JPH0143478Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143478Y2 JPH0143478Y2 JP16005383U JP16005383U JPH0143478Y2 JP H0143478 Y2 JPH0143478 Y2 JP H0143478Y2 JP 16005383 U JP16005383 U JP 16005383U JP 16005383 U JP16005383 U JP 16005383U JP H0143478 Y2 JPH0143478 Y2 JP H0143478Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- soundproof cover
- auxiliary equipment
- engine body
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば自動車におけるエンジン防
音装置の改良に関する。
音装置の改良に関する。
自動車のエンジンは、エンジン本体と、噴射ポ
ンプ、オイルフイルタ、発電機およびスタータな
どのエンジン補機とからなる。これらの運転動作
にともなつて、特にエンジン本体から騒音を減衰
させるために、種々の考案工夫がなされている。
たとえば、エンジン本体を密閉した防音箱内に収
容したり、外表面全てに防音材を貼着して覆う構
造であり、それぞれ騒音減衰効果は確保される。
ンプ、オイルフイルタ、発電機およびスタータな
どのエンジン補機とからなる。これらの運転動作
にともなつて、特にエンジン本体から騒音を減衰
させるために、種々の考案工夫がなされている。
たとえば、エンジン本体を密閉した防音箱内に収
容したり、外表面全てに防音材を貼着して覆う構
造であり、それぞれ騒音減衰効果は確保される。
しかしながら、エンジン本体はメンテナンスを
必要とするので、防音箱に部分的な扉体を設けな
ければならず、構造が複雑となる。また、エンジ
ン補機はエンジン本体の周囲に配設されているか
ら、扉体の位置設定が難しく、メンテナンスが面
倒である。さらに、エンジン本体は、その構造上
複雑な形状であるから、外表面を防音材で覆うに
は手間がかかり、コストに悪影響を与える。
必要とするので、防音箱に部分的な扉体を設けな
ければならず、構造が複雑となる。また、エンジ
ン補機はエンジン本体の周囲に配設されているか
ら、扉体の位置設定が難しく、メンテナンスが面
倒である。さらに、エンジン本体は、その構造上
複雑な形状であるから、外表面を防音材で覆うに
は手間がかかり、コストに悪影響を与える。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、形状および取付け
が簡単で、かつメンテナンスの邪魔にならない防
音カバーを備え、確実な防音効果を得るエンジン
防音装置を提供しようとするものである。
り、その目的とするところは、形状および取付け
が簡単で、かつメンテナンスの邪魔にならない防
音カバーを備え、確実な防音効果を得るエンジン
防音装置を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第１図中１はエンジン本体であり、これ
はシリングブロツク２、シリンダベツド３、吸気
マニホールド４および排気マニホールド５などか
ら構成される。エンジン本体１の特にシリングブ
ロツク２の両側面にはエンジン補機６が配設され
る。このエンジン補機６は、シリングブロツク２
の一側面に配置される噴射ポンプ７およびオイル
フイルタ８、他側面に配置される発電機９および
スタータ１０などからなる。この他エンジン補機
６は図示しない機成部品を備える。また、エンジ
ン本体１の両側面上、下部には、上、下部ステー
１１ａ，１１ａ，１１ｂ，１１ｂが水平方向に突
出する。いずれのステー１１ａ，１１ｂも上記エ
ンジン補機６の外側へ突出するよう設けられる。
そして、各面の上、下部ステー１１ａ，１１ｂ端
部に亘つて防音カバー１２，１２が回動自在に枢
支される。すなわち、下部ステー１１ｂの突出端
部にはヒンジ具１３を介して防音カバー１２の下
端部が回動自在に取付けられる。上部ステー１１
ａの突出端部には、第２図に示すように、ボルト
とナツトからなる固定具１４を介して防音カバー
１２の上端部が係脱自在に支持される。なお、上
下部ステー１１ａ，１１ｂともその基端部は同図
に示すように弾性材１５を介してエンジン本体１
に取付けるとよい。上記防音カバー１２は、その
上、下端部および両側部ともエンジン本体１およ
