JPH0141269Y2 - - Google Patents

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JPH0141269Y2
JPH0141269Y2 JP2101684U JP2101684U JPH0141269Y2 JP H0141269 Y2 JPH0141269 Y2 JP H0141269Y2 JP 2101684 U JP2101684 U JP 2101684U JP 2101684 U JP2101684 U JP 2101684U JP H0141269 Y2 JPH0141269 Y2 JP H0141269Y2
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JP
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speaker
channel
seat
driver
audio device
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JP2101684U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車載用オーデイオ装置に係り、特に助
手席及び運転席の両位置において左右両チヤンネ
ルの音圧レベルをほぼ等しくできる車載用オーデ
イオ装置に関する。
〈従来技術〉 車載用オーデイオ装置は第1図に示すように車
室11内の左右、たとえば座席後方リアトレイ1
2の左右にLチヤンネル用のスピーカ13LとR
チヤンネル用のスピーカ13Rを配置し、運転席
14及び助手席15における塔乗者がステレオ受
聴を楽しめるようになつている。
〈従来技術の欠点〉 しかし、かゝる従来の車載用オーデイオ装置で
は、運転席14においてRチヤンネルのスピーカ
13Rより聞えるRチヤンネル音圧レベルとLチ
ヤンネルのスピーカ13Lより聞えるLチヤンネ
ルの音圧レベルとの間に主として距離差に基づく
レベル差が生じ、角度βによるスピーカの指向性
ではかゝるレベル差を補正しきれなかつた。この
ため、運転者にはRチヤンネルのスピーカ13R
からの音声が主として聞こえ、不自然であり、ス
テレオ効果が損われていた。
一方、助手席15の塔乗者には同様の理由でL
チヤンネルのスピーカ13Lからの音声が主とし
て聞こえ、やはりステレオ効果が損われていた。
尚、運転操作パネル16にバランス調整用のボ
リユーム17が設けられており、該ボリユーム1
7を調整することにより運転者又は助手席の塔乗
者のうち一方の者のみがステレオ受聴を楽しめる
ようになつているが、他方の者は全くステレオ受
聴を楽しめないばかりか、バランス調整操作が煩
しい欠点がある。
〈考案の効果〉 本考案の目的は、運転席及び助手席において同
時にステレオ受聴が可能な車載用オーデイオ装置
を提供することである。
本考案の別の目的はバランス調整操作をしなく
ても、運転席及び助手席において同時にステレオ
受聴が可能な車載用オーデイオ装置を提供するこ
とである。
〈考案の概要〉 本考案はRチヤンネル用のスピーカとLチヤン
ネル用のスピーカをそれぞれ第1、第2の2つの
スピーカで構成し、Lチヤンネルの第1スピーカ
を助手席に向けて配置すると共に、Lチヤンネル
の第2スピーカを運転席に向けて配置し、且つR
チヤンネルの第1スピーカを運転席に向けて配置
すると共に、Rチヤンネルの第2スピーカを助手
席に向けて配置し、システムの一方のチヤンネル
の第1スピーカへの入力電圧を他方のチヤンネル
の第2スピーカへの入力電圧より小にする入力電
圧調整回路をLチヤンネルとRチヤンネルにそれ
ぞれ設けてなる車載用オーデイオ装置である。こ
の考案によれば、運転席と助手席において同時に
ステレオ受聴を楽しむことができ、しかもバラン
ス調整などの操作が不要である。
〈実施例〉 第2図は本考案の車載用オーデイオ装置におけ
るスピーカの配置図であり、車室11内の座席後
方リアトレイ12の左側にはLチヤンネルの第1
スピーカ13L1とLチヤンネルの第2スピーカ
13L2がそれぞれ配置され、又座席後方リアト
レイ12の右側にはRチヤンネルの第1スピーカ
13R1とRチヤンネルの第2スピーカ13R2
それぞれ配置されている。そして、Lチヤンネル
の第1スピーカ13L1は助手席15に向けて、
配置されLチヤンネルの第2スピーカ13L2
運転席14に向けて配置され、又Rチヤンネルの
第1スピーカ13R1は運転席14に向けて配置
