JPH0194086A - 車両用リカバリータンクの排水構造 - Google Patents

車両用リカバリータンクの排水構造

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JPH0194086A
JPH0194086A JP62250381A JP25038187A JPH0194086A JP H0194086 A JPH0194086 A JP H0194086A JP 62250381 A JP62250381 A JP 62250381A JP 25038187 A JP25038187 A JP 25038187A JP H0194086 A JPH0194086 A JP H0194086A
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JP
Japan
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recovery tank
drain
seat pillar
backstay
vehicle
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JP62250381A
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Mutsuhiro Suzuki
鈴木 睦比呂
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リカバリータンクの排水構造に関し、特に該
リカバリータンクを車体フレームの略中央に搭載した場
合の、該タンクからのオーバーフロー水を、簡単な構造
で、かつリヤアームとの干渉の問題を生じることなく所
定位置に排水できるようにした排水構造に関する。
〔従来の技術〕
−mに水冷式エンジンを搭載した車両では、ラジェータ
側での冷却水の温度上昇による膨張分を貯溜しておくと
ともに、温度降下による収縮分を補うためのリカバリー
タンクが搭載されている。
このリカバリータンクは、冷却水が所定量以上になると
余分な量をオーバーフローさせて排水するように構成さ
れている。そしてこのリカバリータンクを、例えば車体
フレームのシートピラーと、シートレールと、バックス
テーとで構成される三角形状領域付近に搭載する場合が
あるが、このような場合、そのままではオーバーフロー
水が酸タンク付近に飛散して乗員の衣服等が汚損される
恐れがある。
そこで従来から上記オーバーフロー水が飛散するのを防
止するため、リカバリータンクの排水口に排水チューブ
を接続し、このチューブを車体フレームに沿わせて下方
に配管し、車両下方に上記オーバーフロー水を導くよう
にしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記排水チューブを設けた排水構造では、
この排水チューブを車体フレームに沿って配管するとと
もに適宜クランプすることとなるから、それだけ構造が
複雑になる。しかも上記三角形状9N域の下方には上下
に揺動するリヤアーム。
及び場合によっては駆動チェノが位置している。
従ってこの排水チューブの配管作業に当たってはこれら
の可動部品との干渉を避けて配管する必要があり、それ
だけ配管ルート及びクランプ方法に制約を受け、作業が
困難であるという問題がある。
そこで本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、リヤ
アーム、駆動チェノ等との干渉を考慮する必要がなく、
しかも簡単な構造でもってオーバーフロー水を車両下方
に導くことのできるリカバリータンクの排水構造を提供
する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、シートピラーと、シートレールとを上下方向
に延びるバックステーで略三角形状に接続した車体フレ
ームを備えた車両において、ラジェータに接続されたリ
カバリータンクからのオーバーフロー水を所定位置に排
水するための構造であって、上記リカバリータンクを上
記三角形状領域近傍に取り付け、該リカバリータンクの
排水口を上記バックステー又はシートピラーの何れかに
連通接続するとともに、このバックステーとシートピラ
ーとの接続部近傍に排水孔を形成したことを特徴として
いる。
ここで本発明におけるシートピラーは、メインバイブと
別体の場合だけでなく、該メインパイプを延長してなる
場合も含み、また排水孔の形成位置はバックステー又は
シートピラーの下端部等、所望の排水位置にすればよい
が、できるだけ下方に位置させるのが望ましい。
〔作用〕
本発明に係るリカバリータンクの排水構造によれば、車
体フレームを排水通路として利用しているので、別個の
排水チューブ、クランプ部材は不要であり、勿論該チュ
ーブの配管作業も必要でない。従ってそれだけ構造が簡
単であり、さらに上記可動部品との干渉については全く
考慮する必要がない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例による自動二輪
車におけるリカバリータンクの排水構造を説明するため
の図である。
図において、1は本実施例構造が適用された自動二輪車
であり、これの車体フレーム2は、以下の構成のいわゆ
るセミダブルクレードル型の鋼管フレームである。即ち
、操向軸筒2aに上、下のメインパイプ2b、2cを接
続し、上メインパイプ2bの後端部に、下方に延びる左
、右一対のシートピラー2dS後方に延びるシートレー
ル2eをそれぞれ接続し、この各シートレール2e、 
 シートピラ−2d間をバックステー2fで側面視略三
角形状に接続し、さらに下メインバイブ2Cの後端に接
続された左、右一対のダウンチューブ2gの後端を上記
シートピラー2dの下端に接続して構成されている。
上記操向軸筒2aには下端で前輪3を軸支する前フオー
ク4が左右に揺動自在に枢支され、シートピラー2dの
下端には後端で後輪5を軸支する後アーム6が上下に揺
動自在に枢支されている。
また、上記車体フレーム2の略中夫には水冷式2サイク
