JPH0131957Y2 - - Google Patents

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JPH0131957Y2
JPH0131957Y2 JP1980041787U JP4178780U JPH0131957Y2 JP H0131957 Y2 JPH0131957 Y2 JP H0131957Y2 JP 1980041787 U JP1980041787 U JP 1980041787U JP 4178780 U JP4178780 U JP 4178780U JP H0131957 Y2 JPH0131957 Y2 JP H0131957Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は化学分析フイルムを収めるスライド枠
に関するもので、さらに詳しくは光学濃度測定に
より液体試料中の成分を分析する化学分析フイル
ムを収めるスライド枠の構造に関するものであ
る。さらに本考案はこのようなスライド枠の中に
化学分析フイルムが収められてなる化学分析スラ
イドの構造に関するものをも包含する。
水溶液試料用の化学分析要素、化学分析フイル
ムまたはシート(以下、化学分析フイルムとい
う。)、特に血液、尿などの生体液中のある成分を
簡易迅速に定量分析する新しい型の多層一体型化
学分析フイルムは、特開昭49−53888号(米国特
許(以下USPと略記する。)3992158)、同50−
137192号(USP3983005)、同51−40191号
(USP4042335)、同52−3488号(USP4066403)
などによつて公知である。
以下、公知の化学分析フイルムについて図面を
用いて説明する。
かかる化学分析フイルム40は第1図に示した
如く、透明支持体42の上に一層又は複層の試薬
層44と、更にその上に多孔性展開層46とを重
ね合わせ、お互に剥離しないよう一体化した構造
か又は支持体だけを取除いたものである。
この化学分析フイルムの上に滴下された液体試
料は、展開層によつて一様に広がると同時に試薬
層中に浸入して反応し、着色又は変色するので、
その度合を試薬層側か又は支持体を通してその光
学濃度を観察または測定し定量することができ
る。
この定量は、液体試料中のある成分と、試薬層
中の試薬とが出会い、そこで反応して生ずる生成
物を測定する方法によるものであり、この反応は
水中での有機試薬による発色反応を利用するもの
が多いが、分析する際の操作は乾式操作であると
いう著しい特徴を有する。化学分析フイルムは実
開昭54−162294に開示されているカートリツジ、
USP4142863(特開昭54−160296)、特開昭53−
81292等に記載のスライド枠または公知の透明陽
画写真フイルムのスライド枠と同形式のスライド
枠に収めて供給される。定量分析する際には化学
分析フイルムを収めた化学分析スライドは特開昭
53−76044(USP4119381)、特開昭53−76095
(USP4152390)または特開昭56−77746に開示さ
れている化学分析装置を用いて光学濃度が測定さ
れ、比色分析の原理により被検成分が定量分析さ
れる。
従来公知のこれらのスライド枠は透明陽画写真
フイルムを収めるスライド枠を化学分析フイルム
を収めるスライド枠に転用したともいえるもので
あつて、そのために化学分析スライドにおける厳
密な光学濃度値の測定のためにはかならずしも十
分な性能を示すものではなかつた。すなわち、ス
ライド枠の色は白、明るい灰色または明るい淡い
有彩色で、またスライド枠の表面も光沢面または
半光沢面であるために、光学濃度測定のために光
ビームを照射すると、光ビームから散乱した光や
化学分析フイルムから散乱反射された光がスライ
ド枠の表面やスライド枠の開口の壁面や端面等か
ら反射されて化学分析装置の測光径路や測光装置
に入射して測定光学濃度値の誤差を与えたり、ま
