JPH0136580Y2 - - Google Patents

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JPH0136580Y2
JPH0136580Y2 JP1985055763U JP5576385U JPH0136580Y2 JP H0136580 Y2 JPH0136580 Y2 JP H0136580Y2 JP 1985055763 U JP1985055763 U JP 1985055763U JP 5576385 U JP5576385 U JP 5576385U JP H0136580 Y2 JPH0136580 Y2 JP H0136580Y2
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chamber
mold clamping
clamping cylinder
oil
oil tank
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一対の型の型締方向が上下方向になつ
ている竪形射出成形機に係り、特に油タンクの油
を型締シリンダに供給するプレフイルバルブを備
えた竪形射出成形機に関する。
〔背景技術とその問題点〕
射出成形機の駆動源として高圧力を発生できる
等の理由のため油圧装置が用いられ、各種油圧機
器や配管が射出成形機に設けられる。これらの油
圧機器の1つにプレフイルバルブがあり、プレフ
イルバルブは一対の型のうち可動型が型締シリン
ダのラムで急速前進するとき開いて油タンクの油
を型締シリンダに供給し、一対の型が型締めされ
た直後に閉じて高圧力の油を型締シリンダに供給
する。
このようにプレフイルバルブは油圧回路中、型
締シリンダと油タンクの間に設けられて油タンク
の油を型締シリンダに供給するが、プレフイルバ
ルブが型締シリンダに例えば突出した状態で取付
けられるとその分射出成形機が大型化してしま
い、またプレフイルバルブと油タンクの距離が長
いとそれだけ配管長さが長くなり、射出成形機の
コンパクト化の要請に反することとなる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、射出成形機が一対の型の型締
方向を上下方向とした竪形射出成形機である場合
において、この竪形射出成形機の構造の特徴を利
用してプレフイルバルブを有効に配置し、以つて
省スペース化、配管長さの短縮化、射出成形機全
体のコンパクト化を実現できるようにした竪形射
出成形機を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
このため本考案の構成は、型締シリンダによる
一対の型の型締方向が上下方向の竪形射出成形機
において、前記型締シリンダの側方に油タンクを
設けるとともに、型締シリンダに直交組付けした
プレフイルバルブをこれらの型締シリンダと油タ
ンクとの間に配置したところに特徴を有する。
具体的には、本考案では、側面L字形の箱状フ
レームの下段に第1室、第2室が並設されるとと
もに、上段に第3室、第4室が第2室の上に並設
され、連通した第1室と第2室に射出部を上向き
にした射出装置が配置され、上段の第1室側の第
3室は油タンクとされて第4室に油圧ポンプ駆動
用のモーターが配置され、第1室の上に下向きと
された型締シリンダにより一対の型の型締方向を
上下方向にした型締装置が配置され、前記型締シ
リンダにプレフイルバルブが直交組付されてこの
プレフイルバルブが型締シリンダと前記油タンク
との間に配置されている。
〔実施例〕
第1図は本実施例にかかわる射出成形機の側断
面図である。この射出成形機は射出装置1の射出
部2が上向きで、型締装置3の型締方向が上下方
向の竪形である。
射出装置1等が配置されるフレーム4は大形の
箱形状に形成され、下段には第1室5、第2室6
が、上段には第3室7、第4室8がそれぞれ設け
られている。隔壁9で区画される室7,8は室6
の上部に形成され、室6の天井壁10は室5の天
井壁11よりも高くなつている。このためフレー
ム4は室6,7,8の側部に高さの低い室5が設
けられた側面L字形になつている。
室5,6を区画する隔壁12には貫通孔が形成
されているためこれらの室5,6は連通し、室
5,6が前記射出装置1の配置スペースになつて
いる。室7は油が充填された油タンクになつてお
り、この室7に油圧ポンプ13が収納されてい
る。室8には油圧ポンプ13を駆動させるモータ
ー14が室8の内壁面に設けられたブラケツト1
5に取付けられて配置され、油圧ポンプ13とモ
ーター14とは前記隔壁9に形成された貫通孔9
Aを介して連結されている。これらの油圧ポンプ
13、モーター14により油圧ユニツトが構成さ
れ、油圧ポンプ13からの油は室8に設置された
切換弁16を介して所定の油圧機器に供給され
る。
フレーム4の前記室5の上部には型締装置3が
配置される。型締装置3は下向きの型締シリンダ
17と、型締シリンダ17を保持する基盤部材1
8と、型締シリンダ17のラム17Aに連結され
