JPH01285720A - 給湯器の温度制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は瞬間湯沸器等の給湯器の温度制御方法に関する
。

（ロ）従来の技術 例えば特開昭６３−１４２６６号公報には、温度設定器
にて設定された温水の温度と、出湯温度とに基づいて給
湯器の供給熱量を制御する信号を出力する温度制御器と
、この温度制御器の出力に応じて動作する給湯器供給熱
量制御器とを備えた給湯器において、給湯停止後、設定
温度を変更せずに給湯を再開するときには、給湯停止前
の温度制御器出力値から供給熱量を制御する給湯器の温
度制御方法が示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 上記従来の技術において、高温の温水を給湯した後、給
湯を再開する場合に、低い温度の温水を給湯したいにも
かかわらず設定温度を変更せずに給湯を再開したときに
は、高温の温水が給湯され、使用者が高温の温水により
火傷を負う虞れがあった。

又、複数の温度設定器を備えている場合には、設定器の
優先の切り換えが行われたとき、それまでの温度とは異
なる温度の温水が供給きれ、使用者が驚いたり、高温の
温水がシャワー等に突然供給された場合には、使用者が
火傷を負う虞れがあった。

本発明は温水の供給停止後の温水供給再開時、又は、温
度設定器の優先切り換え時等に、高温の温水がむやみに
供給されるのを防止し、安全性の向上を図ることを目的
とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、負荷の温度と設定
温度とを比較して加熱量を制御し、出湯温度を略設定温
度に制御する給湯器の温度制御方法において、所定温度
より高い設定温度は、温度設定後所定時間有効であり、
所定時間経過後は所定温度以下に下げられる給湯器の温
度制御方法を提供するものである。

又、負荷の温度と設定温度とを比較して加熱量を制御し
、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制御方
法において、所定温度より高い設定温度は、所定時間以
上の出湯停止により無効になり、所定温度以下に下げら
れる給湯器の温度制御方法を提供するものである。

又、負荷の温度と設定温度とを比較して加熱量を制御し
、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制御方
法において、所定温度より高い設定温度は、温度設定後
所定回数の出湯が行われるまで有効とし、その後は所定
温度以下に下げられる給湯器の温度制御方法を提供する
ものである。

又、負荷の温度と、複数の温度設定器（８）、（９）。

（１０）のうち有効と移れた温度設定器による設定温度
とを比較して加熱量を制御し、出湯温度を略設定温度に
制御する給湯器の温度制御方法において、温度設定器で
の所定温度より高い設定温度は他の温度設定器が有効に
なったときに所定温度以下に下げられる給湯器の温度制
御方法を提供するものである。

さらに、負荷の温度と、複数の温度設定器（８）。

（９）　、　（１０）のうち後から操作された温度設定
器による設定温度とを比較して加熱量を制御し出湯温度
を略設定温度に制御する給湯器の温度制御方法において
、温度設定器による所定温度より高い設定温度は出湯停
止後に有効とする給湯器の温度制御方法を提供するもの
である。

（＊）作用 温度設定器にて設定きれた温度が所定温度の例えば６０
°Ｃより高いときには、温度設定後例えば５分経過する
と設定温度は６０°Ｃ以下に自動的に下げられるため、
使用者が出湯停止後、設定温度を下げることを忘れて出
湯したとき、高温の温水が供給きれることを防止でき、
安全性の向上を図ることが可能になる。

又、温度設定器にて設定された温度が所定温度より高い
場合には、出湯後の出湯停止時間が所定時間以上になっ
たときに、設定温度が所定温度以下に自動的に下げられ
るため、出湯停止後、時間が経過し、使用者が設定温度
を下げることを忘れて出湯したとき、高温の温水が供給
きれることを防止でき、安全性の向上を図ることが可能
になる。

又、温度設定器の設定温度が所定温度より高いときには
、温度設定後、設定温度の出湯が所定回数行われた後は
、設定温度は自動的に所定温度以下に下げられるため、
所定回数出湯した後、使用者が設定温度を下げるのを忘
れて出湯した場合にも、高温の温水が供給されることを
防止でき、安全性の向上を図ることが可能になる。

又、複数の温度設定器（８）　、　（９）　、　（１ｏ
）のうち有効とされた温度設定器（８）の設定温度が所
定温度より高い場合には、他の温度設定器＜９）　、　
（１０）が有効になったとき、設定温度は自動的に所定
温度以下に下げられるため、再び温度設定器（８）が有
効になった場合、使用者が設定温度を下げるのを忘れて
出湯しても、高温の温水が供給きれることを防止でき、
安全性の向上を図ることが可能になる。

きらに、複数の温度設定器（８＞　、　（９＞　、　（
１０）のうち後から操作きれた温度設定器（８）の設定
温度が出湯中に所定温度より高く設定された場合、その
出湯中は温度設定器（８）の設定温度が無効で、出湯停
止後に有効になるため、使用者が適温の温水を使用して
いる場合に、温度設定器（８）にて所定温度より高く温
度設定が行われても、突然高温の温水が供給されること
を防止でき、安全性の向上を図ることが可能になる。

