JPH0128742Y2 - - Google Patents

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JPH0128742Y2
JPH0128742Y2 JP1987072130U JP7213087U JPH0128742Y2 JP H0128742 Y2 JPH0128742 Y2 JP H0128742Y2 JP 1987072130 U JP1987072130 U JP 1987072130U JP 7213087 U JP7213087 U JP 7213087U JP H0128742 Y2 JPH0128742 Y2 JP H0128742Y2
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container
mill
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、予め、煎り上げられた粒体状のコー
ヒー豆を容器本体内収容しておき、コーヒーを入
れる時に当該コーヒー豆を粉体状に破砕できると
共に、破砕された粉体状物を受け部材内に収容で
きるようにしたミル付き容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、容器本体内にミルが内蔵され、且つコー
ヒー豆の粒状体物をいれた状態で搬送可能なミル
付き容器に関するものとして、本願出願人により
先になされた出願(昭和62年実用新案登録願第
36834号)がある。
当該出願に係る考案は、第4図に示すように、
ミル付き容器の円筒状の容器本体31は缶本体3
2の下部に密封する蓋体33とからなり、缶本体
32内にはミル34が内蔵され、コーヒー豆35
を収容した後は缶本体32の上部も蓋体36で密
封するようになつている。
また、缶本体32内に内蔵されるミル34は、
容器本体31の下方に設けた円錐状のガイド37
と、当該ガイド37の中央に垂設した円筒体38
と当該円筒体38の内周に突起、ら線等からなる
多数の歯が刻設されてなる第1の歯39と、上記
円筒体38内に回転自在に挿入され且つ前記第1
の歯39と噛合する第2の歯40と、当該第2の
歯40に結合されたロツド41とからなる。
そして、コーヒーを入れる時には、ロツド41
にハンドル42を結合させ、当該ハンドル42を
回転させることによりロツド41に回転自在に結
合されているへら43が回転し、缶本体42に収
納されたコーヒー豆35は、当該へら43により
順次孔44方向に寄せ集められ、当該孔44より
隔壁45に区画された室46の大径側46aに順
次押し込まれる。
そして、室46の大径側46aに落下したコー
ヒー豆35は第2の歯40の上部で撹拌され、順
次小径側46bに移送され、室46内にコーヒー
豆35が充満し、その行きどころが無くなると強
制的に第1の歯39と第2の歯40との間に押し
込まれ破砕されることになる。
そして、破砕されたコーヒー豆35は、粉体状
に成型された粉体状物46となつて、蓋体33上
に落下することになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記提案にあつては、破砕され
て粉体状に成型されたコーヒー豆の粉体状物46
は蓋体33上に落下することになるので、コーヒ
ーを入れる際にはドリツパーやサイフオン等へ移
動させる必要があり、コーヒーを入れるまでに、
多大な工程を要し、直ちにコーヒーを入れること
ができないという不都合が招来されることにな
る。
また、粉体状物46をドリツパー等に移す際に
は、蓋体33が浅く且つ小さく形成されてなるこ
とから当該蓋体33から粉体状物46がこぼれる
という不都合が招来されることになる。
更には、粉体状物46をドリツパー等に移した
後においても蓋体33に粉体状物が付着する虞れ
があり、当該付着した粉体状物を、その都度、取
り除かなければならないという不都合も招来され
ることになる。
また、粉体状物46は蓋体33上から容器本体
31の下方部内側に溜まることから、粉体状物4
6が、どの位溜まつたかわからないという不都合
も招来されることになる。
そこで本考案は、上記した不都合を解消し、コ
ーヒーを入れる際に、多大な工程を必要とせず容
易にコーヒーを入れることができる新たなミル付
き容器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点を解決するため本考案の構成