た可動プラテン19と、固定プラテン20と、基
盤部材18と固定プラテン20とを連結するタイ
バー21と、基盤部材18と固定プラテン20と
の間に介在され、タイバー21に螺合したナツト
22による締付力を受ける中間部材23とから構
成される。前記可動プラテン19の下面には上型
26が取付けられ、固定プラテン20の上面には
下型27が取付けられ、これらの一対の型26,
27は型締シリンダ17により上下方向に型締め
される。
以上の型締装置3は全体形状略四角柱状に形成
され、前記室5の上部に残されている配置スペー
スと適合した形状、大きさになつている。従つて
型締装置3を室5の前記天井壁11に据付たとき
型締装置3は側面L字形の前記フレーム4の空所
を埋めることとなり、射出成形機は第1図、第2
図、第3図に示されている通りスペースを有効に
利用したコンパクトな構成となつている。
前記射出装置1は油圧モーター28と、材料投
入用のホツパー29と、シリンダ30の内部に収
納された材料混練、可塑化装置用のスクリユーに
油圧モーター28の駆動力を伝達する駆動ユニツ
ト31と、シリンダ30の先端に設けられた射出
シリンダ32と、ノズル33とからなり、内部に
射出プランジヤが収納され前記射出部2を構成す
る射出シリンダ32は水平なシリンダ30に対し
直角上向きに取付けられている。ホツパー29、
シリンダ30等は連結部材34で駆動ユニツト3
1に連結支持され、この駆動ユニツト31は台車
35に軸36で上下揺動自在に取付けられ、従つ
て射出装置1は上下に首振り可能である。前記室
5,6にはレール部材37が敷設され、このレー
ル部材37上を台車35が走行できるようになつ
ている。
第2図に示す通り射出装置1の射出部2の左右
両側にはシリンダ38が設けられ、このシリンダ
38の下端は射出部2に設けられたブラケツト3
9に連結されているため射出部2は吊下支持状態
になつており、前記軸36を中心とした射出装置
1の下向きの重量はこのシリンダ38により支持
される。シリンダ38が収縮動することにより射
出装置1は軸36を中心に上向きに揺動し、第1
図に示されている通り前記ノズル33が前記天井
壁11の孔11A及び前記固定プラテン20の孔
20Aを貫通して前記下型27に圧接し、前記型
締シリンダ17の作動により型締めされた上型2
6、下型27のキヤビテイに溶融材料を射出する
ように構成されている。
シリンダ38を伸長動させると、射出部2が下
降して射出装置1が軸36を中心に下方へ首振り
する。また手動で台車35がレール部材37に沿
つて走行せしめられるためノズル33の周辺が露
出状態となり、ノズル33等の点検、修理等の作
業を行えるようになる。
なお前記シリンダ38の上端は前記天井壁11
を貫通して前記固定プラテン20に連結されてい
るため、シリンダ38の収縮動により射出部2を
上昇させた際、ノズル33は下型27のスプルー
ブツシユの位置に正確に圧接するようになつてい
る。
以上において、第1図で明らかなように前記室
7による油タンクは前記型締シリンダ17の側方
に設けられている。また型締シリンダ17の上部
にはプレフイルバルブ24が組付けられ、この組
付けは型締シリンダ17と直交させて行われ、プ
レフイルバルブ24は油タンクと型締シリンダ1
7との間に配置されている。これらの油タンクと
プレフイルバルブ24とは油管25で接続され、
第3図で示すように平面L字型に屈曲したこの油
管25は2本設けられている。
第4図はプレフイルバルブ24及び型締シリン
ダ17の内部構造を示す。型締シリンダ17の内
部にはラム17Aが上下摺動自在に収納され、ラ
ム17Aの内部には上端が型締シリンダ17に固
定されたブースタラム40が挿入されている。前
記可動プラテン19はラム17Aの下端に結合さ
れ、ラム17Aには成形製品突き出し用のシリン
ダ41、ピストン41Aが設けられている。
また、型締シリンダ17の上部にはプレフイル
バルブ24が前述の通り型締シリンダ17に直交
組付けされている。プレフイルバルブ24の内部
には前記油管25を介して前記油タンクに接続さ
れている油室42が形成され、、この油室42は
油路43を経て型締シリンダ17の内室に連通し
ている。
またプレフイルバルブ24の内部には進退自在
な弁部材44が設けられ、この弁部材44はばね
45で前進方向へ常時付勢されている。弁部材4
4の内室44Aは油路46を介して前記油圧ポン
プ13に接続され、また、ブースタラム40の内
室40Aも油路47を介して油圧ポンプ13に接
続されている。
第4図の状態から可動プラテン19が型締シリ
ンダ17のラム17Aの作動により下降する場合
において、油圧ポンプ13から高圧の油がブース
タラム40の内室40Aに供給される。このとき
弁部材44はポート部48から供給される油圧の
ためにばね45に抗して後退しているため、油室
42と油路43とが連通してプレフイルバルブ2
4は開いた状態になつており、従つて油タンクか
ら多量の油が型締シリンダ17の内室に流入しな
がらラム17A、可動プラテン19はブースタラ
