JPH0139778Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139778Y2 JPH0139778Y2 JP1648982U JP1648982U JPH0139778Y2 JP H0139778 Y2 JPH0139778 Y2 JP H0139778Y2 JP 1648982 U JP1648982 U JP 1648982U JP 1648982 U JP1648982 U JP 1648982U JP H0139778 Y2 JPH0139778 Y2 JP H0139778Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- sand
- earth
- retaining wall
- slanted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 14
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンクリートブロツクを用いた擁壁
の構造に関するものである。
の構造に関するものである。
実公昭38−26609号公報には二つの方形な側板
間に該側板の対角線に添うように板材を設けて成
る傾斜地を用いる耕作垣が開示されている。上記
考案は石垣に代え、傾斜した耕作地に耕作垣とし
ての垂直な段部を設け、段部においても効率的な
作物の栽培を行えるようにしたもので、材質とし
ては側板をコンクリート板とし、対角線の板材を
ガラス板とするものの他、種々の組合せが可能で
ある旨述べられている。
間に該側板の対角線に添うように板材を設けて成
る傾斜地を用いる耕作垣が開示されている。上記
考案は石垣に代え、傾斜した耕作地に耕作垣とし
ての垂直な段部を設け、段部においても効率的な
作物の栽培を行えるようにしたもので、材質とし
ては側板をコンクリート板とし、対角線の板材を
ガラス板とするものの他、種々の組合せが可能で
ある旨述べられている。
これに対し、この考案ではコンクリートブロツ
クを積み上げてなる擁壁において、ブロツクの取
扱いおよび施工が容易で、土留壁等の構造物とし
ての強度および安定性に優れた擁壁を提供するこ
とを目的としたものである。
クを積み上げてなる擁壁において、ブロツクの取
扱いおよび施工が容易で、土留壁等の構造物とし
ての強度および安定性に優れた擁壁を提供するこ
とを目的としたものである。
以下、この考案を図示した実施例に基づいて説
明する。
明する。
第２図はこの考案の擁壁の構築に利用するコン
クリートブロツク１の斜視図で、対向する二枚の
長方形のフランジ２と両フランジ２間を連結する
斜壁３とからなる。第３図は長手方向と直角な断
面を示したものである。第３図に示すように斜壁
３の上端および下端にはそれぞれ上方および下方
にリブ３ａが突出し、リブ３ａの先端面と側面の
一方は長方形のフランジ２の隅角部外周面と面一
となつている。
クリートブロツク１の斜視図で、対向する二枚の
長方形のフランジ２と両フランジ２間を連結する
斜壁３とからなる。第３図は長手方向と直角な断
面を示したものである。第３図に示すように斜壁
３の上端および下端にはそれぞれ上方および下方
にリブ３ａが突出し、リブ３ａの先端面と側面の
一方は長方形のフランジ２の隅角部外周面と面一
となつている。
このブロツク１は通常の場合プレキヤストコン
クリートブロツクとして成形するが、必要に応
じ、スチールフアイバー等の繊維材料の混入、配
筋あるいはプレストレスの導入等による補強手段
を施したり、また材料として軽量コンクリートを
使用して重量を軽減する等の設計が可能である。
クリートブロツクとして成形するが、必要に応
じ、スチールフアイバー等の繊維材料の混入、配
筋あるいはプレストレスの導入等による補強手段
を施したり、また材料として軽量コンクリートを
使用して重量を軽減する等の設計が可能である。
第３図はこの考案の一実施例として上述のブロ
ツク１を上下方向に斜めに積み重ねて擁壁とした
場合を示したものである。図中４は擁壁背面の土
砂を示し、コンクリートブロツク１は斜壁３の上
端側が擁壁前面となるよう上下方向に複数積み上
げている。上下のコンクリートブロツク１の斜壁
３間には土砂４ａを盛り、擁壁背面の土砂４と連
続させるとともに、斜壁３の下端のリブ３ａを土
砂４ａ中に埋め込んで、ブロツク１の安定を図つ
ている。
ツク１を上下方向に斜めに積み重ねて擁壁とした
場合を示したものである。図中４は擁壁背面の土
砂を示し、コンクリートブロツク１は斜壁３の上
端側が擁壁前面となるよう上下方向に複数積み上
げている。上下のコンクリートブロツク１の斜壁
３間には土砂４ａを盛り、擁壁背面の土砂４と連
続させるとともに、斜壁３の下端のリブ３ａを土
砂４ａ中に埋め込んで、ブロツク１の安定を図つ
ている。
斜壁３は前述のように上下端部にリブ３ａを有
することにより面外剛性が高められる他、積み重
ねられたブロツク１の下端のリブ３ａが上下のブ
ロツク１の斜壁３間に盛られた土砂４ａ中に埋め
込まれているため、振動等で上下のブロツク１間
に隙間やずれが生ずるのを防ぐことができる。さ
らにブロツク１間の安定性を増すためには、上下
のブロツク１のフランジ２間に凹凸の噛み合わせ
を設けたり、鋼材を各ブロツク１のフランジ２を
貫通するよう配置し、上下のブロツク１間を緊結
してもよい。
することにより面外剛性が高められる他、積み重
