JPH03212547A - 合成樹脂製パネル及び二重スラブ構造の構築方法 - Google Patents

合成樹脂製パネル及び二重スラブ構造の構築方法

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JPH03212547A
JPH03212547A JP2004494A JP449490A JPH03212547A JP H03212547 A JPH03212547 A JP H03212547A JP 2004494 A JP2004494 A JP 2004494A JP 449490 A JP449490 A JP 449490A JP H03212547 A JPH03212547 A JP H03212547A
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JP
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top plate
concrete
slab
panels
panel
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JP2004494A
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Akio Ueda
昭雄 上田
Katsuyuki Ishii
克侑 石井
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TAIYO CEMENT KOGYO KK
Tokuyama Corp
Original Assignee
TAIYO CEMENT KOGYO KK
Tokuyama Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として地下室等の地下構造物底部の二重スラ
ブ構造の構築方法−及び同構築方法に使用される合成樹
脂製パネルに関するものである。
(従来技術) 従来、地下室等の地下構造物中に浸入してくる地下水を
排水処理するために地下構造物底部を二重スラブ構造と
し、上下スラブ間を湧水槽として使用していた。しかし
ながら−従来の二重スラブ構造は1〜2mのスラブ間隔
をもつ地中梁を配した構造が採用されていたため、地下
の根切りが深くなり、且つ二重スラブ構造構築用型枠の
搬入及び型枠はすしの煩雑な難作業が問題となっていた
。そこで最近では、湧水槽を最小限の高さ圧し、槽内型
枠作票を必要としないコンクリートブロック、レンガ等
の二重スラブ構造構築用材料を利用した工法が採用され
つつある。しかし、これらコンクリートブロック、レン
ガ等は一個あたりの重量が犬きbため、多量に搬入する
には重機が必要であり、また大判化できないので大面積
に敷設するためには工期、手間共に長時間を要していた
。更に製品自体の吸水性や腐食が問題となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような従来技術の有する問題点に鑑みて提
案されたもので、その目的とするところは一施行が簡単
で工期の短縮、工費の低減など経済的な効率施行ができ
る二重スラブ構造の構築方法、及び同構築方法に使用す
るパネルを提供する点にある。
(課題を解決するための41 本発明は、天板面を部分的に下方に陥没させて形成され
た逆略円錐台状脚部が点在し−且つ補強用リブが天板面
上に該脚部同士を連結する態様で配設されてなることを
特徴とする合成樹脂製パネルである。
また−本発明は上記パネルの複数個をF部スラブ上にパ
ネル間を相互に接合させて敷設した後に、該パネル上に
コンクリートを打設して、上部スラブ及びパネルの脚部
中空内にコンクリートが充填されて形成される上下スラ
ブ間の支持脚を同時に構築することを特徴とする二重ス
ラブ構造の構築方法をも提供する。
(実施例) 第1図に本発明のパネルの代表的実施態様の斜視図を示
す。図に示すように本発明のパネルの特徴の一つは、天
板面1を部分的に下方に陥没させて形成された略円錐台
状脚部2が点在することである。天板面を部分的に下方
に陥没させて形成することにより脚部2は上部が開口し
た中空状となり、該中空内にコンクリートを打設充填し
て上下スラブ間の支持脚を形成するものである。なお1
本明細書においてコンクリートとは所謂コンクリートの
外、モルタル等を含めて1称する。該脚部2はパネルの
天板上に一体的に形成される上部スラブとパネルを敷設
する下部スラブ間の空間部を湧水処理通路として最大限
に利用するために脚部2が湧水の流れに対して障害物と
なることを可及的に妨ぐ意図で逆円錐台状、逆水角錐台
状などの道路円錐台状く形成され、且つ該脚部2が天板
1に点在する如く設けられる。点在の態様は荷重を均一
に分散させて構造強度を高めるために幾何学的に規則的
な分布状態で設けられろことが望ましいが、不規則であ
っても全体としてほぼ均一に分布して役けられてもよい
なお、脚部の長さは湧水量等を勘案して定められるが、
通常60〜1001程度が採用されろ。
また、本発明のパネルは、補強用リブ3が天板面上に脚
部同士が連結する態様で配設されることが特徴である。
補強用リブ3は一般に天板1面に脚部の長さの1/10
〜175程度の深さ又は高さを有する凹状溝部又は凸状
山部を形成することにより設けられるが該リブ3の配設