びエンジン補機６と離間対向する。
明する。第１図中１はエンジン本体であり、これ
はシリングブロツク２、シリンダベツド３、吸気
マニホールド４および排気マニホールド５などか
ら構成される。エンジン本体１の特にシリングブ
ロツク２の両側面にはエンジン補機６が配設され
る。このエンジン補機６は、シリングブロツク２
の一側面に配置される噴射ポンプ７およびオイル
フイルタ８、他側面に配置される発電機９および
スタータ１０などからなる。この他エンジン補機
６は図示しない機成部品を備える。また、エンジ
ン本体１の両側面上、下部には、上、下部ステー
１１ａ，１１ａ，１１ｂ，１１ｂが水平方向に突
出する。いずれのステー１１ａ，１１ｂも上記エ
ンジン補機６の外側へ突出するよう設けられる。
そして、各面の上、下部ステー１１ａ，１１ｂ端
部に亘つて防音カバー１２，１２が回動自在に枢
支される。すなわち、下部ステー１１ｂの突出端
部にはヒンジ具１３を介して防音カバー１２の下
端部が回動自在に取付けられる。上部ステー１１
ａの突出端部には、第２図に示すように、ボルト
とナツトからなる固定具１４を介して防音カバー
１２の上端部が係脱自在に支持される。なお、上
下部ステー１１ａ，１１ｂともその基端部は同図
に示すように弾性材１５を介してエンジン本体１
に取付けるとよい。上記防音カバー１２は、その
上、下端部および両側部ともエンジン本体１およ
びエンジン補機６と離間対向する。
さらに、防音カバー１２について説明すると、
これは最も外側が制振鋼板１６であり、その内側
に層状の吸音材１７が貼着され、最も内側は吸音
材カバー１８の三重構造である。上記制振鋼板１
６は、たとえば第３図Ａに示すように２枚の薄い
鋼板１９，１９間に高分子フイルム材２０を装着
したものである。あるいは同図Ｂに示すように鋼
板２１の一側面を、不飽和ポリエステル、エポキ
シ樹脂あるいはゴム材料などの高分子材料２２で
コーテイングしてなるものでもよい。上記吸音材
カバー１７は、その上、下端部を制振鋼板１６に
設けられたホルダ２３で支持される。上記吸音材
１７は、制振鋼板１６と吸音材カバー１８間に介
設された状態であり、たとえばウレタン発泡材が
用いられる。
これは最も外側が制振鋼板１６であり、その内側
に層状の吸音材１７が貼着され、最も内側は吸音
材カバー１８の三重構造である。上記制振鋼板１
６は、たとえば第３図Ａに示すように２枚の薄い
鋼板１９，１９間に高分子フイルム材２０を装着
したものである。あるいは同図Ｂに示すように鋼
板２１の一側面を、不飽和ポリエステル、エポキ
シ樹脂あるいはゴム材料などの高分子材料２２で
コーテイングしてなるものでもよい。上記吸音材
カバー１７は、その上、下端部を制振鋼板１６に
設けられたホルダ２３で支持される。上記吸音材
１７は、制振鋼板１６と吸音材カバー１８間に介
設された状態であり、たとえばウレタン発泡材が
用いられる。
しかして、エンジン本体１の運転にともなつて
発生する騒音は、エンジン補機６からの騒音とと
もに防音カバー１２に衝突してはね返り、再びエ
ンジン本体１およびエンジン補機６に衝突しては
ね返る。騒音は防音カバー１２に衝突する都合、
吸音材１７および制振鋼板１６によつて吸収され
減衰する。したがつて、エンジン本体１およびエ
ンジン補機６と防音カバー１２との間隙から洩れ
る騒音はごく小さい。
発生する騒音は、エンジン補機６からの騒音とと
もに防音カバー１２に衝突してはね返り、再びエ
ンジン本体１およびエンジン補機６に衝突しては
ね返る。騒音は防音カバー１２に衝突する都合、
吸音材１７および制振鋼板１６によつて吸収され
減衰する。したがつて、エンジン本体１およびエ
ンジン補機６と防音カバー１２との間隙から洩れ
る騒音はごく小さい。
エンジン本体１のメンテナンスにあたつては、
防音カバー１２を回動すれば、エンジン本体１の
側部は全て開放されるので、全く支障ない。エン
ジン補機６のメンテナンスも同様である。
防音カバー１２を回動すれば、エンジン本体１の
側部は全て開放されるので、全く支障ない。エン
ジン補機６のメンテナンスも同様である。
以上説明したように本考案によれば、エンジン
本体とエンジン補機の外側に防音カバーを離間対
向位置させたがら、防音カバーの形状を複雑なエ
ンジン本体やエンジン補機の形状に合わせる必要
がなく、簡単ですみ、製作および取付けが容易で
ある。上記防音カバーの下端部をヒンジを介して
下部ステーに回動自在に枢支し、かつ防音カバー
の上端部は上部ステーの突出端部に係脱自在に支
持したから、防音カバーと上部ステーとの係合を