たスライド枠の開口の形や大きさも光学濃度測定
にかならずしも適した形や大きさでない、などの
欠点があつた。
本考案の目的は反射測光法または透過測光法に
より精度の高い光学濃度測定が可能な化学分析フ
イルム用のスライド枠を提供することである。
本考案の別の目的は光学濃度測定のための光ビ
ームからの散乱光または化学分析フイルムからの
散乱反射光の散乱および反射が防止された表面を
有する化学分析スライド用のスライド枠を提供す
ることである。
本考案のさらに別の目的は光学濃度測定のため
の光ビームからの散乱光または化学分析フイルム
からの散乱反射光の散乱および反射が防止された
開口の端面を有する化学分析スライド用のスライ
ド枠を提供することである。
本考案のさらに別の目的は液体試料を滴下また
は付着させる面の識別が容易な化学分析スライド
用のスライド枠を提供することである。
本考案およびその主要な実施態様は、 収められる化学分析フイルムの面積より小さい
面積の開口をそれぞれ有する第1および第2のス
ライド枠、ならびに該第1および該第2のスライ
ド枠の間に位置して化学分析フイルムを収めて該
化学分析フイルムの位置が実質的に動きえない形
状の開口を有し、かつ該化学分析フイルムの厚さ
と同じかそれより大きい厚さを有する第3のスラ
イド枠からなる化学分析スライド枠において、該
第1のスライド枠の該第2のスライド枠から遠い
側の表面および開口の壁面が黒色である化学分析
スライド枠。である。
本考案の化学分析スライド枠を構成する第1の
スライド枠、第2のスライド枠、および第3のス
ライド枠はいずれも実質的に一定の平面を保ち著
しい変形を生ずるおそれのない厚さを有する板で
ある。第3のスライド枠は化学分析フイルムの厚
さと同じ厚さまたはそれより大きい厚さを有し、
その開口の中に化学分析フイルムが収まる形状で
あつて、化学分析スライドの中で化学分析フイル
ムが第1および第2のスライド枠の平面の上で位
置が移動しないように固定する機能を有するスペ
ーサーである。従つて、第1と第3のスライド枠
をあらかじめ一体に成形して、第1のスライド枠
の開口の周囲に化学分析フイルムを収容し位置を
固定できる凹陥部を設けた構造にすることができ
るし、また第2と第3のスライド枠をあらかじめ
一体に成形して、第2のスライド枠の開口の周囲
に化学分析フイルムを収容し位置を固定できる凹
陥部を設けた構造にすることができる。以下に本
考案の実施態様を添付の図面を参照させながら、
具体的に説明する。
第2図は第1のスライド枠、第2のスライド
枠、第3のスライド枠からなる本考案の化学分析
スライド枠の一実施態様例の斜視展開図である。
第3図は第2図に示した化学分析スライド枠に化
学分析フイルムを収めて三つの枠を接着固定して
製造した化学分析スライドの開口を通る平面にお
ける断面概念図である。図において、10は第1
のスライド枠、14は開口、12は開口の壁面
で、その表面は光反射率が小さいように構成され
ており、好ましくはその表面は暗色で光反射率が
小さいように構成されている。
20は第2のスライド枠、24は開口である。
30は第3のスライド枠、36は化学分析スライ
ドを収めて位置ずれを生じさせない形状と大きさ
の開口、38は第3のスライド枠の厚さで、その
厚さは中に収める化学分析フイルムの厚さと同じ
かそれよりわずかに大きい厚さである。40は化
学分析フイルムである。
第4図はあらかじめ一体に成形された第1およ
び第3のスライド枠、および第2のスライド枠か
らなる本考案の化学分析スライド枠の一実施態様
例の斜視展開図である。第5図は第4図に示した
化学分析スライドに化学分析フイルムを収めて二
つの枠を接着固定して製造した化学分析スライド
の開口を通る平面における断面概念図である。図
において、11はあらかじめ一体に成形された第
1および第2のスライド枠(以下、凹陥部つき第
1のスライド枠という。)、14は開口、12は開
