JPH0134629Y2 - - Google Patents

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JPH0134629Y2
JPH0134629Y2 JP1983173887U JP17388783U JPH0134629Y2 JP H0134629 Y2 JPH0134629 Y2 JP H0134629Y2 JP 1983173887 U JP1983173887 U JP 1983173887U JP 17388783 U JP17388783 U JP 17388783U JP H0134629 Y2 JPH0134629 Y2 JP H0134629Y2
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JP
Japan
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ignition unit
ignition
plate
pipe
ignition coil
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JP1983173887U
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JPS6081085U (ja
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車に装備する電装品、特に点
火コイル及び点火ユニツトの配置構造の改良に関
する。
内燃エンジンの点火に用いられる点火コイルと
点火ユニツトとを繋ぐ結線長は、電圧降下を防ぐ
ために短い方が良く、特にCDI方式の点火ユニツ
トの場合には、点火コイルに流れる一次電流が大
きいため、点火コイルとCDIユニツト間の結線長
が短い方が電圧降下は少ない。従つて点火コイル
と点火ユニツトを近くに配置してその間の距離を
短くすることが好ましいが、自動二輪車にあつて
は、その車体構造上の理由から電装品の配置スペ
ースに制約を受けるため、従来では点火コイルと
点火ユニツト間距離を短くするには限界があつ
た。
本考案は以上の実情に鑑みて成されたもので、
その目的とする処は、メインパイプとダウンパイ
プの前部両側に補強プレートを固着した自動二輪
車のフレーム構造に着目し、その補強プレート部
分のスペースを有効に利用して点火コイルと点火
ユニツトを近づけて配置し、以つて結線長を従来
よりも短くすることができる自動二輪車の電装品
配置構造を提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、前記補強プ
レートの端部に点火コイルを取付け、左右の補強
プレート間の空間内に点火ユニツトを収納し、更
に該点火ユニツトの下方への移動を規制するため
の規制プレートを補強プレートに設けたことを要
旨とする。
以下に本考案の好適実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
第1図は本考案を適用した自動二輪車の車体フ
レームの側面図で、車体フレーム1は、不図示の
ステアリングシステムを挿通するヘツドパイプ2
と、これの上部から後方に延出した1本のメイン
パイプ3と、同じく下部から後下方に延出した1
本のダウンパイプ4と、これに連結した左右のダ
ウンパイプ5,5と、メインパイプ3に連結した
左右のセンターパイプ6,6と、これの中間部に
夫々連結した左右のシートパイプ7,7と、これ
の中間部に夫々連結した左右のリヤパイプ8,8
と、ダウンパイプロア5、センターパイプ6及び
リヤパイプ8を連結する左右のコネクチングプレ
ート9,9とから成る。そしてメインパイプ3と
ダウンパイプ4の前部の左右両側には補強プレー
ト10,10が固着されている。
斯かる車体フレーム1の補強プレート10より
後方のメインパイプ3と、ダウンパイプ4と、ダ
ウンパイプロア5と、センターパイプ6と、コネ
クチングプレート9とで囲まれる空間内にブラケ
ツト20…を介して不図示の内燃エンジンが搭載
される。
尚補強プレート10には、メインパイプ3上に
跨設される不図示の燃料タンクを取付けるための
ステイ11が設けられている。
この補強プレート10の後縁12は前方へ向か
う側面弧状に形成されており、実施例では右側の
補強プレート10の後縁12上部に突片13を一
体に延出形成し、この突片13の内面にL形のブ
ラケツトプレート14を溶着して備える。他方、
左側の補強プレート10の略中央部の内面に規制
プレート16を溶着して備える。この規制プレー
ト16は、平板部17の前部左側にL形に取付片
18を起立させて折曲形成し、更に平板部17の
後端にL形に規制片19を垂下させて折曲形成し
て成り、平板部17を前記ダウンパイプ4と平行
にして取付片18を補強プレート10内面に溶接
する。以上要部の構成を第2図に示した。
そしてメインパイプ3の下方に臨む前記ブラケ
ツトプレート14のL形横片15に第2図に示す
如く点火コイル21を掛止して取付支持し、両補
強プレート10,10間の規制プレート16の平
板部17から下方の空間内にCDI方式の点火ユニ
ツト22をラバーケース23を介して収納する。
ラバーケース23は、第3図に示すように前面
が開口24し、この開口部24の下縁には延出片
25が前方に突出し、左右両側面には多数の突起
26…が形成され、又下面の幅方向中央部には3
個の突起27が形成されており、更に後面の右半
部には第4図に示す如くコード導出口28が形成
されている。
このラバーケース23内に前面の開口部24か
らボツクス形の点火ユニツト22を嵌め込み、ラ
バーケース23を両補強プレート10,10の前
方から内部空間内に入れ、前記規制プレート16
の平板部17とダウンパイプ4間に挿入し、規制
片19に後面が当接するまでラバーケース23を
押し込む。ここで、第4図に示すようにラバーケ
ース23の両側面の突起26…は補強プレート1
