JPH0370104A - ロータリートランス及びその製造方法 - Google Patents
ロータリートランス及びその製造方法Info
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- JPH0370104A JPH0370104A JP1206565A JP20656589A JPH0370104A JP H0370104 A JPH0370104 A JP H0370104A JP 1206565 A JP1206565 A JP 1206565A JP 20656589 A JP20656589 A JP 20656589A JP H0370104 A JPH0370104 A JP H0370104A
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- JP
- Japan
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- coil
- rotary transformer
- core
- groove
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- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 12
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ビデオテープレコーダに用いられるロータリ
ートランスに関するものである。
ートランスに関するものである。
(従来の技術)
ビデオテープレコーダに用いられるロータリートランス
は、一対の平板状フェライトコアの対向する平面にコイ
ル溝を形成し、そのコイル溝にコイルを配設して構成さ
れる平板型と、一対の円筒状フェライトコアの対向する
円周面にコイル溝を形成し、そのコイル溝にコイルを配
設して構成される同軸型とがある。
は、一対の平板状フェライトコアの対向する平面にコイ
ル溝を形成し、そのコイル溝にコイルを配設して構成さ
れる平板型と、一対の円筒状フェライトコアの対向する
円周面にコイル溝を形成し、そのコイル溝にコイルを配
設して構成される同軸型とがある。
この従来の平板型ロータリートランスの一例を第2図及
び第3図を用いて説明する。第3図は。
び第3図を用いて説明する。第3図は。
2チヤンネルロータリートランス用コアの平Wi図であ
る。このコア21は、中央に透孔24を有し、リング状
のコイル溝22が同心円状に2本形成されている。この
コア21のコイル溝22にコイル23を配設したときの
、コイル溝部の拡大断面図を第2図に示す、この第2図
に示すように、断面円形の線材を3タ一ン巻いたコイル
23を接着材25にてコイル溝22に接着している。こ
のとき。
る。このコア21は、中央に透孔24を有し、リング状
のコイル溝22が同心円状に2本形成されている。この
コア21のコイル溝22にコイル23を配設したときの
、コイル溝部の拡大断面図を第2図に示す、この第2図
に示すように、断面円形の線材を3タ一ン巻いたコイル
23を接着材25にてコイル溝22に接着している。こ
のとき。
コイル溝25の溝深さbは、コイル23がコア21の表
面から突出しないように、コイル23の線材の直径より
大きく形成されている。なぜなら、ロータリートランス
は、対向するコアの一方が高速で回転し、かつ対向面間
の距離が数十ミクロンと非常に接近して配置されるため
、コア表面からコイルが突出すると、対向するコアに接
触する等の不具合が発生することから、コイルがコア表
面より突出しないように構成する必要があるからである
。
面から突出しないように、コイル23の線材の直径より
大きく形成されている。なぜなら、ロータリートランス
は、対向するコアの一方が高速で回転し、かつ対向面間
の距離が数十ミクロンと非常に接近して配置されるため
、コア表面からコイルが突出すると、対向するコアに接
触する等の不具合が発生することから、コイルがコア表
面より突出しないように構成する必要があるからである
。
(発明が解決しようとする問題点)
このロータリートランスの使用されるビデオテープレコ
ーダは、多機能・高画質化が進んでおり、ロータリート
ランスにも多溝、高性能化が要求されている。このため
、限られた大きさのなかで、このロータリートランスの
多溝及び高性能化を遠戚しようとすると、コア各部の寸
法精度の向上。
ーダは、多機能・高画質化が進んでおり、ロータリート
ランスにも多溝、高性能化が要求されている。このため
、限られた大きさのなかで、このロータリートランスの
多溝及び高性能化を遠戚しようとすると、コア各部の寸
法精度の向上。
組立精度の向上が必要である。
この多チヤンネルロータリートランスとした場合、各コ
イル溝間の幅(山幅)がせまくなり、ローター、ステー
ター間の結合係数が小さくなってしまう。この結合係数
が小さいと、ローター、ステーター間の信号の伝達能力
が低下し、使用不可となる。この結合係数を上げる手段
として、コイル間の距離を短くする方法があるが、コイ
ル溝深さを浅くし、コイル間の距離を短くすると、コイ
ルがコア面より突出し、対向するコアへ接触する等の不
具合が発生する。
イル溝間の幅(山幅)がせまくなり、ローター、ステー
ター間の結合係数が小さくなってしまう。この結合係数
が小さいと、ローター、ステーター間の信号の伝達能力
が低下し、使用不可となる。この結合係数を上げる手段
として、コイル間の距離を短くする方法があるが、コイ
ル溝深さを浅くし、コイル間の距離を短くすると、コイ
ルがコア面より突出し、対向するコアへ接触する等の不
具合が発生する。
本発明は、上記の事を鑑みて、コイル間の距離を短くし
、かつコイルがコア面より突出することのないロータリ
ートランスを提供することを目的とするものである。
、かつコイルがコア面より突出することのないロータリ
ートランスを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、対向するフェライト部材の対向面にコイル溝
が形成され、該コイル溝にコイルが配置されたロータリ
ートランスにおいて、前記コイルは、前記対向面より一
部突出するように前記コイル溝に接着されており、かつ
前記コイルの前記コイル溝よりはみ出す部分が除去され
ているロータリートランスである。
