JPH0142484Y2 - - Google Patents

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JPH0142484Y2
JPH0142484Y2 JP1982169669U JP16966982U JPH0142484Y2 JP H0142484 Y2 JPH0142484 Y2 JP H0142484Y2 JP 1982169669 U JP1982169669 U JP 1982169669U JP 16966982 U JP16966982 U JP 16966982U JP H0142484 Y2 JPH0142484 Y2 JP H0142484Y2
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JP
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pieces
piece
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folding
folded
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JP1982169669U
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ビデオカセツトケース等のブツクケ
ース型の容器に関するものである。
<従来技術> 従来のビデオカセツトケースは、被包装物たる
ビデオカセツトケース等を熱接着性を有する素材
で包み込みながらホツトエアー、フレーム等によ
る熱融着の方式で、包装と同時に製函する構造の
容器の場合、第1図に示すように間に背板3を介
し、同じ大きさの側板1および2を設け、該側板
板1および2の上下端にそれぞれ内折込片4,4
および外折込片5,5を設け、かつ上下端3に舌
片6,6を設けてなる素材7で、内折込片4,4
と舌片6,6の相対向する端縁8,9は、互いに
重なるような位置、形状で設けられていた。した
がつて、それぞれの箇所間に折線を介して折込形
成し、第2図に示すように端縁8の上に端縁9を
重ねて接着してケースを製造していた。
しかし、このような従来の構造では、第2図、
第3図に示すように組立てた状態で内折込片4と
外折込片5との間に、舌片6が介在しているの
で、比較的大きな隙間aがあくために接着強度が
弱く、また、段差ができるため内容物の出し入れ
の際、ひつかかるという問題がある。そこで、こ
の問題を解決すべく、舌片と内折込片とが重なら
ないようにした第4図に示したような素材7′か
ら組立てられるものも提案されている。この場合
には通常、両面に熱接着性を有する素材、又はポ
リプロピレン等可撓性と剛性のある熱可塑性樹脂
シートを素材として被包装物たるカセツトテープ
等を包み込みながらホツトエアー、フレーム等に
よる熱融着の方式が用いられているが、しかし、
この素材7′を用い、舌片6′と内折込片4′とを
対向させ、熱融着すると、この舌片6′の端縁
9′と内折込片4′の端縁8′間に隙間が生じ、熱
接着時に使用するホツトエアー、又はフレームが
容器内まで到達し、被包装物を損傷してしまうお
それがあつた。
さらに、上述したように内外折込片と舌片とを
折重ねたときに生じる段差をなくすべく、舌片に
相当する片を殆ど削除、僅かに突出した突出片を
設けたものとして出願人は第5図に示すような構
造のものを先に提案した。この第5図に示す構造
のものは間に幅狭の方形状の背板12を介して、
左右両側に同じ大きさの幅広の方形状の側板1
0,11を連設してある。なお、16,16は被
包装物出し入れの際に指を掛けるための切欠きで
ある。前記側板10の上下端には該側板10と同
幅で、かつ背板12の幅と同じ高さの外折込片1
3,13を連設し、側板11の上下端には該側板
11と同幅で、かつ背板12の幅と同じ高さの内
折込片14,14を連接する。さらに背板12の
上下端には素材7の厚みtの約2倍の高さを有す
る突片15,15を連設してある。そして、この
素材から折起こして組立てる場合は側板10,1
1を、背板12を間にして折線1を介して垂直に
折起こしながら、内折込片14,14を、その上
から外折込片13,13を折線m,nを介して折
重ね、適宜接着手段により接着すれば簡単に組立
てられ、また、前述した包装しながら製函する方
式を用いるときでも内折込片14,14によりホ
ツトエアー、フレーム等の熱がほぼ完全に遮断さ
れるので被包装物の損傷は防止されるが、組立が
完了した後において、第6図に示すように突片1
5と外折込片13の端縁17との間に隙間18が
生じるため、該隙間18から容器内に塵埃等が浸
入して被包装物に悪影響を与えるという問題が新
たに生じる。そこで、突片15を第7図に示すよ
うに外折込片13と内折込片14との間に挟んで
折重ねれば、前記隙間18はなくなり、塵埃等の
浸入は妨げるが、突片15の厚味によつて接着部
分の内外面に段差19,19が生じて、被包装物
の出し入れの際の引つ掛かりとなるという問題が
生じる。
<考案が解決しようとする課題> 本考案は上記従来の技術の問題点を解決して、
被包装物の出し入れを円滑にし、しかも被包装物
の保護性の優れたブツクケース型容器を提供する
ことを課題とする。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記課題を解決するために考えられた
もので、素材に打抜き、罫線付けされた一枚のブ
ランクスから組立てられる容器であつて、背板を
介して略同じ大きさの側板を設け、一方の側板の
上下端に外折込片を、他方の側板の上下端には前
記外折込片と略同じ大きさ、形状の内折込片をそ
れぞれ連設し、前記背板の上下端には素材厚より
薄くした突片を設け、前記内折込片、突片、外折
込片の順に折重ねて接着して成るブツクケース型
容器である。
<作用> 本考案は以上のように構成されているので内折
込片、突片、外折込片とを相互に折重ねて接着し
た場合にも段差が生じず、包装・組立時には被包
装物の端部が内折込片で完全に覆われ、被包装物
にホツトエアー、フレーム等が届くことがない。
<実施例> 以下、図面の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
まず、本考案は紙、紙とポリプロプレン等の熱
可塑性合成樹脂シートとの積層体、または熱可塑
性成樹脂シート単体から成る素材に打抜き罫線付
けされた一枚のブランクスから組立てられる一個
所が開口したブツクケース型の容器であり、第8