0,10の内面に圧接し、下面の突起27…はダ
ウンパイプ4に圧接している。
斯くして補強プレート10の後縁12に点火コ
イル21を取付け、両補強プレート10,10間
の空間内に点火ユニツト22を収納したため、メ
インパイプ3とダウンパイプ4の前部の幅内の空
間を有効に利用して点火コイル21及び点火ユニ
ツト22を近づけて配置することができ、従つて
点火コイル21と点火ユニツト22とを繋ぐ結線
長を短くすることができる。更に補強プレート1
0に規制プレート16を設けたため、点火ユニツ
ト22の下方への抜け落ちをその規制片19によ
り防ぐことができる。
尚以上の配置構造により点火コイル21及び点
火ユニツト22は車体フレーム1の前部の幅内に
収まり、外側に突出しないため、燃料タンクをス
リムに形成することもできる。
ところで、第5図に示すように角形のダウンパ
イプ40を採用すれば、ラバーケース23を介し
てダウンパイプ40上に配置した点火ユニツト2
2の座り具合が安定することとなる。
又ラバーケース23に代えて第6図及び第7図
に示すように、点火ユニツト22の右側面乃至上
下面を縦断面コ字形のラバークツシヨン(スポン
ジ)31で抱き、更に点火ユニツト22の左側面
乃至後面を横断面L字形のラバークツシヨン(ス
ポンジ)32で抱き、斯かる2個のラバークツシ
ヨン31,32を介装して点火ユニツト22を既
述と同様に両補強プレート10,10間の空間内
に収納しても良い。
以上の説明で明らかな如く本考案の電装品配置
構造によれば、自動二輪車の車体フレームを成す
メインパイプとダウンパイプの前部両側に固着し
た補強プレート部分のスペースを有効に利用して
点火コイルと点火ユニツトを近づけて配置するこ
とができるため、点火コイルと点火ユニツト間の
結線長を大幅に短くすることができ、従つて電圧
降下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動二輪車の車体フレームの側面図、
第2図はその補強プレート部分の拡大側面図、第
3図は車体フレーム前部と点火ユニツトとラバー
ケースの分解斜視図、第4図は第2図−線断
面図、第5図は変更例を示す車体フレーム前部の
側面図、第6図及び第7図は点火ユニツトとラバ
ークツシヨンの平面図及び後面図である。 尚図面中1は車体フレーム、3はメインパイ
プ、4,40はダウンパイプ、10,10は補強
プレート、14はブラケツトプレート、16は規
制プレート、19はその規制片、21は点火コイ
ル、22は点火ユニツト、23はラバーケース、
31,32はラバークツシヨンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体フレームを構成するメインパイプとダウン
    パイプの前部両側に補強プレートを固着した自動
    二輪車において、補強プレートの端部に点火コイ
    ルを取付け、左右の両補強プレート間の空間内に
    点火ユニツトを収納するとともに、該点火ユニツ
    トの下方への移動を規制するための規制プレート
    を補強プレートに設けたことを特徴とする自動二
    輪車の電装品配置構造。
JP1983173887U 1983-11-09 1983-11-09 自動二輪車の電装品配置構造 Granted JPS6081085U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1983173887U JPS6081085U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 自動二輪車の電装品配置構造

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JP1983173887U JPS6081085U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 自動二輪車の電装品配置構造

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Publication Number Publication Date
JPS6081085U JPS6081085U (ja) 1985-06-05
JPH0134629Y2 true JPH0134629Y2 (ja) 1989-10-20

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ID=30378694

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983173887U Granted JPS6081085U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 自動二輪車の電装品配置構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6051131B2 (ja) * 2013-09-11 2016-12-27 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の車体フレーム構造
JP6489715B2 (ja) * 2017-03-27 2019-03-27 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の車体構造
JP7348247B2 (ja) * 2021-09-30 2023-09-20 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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JPS6081085U (ja) 1985-06-05

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