JPH01293312A - 繊維光学システム - Google Patents

繊維光学システム

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JPH01293312A
JPH01293312A JP63111729A JP11172988A JPH01293312A JP H01293312 A JPH01293312 A JP H01293312A JP 63111729 A JP63111729 A JP 63111729A JP 11172988 A JP11172988 A JP 11172988A JP H01293312 A JPH01293312 A JP H01293312A
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JP
Japan
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fiber optic
optic system
fiber
laser
energy
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JP63111729A
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English (en)
Inventor
Hany M G Hussein
ハニー・エム・ジー・フセイン
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Trimedyne Inc
Original Assignee
Trimedyne Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は内視鏡装置、特に、単体のライトガイドファ
イバを有し、このライトガイドファイバは、その軸方向
に沿って伸びた中空円筒状の中央チャンネルを有する環
状のコアを備えている繊維光学システムに関する。
(発明の従来技術) 細いガラスファイバーあるいはプラスチックファイバー
を通して光を導くことにより、容易に観察することので
きない体内の内臓、組織等を視察するための種々の器具
を用いることが可能となる。
この種の器具としては内視鏡が広く知られており、例え
ば、胃腸や呼吸器官の病気の診断および治療に役立って
いる。
近年、細い柔軟な光ファイバーにより、内臓および組織
の遠隔的視察、撮影、生検、および手術が可能となって
いる。繊維光学システムとしても知られるこのような細
い柔軟な光ファイバーは、内視鏡と組合わされ、光を伝
達することにより観察される内部空間を照明し、この照
明された領域においける治療あるいは診断を可能にする
。一般に、このような観察能力は、多数のファイバーを
束ね、各ファイバーの相対位置が束の各端で一致するよ
うに構成することによって得られる。光ファイバーを使
用する場合における像を伝達する方法および装置は公知
であり、その詳細な説明は省略する。
光および像の伝達系に加え、一般に、内視鏡は副チャン
ネルを備えている。この副チャンネルを通して観察領域
へ、あるいは、観察領域から流体を流すことができると
ともに、この副チャンネルにより、道具、器具等を遠隔
的に操作することが可能となる。更に、繊維光学システ
ムは、手術への適応、内臓の蛍光法、および高い光度を
得るため等の目的でレーザーをガイドするためにも用い
られる。また、内視鏡の繊維光学系は、血液の流れ、温
度、圧力等のパラメータを測定および監視するための種
々の変換器を開発するためにも用いられている。
近年の研究では、心臓鏡としての内視鏡内に繊維光学シ
ステムを使用し、心臓内の構造を観察可能にすることが
考えられている。血管観察として良く知られるこの分野
は、心臓鏡を用いて血管の内面を観察する技術として知
られている。心臓鏡の使用におけるこの分野の導入およ
び進出により、繊維光学装置を動脈あるいは導管内に挿
入しこれらを観察することが可能となっている。また、
近年、柔軟な繊鞭光学鏡は、レーザーエネルギの照射や
、患者の冠状動脈の口を観察するためにも使用されてい
る。
(発明が解決しようとする課8) 上記のように内視鏡は種々の分野に用いられることから
、上述した全ての機能を達成するために、更に細い繊維
光学システムを開発することが必要となっている。現在
における典型的な内視鏡は、複数の繊維光学系の束を備
え、各繊維光学系は光伝達コアと外被とを備えている。
光はコアの一端から入射し、外被によって反射しながら
コアの他端へ伝送される。このような繊維光学系は多数
集められて束を形成し、光はこの束を通って内視鏡の先
端に位置した目的部位を照明する。また、この束に隣接
して第2の繊維光学系の束を配設し、内視鏡先端の照明
