JPH0130875Y2 - - Google Patents

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JPH0130875Y2
JPH0130875Y2 JP12769783U JP12769783U JPH0130875Y2 JP H0130875 Y2 JPH0130875 Y2 JP H0130875Y2 JP 12769783 U JP12769783 U JP 12769783U JP 12769783 U JP12769783 U JP 12769783U JP H0130875 Y2 JPH0130875 Y2 JP H0130875Y2
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JP
Japan
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magnet
bracket
magnetic path
path plate
brush
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JP12769783U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マイクロカセツトタイプのテープ
レコーダに用いて好適な超小型フラツトモータに
関するものである。
近年、マイクロカセツトテープレコーダの小型
化に伴いテープを駆動する直流モータも可及的に
超小型化が要求されている。
従来、一般的に使用されている軸方向空隙型フ
ラツトモータとして第1図に示すように、円板状
のブラケツト1にリング状マグネツト2を載置
し、このマグネツト2の上面とケース3の内天井
部とでできる空隙部分にコイルを一体化した偏平
ロータ4を配し、このロータ4に取付けした整流
子5と、前記ブラケツト1に、ブラシベース6を
介して固着した一対のブラシ7,7とからなる整
流装置567を、前記マグネツト2の内方に配し
てなるものである。図中、8,9はケース3およ
びブラケツト1にそれぞれ圧入されてシヤフト1
0を介してロータ4を支承する含油軸受である。
ところが、このような構成では外径が比較的大
でもすむコンパクトカセツト用モータにおいて
は、マグネツト2の内径も可及的に大に設定でき
るので、ブラシテンシヨンに関してはさほど難点
はないが、マイクロカセツト用モータにおいて
は、外径が20〜22程度のものが要求されるの
で、必然的にマグネツト2の内部も小にならざる
を得ず、ブラシテンシヨンの設定が非常に困難と
なる。このため、マグネツト2の内径を大にして
その結果生ずる出力(すなわち効率)の犠牲を覚
悟のうえで、ブラシ配置部分を大に設計するかも
しくは、この欠点をカバーするために、最近で
は、第2図に示すようにマグネツト2にブラシ配
置用凹所2a,2aを設け、ここにブラシ7,7
を配することによりブラシテンシヨンの設定を容
易にする案も開示されているが、こんどは、マグ
ネツトが破損しやすく歩留が悪化する欠点を新ら
たに生じていた。
また、その破損の問題を対策するために、第3
図に示すように予じめマグネツト22を分割し、
その間隙に絶縁物からなるブラシホルダー66で
挾持するように配置する案も採用されているが、
このようにした場合、ブラシ配置用として間隙が
かなりの幅あるため、リング状に比べてマグネツ
トの有効断面積が小になり効率の悪いモータとな
る。
さらに、上記いずれの場合にもあてはまる問題
点として電気的中性点を取るのに無調整式となら
ざるを得ない欠点がある。すなわち、マグネツト
とブラシの位置が固定されてしまい、このため整
流子片とロータ巻線の位置を一定にしなくてはな
らないが、モータ本体が小さいので、整流子も小
となり、組立上からこれらの位置関係を一定にす
るには至難の技で歩留悪化をまねいていた。
この考案は上記のような欠点を克服するために
創案したもので、すなわち、磁路板の一面に、こ
の磁路板の内径より小の内径を有するマグネツト
を同心的に固定すると共に、他面にブラケツトを
配し、このブラケツトに、ブラシを前記磁路板の
厚み内に収納するように配設したことを要旨と
し、ブラシのテンシヨン設定を容易ならしめると
共に、電気的中性点を極めて容易に取ることがで
きる超小型フラツトモータを提供しようとするも
のである。
以下、この考案の構成を図面に示す実施例にも
とづいて説明する。
この考案の特徴は、第4図に示すように鉄など
の磁性体からなる磁路板11の一面に、この磁路
板の内径より小の内径を有するマグネツト2を同
心的に固定すると共に他面に防振ゴム12を介し
てブラケツト13を配し、このブラケツト13に
ブラシベース14、このブラシベース14に植設
した一対のブラシ7,7からなるブラシユニツト
を前記磁路板11の内径部に、かつこの磁路板の
厚み内に収納するように配設したことにある。
このような構成は図面から判断できるように、
ブラシ7,7に臨む整流子5の位置を下方に設定
できるので、含油軸受は上下必ずしも必要でな
く、ケース3に固着した軸方向に長い含油軸受1
5のみでロータ4は支承される。本実施例では、
ロータ4のケース側の面に磁性ステンレス板など
からなる吸引板4aを配し、シヤフト10の基部
はブラケツト13の中央に配したスラスト軸受1
6でピボツト支承させているが、この構成はロー
タ4のスラスト方向の動きを防止し、ノイズ発生
を押えるのに効果的である。図中、13aはブラ
ケツト13に配した一対の取付けビス穴であり、
着磁されたマグネツトの吸引力でケース3の内方
に付勢されて仮固定された磁路板上のマグネツト
2の磁極と、ブラケツト上に固定されたブラシベ
ース14に植設されたブラシ7,7との相対的位
置を可変して電気的中性点を確保するための調整
孔をも兼ねている。そして、このブラケツト13
を回動して電気的中性点をとつたあと、ケース3
の開口縁をかしめることによつて組立られるので
ある。
この考案は、上記のようにマグネツトの断面積
を小にすることなく、したがつてロータ4に対し
て有効空隙磁束を犠牲にすることなく、ブラシ
7,7のテンシヨン変位を大に設定できるので、
ブラシテンシヨンのバラツキを小さくすることが
でき、従来に対し長寿命が期待できる。
また、磁路板11とブラケツト13とはかしめ
前は互にフリーであるので、電気的中性点は各部
品の相対的位置がラフであつて容易に調整でき
る。さらにまたマグネツトは分割しないですむの
で、組立作業に難点はなく、整流子の位置が下方
に設定できるので、ロータの内部にケース側の含
油軸受15の一部を遊嵌することができることに
なり、1個の軸受ですむので芯出しが極めて容易
となるなどの効果を有する。
さらに本実施例では磁路板とブラケツトとの間
に防振ゴム12を介在させたのでブラシ、ロータ
などによる振動や機械的ノイズを低減させる効果
をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軸方向空隙型偏平モータの要部
断面図、第2図は他の従来例の同要部断面図、第
3図は第3の従来例の要部断面図、そして第4図
は本考案の超小型フラツトモータの要部断面図で
ある。 2はマグネツト、7はブラシ、11は磁路板、
13はブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁路板の一面に、この磁路板の内径より小の
    内径を有するマグネツトを同心的に固定すると
    共に、他面にブラケツトを配し、このブラケツ
    トに、ブラシを前記磁路板の厚み内に収納する
    ように配設した超小型フラツトモータ。 2 磁路板は防振部材を介してブラケツトに配さ
    れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    超小型フラツトモータ。
JP12769783U 1983-08-18 1983-08-18 超小型フラットモ−タ Granted JPS6034771U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12769783U JPS6034771U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 超小型フラットモ−タ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12769783U JPS6034771U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 超小型フラットモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034771U JPS6034771U (ja) 1985-03-09
JPH0130875Y2 true JPH0130875Y2 (ja) 1989-09-21

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ID=30289938

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JP12769783U Granted JPS6034771U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 超小型フラットモ−タ

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JPS6034771U (ja) 1985-03-09

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