され、Rチヤンネルの第2スピーカ13R2は助
手席15に向けて配置されている。
今、Lチヤンネルの第1スピーカ13L1から
助手席迄の距離とRチヤンネルの第1スピーカ1
3R1から運転席迄の距離をそれぞれL1とし、又
Lチヤンネルの第2スピーカ13L2から運転席
迄の距離とRチヤンネルの第2スピーカ13R2
から助手席迄の距離をそれぞれL2とすれば、運
転席14及び助手席15におけるRチヤンネルと
Lチヤンネルの音圧レベル差△Eは次式 △E=20logL2/L1(dB) (1) により表現される。但し、Rチヤンネルの各スピ
ーカの能率とLチヤンネルの各スピーカの能率は
等しいものとする。そして、Rチヤンネルの第1
スピーカ13R1の出力レベルをWR1、Lチヤンネ
ルの第2スピーカ13L2の出力レベルをWL2とす
れば、運転席14におけるこの2つのスピーカの
音圧レベル差△E0は次式 △E0=(WR1−WL2)+20logL2/L1(dB) (2) により表現され、又Lチヤンネルの第1スピーカ
13L1の出力レベルをWL1、Rチヤンネルの第2
スピーカ13R2の出力レベルをWR2とすれば、助
手席15における音圧レベル差△Eaは次式 △Ea=(WL1−WR2)+20logL2/L1(dB) (3) により表現される。
従つて、(2)〜(3)式より、次式 WL2−WR1=20logL2/L1 (4) WR2−WL1=20logL2/L1 (5) が成立するように各スピーカの出力レベルWR1
WR2,WL1,WL2を決定すれば、運転席14及び
助手席15においてRチヤンネルとLチヤンネル
の音圧レベルが等しくなり、ステレオ効果が損わ
れないことになる。
第3図は入力電圧調整回路を含むスピーカ接続
図であり、同図AはRチヤンネル、同図BはLチ
ヤンネルの接続図である。
Rチヤンネルの第1スピーカ13R1と第2ス
ピーカ13R2は互いに並列に接続され、第1ス
ピーカ13R1に直列に抵抗Rが接続され、端子
T1,T2よりRチヤンネルのオーデイオ信号が印
加されるようになつている。又、Lチヤンネルの
第1スピーカ13L1と第2スピーカ13L2は互
いに並列に接続され、第1スピーカ13L1に直
列に抵抗Rが接続され、端子T1′,T2′よりLチヤ
ンネルのオーデイオ信号が印加されるようになつ
ている。尚、抵抗Rが入力電圧調整回路101,
102を構成している。今、各第1スピーカ13
R1,13L1の抵抗値をr1、第2スピーカ13R2
13L2の抵抗値をr2、抵抗Rの抵抗値をr3、Rチ
ヤンネル及びLチヤンネルのオーデイオ信号電圧
をVとすれば、Rチヤンネルの第1スピーカ13
R1にかかる電圧VR1及びLチヤンネルの第1スピ
ーカ13L1にかかる電圧VL1は次式 VR1=VL1=r1/r1+r3V (6) により表現され、Rチヤンネルの第2スピーカ1
3R2にかかる電圧VR2及びLチヤンネルの第2ス
ピーカ13L2にかかる電圧VL2は当然VR2=VL2
Vである。
ここで簡単のためにこの4本のスピーカに同じ
スピーカを使用したとすると、r1=r2=rとおけ
て、 WL2−WR1=WR2−WL1=20logV2/r −20log(rV/r+r32/r=20logr+r3/r(
7) となる。
従つて、(7)式により(4),(5)式を補正すれば 20logL2/L1=20logr+r3/r (8) が成立する。換言すれば、(8)式が満たされるよう
に入力電圧調整回路101,102の抵抗Rの抵
抗値r3を決定し、一方のチヤンネルの第1スピー
カの出力レベルを他方のチヤンネルの第2スピー
カのそれより小にすれば運転席14及び助手席1
5におけるRチヤンネルとLチヤンネルの音圧レ
ベル差は零になる。
尚、以上の説明では抵抗Rを第1スピーカ13
R1,13L1にそれぞれ直列に接続して入力電圧
調整回路101,102を構成したが、本考案は
かかる実施例に限定されるものではなく、請求の
範囲内で種々変更できるものである。
〈考案の効果〉 以上説明したように、Rチヤンネル用のスピー
カとLチヤンネル用のスピーカをそれぞれ第1、
第2の2つのスピーカで構成し、Lチヤンネルの
第1スピーカを助手席に向けて配置すると共に、
Lチヤンネルの第2スピーカを運転席に向けて配
置し、且つRチヤンネルの第1スピーカを運転席
に向けて配置すると共に、Rチヤンネルの第2ス
ピーカを助手席に向けて配置し、更に一方のチヤ
ンネルの第1スピーカの出力レベルを他方のチヤ
ンネルの第2スピーカの出力レベルより小にする
入力電圧調整回路をLチヤンネルとRチヤンネル