を、ミル及びコーヒー豆を内蔵させた容器本体
と、粉体状物が収容される受け部が設けられてい
る受け部材とからなり、受け部内には、濾過紙が
挿入され、当該濾過紙に対向させながら、上記受
け部材の上端が前記容器本体下端の開口部に着脱
自在に嵌合されてなり、前記ミルは容器本体の下
方に設けた円錐状のガイドと、ガイドの中央に垂
設した円筒体と、円筒体の内周に刻設した第1の
歯と、円筒体内に回転自在に挿入され且つ前記第
1の歯と噛合する第2の歯と、第2の歯に結合さ
れたロツドとからなり、前記ガイド上に円筒状の
隔壁を偏心して起立させ、隔壁上に水平な仕切板
を設け、この仕切板には隔壁に区画された室に開
口する孔を穿ち、更に、仕切板の上方にはロツド
に結合されたへらを回転自在に設けたことを特徴
とするものである。
〔作用〕
容器本体内に内蔵されたミルにより、コーヒー
豆が破砕され粉体状に成型されると共に、当該粉
体状物は受け部材の受け部内に挿入された濾過紙
内に落下し、収容されることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第3図に示すように本考案に係るミ
ル付き容器は、円筒状の容器本体1と受け部材2
とからなり、容器本体1は缶本体3と缶本体3の
上部を密封する蓋体4とからなり、当該缶本体3
内にはミル5が内蔵されてなると共に、コーヒー
豆6が収容されてなる。
また、缶本体3内に内蔵されるミル5は、容器
本体1の下方に設けた円錐状のガイド7と、当該
ガイド7の中央に垂設した円筒体8と当該円筒体
8の内周に突起、ら線等からなる多数の歯が刻設
されてなる第1の歯9と、上記円筒体8内に回転
自在に挿入され且つ前記第1の歯9と噛合する第
2の歯10と、当該第2の歯10に結合されたロ
ツド11とからなる。
そして、前記ガイド7は脚12に支持されてな
ると共に、ガイド7上には円筒状の隔壁13が偏
心して起立され、当該隔壁13上には水平な仕切
板14が設けられ、当該仕切板14には隔壁13
に区画された室15の大径側15aに開口する孔
16を穿つている。
また、上記仕切板14の上方には前記ロツド1
1に結合されたへら17が回転自在に設けられて
いる。
そして、ロツド11は支持材18に支持されて
なると共に、その上部には、ハンドル19の水平
な基端19aを着脱自在に取り付け、このハンド
ル19の中央は、上方に向けて傾斜させ、これに
より把手20を缶本体の外部から回転できるよう
にしている。
なお、ハンドル19は使用しない時には、缶本
体3内に収容しておき、使用時にロツド11に結
合させるものである。
また、前記受け部材2には水平な面21が設け
られ、当該水平な面21からは内周に複数のリブ
22が隔設されている環状の支持部材23が起立
していると共に、下方に向けて巾狭に傾斜してな
る受け部24が設けられてなり、当該受け部24
の下端には複数の孔25が設けられていると共
に、水平な支持面26が形成されている。
また、上記受け部材2の受け部24内には、濾
過紙27が挿入され、当該濾過紙27に対向させ
ながら、受け部材2の上端2aが前記容器本体1
の下端開口部1aに嵌合されている。
そして、コーヒーを入れる時には、前記ロツド
11にハンドル19を結合させ、ハンドル19を
回転させることによりロツド11に結合されてい
るへら17が回転し、缶本体3に収納されたコー
ヒー豆6は、当該へら17により順次孔16方向
に寄せ集められ、当該孔16より隔壁13に区画
された室15の大径側15aに順次押し込まれる
ことになる。
そして、室15の大径側15aに押し込まれた
コーヒー豆6は第2の歯10の上部で撹拌され、
順次小径側15bに移送され、室15内にコーヒ
ー豆6が充満し、その行きどころが無くなると強
制的に第1の歯9と第2の歯10との間に押し込
まれ破砕されることになる。
そして、破砕され、粉体状に成型された粉体状
物28は受け部材2の受け部24内に挿入された
濾過紙27内に落下し、収容されることになり、
容器本体1から受け部材2を取りはずし、受け部
材2の水平な支持面26をコーヒーカツプ等(図
示せず)の上端開口部に置き、濾過紙27内にお
湯を注ぐことにより孔25を介して、コーヒーカ
ツプ内に濾過されたコーヒーが溜まることにな
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、粉体状に成型された粉体状物
