JPH0197297A - 紙の印刷適性の改善法 - Google Patents

紙の印刷適性の改善法

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JPH0197297A
JPH0197297A JP63228915A JP22891588A JPH0197297A JP H0197297 A JPH0197297 A JP H0197297A JP 63228915 A JP63228915 A JP 63228915A JP 22891588 A JP22891588 A JP 22891588A JP H0197297 A JPH0197297 A JP H0197297A
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Werner Auhorn
ウエルナー・アウホルン
Hans-Juergen Degen
ハンスーユルゲン・デーゲン
Lothar Hoehr
ローター・ヘール
Ulrich Riebeling
ウルリツヒ・リーベルテイング
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 原紙の性質を改善するためには、表面サイジング又は紙
表面の顔料塗被が行われる。例えば欧州特許51144
号明細書によれば、窒素含有単量体を重合含有する微粒
状重合体の分散液を、紙の実質サイジング又は表面サイ
ジング、ならびに紙の塗被又は含浸に使用することが知
られている。しかしこの塗被剤は顔料を含有しない。こ
の重合体分散液は2段階重合によって製造され、その際
第一重合段階では、窒素含有単量体例えばジメチルアミ
ンエチル7クリレート、少なくとも1種の非イオン性の
疎水性エチレン性不飽和単量体(この単量体は単独で重
合させると疎水性重合体を生成する)及びエチレン性不
飽和カルボン酸又は無水マレイン酸を含有する単量体混
合物を、水と混合しうる溶剤中で溶液重合法により重合
させて、低分子の予備重合体を製造し、次いでこの予備
重合体の溶液を水で希釈し、この重合体溶液中で、溶液
共重合体の1重量部に対し、1〜62重量部の非イオン
性の疎水性エチレン性不飽和単量体を、普通の水溶性重
合開始剤の存在下に乳化重合法により重合させる。その
実施例から知られるように、この重合体分散液は良好な
表面サイジング剤である。
***時開2835125号明細書によれば、顔料100
重量部に対し1〜60重量部(固形物含量)の両性共重
合体ラテックスを含有する紙塗布材料が知られている。
この共重合体は、20〜50重量%の脂肪族共役ジオレ
フィン、0.5〜5重量%のエチレン性不飽和の酸性単
量体例えばアクリル酸、メタクリル酸又はイタコン酸、
0.5〜5重量%のエチレン性不飽和アミン単量体例え
ばジエチルアミンエチルアクリレート、及び10〜74
重量%のモノオレフィン性不飽和単量体例えばスチロー
ルを含有する。
ラテックスは共重合体に対し1重量%以下の乳化剤を含
有し、pHが3.5〜8.5の範囲のゲル点を有し、こ
の塗布材料を塗布した紙の乾燥中にゲル化せねばならな
い。その実施例1の記載によれば、紙の片面に塗布され
た塗布材料の量は約16g/m2である。顔料塗被によ
り紙の印刷適性は改善される。しかしこの方法は、塗布
材料の量が大きいため、特に小さい坪量の紙を製造でき
ないという欠点がある。表面サイジングの場合にも、表
面サイジング剤がサイズプレスにより適用されるので生
産能力が制限されることが欠点となる。
本発明の課題は、高い機械速度で操業でき、したがって
紙の改善と紙の製造の連結を直接に可能にする紙の印刷
適性の改善法を開発することであった。
本発明はこの課題を解決するもので、紙の片面又は両面
に、(a)微細顔料100重量部、(b)重合体のガラ
ス転移温度が5〜80°Cである紙サイジング剤として
のカチオン性水性重合体分散液5〜70重量部(重合体
の量)、及び(c)表面サイジングの生成を妨げる界面
活性物質及び/又は重合体分散剤0.01〜10重量%
から成る混合物の水性塗被剤を0.5〜4g/、、2の
量で塗布したのち、塗被紙を乾燥することを特徴とする
、紙の印刷適性の改善法である。
成分(b)の90重量%以下好ましくは5〜30重量%
を、水溶性ポリサッカライドで置き換えることができる
。成分(b)は代表的な紙のカチオン性表面サイジング
剤であるが、特定された組成のサイジング剤のサイジン
グ作用は、これで処理された紙の印刷適性を各段に向上
させることができる。この場合特に注目すべき性質は、
例えば不透明度、滲み通り、半透明度、白変及び明度で
あり、これが本発明の方法により改善される。
本発明の方法によれば、一般に塗布又は塗被しないもの
又は何も改質しない原紙を印刷適性に関して改善するこ