口の壁面で、その表面は光反射率が小さいように
構成されており、好ましくはその表面は暗色で光
反射率が小さいように構成されている、16は化
学分析フイルムを収めて位置ずれを生じさせない
形状と大きさの凹陥部、18は凹陥部の深さで、
この深さは中に収める化学分析フイルムの厚さと
同じかそれよりわずかに大きい深さである。20
は第2のスライド枠、24は開口、40は化学分
析フイルムである。この化学分析スライド枠は凹
陥部つき第1のスライド枠と第2のスライド枠の
2つからなりたつており、特に凹陥部つき第1の
スライド枠をプラスチツクスを用いてモールド成
形法等により成形できる場合には化学分析スライ
ド枠そのものが安価であるばかりでなく、化学分
析フイルムを収めて化学分析スライドを製造する
際に、凹陥部つき第1のスライド枠に第2のスラ
イド枠を接着するのみでよいので、接着個所が少
ないので化学分析スライドを製造するに要する費
用も安価であり、さらに接着個所が少ないので、
製造された化学分析スライドは堅固である。
第6図は第1のスライド枠、およびあらかじめ
一体に成形された第2および第3のスライド枠か
らなる本考案の化学分析スライドの一実施態様例
に化学分析フイルムを収めて二つの枠を接着固定
して製造した化学分析スライドの開口を通る平面
における断面概念図である。図において、10は
第1のスライド枠、14は開口、12は開口の壁
面で、その表面は光反射率が小さいように構成さ
れており、好ましくはその表面は暗色で光反射率
が小さいように構成されている、21はあらかじ
め一体に成形された第2および第3のスライド枠
(以下、凹陥部つき第2のスライド枠という。)、
24は開口、26は化学分析フイルムを収めて位
置ずれを生じさせない形状と大きさの凹陥部、2
8は凹陥部の深さで、この深さは中に収める化学
分析フイルムの厚さと同じかそれよりわずかに大
きい深さである。40は化学分析フイルムであ
る。この化学分析スライド枠は第1のスライド枠
と凹陥部つき第2のスライド枠の2つからなりた
つている。第4図に展開図で示した化学分析スラ
イド枠と第6図に断面図で示した化学分析スライ
ド枠はどちらも2つのスライド枠からなりたつて
いてその違いは化学分析フイルムを収める凹陥部
が光反射率が小さい(または暗色で光反射率が小
さい)ように構成された開口の壁面のある側のス
ライド枠に設けられているが、そうでない側のス
ライド枠に設けられているかである。
第7図および第8図は第1のスライド枠の光反
射率が小さいように構成された、好ましくは暗色
で光反射率が小さいように構成された開口の壁面
が斜面をなしている本考案の化学分析スライド枠
の実施態様例の開口を通る平面における断面概念
図である。第7図および第8図に示される化学分
析スライド枠はいずれも凹陥部つき第1のスライ
ド枠と第2のスライド枠からなり、基本的には第
4図に示した化学分析スライド枠と同じで、相違
点は凹陥部つき第1のスライド枠の開口の壁面が
斜面をなしている点のみであつて、第7図および
第8図における番号は第4図または第5図におけ
る番号と同じ意味を表わす。第7図に示す化学分
析スライド枠においては、凹陥部つき第1のスラ
イド枠の開口の第2のスライド枠に近い側の端面
の大きさが第2のスライド枠の開口と同じ大きさ
で、従つて凹陥部つき第1のスライド枠の開口の
第2のスライド枠から遠い側の端面の大きさは第
2のスライド枠の開口の大きさより小さい。第8
図に示す化学分析スライド枠においては、凹陥部
つき第1のスライド枠の開口の第2のスライド枠
から遠い側の端面の大きさが第2のスライド枠の
開口と同じ大きさで、従つて凹陥部つき第1のス
ライド枠の開口の第2のスライド枠に近い側の端
面の大きさは第2のスライド枠の開口より大き
い。光反射率が小さい(または暗色で光反射率が
小さい)ように構成された開口の壁面を有する化
学分析スライドにおいては、光学濃度測定のため
に入射させる光ビームから散乱した光、化学分析