（へ）実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第２図において、（１〉は給湯器であり、この給湯器（
１）には給湯管（２）が接読されている。そして、給湯
管（２）には浴室用の第１シヤワー（３）、及び第１蛇
口（４）と、シャワー室用の第２シヤワー（５）と、洗
面室用の第２蛇口（６）とが接続きれている。又、給湯
器（１）に収容された制御装置（ＩＡ〉には給湯管（２
）の途中に設けられた流水センサ（Ｓ＋＞、及び供給さ
れる温水の温度を検出する温度センサ（５，）が接続さ
れている。又、制御袋ｆｉ！（ＩＡ）には配線（７）を
介して浴室用の第１温度設定器（８）、シャワー室用の
第２温度設定器（９）、及び洗面室用の第３温度設定器
（１０）が接続されている。ここで、各温度設定器（８
）　、　（９）　、　（１０）のうち、いずれか１つの
温度設定器の温度設定のみが有効となる。そして、設定
温度に応じて制御袋ｆ！（ＩＡ）が動作する。

以下、給湯器（１）の動作について説明する。第１図の
ブローチヤードに示したように、入浴時、浴槽（図示せ
ず）の温水の温度が低いために使用者が第１温度設定器
（８）にて設定温度を予め設定された第１所定温度（例
えば使用者が瞬間的に浴びても火傷を負うことの少ない
６０℃）より高い８０℃にすると、給湯器（１）内の制
御装置（ＩＡ）が設定時からの経過時間のカウントを開
始する。そして、使用者が第１蛇口（４）を操作して浴
槽への給湯を開始する。ここで、制御装置（ＩＡ）は温
度センサ（Ｓ、）からの温度信号と設定温度信号とを比
較して給湯器（１）の加熱を制御し、制御装置（ＩＡ）
に設定された高温水の給湯を許す第１所定時間（例えば
５分）になるまでは温水の温度は８０℃に制御される。

そして、経過時間が第１所定時間を越えると制御装置（
ＩＡ）にて温水の設定温度が８０℃から６０℃に変更さ
れ、経過時間のカウントがリセットされる。

その後、使用者が、第１温度設定器（８）にて温水の温
度を８０°Ｃに設定したままで、例えば第１シヤワー（
３）を使用した場合には、第１所定温度の６０°Ｃに制
御された温水が第１シヤワー（３）から流出する。

又、使用者が第２図の第１温度設定器（８）にて設定温
度を８０°Ｃにし、第１蛇口（４）を開き、浴槽への給
湯を開始した場合、第３図のフローチャートにて示した
ように第１蛇口（４）を閉め、出湯が停止されると、出
湯停止を流水センサ（Ｓ、）が検出し、制御装置（ＩＡ
）が動作し、停止時間のカウントを開始する。そして、
停止時間が予め設定された第２所定時間（例えば１分）
を越えると、制御装置くＩＡ）にて温水の設定温度が８
０°Ｃから６０℃に変更され、停止時間のカウントがリ
セットされる。その後、使用者が設定温度をｇｏ”ｃに
設定したままで、例えば第１シヤワー（３）を使用した
場合には、第１設定温度の温水が第４シヤワー（３）か
ら流出する。

上記実施例のように給湯器（１）の温度制御を行うこと
により、使用者が第１温度設定器（８）にて第１所定温
度より高い温水の温度を設定した場合には、温度設定後
、第１所定時間が経過したとき、又は給湯停止後、第２
所定時間が経過したときには、自動的に温水の温度が第
１所定温度に変更されるため、使用者が高温の温水を使
用した後、設定温度を変更せずに第１シヤワー（３）を
使用した場合にも、高温の温水が突然供給されることを
防止でき、この結果、使用者の大小を防止して安全性の
向上を図ることができる。

又、上記実施例において、第１温度設定器（８）での温
度設定について説明したが、第２．第３温度設定器（９
）　、　（１０）により温水の温度設定を行った場合に
も同様に温水の設定温度は制御され、高温の温水の流出
による使用者の火傷を防止して安全性の向上を図ること
ができる。

さらに、第４図のフローチャートに示したように、第１
．第２．第３温度設定器＜８）　、　（９）　、　＜１
０）にて設定温度を第１設定温度より高くした場合、そ
の後の出湯停止回数を流水センサ（Ｓ、）からの信号に
基づいて制御装置（ＩＡ）がカウントし、停止回数が設
定回数（例えば２回）を越えたとき、温水ため、上記実
施例と同様に、使用者が設定温度を下げるのを忘れて第
１シヤワー（３）等を使用した場合にも高温の温水が供
給きれることを防止でき、この結果、安全性の向上を図
ることができる。