された部位を観察する手段を形成している。更に、流体
の流通、小型の器具や手術用具の操作、および他の所望
の機能を果たすために、種々の他のチャンネルが設けら
れる。これら照明用の束、観察用の束、および複数の副
チャンネルは、マルチ−ルーメンシース、つまり、中空
円筒形のシース内にまとめて配設されている。
シースはある程度の厚さを有しており、このシースの厚
さは内視鏡の径および大きさを増大させるとともに、体
内の小径の血管内での使用を妨げる場合がある。したが
って、内視鏡の径を小さくし、内視鏡をより小径な血管
や他の目的にも使用できるようにすることが望まれてい
る。
そこで、従来より内視鏡の種々の構造が提供されている
。例えば、ある内視鏡によれば観察用の束が中心に配設
され、多数の光ファイバーから成る照明用の束が、中央
の観察用束と同軸的に位置するように観察用束の周囲に
設けられている(繊維光学01SD百科辞典1987°
繊維光学系“ページE−97〜E−99参照)。”環状
コアファイバーによる自己撮像°と題された学会発表N
O,THASS2のOFS議事録、ベージ123.19
8年2月14日、O8Fチューズデイにおいて、二一メ
イヤー、ウルリッチ、およびプールは単一モードの環状
コアファイバーと組合わされるマルチ−モード光ウェー
ブガイドを公開している。
しかしながら、現在のところ、内視鏡のシースを無くす
手段は提供されていない。
(上記厚層を解決するための手段) そこで、この発明は、中空の中心コアを有する単体の光
ファイバーを提供するものでありこの中心コアを通して
、観察用の束、19以上の挿通チャンネルあるいは内視
鏡に用いられる他の装置が配設される。また、中心コア
は、その中心チャンネルを囲む環状の断面を有し、この
中心チャンネルは、内視鏡の先端に位置した部位を照明
するための光の通路を形成する。環状の断面を有するコ
アは、その内周面および外周面上に被覆が施されている
このコアは単体のファイバーで構成されているため、シ
ースおよびライトガイドとして作用し、従来のシースチ
ューブを除去することができる。その結果、装置の細長
い観察部の外径を縮小でき、例えば、細い血管内部の観
察が可能となる。
好ましい実施例において、中空の繊維光学系はプラスチ
ックで形成されているとともに中空の中心円筒領域を有
し、この領域を通して、ガラスあるいはプラスチックの
束がスライド自在に収納される。
他の実施例において、中空の繊維光学系は観察構造体の
一部として一体に形成されている。この一体構造は、仮
成型された中空繊維光学系内を多数の密着した中実繊維
光学系で満たすことによって達成される。このようにし
て形成されたアッセンブリが加熱器を通して引かれると
、単体のプラスチック中空繊維光学系で囲まれたプラス
チック一体束を有する構造が得られる。このような構造
は、少ない製造コストで望ましい物理特性を得ることが
できる。
中空繊維光学系は以下のような特有の利点を備えている
。つまり、中心の中空チャンネルの存在により、例えば
、閉塞血管を貫いて設けられた柔軟なガイドワイヤを中
空チャンネルに通し、このワイヤに沿って中空繊維光学
系をガイドすることができる。したがってガイドワイヤ
により予め規定された部位の近傍に繊維光学系の端部を
正確に位置決めすることができる。また、繊維光学系を
ガイドワイヤの上をスライドさせることにより、血管を
損傷させる危険を殆ど伴うことなく、繊維光学系を血管
内に安全に導くことができる。
この発明の中空繊維光学系は、ガイドワイヤに沿って所
望の血管内へガイド可能なセンサーとしても使用するこ
とができる。更に、中空繊維光学系の中心チャンネルを
用いることにより、診断あるいはレーザー照射等の治療
を行いながら、種々の溶液や薬剤を体内に注入すること
ができる。
この発明は、特に、レーザー照射の実施に有効である。
つまり、この発明の装置は、密集した光束を血管内の閉
塞部近傍に位置決めすることができる。そして、レーザ
ーエネルギは閉塞部に向けられて蒸発し、この閉塞部を
除去する。現在の内視鏡および技術における切火な問題
は、レーザーが血管の側壁ではなく閉塞部に集束するよ
うにレーザー伝送束を位置決めすることができない点に
ある。レーザーが閉塞部ではなく血管壁に向けられた場
合、レーザーエネルギは血管壁を貫通し患者の危険性が
増大する。したがって、レーザーが血管の閉塞部に集束
するようにレーザー伝送集積束を一層正確に位置決めす
ることのできる内視鏡を提供することが望まれている。
この発明によれば、光ファイバーの集積束は、予め血管
の閉塞部に挿通された柔軟なガイドワイヤに沿ってスラ
イドさせることにより正確に位置決めされる中空繊維光
学システムによって周囲が位置決めされているため、上
述した位置決めの問題点を解消することができる。
この発明によれば、内視鏡用の繊維光学システムは、環