フイルムから散乱反射された光がスライド枠の開
口の壁面から反射して化学分析装置の測光径路や
測光装置に入る光量をきわめて少なくする、また
は実質的になくすことができるので、光学濃度測
定の誤差がきわめて小さくすることができる。第
7図に断面を示した化学分析スライド枠は凹陥部
の面積を大きくとることができるので、中に収め
る化学分析フイルムの平面性を良好に保つことが
できる点で特にすぐれたものである。第7図と第
8図に示した斜面状の光反射率が小さい(または
暗色で光反射率が小さい)ように構成された壁面
をもつ開口の大きさと第2のスライド枠の開口の
大きさとの関係が第7図と第8図の関係の中間に
ある種々の態様をとりうることはいうまでもな
い。
第9図は凹陥部つき第1のスライド枠の光反射
率が小さいように構成された、好ましくは暗色で
光反射率が小さいように構成された壁面をもつ開
口の大きさが第2のスライド枠の開口の大きさよ
り小さい本考案の化学分析スライド枠の一実施態
様例の開口を通る平面における断面概念図であ
る。この化学分析スライド枠は凹陥部つき第1の
スライド枠と第2のスライド枠からなり、基本的
には第4図に示した化学分析スライド枠と同じ
で、相違点は凹陥部つき第1のスライド枠の開口
の大きさが第2のスライド枠の開口の大きさより
小さい点のみであつて、第9図における番号は第
4図または第5図における番号と同じ意味を表わ
す。この化学分析スライド枠においては、凹陥部
の面積を大きくとることができるので、中に収め
る化学分析フイルムの平面性を良好に保つことが
できる特徴をもつ。
第4図から第9図に示した本発明の化学分析ス
ライド枠の諸実施態様例においては、光反射率が
小さい(または暗色で光反射率が小さい)ように
構成された開口の壁面を有する第1のスライド枠
と第3のスライド枠があらかじめ一体に成形され
て凹陥部つき第1のスライド枠をなしているが、
逆に第2のスライド枠と第3のスライド枠があら
かじめ一体に成形されて凹陥部つき第2のスライ
ド枠とし、これと光反射率が小さい(または暗色
で光反射率が小さい)ように構成された開口の壁
面を有す単なる板状の第1のスライド枠との組合
せからなる化学分析スライドで、光反射率が小さ
い(または暗色で光反射率が小さい)ように構成
された壁面の開口が第4図から第9図に示される
実施態様とそれぞれ同様な化学分析スライド枠も
本発明の実施態様に包含される。さらに本考案の
実施態様には凹陥部つき第1のスライド枠と凹陥
部つきの第2のスライド枠の2つから構成され、
かつ両凹陥部の深さの合計量が中に収める化学分
析フイルムの厚さと同じかわずかに大きいように
構成した化学分析スライド枠も包含される。
本考案の化学分析スライド枠において最も著し
い点は第1のスライド枠の開口の壁面が光反射率
が小さいように構成されており、好ましくは暗色
で光反射率が小さいように構成されていることで
あるが、さらに第1のスライド枠の第2のスライ
ド枠から遠い側の表面のうち開口の近傍または表
面全体が開口の壁面と同様に光反射率が小さいよ
うに構成することができ、好ましくは暗色で光反
射率が小さいように構成することができる。要は
第1のスライド枠の開口の壁面およびその近傍が
光反射率が小さいように構成されている、好まし
くは暗色で光反射率が小さいように構成されてい
ることであつて、これにより化学分析フイルムの
光学濃度を測定する際に入射させる光ビームから
の散乱光と化学分析フイルムからの散乱反射光が
開口の壁面や第1のスライド枠の開口の近傍の表
面から、さらに散乱反射して化学分析装置の測光
径路または測光装置に入射しないという作用効果
が奏される。特に化学分析フイルムの光学濃度値
を反射測光法により測定する場合には前述の作用
効果は特に著しい。
第10図は凹陥部つき第1のスライド枠と第2
のスライド枠からなる公知の化学分析スライド枠
の実例の開口を通る平面における断面概念図であ