ねられたブロツク１の下端のリブ３ａが上下のブ
ロツク１の斜壁３間に盛られた土砂４ａ中に埋め
込まれているため、振動等で上下のブロツク１間
に隙間やずれが生ずるのを防ぐことができる。さ
らにブロツク１間の安定性を増すためには、上下
のブロツク１のフランジ２間に凹凸の噛み合わせ
を設けたり、鋼材を各ブロツク１のフランジ２を
貫通するよう配置し、上下のブロツク１間を緊結
してもよい。
上下のブロツク１の斜壁３間からは、間に盛つ
た土砂４ａが露出する状態となつており、土砂４
ａ部分に植物等を植えれば、擁壁を緑化すること
ができる。また、斜壁３上端のリブ３ａにより間
に盛つた土砂４ａ等の流出が防止される。
た土砂４ａが露出する状態となつており、土砂４
ａ部分に植物等を植えれば、擁壁を緑化すること
ができる。また、斜壁３上端のリブ３ａにより間
に盛つた土砂４ａ等の流出が防止される。
この考案は以上の構成からなり、以下のような
利点、効果を有する。
利点、効果を有する。
長方形のフランジ部分を利用して、複数のコ
ンクリートブロツクを密着させて積み上げるこ
とができ、擁壁の施工において安定した構造物
が得られる。
ンクリートブロツクを密着させて積み上げるこ
とができ、擁壁の施工において安定した構造物
が得られる。
ブロツクの斜壁の両端にリブを設けてあるた
め、斜壁部分の面外剛性が高められ、かつリブ
は長方形のフランジの隅角部外周面と面一であ
るため、ブロツクの安定性を損なうことがな
い。
め、斜壁部分の面外剛性が高められ、かつリブ
は長方形のフランジの隅角部外周面と面一であ
るため、ブロツクの安定性を損なうことがな
い。
擁壁背面側では、ブロツクの斜壁のリブ部分
が土壌中に埋め込まれるとともに、フランジの
隅角部外周面と面一としたリブ部分が広い面積
で背面土砂と接するので、安定性に優れ、振動
等でブロツク間に隙間やずれが生じるのを防ぐ
ことができる。
が土壌中に埋め込まれるとともに、フランジの
隅角部外周面と面一としたリブ部分が広い面積
で背面土砂と接するので、安定性に優れ、振動
等でブロツク間に隙間やずれが生じるのを防ぐ
ことができる。
擁壁前面側では、ブロツクの斜壁のリブ部分
が間に盛つた土砂等の流出を防ぐ役割を果たし
ている。
が間に盛つた土砂等の流出を防ぐ役割を果たし
ている。
点対称の形状で、上下逆にも使用できるの
で、施工時の取扱いにも都合が良い。
で、施工時の取扱いにも都合が良い。
第１図はこの考案の構築用ブロツクの斜視図、
第２図はその−断面図、第３図は擁壁の構築
に利用した場合の断面図である。 １……コンクリートブロツク、２……フラン
ジ、３……斜壁、３ａ……リブ、４……背面土
砂、４ａ……土砂。
第２図はその−断面図、第３図は擁壁の構築
に利用した場合の断面図である。 １……コンクリートブロツク、２……フラン
ジ、３……斜壁、３ａ……リブ、４……背面土
砂、４ａ……土砂。
Claims (1)
- 対向する２枚の長方形のフランジ２と両フラン
ジ２間を連結する斜壁３とからなり、該斜壁３の
上端および下端にはそれぞれ上方および下方にリ
ブ３ａを突出させ、該リブ３ａが前記フランジ２
の隅角部外周面と面一となるよう形成したコンク
リートブロツク１を、前記斜壁３の上端側が擁壁
前面側となるよう上下方向に複数積み上げ、前記
上下のコンクリートブロツク１の斜壁３間には擁
壁の背面土砂４と連続する土砂４ａを盛り、前記
斜壁３の下端のリブ３ａを前記斜壁３間の土砂４
ａ中に埋め込んだことを特徴とする擁壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1648982U JPS58120241U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 構築用ブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1648982U JPS58120241U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 構築用ブロツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58120241U JPS58120241U (ja) | 1983-08-16 |
| JPH0139778Y2 true JPH0139778Y2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=30028853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1648982U Granted JPS58120241U (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 構築用ブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58120241U (ja) |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1648982U patent/JPS58120241U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58120241U (ja) | 1983-08-16 |
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