状の横断面および中央チャンネルを有する単体の光ファ
イバーから成るライトガイドを備え、上記光ファイバー
は、外周面と、内周面と、その中心を軸に沿って伸び、
光ファイバーの両端間に位置した連通チャンネルを形成
する円筒状の中心チャンネルと、を有している。
上記光ファイバーの外周面上および内周面上にはそれぞ
れ外側被覆および内側被覆が形成されている。
19の実施例において、上記中心チャンネル内には、複
数の繊維光学系から成る集積束(ここでは光フアイバー
観察束)が配設されている。他の実施例によれば、上記
中心チャンネル内には、管状の搬送チャンネルが更に設
けられ、固体はこの搬送チャンネルを通して繊維光学系
の両端間を搬送される。この発明の更に他の実施例によ
れば、繊維光学系、外側被覆および内側被覆は、光学絞
のプラスチック、水晶、あるいはガラス、またはこれら
の組合わせによって形成されている。ガラスを使用した
場合、外面上にプラスチックの第4の層を形成すること
により、構造の柔軟性および完全性を得るとともに、繊
維光学系を構成するガラスの破壊から患者を守るように
してもよい。
また、他の実施例において、中央チャンネルを通して流
体や固体を搬送できるように、あるいは、カテーテルお
よび内視鏡と共に使用される種々の装置を挿通できるよ
うに、集積ファイバー観察束は中央チャンネル内に充分
な隙間を持ってスライド自在に収納されている。更に他
の実施例において、中空繊維光学系は、その中心チャン
ネル内に一体的に配置された観察束と共同して使用され
る。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。第1図は、一般的な内視鏡10にこの発
明に係る繊維光学系12を組合わせた状態を示している
。繊維光学系12は、単体の中空ファイバーから形成さ
れているとともに先端13を有するライトガイドとして
構成されている。繊維光学系12はハウジング14に連
結されており、このハウジングは繊維光学系の種々の領
域へのアクセスを行う。
第1図および第2図に示すように、繊維光学系12はフ
ァイバー16を備え、このファイバーは、中心チャンネ
ル18を有する環状の断面を備えた単体の繊維光学系か
ら構成されている。ファイバー16は外周面20および
内周面22を有している。実施例において外周面20を
覆うように外側被覆24が設けられているとともに、内
周面22を覆うように内側被覆26が設けられている。
この発明の最も基本的な構成によれば、中心チャンネル
18は、この中心チャンネルを通して、ハウジング14
から先端13へアクセスできるように中空に形成されて
いる。
動作において、光源40からの照明光は、ノ\ウジング
14の光源口44に取付けられた接続ライトガイド42
に入射する。ハウジング14はライトガイド42を繊維
光学系12のファイバー16に連結しており、それによ
って、光源40からの光が接続ライトガイド42および
ファイバー16を通って繊維光学系12の先端13まで
伝わり、目的物を照明する。また、中心チャンネル18
は、繊維光学系12の先端13に隣接した領域へのアク
セスチャンネルを形成している。
第1図および第2図において、中心チャンネル18内に
は、例えば、多数の密着したファイバーから成る観察束
28がスライド自在に挿入され、観察システム50を通
して繊維光学系先端13近傍の領域を観察可能となって
いる。観察束28と中心チャンネル18の内周面との間
の空間は、悶々の溶液や薬剤を体内に注入するために使
用されるとともに、患者の体内から組織や流体を吸引す
るためにも利用される。この中心チャンネル18は、ハ
ウジング14の中心チャンネル口48に接続される。ま
た、観察束28は、観察東口52を介して観察システム
、つまり、レーザーシステム50に連結される。
また、他の装置や機構を中心チャンネル18に挿通して
、これらを繊維光学系12の先端13近傍に位置した目
的部へ導くこともできる。他の適応において、繊維光学
系12の中心チャンネル18は、繊維光学系12を柔軟
なガイドワイヤ46上に支持するために使用され、この
ガイドワイヤは、予め体内に皮下的に挿入され体の所望
の血管構造部内へ正確に位置決めされている。そして、
中空の繊維光学系12はガイドワイヤ46上をスライド
することにより、血管を破壊する危険をほとんど伴うこ
となく目的の心臓血管系内部へ安全に導かれる。
したがって、第4図に示すように、この発明の繊維光学
系は、生物学的対象物100内へ挿入するための柔軟な
ガイドワイヤ46を含んでいてもよく、例えば、皮下挿
入により生物学対象物100の血管系102の所望の部
位104近傍に導かれる。上述したように繊維光学系は
ガイドワイヤ46上にスライド自在に配置され、先端1
3が所望の部位に接近するまでガイドワイヤ461;沿
って前進される。この際、ガイドワイヤ46はその位置