る。凹陥部つき第1のスライドの開口壁面と第2
のスライド枠から遠い側の表面が白、明るい灰
色、または明るい有彩色である点を除いて第4図
に展開図を示した化学分析スライド枠と同じ構成
であり、従つて第10図における番号は13が光
反射率が小さい(または暗色で光反射率が小さ
い)ように構成されていない開口の壁面を表わす
ほかは第4図または第5図における番号と同じ意
味を表わす。
本考案の化学分析スライド枠を構成する第1、
第2および第3のスライド枠、凹陥部つき第1お
よび第2のスライド枠としてはいずれもポリマ
ー、紙、ボール紙、不織布、木材、金属の板また
はシート状物を打ち抜き(dye punching)加工
したもの、これらの材料をモールド成形(mol
ding)加工したもの、前記の加工方法に切削
(cutting)を併用して加工したものなどを用いる
ことができる。ポリマーの例としては、熱可塑性
ポリマーとしてポリ塩化ビニル、塩化ビニル−塩
化ビニリデンコポリマー、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレ
ート、アクリロニトリル−ブタジエンコポリマ
ー、ポリエステル(例、ポリエチレンテレフタレ
ート、ビスフエノールAのポリカルボネート)、
ポリアミド(例、6−ナイロン、6,10−ナイロ
ン、11−ナイロン)、セルロースエステル(例、
セルロースジアセテート、セルローストリアセテ
ート、セルロースアセテートフタレート)を、熱
硬化性ポリマーとして各種のフエノール樹脂、尿
素樹脂をあげることができる。紙またはボール紙
の例としては、天然パルプから製造した普通の紙
またはボール紙、合成ポリマーのパルプから製造
した紙またはボール紙、種々のポリマーまたはプ
レポリマーを含侵した紙またはボール紙をあげる
ことができる。板またはシート状から打ち抜きま
たはさらに切削加工してスライド枠を製造する場
合には、さらに上記の材料の板またはシート状物
の積層物を用いることができる。これらの材料の
うちで好ましいものは、熱可塑性ポリマーであつ
て、その具体例としてはポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステ
ル(ポリエチレンテレフタレート、ビスフエノー
ルAのポリカルボネート)があげられる。
前述の諸実施態様で説明した本考案の化学分析
スライド枠に共通する特徴は第1のスライド枠ま
たは凹陥部つき第1のスライド枠の開口の壁面1
2はその表面が光反射率が小さいように、好まし
くはその表面が暗色で光反射率が小さいように構
成されていることである。表面が光反射率が小さ
いように構成されている壁面をもつ開口は開口の
壁面を公知の方法により粗面に仕上げたり、(例、
マツト状、砂粒状)、微細な線条を設けたり、つ
や消し塗料の塗布、短繊維フイラメントの植えこ
み、光反射率の小さい微小粒子の塗布等により形
成することができる。表面が暗色で光反射率が小
さいように構成されている壁面をもつ開口は、開
口の壁面を暗色のつや消し塗料の塗布、暗色の短
繊維フイラメントを開口の壁面に公知の方法によ
る植えこみ、開口の壁面の表面に暗色で光反射率
の小さい微小な粒子の塗布、あるいはスライド枠
そのものを暗色ポリマー、紙またはボール紙で構
成したり、さらにその開口の壁面の表面に前述の
加工をしたり、その開口の壁面を公知の方法によ
り粗面に仕上げたり、微細な線条を設けたりする
ことにより形成することができる。特にスライド
枠の材料としてポリマーを用いる場合には、あら
かじめ暗色の色材(カーボンブラツク微粒子、石
墨粉、他の暗色顔料または染料)をほぼ一様に混
合したものを用いることにより第1のスライド枠
または凹陥部つき第1のスライド枠全体が暗色で
光反射率が小さいものを得ることができ、その開
口の壁面も暗色で光反射率が小さくなるので好ま
しい。さらに暗色の色材が混入されたポリマーで
作られた第1のスライド枠または凹陥部つき第1