は受け部材の受け部内に挿入された濾過紙内に直
接落下し、収容されることになるので、当該粉体
状物をドリツパー等に移動させる必要がなく、コ
ーヒーを入れるまでの工程が少なくなり且つ粉体
状物もこぼれることがなくなるという利点があ
る。
また、本考案によれば、粉体状物は直接濾過紙
内に落下し、収容されることから、蓋体に粉体状
物が付着することはなく、その都度、蓋体から粉
体状物を取り除く必要がなくなると共に、コーヒ
ー豆がどの位破砕され、粉体状に成型されたかが
一見してわかることになるという利点がある。
コーヒー豆等の粉体状物はへらにより順孔方向
に寄め集められ、この孔より隔壁に区画された室
に順次確実に押し込まれる。
円筒状の隔壁は偏心して起立しているから、大
径側の室から小径側の室に移送され、行きどころ
が無くなると強制的に第1の歯と第2の歯との間
に押し込まれて確実に破砕させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な一実施例に係るミル付
き容器の受け部材の一部切り欠き斜視図、第2図
は当該ミル付き容器の分解斜視図、第3図は当該
ミル付き容器の縦断正面図、第4図は従来のミル
付き容器の縦断正面図を示すものである。 1……容器本体、2……受け部材、5……ミ
ル、7……ガイド、8……円筒体、9……第1の
歯、10……第2の歯、11……ロツド、13…
…隔壁、14……仕切板、15……室、16……
孔、17……へら、22……リブ、23……支持
部材、24……受け部、25……孔、27……濾
過紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ミル及びコーヒー豆を内蔵させた容器本体
    と、粉体状物が収容される受け部が設けられて
    いる受け部材とからなり、受け部内には、濾過
    紙が挿入され、当該濾過紙に対向させながら、
    上記受け部材の上端が前記容器本体下端の開口
    部に着脱自在に嵌合されてなり、前記ミルは容
    器本体の下方に設けた円錐状のガイドと、ガイ
    ドの中央に垂設した円筒体と、円筒体の内周に
    刻設した第1の歯と、円筒体内に回転自在に挿
    入され且つ前記第1の歯と噛合する第2の歯
    と、第2の歯に結合されたロツドとからなり、
    前記ガイド上に円筒状の隔壁を偏心して起立さ
    せ、隔壁上に水平な仕切板を設け、この仕切板
    には隔壁に区画された室に開口する孔を穿ち、
    更に、仕切板の上方にはロツドに結合されたへ
    らを回転自在に設けたことを特徴とするミル付
    き容器。 (2) 受け部の下端には複数の孔が形成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のミル付き
    容器。 (3) 受け部材には水平な面から起立する環状の支
    持部材が設けられている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のミル付き容器。 (4) 支持部材内周には複数のリブが隔設されてい
    る実用新案登録請求の範囲第3項記載のミル付
    き容器。 (5) ロツドにはハンドルが着脱自在に結合され、
    外部操作で回転駆動される実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のミル付き容器。 (6) 仕切板に穿た孔は隔壁に区画された室の大径
    側に開口する実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のミル付き容器。
JP1987072130U 1987-05-14 1987-05-14 Expired JPH0128742Y2 (ja)

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JPS63179937U JPS63179937U (ja) 1988-11-21
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JPS5537064U (ja) * 1978-09-01 1980-03-10
JPS568365U (ja) * 1979-06-29 1981-01-24
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