とができる。この場合は天然紙、好ましくは多くの場合
にスーパーカレンダーがけされており、そして坪量が3
097m2以上好ましくは3517m2以上である砕木
含有印刷用紙に関する。使用する天然紙は一様のインキ
吸収能及び高い光沢を有すべきである。この種の紙は特
に新聞、グラビヤ雑誌又は広告用パンフレットに用いら
れる。この品質の紙は例えばオフセット印刷法又は凹版
印刷法により印刷される。
本発明に用いられる塗被剤は、前記の成分(a)ないし
くC)の混合物である。成分(a)としては微粒状顔料
が用いられる。これは普通に紙塗被に用いられる顔料、
例えば炭酸カルシウム、ご粉、カオリン、陶土、二酸化
チタン、硫酸バリウム、チタン白、タルク、珪酸アルミ
ニウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウム等である。
顔料の粒子大きさは0.2〜10μmである。粒子の8
7%までが2μm以下の大きさである炭酸カルシウムを
、顔料として使用することが好ましい。
成分(b)としては、重合体のガラス転位温度が5〜8
0℃である紙サイジング用のカチオン性水性重合体分散
液が用いられる。このカチオン性重合体分散液は既知で
あって、単独で表面に塗布される紙のサイジング剤であ
る。この分散液のカチオン性は、分散液の重合体が少な
くとも1種のカチオン性単量体を重合含有するが、ある
いは非イオン性単量体だけを使用する場合には、重合に
際して少なくとも1種のカチオン性乳化剤を使用したこ
とによるものである。重合においてカチオン性単量体及
びカチオン性乳化剤を使用することも当然可能である。
しかし塗被剤の他の2成分との混合物中で、この分散液
は結合剤として作用し、そして他の成分と共に紙の印刷
適性改善に役立つ。適当なカチオン性分散液(b)は、
例えば少なくとも1種のカチオン性単量体を1〜40重
量%重合含有する。この種の分散液は、例えば***特許
1696326号及び***特公1546236号各明細
書により知られている。このカチオン性分散液は、カチ
オン性及び/又は非イオン性乳化剤の存在下の乳化重合
により製造される。適当なカチオン性化合物は例えば次
式のものである。
この式中、Aは0又はNH,BはCm Hz n (n
は1〜8)、R1、R2はCnlHtm+1 (mは1
〜4)、R3はH又はCH3である。
四級化合物は次式により示される。
この式中、X−は0H−1C1−1Br″″又はCH,
−080,−H1R’はCmH2m+1(m=1〜4)
である。他の置換基は式Iにおける意味を有する。
塩基性のエチレン性不飽和単量体の例は次のものである
。アミノアルコールのアクリル酸又はメタクリル酸エス
テル、例えばジメチルアミノエチルアクリレート、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミンエチ
ルアクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート
、ジメチルアミンプロピルアクリレート、ジメチルアミ
ンプロピルメタクリレート、ジプチルアミノプロピルア
クリレート、ジブチルアミノプロビルメタクリレート、
ジメチルアミノペンチルアクリレート、アクリルアミド
又はメタクリルアミドのアミノ基含有誘導体、例えばア
クリルアミド−ジメチルプロピルアミン、メタクリルア
ミド−ジメチルプロピルアミン又はメタクリルアミド−
ジエチルプロピルアミン。
式■の四級化合物は、式1の塩基性単量体を既知の四級
化剤、例えば塩化ベンジル、塩化メチル、塩化エチル、
臭化ブチル、ジメチル硫酸又はジエチル硫酸と反応させ
ることにより得られる。この単量体は四級化した形で、
その塩基性を失う。式■の化合物は、無機酸又は飽和有
機酸との塩の形においても、共重合に使用できる。
他の適当な塩基性単量体の例は、N−ビニルイミダゾー
ル、2−メチルビニルイミダゾール、N−ビニルイミダ
シリン、2−メチルビニルイミダシリン、ならびに対応
する四級化生成物又は前記塩基性単量体の塩である。
適当な紙サイジング剤は、例えば下記文献により知られ
ている。***時開2452585号、欧州特許5114
4号、***時分1621689号、***時開34015
73号、2519581号、欧州特許58313号、2
21400号及び165150号。
前記文献に示されるカチオン性サイジング剤は、2段階
重合法により製造された分散液、カチオン性に変性され
たポリウレタン分散液、ならびに単量体の直接共重合に
より製造された共重合体である。2段階重合にお(・で
は、まず低分子重合体を製造し、これを次の乳化重合の
ための乳化剤として使用する。まず製造されるカチオン
性乳化剤として用いられる低分子重合体は、例えば塩基
性窒素原子を有する単量体を5〜100重量%重合含有
