JPH0139641B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0139641B2 JPH0139641B2 JP58030145A JP3014583A JPH0139641B2 JP H0139641 B2 JPH0139641 B2 JP H0139641B2 JP 58030145 A JP58030145 A JP 58030145A JP 3014583 A JP3014583 A JP 3014583A JP H0139641 B2 JPH0139641 B2 JP H0139641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- shot
- shot ring
- rotary transformer
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/18—Rotary transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はVTR等に用いられるロータリートラ
ンスに関するものである。
ンスに関するものである。
従来、ロータリートランスには、クロストーク
特性を改善する為に、シヨートリングを設置する
ことが一般的となつている。このクロストーク特
性とは、静電誘導又は電磁誘導などを原因とする
ものであり、ある一つのチヤンネルの信号が他の
チヤンネルに混入する現象に関するものであり、
このクロストーク特性が悪いと、映像に悪影響を
及ぼすものであり、VTRの特性として非常に重
要なものである。
特性を改善する為に、シヨートリングを設置する
ことが一般的となつている。このクロストーク特
性とは、静電誘導又は電磁誘導などを原因とする
ものであり、ある一つのチヤンネルの信号が他の
チヤンネルに混入する現象に関するものであり、
このクロストーク特性が悪いと、映像に悪影響を
及ぼすものであり、VTRの特性として非常に重
要なものである。
第1図に従来のロータリートランスコアの平面
図を示す。従来、前記のようなシヨートリングを
設置する方法として線材を巻回しその巻線をシヨ
ートさせたもの又は銅板等をドーナツツ状に打ち
抜いたものなどをシヨートリングとしてシヨート
リング用の溝3aに挿入するものであつた。
図を示す。従来、前記のようなシヨートリングを
設置する方法として線材を巻回しその巻線をシヨ
ートさせたもの又は銅板等をドーナツツ状に打ち
抜いたものなどをシヨートリングとしてシヨート
リング用の溝3aに挿入するものであつた。
しかし、このような方法であつても、クロスト
ーク特性を十分に改善するものではなかつた。特
に、シヨートリングの両側のチヤンネル間のクロ
ストーク特性においては、改善されているものの
対向する面における他チヤンネルの影響に対して
は全く不十分であつた。
ーク特性を十分に改善するものではなかつた。特
に、シヨートリングの両側のチヤンネル間のクロ
ストーク特性においては、改善されているものの
対向する面における他チヤンネルの影響に対して
は全く不十分であつた。
本発明は上記のことに注目し、対向面間とのク
ロストーク特性を改善することを目的とするもの
である。
ロストーク特性を改善することを目的とするもの
である。
つまり、従来では、ロータリートランスは高速
回転している為、対向面は平面であることが高精
度で要求されていた。従つて、対向面間における
チヤンネル間のクロストーク特性に関しては、シ
ヨートリングは全く効果を示さなかつた。そこで
発明者はシヨートリングを主平面より突出させる
ことを考えた。つまり、このシヨートリングが主
平面より突出することによつて、対向面間におけ
るチヤンネル間のクロストーク特性を改善させる
ものである。又、一方の面より突出したシヨート
リングを対向する面に設けられたシヨートリング
用溝に挿入し、さらに効果を高めるものである。
もちろん、この際、シヨートリングを挿入される
側のコアとシヨートリングとは無接触である。
回転している為、対向面は平面であることが高精
度で要求されていた。従つて、対向面間における
チヤンネル間のクロストーク特性に関しては、シ
ヨートリングは全く効果を示さなかつた。そこで
発明者はシヨートリングを主平面より突出させる
ことを考えた。つまり、このシヨートリングが主
平面より突出することによつて、対向面間におけ
るチヤンネル間のクロストーク特性を改善させる
ものである。又、一方の面より突出したシヨート
リングを対向する面に設けられたシヨートリング
用溝に挿入し、さらに効果を高めるものである。
もちろん、この際、シヨートリングを挿入される
側のコアとシヨートリングとは無接触である。
以下、図面に基づいて詳細に説明する。第2図
は、本発明に至る途中のロータリートランスの断
面図である。第2図において、円板状フエライト
コアの各チヤンネル用溝には巻線21,22,2
3が施されている。各チヤンネル間にはシヨート
リング用の溝24,25が設けられている。そし
て、そのシヨートリング用の溝24,25にはシ
ヨートリング26,27が主平面より突出した状
態で接合されている。このフエライトコア20に
対向してほぼ同様なフエライトコア28が設けら
れている。もちろん、シヨートリング26とシヨ
ートリング29は接触してない。またシヨートリ
ング27においても同様である。
は、本発明に至る途中のロータリートランスの断
面図である。第2図において、円板状フエライト
コアの各チヤンネル用溝には巻線21,22,2
3が施されている。各チヤンネル間にはシヨート