に残しておいてもよく、必要であれば引き抜いてもよい
。続いて、単一のファイバーあるいは複数のファイバー
をまとめた束から成る所望のレーザーファイバー28が
、その先端が上記所望の部位の近傍に位置するまで、繊
維光学系の中心チャンネルを通して挿入される。そして
、システムの一部として動作するレーザーエネルギ源5
0は、レーザーファイバー28あるいは繊維光学系自身
に接続され、レーザーエネルギが所望の部位104に正
確に向けられるように、レーザーファイバーあるいは繊
維光学系を通してレーザーエネルギを所望の部位104
を供給する。ここで、レーザーファイバーは省略されて
もよく、その場合、中空の繊維光学系自身がレーザーエ
ネルギを所望の部位104へ導くために使用される。
集積束(あるいは単体の光ファイバー)28をレーザー
再疎通に使用する場合、レーザーシステムが集積光ファ
イバー束28(あるいは、必要であれば独立した集積光
ファイバーまたは中空繊維光学系自身)に連結され、レ
ーザーエネルギは光フアイバー束28あるいは繊維光学
系自身を通して繊維光学系の先端13へ導かれる。光フ
アイバー束28は繊維光学系12の中心に位置している
ため、あるいは、繊維光学系自身がレーザーエネルギの
伝送に使用されるため、このレーザーエネルギは正確に
位置決めされて先端13近傍の部位へ向けられる。更に
、先端13は、所望の部位に予め位置決めされたガイド
ワイヤに沿って繊維光学系をスライドさせるだけで、正
確に位置決めされる。
また、この発明に係る中空の繊維光学系は、繊維光学系
12の先端13近傍に位置した体内の領域へセンサーを
導くためにも使用することができる。更に、上述したよ
うに、中空の繊維光学系の中心チャンネル18は、種々
の溶液および薬剤を体内へ注入するために使用できると
ともに、検知のような診断機能あるいは再疎通のような
治療機能の実施にも使用することができる。
ファイバー16、外側波5124および内側被覆26は
、光alj40からの光をファイバー16つまりライト
ガイド内部に止どめておけるような所定の反射率を有す
るプラスチックで形成されていることが望ましい。した
がって、接続ライトガイド42の光源40側の端に入射
した光は、最少の減衰状態でライトガイド16を通り、
繊維光学系12の先端13から出射される。ファイバー
、外側被覆および内側被覆を形成するための典型的なプ
ラスチックとしては、メチル メタクリル、ファイバー
用にポリエチレン、被覆用にルサイト(ポリメチル−メ
タクリル)、あるいは、被覆用にポリエチレンとポリメ
チル−メタクリルとの混合物が挙げられる。
ライトガイド16は単体のファイバーであるため、シー
スを設ける必要はないとともにファイバー16自身が、
繊維光学系12の先端13へ照明光を導くためのライト
ガイドとして、かつ、中心チャンネル18に挿入される
観察束等を包囲するシースとして機能することができる
。したがって、形成された繊維光学系12はシースを必
要とする従来の繊維光学系に比べて非常に小さくするこ
とができる。例えば、繊維光学系12の径を0,75m
m以下にすることができ、その結果、特に血管治療の分
野において、−層多数の血管の観察に内視鏡10を使用
することが可能となる。
また、シースは不要であるが、特に繊維光学系がガラス
で形成されている場合、繊維光学系の回りに外側保護被
覆32を形成し、使用中における繊維光学系の破壊に起
因する患者の損傷を防ぐようにしてもよい。
この発明の他の実施例によれば、第3図に示すように、
環状の断面を有する単体の繊維光学系72は、ファイ/
<−76、外側被覆84および内側被覆86を備えてい
る。この実施例において、中空の繊維光学系72は、集
積ファイバー観察束88のシースとして作用し、この観
察束は、ファイバー76が観察束88の一部を一体的に
形成するようにファイバーの中心チャンネル内に配設さ
れている。このような構造は、観察束88を形成するよ
うに密集して配設された多数の中実繊維光学系によって
中空繊維光学系の内部を満たすことにより得られる。こ
のようにして形成されたアッセンブリは、観察束および
これを包囲した単体のファイバー76が溶けるように加
熱器内を通され、それにより、プラスチックの繊維光学
シースで包囲されたプラスチックの集積束を存する構造
を形成する。なお、このような構造を作り出す場合、観
察束88、ファイバー76、更に、外側被覆84および
内側被覆86をプラスチックで形成する必要がある。そ
して、このような構造は好ましい物理特性が得られると
ともに、従来のシステムに比べて安価に製造することが
できる。
上述した実施例では、観察束、搬送チャンネル、あるい
は他の種々の装置を収容する中心チャンネルを備えた単
体の繊維光学系について説明したが、この発明は上記実
施例に限定されることなく、この発明の範囲内で種々変