態様をリブによって脚部同士が連結される態様とするこ
とによってパネルの強度を大幅に向上させることができ
る。即ち、本発明のパネルは施工時の省力化のために例
えば1rP?程度に大判化し、さらに人力による運搬を
容易とするために例えば3h/m”程度通常天板1の厚
さで1〜5m+桿度の厚さの薄いものに成形されるが、
大判化し厚さの薄い天板とすることにより必然的に機械
的強度は低下する。一方一本パネルノ使用に際しては、
下部スラブ上へのパネルの敷設時に、作業員がパネル上
に乗って作業するため相当の荷重が負荷され、またパネ
ル上にコンクリートを打設した場合もコンクリートが硬
化するまでの間、パネルの変形を防止する必要がある。
本発明のパネルは、リブ3の配設態様をリブによって脚
部同士が連結される態様とすることにより、大判化しへ
天板1を厚さの薄めものとしてイ)なお上記の必要とさ
れる機械的強度を具備することができるものである。な
お、脚部についても機械的強度を向上させろためにf$
1図に示すように脚部の長さ方向に補強用リブを設ける
ことが望ましい。
本発明のパネルは、通常その施工の容易性−取扱い易さ
から天板1の形状として四辺形状のものが採用されるう
この場合、下部スラブ上にパネルを敷設する際に、隣接
するパネル間の接合を良好にするために、四辺形状天板
の各周辺部に接合のためのほぞ1114等を設は嵌合さ
せて接合することが望まれる。また、各周辺部にも脚部
を位置させ隣接するパネルの周辺部に位置する脚部同士
を重ね合わせる態様とすることにより一層堅固な接合が
得られる。斯様にすることにより−パネルのずれを防止
すると共に−パネル上にコンクリートを打設した際に一
パネル間に間隙が存在せずコンク17− トの下方への
漏れ所謂「のろ」の発生を防止することができる。
本発明のパネルを構成する素材は、耐用期間を向上させ
るためには湧水の吸水がなく腐食し雌いものであること
及び成形の容易性等から、合成樹脂例えば硬質ポリ塩化
ビニルやポリプロピレン等の合成樹脂が好ましく採用さ
れる。一般にはこれらの合成樹脂を用いて真空成形法で
成形される。
本発明のパネルを用論て二重スラブ構造を構築するには
、複数個のパネルを下部スラブ上にパネル間を相互に接
合させて敷設した後に、該パネル上にコンクリートを打
設して、上部スラブ及びパネルの脚部中空内にコンクリ
ートが充填されて形成される上下スラブ間の支持脚を同
時に構築することによってなされる。なおコンクリート
の打設にあたっては予め必要に応じ適宜鉄筋を配筋して
おけばよ斯様に本発明の二重スラブ構造の構築は、上部
スラブ及び上下スラブ間の支持脚を同時に構築すること
が特徴である。
(作用効果) 本発明のパネルは軽量であるがため運搬作業、施工作業
が容易である。また大判化しうるために施工能率が良い
。さらに切断加工が容易でありどのような形状の現mK
も適応できる。しかも湧水の吸す上けがなく腐食の欠点
もないので構築された二重スラブ構造の寿命も向上する
。そして該パネルを用いて二重スラブ構造を構築するこ
とにより低床二重スラブ構造となるため、根切り量、残
土処分量、コンクリート量、鉄筋量が減少して工費の低
減、工期の短縮が可能となり経済的な施工が計れる。
なお、本発明は地下構造物低部の湧水槽としてだけでな
く床断熱、屋上断熱、屋上庭園等に使用される二重スラ
ブ構造の構築に広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の代表的なパネルを示す斜視図である。 図中1は天板、2は脚部、3は補強用リブ及び4は接合
用はぞ溝である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天板面を部分的に下方に陥没させて形成された逆
    略円錐台状脚部が点在し、且つ補強用リブが天板面上に
    該脚部同士を連結する態様で配設されてなることを特徴
    とする合成樹脂製パネル。
  2. (2)第1請求項記載のパネルの複数個を下部スラブ上
    にパネル間を相互に接合させて敷設した後に、該パネル
    上にコンクリートを打設して、上部スラブ及びパネルの
    脚部中空内にコンクリートが充填されて形成される上下
    スラブ間の支持脚を同時に構築することを特徴とする二
    重スラブ構造の構築方法。
JP2004494A 1990-01-16 1990-01-16 合成樹脂製パネル及び二重スラブ構造の構築方法 Expired - Lifetime JP2743964B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03260227A (ja) * 1990-03-09 1991-11-20 Taisei Corp 湧水処理部材及び湧水処理装置
JPH04119843U (ja) * 1991-04-11 1992-10-27 丸井産業株式会社 地下構造物の排水処理材
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JPH02300423A (ja) * 1989-10-30 1990-12-12 Shimizu Corp 型枠パネルおよびそれを用いた湧水処理構造

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