のスライド枠の開口の壁面にさらに前述の光反射
率を小さくする加工を施すこともできる。第1の
スライド枠または凹陥部つき第1のスライド枠で
最も好ましいものは黒色で光反射率が小さいもの
であり、好ましいものは暗赤色、濃赤色、暗青
色、濃青色の光吸収性で光反射率の小さいもので
ある。
第2のスライド枠または凹陥部つき第2のスラ
イド枠は材料のもつている色そのままで用いるこ
とができるほか、特定の色の色材(酸化チタン微
粉末(白色)、硫酸バリウム微粉末(白色)、その
他の色の顔料または染料)をあらかじめ混入した
ポリマーで製造することができ、このようにして
特定の色で着色することによつて、化学分析スラ
イドの種類(すなわち中におさめられている化学
分析フイルムの種類)を示すコード(識別表示コ
ード)として使うことができる。第2のスライド
枠または凹陥部つき第2のスライド枠の化学分析
フイルムから遠い側の表面を微細(マツト)面等
にすることにより、筆記用具(鉛筆、万年筆、ボ
ールペン、水性インクをもつ他の筆記用具、油性
インクをもつ他の筆記用具)による記入を可能に
したり、容易または確実にすることができる。
第2のスライド枠または凹陥部つき第2のスラ
イド枠の開口の壁面、または開口の壁面と第1の
スライド枠または凹陥部つき第1のスライド枠か
ら遠い側の表面を光反射率が小さいように、また
は暗色で光反射率が小さいように構成することも
できる。この場合、第2のスライド枠(または凹
陥部つき第2のスライド枠)を光反射率が小さい
ように、または暗色で光反射率が小さいように構
成するには第1のスライド枠(または凹陥部つき
第1のスライド枠)において光反射率が小さいよ
うに、または暗色で光反射率が小さいように構成
するのと同様な手段または方法によることができ
る。第1のスライド枠(または凹陥部つき第1の
スライド枠)における暗色と第2のスライド枠
(または凹陥部つき第2のスライド枠)における
暗色は同じ色でもよいし、互いに異なる色でもよ
い。
化学分析スライドが反射光学測光により定量分
析する型の場合には、反射光学濃度の正確な測定
の為には、測光ビームは化学分析フイルムの試料
表面のみを照射することが必要である。種々実験
の結果スライド枠の光反射率が高く、測光面の開
口径が光ビーム径に近いとスライド枠の開口の壁
面での乱反射が反射光学濃度の測定値に影響する
ことが判明した。
従つて第1のスライド枠の材質、色を光反射率
の低いものにすることにより、フレームからの光
の乱反射による測定値のバラツキを小さくするこ
とができる。かかる材質としてはつやけし処理を
施したプラスチツク、非光沢性の紙、金属、その
他が適当である。
また第1のスライド枠の色は黒色が最も好まし
いが赤や青その他の色であつても光吸収性のもの
であればよい。
測光面のみを濃い色調にし、試料点着面とは明
らかに異つた色とすることにより、測定操作の実
施に当り、試料点着面と測定面とを取り違え誤つ
た面、即ち測定面に試料点着してしまうなどの誤
操作の可能性を大幅に低減させることができる。
測定作業の効率化には同一形状、同一操作によ
り多種類の検査項目を測定できる形状であること
が望ましい。つまり、多種類の項目が同一形状の
化学分析スライドであることが望ましい。しかし
ながら、同一の形状にすると検査項目と検出用化
学分析スライドとの対応がまぎらわしくなりとも
すれば、とり違えてしまうといつた問題もでてく
る。かかる問題を解決する為に、スライド枠の片
面又は両面に色、紋様などのコード(光学的識別
表示コード)、凸起、凹陥またはスライド枠の端
辺部からの凸起または切欠きなどのコード(識別
表示コード)、または項目を表わす文字または文
字からなるコード(識別表示コード)などにより
明確に検査項目を判別し得るような表示をするこ
とが必要となる。文字による判別は非常に確実な
方法であるが判続に努力を要する。これに対し
て、色、紋様または色と紋様からなるコード(光