ム40の内室40Aに供給された高圧油によつて
急速下降し、前記上型26と下型27とを型締め
する。
上型26と下型27とが型締されると、これを
検出する図示外のスイツチによりポート部48へ
の油圧の供給が停止され、これにより弁部材44
はばね45の付勢力で前進して弁受座部49に当
接する。この結果、油室42と油室43との連通
が遮断されてプレフイルバルブ24は閉じた状態
となる。この後、弁部材44の内室44Aに油ポ
ンプ13から高圧油が供給されてこの高圧油が油
路43を経て型締シリンダ17の内室に流入し、
このためブースタラム40の内室40Aに流入し
ている油ポンプ13からの高圧油とともにラム1
7A、可動プラテン19に大きな加圧力が加わ
り、上型26、下型27が大きな型締力で型締め
される。
射出成形後、ラム17A、可動プラテン19を
上昇させる場合には、ポート部48に油圧が供給
されて弁部材44が後退するとともに、型締シリ
ンダ17のポート部50に油圧が供給されてラム
17Aが上昇し、型締シリンダ17の内室に貯溜
していた油はラム17Aの上昇に伴い油路43、
油室42、前記油管25を経て油タンクに戻る。
ラム17A、可動プラテン19、上型26の急
速下降の際、油タンクの油をプレフイルバルブ2
4の油室42、型締シリンダ17の内室に流入さ
せる油管25は前述の通り2本あるため型締シリ
ンダ17への油供給量を大きくできる。また、前
述の通りプレフイルバルブ24は油タンクと型締
シリンダ17との間に配置され、この配置場所は
他の部材等が配置されないデツドスペースになつ
ているためプレフイルバルブ24の配置をスペー
スの有効利用によつて行え、射出成形機全体では
コンパクトな構成とすることができる。更に、プ
レフイルバルブ24は型締シリンダ17の側方に
設けられた油タンクに隣接しているため、油タン
クとプレフイルバルブ24とを接続する前記油管
25の配管長さを短くでき、全体として油圧回路
の簡略化を達成できるようになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、プレフイルバルブをデツドス
ペースの有効利用によつて配置したため、省スペ
ース化、射出成形機全体のコンパクト化を達成で
きるとともに、プレフイルバルブは型締シリンダ
と油タンクの間に配置されているため油タンクか
らプレフイルバルブまでの配管の長さを短くでき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は射出成形機の側断面図、第2図は同正
面図、第3図は同平面図、第4図はプレフイルバ
ルブ及び型締シリンダの内部構造を示す断面図で
ある。 1……射出装置、3……型締装置、4……フレ
ーム、5……第1室、6……第2室、7……油タ
ンクである第3室、8……第4室、13……油圧
ポンプ、17……型締シリンダ、19……可動プ
ラテン、20……固定プラテン、24……プレフ
イルバルブ、26……上型、27……下型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面L字形の箱状フレームの下段に第1室、第
    2室を並設するとともに、上段に第3室、第4室
    を第2室の上に並設し、連通した第1室と第2室
    に射出部が上向きになつた射出装置を配置し、上
    段の第1室側の第3室を油タンクにして第4室に
    油圧ポンプ駆動用のモーターを配置し、第1室の
    上に型締シリンダを下向きにして一対の型の型締
    方向を上下方向にした型締装置を配置し、前記型
    締シリンダにプレフイルバルブを直交組付けして
    このプレフイルバルブを型締シリンダと前記油タ
    ンクとの間に配置したことを特徴とする竪形射出
    成形機。
JP1985055763U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0136580Y2 (ja)

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JP1985055763U JPH0136580Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JPS61170521U JPS61170521U (ja) 1986-10-22
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514478U (ja) * 1978-07-17 1980-01-29
JPS59191557A (ja) * 1983-04-14 1984-10-30 Toshiba Mach Co Ltd 立形射出成形機の型締装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61170521U (ja) 1986-10-22

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