形可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る繊維光学系を用い
て構成された内視鏡を概略的に示す斜視図、 第2図は、第1図に示された繊維光学系の横断面図、 第3図は、繊維光学系の中心チャンネル内に観察束が一
体的に配置されているこの発明の他の実施例に係る内視
鏡の横断面図、 第4図は、この発明をレーザー治療に適応した状態を示
す図である。 10・・・内視鏡、12・・・繊維光学系、13・・・
先端、16.76・・・ファイバー、18・・・中心チ
ャンネル、24.84・・・外側被覆、26.86・・
・内側被覆、28.88・・・観察束、46・・・ガイ
ドワイヤ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の端と、先端と、これらの端間を伸びた外周
    面および内周面と、中心部を通って軸方向に伸びた中心
    チャンネルと、を有し、上記外周面と内周面との間の領
    域により、照明エネルギを上記第1の端から導き上記先
    端近傍の部位を照明する照明エネルギ搬送領域を形成し
    た単体の中空光ファイバーと、 上記中心チャンネルを通って上記先端近傍の部位まで伸
    び、上記先端近傍において所望の機能を成す機能実施手
    段と、を備えた繊維光学システム。
  2. (2)上記光ファイバーの外周面上に外側被覆が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の繊維光学シ
    ステム。
  3. (3)上記光ファイバーの内周面上に内側被覆が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の繊維光学シ
    ステム。
  4. (4)上記光ファイバーの内周面上に内側被覆が設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の繊維光学シ
    ステム。
  5. (5)上記光ファイバーの外周に、光ファイバーの全長
    に渡って外被が設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の繊維光学システム。
  6. (6)上記機能実施手段は、多数の光ファイバーを集積
    して形成されているとともに上記中心チャンネル内にス
    ライド自在に挿通され上記第1の端から上記先端近傍の
    部位を観察するための観察束を備えていることを特徴と
    する請求項1または4に記載の繊維光学システム。
  7. (7)上記光ファイバーの外周に、光ファイバーの全長
    に渡って外被が設けられていることを特徴とする請求項
    6に記載の繊維光学システム。
  8. (8)上記機能実施手段は、上記中心チャンネル内にス
    ライド自在に挿通され上記第1の端から上記先端近傍の
    部位へレーザーエネルギを導くレーザーエネルギ搬送手
    段を備えていることを特徴とする請求項1または4に記
    載の繊維光学システム。
  9. (9)上記光ファイバー、外側被覆および内側被覆の内
    の少なくとも1つは、プラスチックで形成されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の繊維光学システム。
  10. (10)上記光ファイバー、外側被覆および内側被覆の
    内の少なくとも1つは、水晶で形成されていることを特
    徴とする請求項4に記載の繊維光学システム。
  11. (11)上記光ファイバー、外側被覆および内側被覆の
    内の少なくとも1つは、ガラスで形成されていることを
    特徴とする請求項4に記載の繊維光学システム。
  12. (12)光エネルギ入射端と光エネルギ出射端とを有し
    、光エネルギ出射端近傍に光エネルギを供給する繊維光
    学システムにおいて、 中心チャンネルを有する単体のファイバーから成る円筒
    状のライトガイドと、 上記光エネルギ入射端と光エネルギ出射端との間で上記
    中心チャンネルに沿って設けられ、光エネルギ出射端近
    傍において所望の機能を果す機能実施手段と、を備え、 上記光エネルギは上記中心チャンネルの周囲の領域に位
    置した上記ライトガイドを通して搬送され、上記中心チ
    ャンネルは、上記ライトガイドを通して光エネルギ入射
    端から光エネルギ出射端への物理的接近を許容すること
    を特徴とする繊維光学システム。
  13. (13)上記機能実施手段は、複数の光ファイバーを集
    積して形成されているとともに上記中心チャンネル内に
    スライド自在に配設された観察束を有していることを特
    徴とする請求項12に記載の繊維光学システム。