し、1.05〜1.4の溶液粘度ηrelを有する。粘
度ηi81は、重合体濃度が1g/1007fi/水の
水中で、pH3,5及び温度25℃で測定されたもので
ある。この低分子重合体は、例えば下記組成の単量体混
合物の乳化重合に役立つ。
1)20〜65重量%のアクリルニトリル、メタクリル
ニトリル、メタクリル酸メチルエステル及び/又はスチ
ロール、 2)65〜80重量%のそれぞれ1価の飽和C5〜C8
−アルコールのアクリル酸もしくはメタクリル酸エステ
ル、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート及び/又
はブタジェン−1,6及び 3)0〜10重量%の他のエチレン性不飽和の共重合可
能な単量体。
この重量%の指示は常に合計100である。
重合体分散液のカチオン性は、重合の第一段階で製造さ
れたカチオン性重合体を含有することに帰因する。
成分(b)としては、下記の単量体混合物10〜56重
量部 1)アクリルニトリル、メタクリルニトリル、メタクリ
ル酸メチルエステル及び/又はスチロール20〜65重
量%、 2)1価飽和C5〜C6−アルコールのアクリル酸もし
くはメタクリル酸エステル少なくとも1種、ビニルアセ
テート、ビニルプロピオネート及び/又はブタジエン−
(L3) 35〜80重量%及び 3)他のエチレン性不飽和の共重合可能な単量体0〜1
0重量% を、粘度ηiが0.04〜0.50dl19であるカチ
オン性殿粉1.5〜25重量%を含有する水溶液100
重量部の中で40〜100℃の温度で過酸化物基を有す
る開始剤の存在下に、乳化重合法により共重合させて得
られる重合体分散液を使用することが、特に好ましい。
第一群の単量体は好ましくは25〜62重量%の量で用
いられ、この群の単量体のうち特に好ましいものはスチ
ロール及びアクリルニトリルである。
第二群の単量体には次のものが含まれる。1価の飽和C
5〜C8−アルコールから導かれるアクリル酸又はメタ
クリル酸のエステル、例えばn−プロビルアクリレート
、イソプロビルアクリレート、n−ブチルアクリレート
、インブチルアクリレート、三級ブチルアクリレート、
ネオペンチルアクリレート、n−へキシルアクリレート
、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルへキシルア
クリレート、対応するメタクリル酸エステル、例えばn
−プロピルメタクリレート、イソブチルメタクリレート
、イソブチルメタクリレート又は2−エチルへキシルメ
タクリレート。第2群の単量体は好ましくは38〜75
重量%の量で用いられる。
場合により共重合体の変性に用いられる第三群の単量体
としては、例えばエチレン性不飽和03〜C6−カルボ
ン酸が適し、その例はアクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸又はマレイン酸半エステ
ルでアル。この群には、ビニルホスホン酸、2−アクリ
ルアミドメチルプロパンスルホン酸、ならびに前記カル
ボン酸及びスルホン酸の水溶性塩も属する。
エチレン性不飽和のカルボン酸及びスルホン酸は、苛性
ソーダ、苛性カリ、アンモニア及び/又はアミンを用い
て、完全に中和され又は一部例えば5〜95%が中和さ
れていてもよい。
第−群及び第二群の単量体からの共重合体の他の変性は
、第三群の単量体として、前記式■及び■の塩基性化合
物、ならびにさらにN−ビニルイミダゾール、N−ビニ
ルイミダシリン又は対応する四級化され又は置換された
化合物を重合含有させることによっても行われる。
第一群ないし第三群の単量体の共重合は、水性媒質中の
乳化重合により、粘度ηiが0.04〜0.50dl/
gのカチオン性分解殿粉の存在下に行われる。この殿粉
は四級化したアミノ基を含有する。これは市販品として
入手できる。
この殿粉の粘度が前記の範囲にないときは、これを酸化
、熱、酸加水分解又は酵素による分解にかけて、希望の
粘度にする。酵素分解されたカチオン化されたばれいし
ょ殿粉を使用することが特に好ましい。カチオン性殿粉
の置換度は、グルコース単位1モルにつき930.01
〜021モルである。
殿粉の粘度ηiは固有粘度とも呼ばれ、相対粘度ηi8
1から次式により算出される。
ηi= (2j03X 1ogηre1)/濃度濃度は
F/100m/!で示される。分解殿粉の相対粘度は、
1重量%水溶液について、毛管粘度計により25℃及び
pH3,5において測定され、溶剤(to)及び溶液(
tl)の修正通過−時間から次式により算出される。
ηi。1=t1/l。
ηiへの計算は、メソツズ・イン・カーボッ八イドレー
ト・ケミストリ■巻スターチ(1964)127頁の指
示に従い前記式により行われる。
微細共重合体分散液を製造するためには、まず0.04
〜0.50dl/&の粘度ηiを有する分解殿粉を1.