解き下部ステー端部のヒンジを中心に防音カバー
を回動すれば、エンジン本体およびエンジン補機
と防音カバーとの間に自由時間が生じ、エンジン
本体とエンジン補機のメンテナスが容易はかつ短
時間でできる。また、防音カバーは制振鋼板の内
側面に吸音材を層状に貼着してなるものとしたか
ら、吸音材による吸音効果と制振鋼板によるダン
ピングおよび遮音効果が得られ、運転騒音の吸収
減衰作用が優れるなどの種々の効果を奏する。
本体とエンジン補機の外側に防音カバーを離間対
向位置させたがら、防音カバーの形状を複雑なエ
ンジン本体やエンジン補機の形状に合わせる必要
がなく、簡単ですみ、製作および取付けが容易で
ある。上記防音カバーの下端部をヒンジを介して
下部ステーに回動自在に枢支し、かつ防音カバー
の上端部は上部ステーの突出端部に係脱自在に支
持したから、防音カバーと上部ステーとの係合を
解き下部ステー端部のヒンジを中心に防音カバー
を回動すれば、エンジン本体およびエンジン補機
と防音カバーとの間に自由時間が生じ、エンジン
本体とエンジン補機のメンテナスが容易はかつ短
時間でできる。また、防音カバーは制振鋼板の内
側面に吸音材を層状に貼着してなるものとしたか
ら、吸音材による吸音効果と制振鋼板によるダン
ピングおよび遮音効果が得られ、運転騒音の吸収
減衰作用が優れるなどの種々の効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図はエン
ジン防音装置の正面図、第２図はその要部の縦断
面図、第３図ＡおよびＢは制振鋼板の縦断面図で
ある。 １……エンジン本体、６……エンジン補機、１
１ａ……上部ステー、１１ｂ……下部ステー、１
２……防音カバー、１６……制振鋼板、１７……
吸音材。
ジン防音装置の正面図、第２図はその要部の縦断
面図、第３図ＡおよびＢは制振鋼板の縦断面図で
ある。 １……エンジン本体、６……エンジン補機、１
１ａ……上部ステー、１１ｂ……下部ステー、１
２……防音カバー、１６……制振鋼板、１７……
吸音材。
Claims (1)
- エンジン本体と、このエンジン本体の周囲に配
設される噴射ポンプ、オイルフイルタ等のエンジ
ン補機と、上記エンジン本体に一端部が固着され
た上部並びに下部ステーと、制振鋼板の内側面に
吸音材を層状に貼着して形成され、さらに上記エ
ンジン本体および上記エンジン補機の外側面に適
宜間隔を存して配設された防音カバーとを備え、
上記防音カバーは、下方を上記下部ステーの突出
端部にヒンジを介して回動自在に支持され、かつ
上方を上記上部ステーの突出端部に係脱自在に支
持されたことを特徴とするエンジン防音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16005383U JPS6069335U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | エンジン防音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16005383U JPS6069335U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | エンジン防音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069335U JPS6069335U (ja) | 1985-05-16 |
| JPH0143478Y2 true JPH0143478Y2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=30352153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16005383U Granted JPS6069335U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | エンジン防音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6069335U (ja) |
-
1983
- 1983-10-18 JP JP16005383U patent/JPS6069335U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6069335U (ja) | 1985-05-16 |
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