  14. (14)上記ライトガイドは外周面および内周面を有す
    る環状の断面を備え、 上記外周面上に外側被覆が設けられ、 上記内周面上に内側被覆が設けられていることを特徴と
    する請求項12に記載の繊維光学システム。
  15. (15)上記機能実施手段は、レーザーエネルギを上記
    光エネルギ入射端から光エネルギ出射端へ搬送するレー
    ザー搬送手段を備えていることを特徴とする請求項12
    または14に記載の繊維光学システム。
  16. (16)上記レーザー搬送手段に連結されたレーザーエ
    ネルギ発生手段が設けられていることを特徴とする請求
    項15に記載の繊維光学システム。
  17. (17)上記ライトガイドに選択的に連結されてレーザ
    ーエネルギを発生し、上記レーザーエネルギを上記ライ
    トガイドに入射するレーザー手段を備えていることを特
    徴とする請求項1または12に記載の繊維光学システム
  18. (18)第1の端と先端とを有しているとともに、外周
    面と中心チャンネルとを備えた環状の断面を有する単一
    のファイバーで形成されたライトガイドと、 上記中心チャンネル内に上記ライトガイドと一体的に設
    けられ、上記第1の端から先端へレーザーエネルギを伝
    達するレーザー搬送手段と、を備え、 上記ファイバーの外周面と中心チャンネルとの間の領域
    は、照明エネルギをライトガイドに沿って上記第1の端
    から先端へ搬送する照明エネルギ搬送領域を形成してい
    ることを特徴とする繊維光学システム。
  19. (19)上記ファイバーの外周面上に外側被覆が設けら
    れていることを特徴とする請求項18に記載の繊維光学
    システム。
  20. (20)上記ファイバーの内周面上に内側被覆が設けら
    れていることを特徴とする請求項18に記載の繊維光学
    システム。
  21. (21)上記ファイバーの内周面上に内側被覆が設けら
    れていることを特徴とする請求項19に記載の繊維光学
    システム。
  22. (22)上記ファイバー、外側被覆および内側被覆の内
    、少なくとも1つはプラスチックで形成されていること
    を特徴とする請求項21に記載の繊維光学システム。
  23. (23)上記ファイバー、外側被覆および内側被覆の内
    、少なくとも1つは水晶で形成されていることを特徴と
    する請求項21に記載の繊維光学システム。
  24. (24)上記ファイバー、外側被覆および内側被覆の内
    、少なくとも1つはガラスで形成されていることを特徴
    とする請求項21に記載の繊維光学システム。
  25. (25)生物学的対象物内の所望の領域の近傍に挿入さ
    れるガイドワイヤと、 上記ガイドワイヤがスライド自在に挿通された中空の中
    心チャンネルを有する単体の円筒状ファイバーライトガ
    イドで形成され、上記ガイドワイヤに沿って上記所望の
    領域まで移動可能であるとともに、上記中心チャンネル
    周囲の領域を通して照明エネルギを搬送し上記所望の領
    域を照明する繊維光学系と、 上記中心チャンネルを通って上記所望の領域まで伸び、
    この所望の領域の近傍において所望の機能を実施する機
    能実施手段と、を備えた繊維光学システム。
  26. (26)上記中心チャンネル内にスライド自在に配置さ
    れ、上記所望の領域の近傍に位置決めされるレーザー搬
    送手段と、 密集した電磁エネルギを発生し、上記電磁エネルギを上
    記レーザー搬送手段を通して上記所望の領域へ供給する
    レーザー手段と、を備えていることを特徴とする請求項
    25に記載の繊維光学システム。
  27. (27)上記繊維光学系に選択的に連結されてレーザー
    エネルギを発生し、上記レーザーエネルギを繊維光学系
    を通して上記所望の領域へ照射するレーザー手段を備え
    ていることを特徴とする請求項25に記載の繊維光学シ
    ステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10233476C1 (de) * 2002-07-24 2003-12-11 Hydac Filtertechnik Gmbh Filterelement zum Filtrieren von Fluiden
DE10233475A1 (de) * 2002-07-24 2004-02-19 Hydac Filtertechnik Gmbh Filterelement zum Filtrieren von Fluiden
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