が形成され、該コイル溝にコイルが配置されたロータリ
ートランスにおいて、前記コイルは、前記対向面より一
部突出するように前記コイル溝に接着されており、かつ
前記コイルの前記コイル溝よりはみ出す部分が除去され
ているロータリートランスである。
また、フェライト部材のコイル溝に、対向面より一部突
出するようにコイルを接着し、その後前記フェライト部
材の対向面を研磨してロータリートランスを得るもので
ある。
出するようにコイルを接着し、その後前記フェライト部
材の対向面を研磨してロータリートランスを得るもので
ある。
(実施例)
第1図に、本発明に係る一実施例の要部の拡大断面図を
示す、また、第4図に、本発明に係る一実施例の製造方
法を示す要部の拡大断面図を示す。
示す、また、第4図に、本発明に係る一実施例の製造方
法を示す要部の拡大断面図を示す。
この実施例について説明する。外径φ55−1内径φ2
0国、厚さ3mmの円板状フェライトコア1に、深さ0
.2amのコイル溝2を7本形成した。
0国、厚さ3mmの円板状フェライトコア1に、深さ0
.2amのコイル溝2を7本形成した。
このコイル溝2に線形Q、25mmの被膜銅線を3タ一
ン巻回したコイル3を接着剤4で接着した。
ン巻回したコイル3を接着剤4で接着した。
このコア1の表面5より突出しているコイル3部分を研
磨により除去し、又同時にコアの表面5の研磨も行い、
ロータリートランスを得た。このようにして得たロータ
リートランスの結合係数(ステータ6ターン、Gap7
5μm)を第1表に示す。
磨により除去し、又同時にコアの表面5の研磨も行い、
ロータリートランスを得た。このようにして得たロータ
リートランスの結合係数(ステータ6ターン、Gap7
5μm)を第1表に示す。
又、従来例として、溝深さがQ、5+u+の場合の値を
示す。
示す。
第 1 表
この第1表からも明らかなように、本発明の実施例によ
り、結合係数を向上させることができる。
り、結合係数を向上させることができる。
上記実施例では、断面円形の線材を用いたが、必ずしも
断面円形の線材を用いる必要はなく、又平板型で説明し
たが、同軸型でも同様である。
断面円形の線材を用いる必要はなく、又平板型で説明し
たが、同軸型でも同様である。
また、研磨等により除去されたコイル面の絶縁について
は、必要に応じ処理すれば良く1例えば絶縁コーティン
グしても良い。
は、必要に応じ処理すれば良く1例えば絶縁コーティン
グしても良い。
(発明の効果)
本発明により、結合係数が大きく、高性能ロータリート
ランスを得ることができ、ビデオテープレコーダの高画
質化、多機能化に貢献できる。
ランスを得ることができ、ビデオテープレコーダの高画
質化、多機能化に貢献できる。
第1図は、本発明に係る一実施例の要部の拡大断面図で
あり、第2図は、従来例の要部の拡大断面図であり、第
3図は、従来例の平面図であり、第4図は、本発明に係
る一実施例の製造方法を示す要部の拡大断面図である。 1・・・円板状フェライトコア、2・・・コイル溝、3
・・・コイル、4・・・接着剤、5・・・コア表面。 第1図 第2図 第3図
あり、第2図は、従来例の要部の拡大断面図であり、第
3図は、従来例の平面図であり、第4図は、本発明に係
る一実施例の製造方法を示す要部の拡大断面図である。 1・・・円板状フェライトコア、2・・・コイル溝、3
・・・コイル、4・・・接着剤、5・・・コア表面。 第1図 第2図 第3図
Claims (2)
- 1. 対向するフェライト部材の対向面にコイル溝が形
成され、該コイル溝にコイルが配置されたロータリート
ランスにおいて、前記コイルは、前記対向面より一部突
出するように前記コイル溝に接着されており、かつ前記
コイルの前記コイル溝よりはみ出す部分が除去されてい
ることを特徴とするロータリートランス。 - 2. 対向するフェライト部材の対向面にコイル溝が形
成され、該コイル溝にコイルが配置されるロータリート
ランスの製造方法において、前記フェライト部材のコイ
ル溝に、前記対向面より一部突出するようにコイルを接
着し、その後前記フェライト部材の対向面を研磨するこ
とを特徴とするロータリートランスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206565A JPH0370104A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ロータリートランス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1206565A JPH0370104A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ロータリートランス及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370104A true JPH0370104A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16525498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1206565A Pending JPH0370104A (ja) | 1989-08-09 | 1989-08-09 | ロータリートランス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0370104A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6857765B2 (en) | 2002-03-12 | 2005-02-22 | Kishima, Inc. | Decorative lighting equipment |
-
1989
- 1989-08-09 JP JP1206565A patent/JPH0370104A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6857765B2 (en) | 2002-03-12 | 2005-02-22 | Kishima, Inc. | Decorative lighting equipment |
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