リング用の溝24,25が設けられている。そし
て、そのシヨートリング用の溝24,25にはシ
ヨートリング26,27が主平面より突出した状
態で接合されている。このフエライトコア20に
対向してほぼ同様なフエライトコア28が設けら
れている。もちろん、シヨートリング26とシヨ
ートリング29は接触してない。またシヨートリ
ング27においても同様である。
本発明は、第2図のロータリートランスを更に
改良したものである。本発明に係るロータリート
ランスの実施例の断面図を第3図に示す。
改良したものである。本発明に係るロータリート
ランスの実施例の断面図を第3図に示す。
第3図において、フエライトコア30,31に
は、それぞれチヤンネル用溝に巻線が施されてい
る。シヨートリング用溝において、シヨートリン
グ32,33はフエライトコア30のシヨートリ
ング用溝34,35に接合されているが、フエラ
イトコア31のシヨートリング用溝36,37に
は接合されていなく、接触もしていない。これは
軸38を中心としてローターコア31が回転する
際に、ステーターコア30に接合しているシヨー
トリング36,37がローターコアと接触すれば
コアの破壊など機械的不具合を生じるのを防止す
る為である。又、シヨートリングを接合するのを
ローターコア31にすることも可能であるが、接
着強度等の問題もあり、ステーターコア30に接
合する方が良いであろう。
は、それぞれチヤンネル用溝に巻線が施されてい
る。シヨートリング用溝において、シヨートリン
グ32,33はフエライトコア30のシヨートリ
ング用溝34,35に接合されているが、フエラ
イトコア31のシヨートリング用溝36,37に
は接合されていなく、接触もしていない。これは
軸38を中心としてローターコア31が回転する
際に、ステーターコア30に接合しているシヨー
トリング36,37がローターコアと接触すれば
コアの破壊など機械的不具合を生じるのを防止す
る為である。又、シヨートリングを接合するのを
ローターコア31にすることも可能であるが、接
着強度等の問題もあり、ステーターコア30に接
合する方が良いであろう。
また、シヨートリングにおいて、従来平板状の
銅板を打ち抜いて得る場合があつたが打ち抜かれ
た後の銅板はほとんど役に立たなかつた。しかし
本発明の場合は、シヨートリングをある程度薄く
でき、第4図に示すような円筒状のシヨートリン
グ材より、適当な長さにより切り取れば良く、全
くムダのない使い方ができるものである。
銅板を打ち抜いて得る場合があつたが打ち抜かれ
た後の銅板はほとんど役に立たなかつた。しかし
本発明の場合は、シヨートリングをある程度薄く
でき、第4図に示すような円筒状のシヨートリン
グ材より、適当な長さにより切り取れば良く、全
くムダのない使い方ができるものである。
また、このようにして設置したシヨートリング
を更に接地することによりクロストーク特性を向
上させることが可能である。
を更に接地することによりクロストーク特性を向
上させることが可能である。
第5図はクロストーク特性を示したグラフを示
す。ここで使用されたコアは外径40φの2チヤン
ネル用ロータリートランスコアである。第5図で
グラフAはシヨートリングなしの場合、グラフB
は従来のシヨートリングを使用したもの、グラフ
Cは第3図に示した本発明のシヨートリングを使
用した場合、グラフDはグラフCの場合のシヨー
トリングを接地した場合である。
す。ここで使用されたコアは外径40φの2チヤン
ネル用ロータリートランスコアである。第5図で
グラフAはシヨートリングなしの場合、グラフB
は従来のシヨートリングを使用したもの、グラフ
Cは第3図に示した本発明のシヨートリングを使
用した場合、グラフDはグラフCの場合のシヨー
トリングを接地した場合である。
以上詳記した如く、本発明によるシヨートリン
グをロータリートランスに用いたならば、クロス
トーク特性を非常に向上させるものであり、
VTR等の性能向上にも大いに役立つものであり
極めて効果の高いものである。
グをロータリートランスに用いたならば、クロス
トーク特性を非常に向上させるものであり、
VTR等の性能向上にも大いに役立つものであり
極めて効果の高いものである。
第1図は従来のロータリートランスコアの平面
図、第2図は本発明に至る途中のロータリートラ
ンスの断面図、第3図は本発明に係る一実施例の
断面図、第4図は本発明に係るシヨートリング材
の斜視図、第5図はクロストーク特性を示すグラ
フである。 20,28,30,31……ロータリートラン
スコア、26,27,29,32,33……シヨ
ートリング、21,22,23……巻線。
図、第2図は本発明に至る途中のロータリートラ
ンスの断面図、第3図は本発明に係る一実施例の
断面図、第4図は本発明に係るシヨートリング材
の斜視図、第5図はクロストーク特性を示すグラ
フである。 20,28,30,31……ロータリートラン
スコア、26,27,29,32,33……シヨ
ートリング、21,22,23……巻線。
Claims (1)
- 1 それぞれ一方の主平面に所要数のリング状溝
を有し、該リング状溝の中にコイルを施した円板
状フエライトコアが該主平面を対向させて配置さ
れるロータリートランスにおいて、前記一方の円
板状フエライトコアのリング状溝間にシヨートリ
ングを設置し、前記フエライトコアの主平面より
前記シヨートリングを突出させ、他方の円板状フ
エライトコアの対向面に設けられた溝内に前記シ
ヨートリングが挿入されていることを特徴とする
ロータリートランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58030145A JPS59155107A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ロ−タリ−トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58030145A JPS59155107A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ロ−タリ−トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155107A JPS59155107A (ja) | 1984-09-04 |
JPH0139641B2 true JPH0139641B2 (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=12295592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58030145A Granted JPS59155107A (ja) | 1983-02-24 | 1983-02-24 | ロ−タリ−トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59155107A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59155713U (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-19 | 三菱電機株式会社 | ロ−タリ−トランス |
JPS59155714U (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-19 | 三菱電機株式会社 | ロ−タリ−トランス |
JPS61292305A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波ロ−タリトランス |
US4912735A (en) * | 1988-07-18 | 1990-03-27 | Elscint Ltd. | Power transfer apparatus particularly for CT scanner |
JP2560379Y2 (ja) * | 1991-08-09 | 1998-01-21 | 市光工業株式会社 | 電動格納式ドアーミラー |
JP2016100872A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 信号結合器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57100212U (ja) * | 1980-12-09 | 1982-06-19 |
-
1983
- 1983-02-24 JP JP58030145A patent/JPS59155107A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59155107A (ja) | 1984-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6367426B2 (ja) | ||
US4510407A (en) | Permanent magnet type motor having improved pole structure | |
JPH0139641B2 (ja) | ||
US4591751A (en) | Field coil assembly for a dynamoelectric machine | |
EP0133802B1 (en) | A rotary transformer | |
US5323074A (en) | Armature core | |
EP0107446A1 (en) | An improved multiple leg multichannel magnetic transducer structure and method of manufacturing | |
JP2656541B2 (ja) | ロータリートランス | |
US5587859A (en) | Recording and/or reproducing apparatus having rotary transformer | |
JPS5826259B2 (ja) | 小型直流モ−タおよびその製造方法 | |
JPH02887Y2 (ja) | ||
JPH0230163B2 (ja) | ||
JPS5970154A (ja) | 小形電動機 | |
JPH0110907Y2 (ja) | ||
JPH0124907Y2 (ja) | ||
KR930006788Y1 (ko) | 모터용 회전자 | |
JPH01199419A (ja) | 同軸形ロータリートランスの製造法 | |
JPS598308A (ja) | ロ−タリ−トランス | |
JPH0110904Y2 (ja) | ||
JPS5886841A (ja) | 回転電機 | |
JPH0370104A (ja) | ロータリートランス及びその製造方法 | |
JPS5866314A (ja) | ロ−タリトランス | |
JPS61292305A (ja) | 高周波ロ−タリトランス | |
JPS6023950Y2 (ja) | ロ−タリトランス用フエライトコア | |
JPS638093Y2 (ja) |