にそれぞれ設け、該音声出力レベル調整回路によ
り運転席及び助手席における各チヤンネルの音圧
レベル差を零にするように構成したから、運転席
及び助手席においてステレオ効果が損われること
がなく、良好なステレオ受聴を楽しめ、しかも従
来のようにバランス調整操作が不要となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車載用オーデイオ装置における
スピーカ配置図、第2図は本考案にかかる車載用
オーデイオ装置におけるスピーカ配置図、第3図
は本考案にかゝる入力電圧調整回路を含むスピー
カ接続図である。 11……車室、12……座席後方リアトレイ、
13R1……Rチヤンネルの第1スピーカ、13
R2……Rチヤンネルの第2スピーカ、13L1
…Lチヤンネルの第1スピーカ、13L2……L
チヤンネルの第2スピーカ、14……運転席、1
5……助手席、101,102……入力電圧調整
回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車室内の左右にRチヤンネル用のスピーカ
    と、Lチヤンネル用のスピーカを配設してなる
    車載用オーデイオ装置において、Rチヤンネル
    用のスピーカとLチヤンネル用のスピーカをそ
    れぞれ第1、第2の2つのスピーカで構成し、
    Lチヤンネルの第1スピーカを助手席に向けて
    配置すると共に、Lチヤンネルの第2スピーカ
    を運転席に向けて配置し、且つRチヤンネルの
    第1スピーカを運転席に向けて配置すると共
    に、Rチヤンネルの第2スピーカを助手席に向
    けて配置し、更に一方のチヤンネルの第1スピ
    ーカの出力レベルを他方のチヤンネルの第2ス
    ピーカの出力レベルより小にする入力電圧調整
    回路をLチヤンネルとRチヤンネルにそれぞれ
    設けてなることを特徴とする車載用オーデイオ
    装置。 (2) 前記入力電圧調整回路を各チヤンネルの第1
    スピーカに直列に抵抗を接続して構成すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の車載用オーデイオ装置。 (3) 前記各チヤンネルのスピーカを座席後方リア
    トレイの左右に配置することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の車
    載用オーデイオ装置。
JP2101684U 1984-02-16 1984-02-16 車載用オ−デイオ装置 Granted JPS60134393U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2101684U JPS60134393U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 車載用オ−デイオ装置

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JP2101684U JPS60134393U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 車載用オ−デイオ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60134393U JPS60134393U (ja) 1985-09-06
JPH0141269Y2 true JPH0141269Y2 (ja) 1989-12-06

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JP2101684U Granted JPS60134393U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 車載用オ−デイオ装置

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JP5015611B2 (ja) * 2005-01-24 2012-08-29 パナソニック株式会社 音像定位制御装置
JP7278283B2 (ja) * 2017-12-29 2023-05-19 ハーマン インターナショナル インダストリーズ, インコーポレイテッド 車両の運転者の聴取体験を改善する非対称な音響実装

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