5〜25好ましくは1.7〜21重量%含有する水溶液
を調製する。固形物含量の低い分散液を製造しようとす
るときは、粘度が0゜3〜0.5dl/、9の分解殿粉
を使用することが好ましい。より低い粘度すなわち0.
04〜約0゜3 di/9を有する分解殿粉は、好まし
くはより高い例えば25〜40重量%の固形物含量を有
する分散液を製造する場合に用いられる。種々の粘度η
iを有する殿粉の混合物を保護コロイドとして使用する
こともできるが、混合物の粘度は前記の0,04〜0.
50 dll/gの範囲にあるべきで、すなわちこの場
合は個々の殿粉の粘度がこの範囲外にある殿粉混合物を
使用することもできる。
この殿粉水溶液100重量部に対し、10〜56重量部
の成分(1)ないしく3)の単量体の混合物を共重合さ
せる。単量体は混合物として又は別個に、分解殿粉の水
溶液中で乳化させる。乳化液を安定化するため、殿粉水
溶液に少量の乳化剤を添加することができる。しかし単
量体をまず乳化剤を用いて水中に乳化したのち、乳化液
の形で殿粉水溶液に添加することもできる。このため乳
化剤としてはアニオン性又はカチオン性を有するものが
用いられる。その例はアルキルスルホン酸ナトリウム、
ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルペンゾールスルホン
酸ナトリウム又はジメチルアルキルベンジルアンモニウ
ムクロリドである。アニオン性殿粉の場合はアニオン性
乳化剤を、カチオン性殿粉の場合はカーチオン性乳化剤
を使用することが好ましい。併用してもよい乳化剤の量
は、使用する単量体(1)ないしく3)の合計に対し、
0〜0.3重量%特に0.05〜0.2重量%である。
しかし乳化重合は、乳化剤の不在で実施することが好ま
しい。
分解殿粉水溶液中の°単量体の共重合は、40〜110
℃好ましくは50〜100℃の温度で、過酸化物基含有
開始剤の存在下に行われる。重合開始剤としては、第一
に過酸化水素、過酸化水素と重金属塩例えば硫酸鉄(I
I)の組合せ、あるいは過酸化水素と適当な還元剤例え
ばナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート、アス
コルビン酸、二硫酸ナトリウム及び/又はニチオン酸ナ
トリウムからの酸化還元系が用いられる。
過酸化水素、還元剤又は前記還元剤の混合物及びさらに
少量の重金属塩例えば硫酸鉄(II)からの酸化還元系
を使用することが好ましい。他の適当な過酸化物含有開
始剤は、例えば有機の過酸化物、ヒドロパーオキシド又
はパーオキシニ硫酸塩塩である。この種の化合物の例は
、三級ブチルヒドロパーオキシド、アセチルシクロへキ
シルスルホニルパーオキシド、パーオキシニ硫酸ナトリ
ウム、パーオキシニ硫酸カリウム又はパーオキシニ硫酸
アンモニウムである。
重合中は成分をよ(混合することに留意すべきである。
すなわち反応混合物を、好ましくは重合の全期間及び場
合によりそれに続く後重合の期間中に、残留単量体量を
減少させるため攪拌する。重合は酸素を遮断して、不活
性ガス例えば窒素の中で行われる。重合を開始するため
、まず殿粉の水溶液及び単量体から酸素を除去し、重合
用単量体の1〜40%を殿粉水溶液に添加し、混合物を
攪拌して単量体を乳化する。あらかじめ、同時K又は後
から開始剤水溶液を添加し、いずれの場合建も短い誘導
期間後に重合が始まる。その際反応混合物を加熱するた
め、重合により発生した重合熱を利用することができる
。温度は90℃まで上昇する。
装入した単量体が重合したならば、残りの単量体及び開
始剤を連続的又は少量ずつ添加して攪拌しながら重合さ
せる。共重合は非連続的にも連続的にも行うことができ
る。共重合体粒子が分解殿粉を基礎とする保護コロイド
により被覆された微粒状水性分散液が得られる。分散液
の微細化の尺度はLD値(分散液の光透過度)である。
LD値は、分散液を0.01重量%水溶液中で、1辺の
長さが2.5 crnの容器中で波長54 /) nm
の光を用いて測定し、前記条件下で水の透過度と比較す
ることにより定められる。その除水の透過度を100%
とする。分散液がより微細であるほど、前記方法で測定
されたLDの平均粒子大きさは、ラテックス粒子の殿粉