図に示すように、間に幅狭の方形状の背板22を
介して、左右両端に同じ大きさの幅広の方形状の
側板20,21を連設してある。なお、26,2
6は被包装物出し入れの際に指を掛けるための切
欠きである。前記側板20の上下端には該側板2
0と同幅で、かつ背板22の幅と同じ高さの外折
込板23,23を連設し、側板21の上下端には
該側板21と同幅で、かつ背板22の幅と同じ高
さの内折込板24,24をそれぞれ折線g,hを
介して連設する。さらに背板22の上下端には該
背板22と同幅で高さの低い突型25,25を折
線q,rを介して連設してあり、該突片25,2
5には第9図に示すように素材厚の、例えば十分
の一位の厚さに削るか、押し漬した薄肉部27
が、第8図の斜線で示す位置に設けられている。
次に本考案の組立て方について説明すると、側
板20,21を、背板22を間にして折線pを介
して垂直に折起こしながら、内折込片24,24
を折線p,qを介して折曲げ、その上に、予めホ
ツトエアー、フレーム等により表面を溶融状態に
された突片25,25を折重ね、さらにその上に
外折込23,23を折重ねて、その内折込片、外
折込片、突片を相互に接着すれば、本考案の容器
は完成する。
また、別の組立て方として、当業界でサツク包
装と言われる方法がある。この方法によるとき
は、まず、被包装物たるビデオカセツトケース等
を側板20の上に載置し、次いで折線pを介して
側板21、背板22を折起こして、側板21を前
記被包装物の上に重ねる。さらに内折込片24,
24を折線p,qを介して折起こし、その内折込
片24,24の上に突片25,25を、その薄肉
部27,27をホツトエアー、フレーム等で溶融
しながら折線p,qを介して折重ね、さらにその
上に外折込片23,23を折線p,qを介して折
重ねて内折込片、突片、外折込片相互を接着して
包装と組立てとを一工程で行つてもよい。
<考案の効果> 本考案は以上のような構成になつているので次
のような優れた実用上の効果を有する。
(イ) 従来のような背板の上下に舌片がなく、僅か
に突出した突片が設けてあり、しかも突片には
薄肉部が設けてあるので第11図に示すよう
に、内折込片24、突片25、外折込片23と
を相互に折重ねて、接着した場合、従来のよう
に段差が生じないため、被包装物の出し入れも
円滑に行われ、外観も従来のものより優れてい
る。
(ロ) 内折込片と外折込片とがともに側板と同幅で
高さが背板の幅と同じなので、いわゆるサツク
包装方式で組立てる場合でも、内折込片を折起
こしたときに被包装物の端部が内折込片で完全
に覆われ、たとえば、ホツトエアー、フレーム
等で素材(熱可塑性合成樹脂)を溶融しても、
ホツトエアー、フレーム等が被包装物には届か
ないため、被包装物に損傷、変形等を与えるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は従来技術を示すもので、第
1図は従来技術の第一例を示す展開平面図、第2
図は同要部の折重ね状態を示す斜視図、第3図は
同部分の断面図、第4図は同第二例を示す展開平
面図、第5図は同第三例を示す展開平面図、第6
図は同組立てた状態の要部を示す平面図、第7図
は同要部断面図であり、第8図乃至第11図は本
考案に係るもので、第8図は展開平面図、第9図
はA−A′線に沿う断面図、第10図は斜視図、
第11図は折重ね・接着部を示す要部断面図であ
る。 1,2,1′,2′,10,11,20,21…
側板、4,4′14,24…内折込片、3,3′,
12,22…背板、5,5′,13,23…外折
込片、6,6′…舌片、7,7′…素材、8,8′,
9,9′,17…端縁、15,25…突片、16,
26…切欠き、a,18…隙間、19…段差、2
7…薄肉部、l,m,n,p,q,r…折線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 素材に打抜き、罫線付けされた一枚のブランク
    スから組立てられる容器であつて、背板を介して
    略同じ大きさの側板を設け、一方の側板の上下端
    に外折込片を、他方の側板の上下端には前記外折
    込片と略同じ大きさ、形状の内折込片をそれぞれ
    連設し、前記背板の上下端には素材厚より薄くし
    た突片を設け、前記内折込片、突片、外折込片の
    順に折重ねて接着して成るブツクケース型容器。
JP16966982U 1982-11-09 1982-11-09 ブツクケ−ス型容器 Granted JPS5975413U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16966982U JPS5975413U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 ブツクケ−ス型容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16966982U JPS5975413U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 ブツクケ−ス型容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5975413U JPS5975413U (ja) 1984-05-22
JPH0142484Y2 true JPH0142484Y2 (ja) 1989-12-12

Family

ID=30370612

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16966982U Granted JPS5975413U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 ブツクケ−ス型容器

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JP (1) JPS5975413U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58151974U (ja) * 1982-04-07 1983-10-12 大日本印刷株式会社 ビデオカセツトサツクケ−スブランク板

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5975413U (ja) 1984-05-22

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