ルエンジン10が、上部には燃料タンク7゜シート8が
、後端には後輪5の上方を覆う後フェンダ9がそれぞれ
配設されている。
そして右側(車両前方から見て、以下同じ)のバックス
テー2fの後方、即ち上記三角形状領域の近傍で後輪5
の外方に本実施例のリカバリータンク12が配設されて
いる。このリカバリータンク12は樹脂一体成形品であ
り、これの外表面2箇所には支持プラケット12a、1
2bが一体形成されている。上側のブラケット12aは
上記シートレール2eとバックステー2fとの接続部に
固定された補強バイブ2hに、前側のブラケット12b
はバックステー2fにそれぞれボルト締め固定されてい
る。
また、上記リカバリータンク12の前壁の底壁コーナ部
には流入管12Cが、天壁コーナ部には排水″W12d
がそれぞれ一体形成されている。この流入管12cは車
体前部に配設されたラジェータ18とゴムホース17で
接続されており、これにより冷却水の温度上昇時には、
該冷却水の膨張分をリカバリータンク12内に貯溜し、
かつ温度低下による冷却水の収縮時には、冷却水をラジ
ェータに補給するように構成されている。
そして上記天壁コーナ部に形成された排水管12dは、
バックステー2fに連通固定された接続管13に排水ホ
ース14で接続されている。また、上記バックステー2
fとシートピラー2d七の接続部には連通孔15が形成
されており、さらに該シートピラー2dの、クロスパイ
プ21との接続部には排水孔16が形成されている。こ
れによりリカバリータンク12の排水管12dからのオ
ーバーフロー水は、ゴムホース14.バックステー2f
、シートピラー2dの下部を介して車両の下端部に案内
され、排水されるようになっている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例装置では、冷却水の温度上昇による膨張分は、
ラジェータ18からゴムホース17を通ってリカバリー
タンク12内に貯溜され、また莫気はここで冷えて再び
液化して該リカバリータンク12内に貯溜される。そし
てエンジン側の温度が低下すると冷却水が収縮するが、
この収縮分はリカバリータンク12からラジェータ18
に補給されることとなる。そして上記ラジェータ18側
からの冷却水量が増加して、リカバリータンク12内の
液面が所定レベル以上になると、その分だけ排水管12
dからオーバーフローする。このオーバーフロー水は排
水ホース14からバックステー2f、シートピラー2d
を通ってこれの排水孔16から車両の下方に排水される
。従ってオーバーフロー水の飛散を防止して乗員の汚損
等の問題を解消できる。
このようなオーバーフロー水の排水において、従来構造
では、別個の排水チューブを用いていたことから構造が
複雑になり、また配管ルート、クランプ方法に制約を受
けるという問題があった。
これに対して本実施例では、バックステー2f。
シートピラー2dを排水チューブとして利用しているの
で、別個の排水チューブ及びクランプが不要になり、そ
れだけ構造が簡素になる。しかも排水チューブが不要で
あるから、これの配管作業自体も勿論不要となり、リヤ
アーム等との干渉の問題が生じることもない。
なお、上記実施例では、リカバリータンク12を三角形
状領域の外側に配置したが、このリカバリータンクは該
領域の内側等、1891)域の近傍に取り付ければよい
、また上記実施例では排水管12dをバックステーに接
続したが、シートピラーに接続してもよく、要は車体フ
レームを排水チューブとして利用する構成にすれば、上
述の効果が得られる。
また、上記実施例では自動二輪車を例にとって説明した
が、本発明の適用範囲は自動二輪車に限定されるもので
はなく、シートピラー、バックステー等上下方向に延び
、排水チューブとして利用できる車体フレームを備えた
車両であれば適用でき、例えば超低圧幅タイヤを装着し
た不整地走行用鞍乗型車両(ATV)にも勿論通用でき
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るリカバリータンクの排水構造
によれば、リカバリータンクの排水口をシートピラー又
はバックステーに接続してこれを排水チューブとして利
用したので、構成が簡素になり、かつリヤアーム等の可
動部品との干渉を考慮する必要がないという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例によるリカバリ
ータンクの排水構造を説明するための図であり、第1図
はその側面図、第2図はその車両前方から見た正面図、
第3図は該構造が通用された自動二輪車の側面図である
。 図において、1は自動二輪車、2は車体フレーム、2b
は上メインパイプ、2dはシートピラー、2eはシート
レール、2fはバックステー、12はリカバリータンク
、12dは排水管(排水口)、16は排水孔である。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人    弁理士 下布 努 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メインパイプの後部から下方に延びるシートピラ
    ーと、後方に延びるシートレールとを上下方向に延びる
    バックステーで略三角形状に接続した車体フレームを備
    えた車両において、ラジエータに接続されたリカバリー
    タンクからのオーバーフロー水を所定位置に排水するた
    めの構造であって、上記リカバリータンクを上記三角形
    状領域の近傍に取り付け、該リカバリータンクの排水口
    を上記バックステー又はシートピラーの何れかに連通接
    続するとともに、該バックステーとシートピラーとの接
    続部近傍に排水孔を形成したことを特徴とする車両用リ
    カバリータンクの排水構造。
JP62250381A 1987-10-02 1987-10-02 車両用リカバリータンクの排水構造 Expired - Lifetime JP2832827B2 (ja)

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