膜を完全に酵素分解して測定できる。共重合体分散液の
凝固の可能性は、適当な乳化剤の添加により防止できる
。酵素分解したのち、共重合体分散液の粒子大きさは、
市販の装置例えばクルター・エレクトロニクス社のナノ
サイザーにより測定することができる。保護コロイド膜
のない共重合体粒子の平均粒径は75〜110 nmで
ある。
成分(b)の水性重合体分散液は、いずれの場合にも重
合体が5〜80℃好ましくは15〜60℃のガラス転移
温度を有する組成で製造される。
水性分散液の重合体濃度は15〜55重量%好ましくは
20〜45重量%である。塗被剤は分散液の固形物に対
し5〜70重量部好ましくは8〜30重量部の成分(b
)(微粒顔料又はその混合物の100重量部に対し)を
含有する。成分(b)の重合体又はその混合物の5〜3
0重量%を、水溶性ポリサッカライドで置き換えること
ができる。適当な水溶性ポリサッカライドは、水溶性殿
粉、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース又はガラクトマンナンであ
る。
塗被剤の成分(c)としては界面活性物質及び/又は重
合体分散剤が用いられ、これは表面サイジング剤(b)
による表面サイジングの生成を妨げ又は防止する。界面
活性物質及び重合体分散剤は、紙の水による湿潤性を改
善する。適当な界面活性化合物は少なくとも10のHL
B値を有する( HLB値の定義に関してはジャーナル
・オブ・コスメチック・ケミストリー5巻311頁19
54年参照)。用いられる界面活性物質は、例エハシュ
ターヘル著テンシードータツシエンプツ72版(198
1)4〜10頁に界面活性剤群として列記されている。
非イオン性、アニオン性及びカチオン性のいずれでも使
用できる。
これらは例えば8〜22個の炭素原子を有するアルコー
ル、フェノール、アミン又は脂肪酸に、エチレンオキシ
ド及び/又はプロピレンオキシC13−アルコール又は
ノニルフェノールへのエチレンオキシド10〜50モル
の付加生成物である。アニオン性テンサイドのうち特に
成分(c)トシでは、ラウリルスルホン酸ナトリウムが
好ましい。
成分(c)の適当な重合体分散剤の例は次のものである
。K値が10〜50(重合体のナトリウム塩について1
%水溶液中25℃及びpH8において測定)のエチレン
性不飽和03〜C3−カルボン酸の重合体、K値が10
〜60のアクリルアミド、メタクリルアミド及びビニル
ピロリドンの重合体、分子量が2000〜200000
のポリビニルアルコール、リグニンスルホン酸塩、フェ
ノール−ホルムアルデヒド縮合生成物、尿素−ホルムア
ルデヒド縮合生成物、メラミン−ホルムアルデヒド縮合
生成物、スルホン化芳香族ホルムアルデヒド縮合生成物
、ポリアミドアミン、市販のポリエチレンイミン及び分
子量が2000〜200000のポリジアリルジメチル
アミノクロリド。
(c)群の重合体分散剤としては、好ましくはに値が1
0〜40(前記と同様に測定)のアクリル酸又はメタク
リル酸の単独重合体が用いられる。この重合体の製法は
例えば米国特許4301266号明細書により知られて
いる。本発明の好ましい実施態様においては、前記の単
独重合体のほか、アクリル酸及び/又はメタクリル酸と
アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸からの共重合
体も用いられる。この種の共重合体は、例えば米国特許
4450013号明細書により、顔料用の分散剤及び粉
砕助剤として知られている。この共重合体は、アクリル
アミドメチルプロパンスルホン酸i〜60重量%ヲ重合
含有し、そしてに値が12〜65であることが好まし℃
・。単量体を任意の比率で重合含有し、そしてに値が1
0〜50であるアクリル酸及びメタクリル酸の共重合体
、あるいはに値が10〜35のアクリルアミド−2−メ
チルプロノくンスルホン酸の単独重合体を、成・分(c
)の重合体分散剤として使用しうろことも当然である。
本発明に用いられる塗被剤は、成分(a)ないしくC1
を混合することにより得られる。例えば顔料を紙サイジ
ング剤の水性カチオン性重合体分散液に添加し、次いで
成分(c)の化合物の少なくとも1種を添加するか、あ
るいはまず成分(a)及び(c)を混合して水性顔料懸