学的識別表示コード、例JIS B9550−1978のバー
コードシンボルなど)による区別は判定が簡単か
つ明確であつて、実用的見地からもきわめて好ま
しい態様である。
本考案のスライド枠を用いて、中に化学分析フ
イルムを収めて後、スライド枠を接着固定する方
法としては公知の接着剤を用いる方法、加熱接合
方法(例、ヒーターによる加熱、超音波加熱)を
用いることができる。スライド枠として熱可塑性
ポリマーからなるものを用いる場合には超音波加
熱接合方法を採用することができ、作業がしやす
いので好ましい。
本考案の化学分析スライド枠の液体試料点着面
のスライド枠の開口の大きさは液体試料の展開面
積に等しいかやや小さい程度が好ましい。点着液
滴の展開面積より著しく小さいと、スライド枠の
存在により試料の自由展開が防げられ、均一発色
が実現できにくくなる。例えば、10μlの試料を点
着する場合には試料点着の開口の径は8mm以上あ
ることが好ましい。一方、化学分析フイルムの反
射光学濃度の正確な測定の為には化学分析フイル
ムはいわゆるカールなどのないできるだけ平面性
のよい状態に保たれている必要があるので、この
見地からはスライド枠の開口の径はできるだけ小
さいことが望ましい。測光に用いられる光ビーム
系は通常直径1〜5mm程度であるので、測光面の
開口径は直径5mm以上であればよい。すなわち、
上記の事実から明らかなように、本発明のスライ
ド枠の開口の径は試料点着面と反射測光面とで異
つた条件によつて必要な最少面積が決められるこ
とになる。
種々実験の結果、スライド枠の液体試料点着面
側の開口の径は8〜20mm、好ましくは8〜15mm、
特に好ましくは9〜12mmの範囲であることが判明
した。一方、反射光学濃度の測光の為の開口の径
は測光に用いる光ビームの径によつて異なるが、
実用上の見地からして、1〜10mm、好ましくは3
〜8mm、特に好ましくは5〜7mmの範囲であるこ
とが判明した。
本考案の好ましい実施態様は次のとおりであ
る。
(1) 収められる化学分析フイルムの面積より小さ
い面積の開口をそれぞれ有する第1および第2
のスライド枠、ならびに該第1および該第2の
スライド枠の間に位置して化学分析フイルムを
収めて該化学分析フイルムの位置が実質的に動
きえない形状の開口を有し、かつ該化学分析フ
イルムの厚さと同じかそれより大きい厚さを有
する第3のスライド枠からなる化学分析スライ
ド枠において、該第1のスライド枠の該第2の
スライド枠から遠い側の表面および開口の壁面
が黒色である化学分析スライド枠。
(2) 該第1のスライド枠と該第3のスライド枠が
あらかじめ一体に形成されている態様1に記載
の化学分析スライド枠。
(3) 該第2のスライド枠と該第3のスライド枠が
あらかじめ一体に形成されている態様1に記載
の化学分析スライド枠。
(4) 該第1のスライド枠の開口の壁面が斜面をな
しており、かつ該開口の該第2のスライド枠に
近い側の端面の大きさが該開口の該第2のスラ
イド枠から遠い側の端面の大きさより大きい態
様1〜3のいずれかに記載の化学分析スライド
枠。
(5) 該第1のスライド枠の開口が該第2のスライ
ド枠の開口より小さい態様1〜4のいずれかに
記載の化学分析スライド枠。
(6) 該第1のスライド枠の開口と該第2のスライ
ド枠の開口とが同じ形および大きさである態様
1〜4のいずれかに記載の化学分析スライド
枠。
(7) 該第2のスライド枠の該第1のスライド枠か
ら遠い側の表面に、収められる化学分析フイル
ムの種類を示すコードが設けられている態様1
〜6のいずれかに記載の化学分析スライド枠。
(8) 該コードが第2のスライド枠の第1のスライ
ド枠から遠い側の表面に設けられた凸起、凹
陥、紋様、文字、色またはバーコードシンボル
に代表される光学的識別コード、またはスライ
ド枠の端辺からの凸起または切欠きである態様
7に記載の化学分析スライド枠。
(9) 該第2のスライド枠の該第1のスライド枠か
