……ねじ孔、15
……ねじ孔、17……本体、18……係合片、2
4……空間部、27……位置決め片、30……箱
状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種器具類の支持孔を有する支持部を前面板の
    一面側に突設するとともに、前面板の他面には左
    右の側板により凹部を形成し、一方の側板の中間
    部および前記支持部より側方に延出する前面板の
    中間部にそれぞれねじ孔を螺設したカバー部材
    と、互に離間して箱状に形成された本体を前記カ
    バー部材の凹部に嵌挿固着したとき、上下方向中
    間に空間部を形成するようにするとともに、前記
    本体から一方向に鈎状の係合片を突設したフツク
    部材と、前記空間部に摺動可能に嵌合され、一端
    を前記係合片と同方向になるように折り曲げて位
    置決め片としたスペーサと、前記各ねじ孔に螺合
    するボルトとからなる間仕切用支柱への支持具取
    付け装置。
JP6768582U 1982-05-10 1982-05-10 間仕切用支柱への支持具取付け装置 Granted JPS58171402U (ja)

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JP6768582U JPS58171402U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 間仕切用支柱への支持具取付け装置

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JP6768582U JPS58171402U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 間仕切用支柱への支持具取付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS58171402U JPS58171402U (ja) 1983-11-16
JPH019845Y2 true JPH019845Y2 (ja) 1989-03-20

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JP6768582U Granted JPS58171402U (ja) 1982-05-10 1982-05-10 間仕切用支柱への支持具取付け装置

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JPS58171402U (ja) 1983-11-16

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