濁液を製造しくその固形物濃度は例えば40〜85重量
%)、これを紙サイジング剤のカチオン性水性重合体分
散液の少なくとも1種と混合する。K値が10〜50の
エチレン性不飽和C1〜C3−カルボン酸の重合体の存
在下に顔゛料を粉砕して分散させることにより得られた
顔料水性懸濁液を使用する操作法が、特に好ましい。こ
の場合は顔料として好ましくは炭酸カルシウム又は白亜
を、そして重合体分散剤としてに値が10〜60のポリ
アクリル酸又はアクリル酸とアクリルアミドメチルプロ
パンスルホン酸からの共重合体が用いられる。
こうして分散粒子の約90%が2μm以下の大きさを有
する特に微細な顔料懸濁液が得られる。この顔料懸濁液
は、高濃度例えば固形物顔料が60〜80重量%におい
ても、懸濁液を容易に操作しうる粘度を有する。次いで
この顔料懸濁液に、なお(blの少な(とも1種のカチ
オン性水性重合体分散液を混合する。紙の表面に塗布さ
れるこの塗被剤は、5〜60重蛋%好ましくは15〜6
5重量%の固形物含量を有する。
塗被剤のpH値は5〜10である。
塗被剤は紙の片面又は両面に塗布される。塗布は紙塗被
のための既知の装置、例えばブレード、スピードサイザ
ー又はショートドウエルコーターを用いて好ましくは連
続的に行われる。
紙匹は750m/分以上好ましくは1000〜1400
77!/分の速度で塗被装置に導通される。
塗被におけるこの高い速度は、紙の塗被を直接に紙製造
と結合゛し、そして製紙機中に塗被単位を組込むことを
可能にする。こうして例えば新聞用紙として使用できる
天然紙が得られる。
この高い処理速度において、0.5〜4好ましくは1〜
2.5g/m”の塗被剤塗布が得られる。
紙塗被のための普通の方法と比較して本質的に少ないこ
の塗布量によって、良好な印刷適性を有する比較的軽い
紙の製造も可能となる。
下記例中の部は重量部、%は重量%を意味する。K値は
、フェルローゼヘミ−13巻48〜64頁及び71〜7
4頁(1932)に記載のクイケンチャー法により、水
溶液中でpH8、温度25℃及び共重合体のナトリウム
塩の濃度1%において測定され、その際に=k・103
である。
相対粘度は、1重量%水溶液について25℃及びpH3
,5において、毛管粘度計を用いて測定された。固有粘
度は相対粘度から前記式により算出された。
塗被紙の印刷適性は、白変、明度、不透明度、滲み通し
及び半透明度に関して評価された。白変な定めるために
、DIN53145により反射率係数を測定した。不透
明度はDIN 53146により測定された。他の標準
は次の方法により測定された。
明度の測定: 装置:エルレホ測定機 フィルター: FMY / に の測定のためには、未印刷紙葉(同じ面を上向きにして
)を黒色のビロード基板上に、読取り値が紙葉をさらに
追加しても変化しなくなるまで重ねる(無限測定)。紙
葉の大きさに応じて、それぞれ3ないし5回の測定によ
り代表的平均値が得られる。その結果はDIN 531
45による白色標準に対する反射率として%で示される
。明度測定は白変測定(DIN 53145)と同じ原
理に基づいている。
滲み通し: 印刷装置:ハインドル凹版印刷機 測定装置:エルレホ測゛°定機 測定用フィルター: FMY/C X=栓いなしの明度 Y=純色裏面の明度 Z=積層の明度 測定X: 印刷した紙葉を、同じ試験系からの未印刷の紙葉を用い
て、2つの同じ面が重なる(例えば未印刷スクリーン面
が印刷されたスクリーン面の上になる)ように覆う。測
定は大きい長方形の純色面で黒色ビロード基板なしで行
われる。
普通のようにそれぞれ3回の測定による平均値を出し、
測定値はDIN 53145による白色標準に対する反
射率として%で示される。
測定Y: 印刷した紙葉な裏面から、同様に黒色ビロード基板なし
で大きい長方形゛の純色面により測定する。同様に3回
の測定の平均値を出す。この場合も測定値はDIN53
145による白色標準に対する反射率として%で示され
る。
滲み通しの計算: X−7×100 半透明度: 測定法及び装置は滲み通しの場合と同じ。
紙のサイジング度はDIN53132によるコツプ値(
60秒)により、50%滲み通しまでのインキ浮き出し
時間はDIN53126による標準インキを用いて測定
された。