ら遠い側の表面が筆記材料で筆記可能に構成さ
れている態様1〜8のいずれかに記載の化学分
析スライド枠。
(10) 該第1のスライド枠の開口と該第2のスライ
ド枠の開口がともに円形である態様1〜9のい
ずれかに記載の化学分析スライド枠。
(11) 態様1または4〜10のいずれかに記載のス
ライド枠の中に化学分析フイルムが収められ、
該第1、該第2および該第3のスライド枠が相
互に接着固定されてなる化学分析スライド。
(12) 態様2または4〜10のいずれかに記載のス
ライド枠の中に化学分析フイルムが収められ、
該一体に形成された第1と第3のスライド枠お
よび該第2のスライド枠が相互に接着固定され
てなる化学分析スライド。
(13) 接着が超音波または接着剤を用いてなさ
れた態様11又は12に記載の化学分析スライ
ド。
【図面の簡単な説明】
第1図は化学分析フイルムの概念図である。第
2図は本考案の化学分析スライド枠の一実施態様
例の斜視概念図、第3図は第2図に示した化学分
析フイルムを収めて接着固定してなる化学分析ス
ライドの開口を通る平面における断面概念図であ
る。第4図は本考案の化学分析スライド枠の一実
施態様例(凹陥部つき第1のスライド枠と第2の
スライド枠からなる化学分析スライド枠の一実施
態様例)の斜視概念図、第5図は第4図に示した
化学分析スライド枠に化学分析フイルムをおさめ
て接着固定してなる化学分析スライドの開口を通
る平面における断面概念図である。第6図ないし
第9図は本考案の化学分析スライド枠の四種の実
施態様例に各々化学分析フイルムをおさめてなる
化学分析スライドの開口を通る平面における断面
概念図である。第10図は公知の化学分析スライ
ド枠の一具体例に化学分析フイルムをおさめてな
る公知の化学分析スライドの開口を通る平面にお
ける断面概念図である。第1図ないし第10図に
おいて、番号は次の事項を意味する。 10……第1のスライド枠、11……凹陥部つ
き第1のスライド枠、12……開口の壁面、13
……暗色で光反射率が小さいように構成されてい
ない公知のスライド枠の開口の壁面、14……開
口、16……化学分析フイルムを収めて位置ずれ
を生じさせない形状と大きさの凹陥部、18……
凹陥部の深さ、20……第2のスライド枠、21
……凹陥部つき第2のスライド枠、24……開
口、26……化学分析フイルムを収めて位置ずれ
を生じさせない形状と大きさの凹陥部、28……
凹陥部の深さ、30……第3のスライド枠、36
……化学分析スライドを収めて位置ずれを生じさ
せない形状と大きさの開口、38……第3のスラ
イド枠の厚さ、40……化学分析フイルム、42
……透明支持体、44……試薬層、46……多孔
性展開層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 収められる化学分析フイルムの面積より小さ
    い面積の開口をそれぞれ有する第1および第2
    のスライド枠、ならびに該第1および該第2の
    スライド枠の間に位置して化学分析フイルムを
    収めて該化学分析フイルムの位置が実質的に動
    きえない形状の開口を有し、かつ該化学分析フ
    イルムの厚さと同じかそれより大きい厚さを有
    する第3のスライド枠からなる化学分析スライ
    ド枠において、該第1のスライド枠の該第2の
    スライド枠から遠い側の表面および開口の壁面
    が黒色であることを特徴とする化学分析スライ
    ド枠。 (2) 該第1のスライド枠と該第3のスライド枠が
    あらかじめ一体に形成されている実用新案登録
    請求の範囲1に記載の化学分析スライド枠。 (3) 該第2のスライド枠と該第3のスライド枠が
    あらかじめ一体に形成されている実用新案登録
    請求の範囲1に記載の化学分析スライド枠。
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