カチオン性重合体分散液の製造: カチオン性分散液1 ***特許1696326号明細書の教示に従い、ジメチ
ル硫酸で四級化したN−ビニルイミダゾール20部、ア
クリルニトリル26部及びn−ブチルアクリレート54
部を共重合させて、LD値が84の40%カチオン性重
合体分散液を製造する。
カチオン性分散液2 攪拌器、供給装置及び窒素中で操作するための装置を備
えた重合用容器中で、攪拌しながら82%カチオン性ば
れいしょ殿粉水溶液(ηi=o、1al/g、グルコー
ス単位1モルについての置換度0.025モル窒素)を
水136部に85℃で溶解する。氷酢酸3.7部及び硫
酸鉄(FeSO4−7H2O) 0.05部を添加した
のち、30%過酸化水素0.8部を添加し、20分後に
さらに30%過酸化水素0.8部を添加する。次いで2
時間かけて水29部中のラウリル硫酸ナトリウム0.0
45部の溶液中のn−ブチルアクリレート44部及びス
チロール69部の乳化液を供給し、同時に開始して第二
流入容器から5.5%過酸化水素溶液14部を添加する
。単量体及び過酸化水素の添加終了後、反応混合物を8
5°Cでなお1時間重合させる。固形物含量が34%で
LD値が86のカチオン性分散液が得られる。
カチオン性分散液6 攪拌器、還流冷却器、供給装置及び窒素中で操作するた
めの装置を備えた11の四つロフラスコに、水148g
及び下記の殿粉134.0,9゜ならびに下記の殿粉I
I 8.4 gを装入し、攪拌しながら85℃に加熱す
る。殿粉■は、分解されたカチオン性ばれいしょ殿粉で
、 0.47 dl!/、!ilの固有粘度、グルコー
ス単位1モルにつき0.027モル窒素の置換度及びグ
ルコース単位1モルにつき0.015モルのC0OH基
を有する。この殿粉の固形物含量は86%である。殿粉
■は分解されたカチオン性ばれいしょ殿粉で、1.16
dl/iの固有粘度及びグルコース単位1モルにつき0
.07モル窒素の置換度を有する。この殿粉の固形物含
量は86%である。
85℃で30分間攪拌したのち、10%酢酸カルシウム
水溶液2.6g及び1%酵素液(α−アミラーゼA)1
0gを添加する。85℃でさ液16.5g及び30%過
酸化水素1.75 fiを添加し、20分後に過酸化水
素を分解し、殿粉の酸化分解を終了する。殿粉混合物の
固有粘度は0.08dl/、9である。
次いで60%過酸化水素1.8gを添加し、直ちにアク
リルニトリル93.7g、n−ブチルアクリレ−)76
.4.9及び水say中のCl4−アルキルスルホン酸
ナトリウム0.2gの溶液から成る乳化液を、同時にこ
れと別に3.12%過酸化水素溶液50gを1.75時
間かけて供給する。
この時間中ならびに単量体及び過酸化水素の供給終了後
60分間にわたり、反応混合物の温度を85℃に保持す
る。固形物含量が40.5%でLD値が82のカチオン
性分散液が得られる(殿粉膜のない粒子の直径は145
 nm )。
比較分散液1 n−ブチルアクリレート66.3部、アクリルニトリル
14部、スチロール15部及びアクリル酸4部の乳化液
及びラウリルスルホン酸ナトリウム水溶液中の過酸化二
値酸カリウムの水溶液を反応器に装入して、乳化重合法
により80℃で重合させて、アニオン性共重合体分散液
を製造する。LD値が72の50%アニオン性重合体分
散液が得られる。
比較分散液2 日本特開昭58−115196号の教示に従い、攪拌器
及び環流冷却器を備えた21のフラスコに、酸化分解し
たばれいしょ殿粉の6.6%水溶液500部を装入する
。分解殿粉の固有粘度ηiは0.27417g、置換度
はグルコース単位1モルにつき0.034モルカルボキ
シル基である。80〜90°Cに加熱されたこの前装入
物に、スチロール44部、n−ブチルアクリレート71
.7部及び三級ブチルアクリレート21.7部、ならび
に水50部中の過酸化工硫酸カリウム3部を添加する。
固形物含量が25%でLD値が90のアニオン性重合体
分散液が得られる。
塗被剤製造の一般的指針: 攪拌器付き反応器中で、下記表に示す顔料10Gkgを
、それぞれに値20のアクリル酸単独重合体のナトリウ
ム塩0.5 kgを添加して、水150kgに分散させ
る。これと別にカチオン性の又は酸化分解された殿粉6
.7 kgを水70kgに溶解することにより、殿粉水
溶液を製造する。カチオン性殿粉は、1.6dllji
の固有粘度ηi及びグルコース単位1モルにつき0.0
9モル窒素の置換度を有する。乳化分解された殿粉は0
.6dl1gの固有粘度及びグルコース単位1モルにつ
き0.025モルC0OH基の置換度を有する。
次いで顔料懸濁液及び可溶性殿粉からの前記の混合物に
、重合体に対し各33.3 kgのカチオン性分散液1
ないし3又は比較分散液1及び2をそれぞれ添加する。
各150に9の水を添加して、塗被剤の固形物含量を約
25重量%にする。
この塗被剤を工業用塗布装置でブレード塗布器を用いて
、坪! 60617m2の凹版印刷用天然紙に、100
0ffl/分の速度で両面に塗布する。
塗布量は1 m2及び1面につき1gである。塗被剤を
塗布したのち、塗被しだ紙匹をそれぞれ乾燥する。下記
表に使用した塗被剤、ならびに得られた各塗被紙の性質
を示す。この結果から、本発明によれば比較分散液と比
較して、印刷適性が著しく改善されることが知られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紙の片面又は両面に、(a)微細顔料100重量部
    、(b)重合体のガラス転移温度が5〜80℃である紙
    サイジング剤としてのカチオン性水性重合体分散液5〜
    70重量部(重合体の量)、及び(c)表面サイジング
    の生成を妨げる界面活性物質及び/又は重合体分散剤0
    .01〜10重量%から成る混合物の水性塗被剤を0.
    5〜4g/m^2の量で塗布したのち、塗被紙を乾燥す
    ることを特徴とする、紙の印刷適性の改善法。 2、成分(b)の重合体の90重量%以下特に5〜30
    重量%を水溶性ポリサッカライドで置き換えることを特
    徴とする、第1請求項に記載の方法。 3、成分(a)及び(c)を水性顔料懸濁液の形で成分
    (b)と混合することにより得られた塗被剤を使用する
    ことを特徴とする、第1又は第2請求項に記載の方法。 4、成分(a)及び(c)の水性顔料懸濁液が、K値が
    10〜50(重合体のナトリウム塩について1%水溶液
    中25℃及びpH8において測定)のエチレン性不飽和
    C_3〜C_5−カルボン酸の重合体の存在下に、顔料
    を磨砕して分散させることにより得られたものであるこ
    とを特徴とする、第3請求項に記載の方法。 5、成分(b)としてのカチオン性重合体分散液が、1
    〜40重量%のカチオン性単量体を重合含有するもので
    あることを特徴とする、第1ないし第4請求項のいずれ
    かに記載の方法。 6、単量体に対し0.2〜40重量%のカチオン性乳化
    剤特にカチオン性殿粉の存在下に、単量体を重合させる
    ことにより得られた重合体分散液を使用することを特徴
    とする、第1ないし第5請求項のいずれかに記載の方法
    。 7、カチオン性乳化剤として、塩基性窒素原子を有する
    単量体5〜100重量%を重合含有し、そして溶液粘度
    η_r_e_lが1.05〜1.4(1重量%溶液中で
    25℃及びpH3.5において測定)である重合体を使
    用することを特徴とする、第6請求項に記載の方法。 8、成分(b)として、(1)アクリルニトリル、メタ
    クリルニトリル及び/又はスチロール20〜65重量%
    、(2)1価の飽和C_3〜C_8−アルコールのアク
    リル酸エステル又はメタクリル酸エステル、酢酸ビニル
    、ビニルプロピオネート及び/又はブタジエン−(1,
    3)35〜80重量%及び(3)他のエチレン性不飽和
    の共重合可能な単量体0〜10重量%からの単量体混合
    物10〜56重量部を、粘度η_iが0.04〜0.5
    0dl/gであるカチオン性殿粉を1.5〜25重量%
    溶解含有する水溶液100重量部の中で、過酸化物基を
    有する開始剤の存在下に40〜100℃の温度で乳化重
    合法により共重合させることにより得られた重合体分散
    液を使用することを特徴とする、第6請求項に記載の方
    法。
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