又、第１．第２．第３温度設定器（８）　、　（９）　
、　（１０）のうちいずれか−台の温度設定器の設定温
度が有効な場合について第５図のフローチャートに基づ
いて説明する。例えば第１．第２温度設定器（８）、＜
９）にて４０°Ｃに温度設定が行われ、第３温度設定器
（１０）にて７０°Ｃに温度設定が行われる。

そして、使用者が第３温度設定器（１０）を有効にして
給湯した後、第１温度設定器（８）の設定温度を有効に
すると、制御装置（ＩＡ）が動作し、第３温度設定器（
１０）による温度設定は６０℃以下に下げられる。その
後、使用者が温度設定器を切り換え第３温度設定器（１
０）を有効にした場合に、使用者が設定温度を下げるの
を忘れたときにも、自動的に設定温度が第１所定温度の
６０°Ｃに下げられている。そして、使用者が第２蛇０
（６）を操作したときには、略６０℃の温水が流出する
。又、例えば、第１温度設定器（８）にて８０″Ｃに温
度が設定され、第３温度設定器（１０）にて４０°Ｃに
温度が設定されているとき、第１温度設定器（８）を有
効にし、給湯を行い、その後、第３温度設定器（１０）
の設定温度を有効にした場合には、第１温度設定器（８
）の設定温度が自動的に所定温度に下げられる。その後
、使用者が入浴し、温度設定器を切り換え、第１温度設
定器（８）を有効にした場合、使用者が設定温度を下げ
るのを忘れたときにも、自動的に設定温度が第１設定温
度の６０°Ｃに下げられている。そして、使用者が第１
シ〜ワー（３）を使用したときには略６０°Ｃの温水が
流出する。

以上のように、使用者が温度設定器を切り換えた場合、
切り換えた温度設定器の設定温度が第１設定温度より高
い場合には、自動的に設定温度が第１所定温度に下げら
れるため、使用者が予期せずに高温水が流出することを
防止でき、この結果、安全性の向上を図ることができる
。

又、温度設定が第１．第２．第３温度設定器＜８）　、
　（９）　、　（１０）のいずれの温度設定器からも常
時可能な場合について説明する。第６図のフローチャー
トに示したように、例えば第１温度設定器（８）の設定
温度を（例えば４２°Ｃ）に基づいて給湯器（１）から
温水が供給されて、流水センサ（Ｓ＋）が温水が流れて
いることを検出しており、入浴中の使用者が例えば第１
シヤワー（３）を使用している場合、他の使用者が例え
ば第３温度設定器り１０）にて設定温度を５０″Ｃにし
たときには、制御装置（ＩＡ）が動作して第１シヤワー
（３）、及び第２蛇口（６）かも供給される。又、第１
シヤワー（３）を使用している場合、他の使用者が例え
ば第３温度設定器（１０）にて設定温度を第１設定温度
の６０°Ｃより高い７０°Ｃに設定したときには、第１
シヤワー（３）から出湯中であるため、給湯器（１）の
制御温度は変更されず、第１温度設定器（８）の設定温
度に基づいて給湯器（１）から温水が供給きれる。その
後、第１シヤワー（３）からの出湯が停止すると、給湯
器（１）の制御温度は第３温度設定器（１０）の設定温
度に変更きれ、給湯器（１）から第３温度設定器〈１０
）の設定温度と略等しい温度の温水が供給される。

以上のように、使用者が第１．第２．第３温度設定器（
８）　、　＜９）　、　（１０）のうちいずれかの温度
設定器にて設定温度を第１設定温度より高くした場合、
他の使用者がシャワー等を使用しており出湯中であると
きには、制御装！（ＩＡ）にて設定温度変更処理は行わ
れず、給湯器（１）の制御温度は変更されず、給湯器（
１）からは第１設定温度より低い温水が継続して供給さ
れるため、シャワー等の使用者が予期せずに高温の温水
が流出することを防止でき、この結果、使用者の火傷を
防止でき安全性の向上を図ることができる。

（ト）発明の効果 本発明は以上のように構成された給湯器の温度制御方法
であり、設定温度が所定温度より高いときには、設定温
度は温度設定から所定時間経過後に上記所定温度以下に
下げられるため、使用者が所定温度より温度の高い温水
を使用したときには、使用者が温度設定してから所定時
間経過した後に設定温度を変更せずにシャワー等を使用
した場合に、高温の温水が流出することを防止でき、こ
の結果、使用者の火傷を防止して安全性の向上を図るこ
とができる。

又、設定温度が所定温度より高く、出湯停止後所定時間
出湯が停止していた場合には、所定温度より高い温度設
定を無効にして所定温度以下に下げることにより、所定
温度より高い温度の温水を使用した後に、時間が経過し
て使用者が設定温度を変更せずにシャワー等を使用した
場合にも、高温の温水が流出することを防止でき、この
結果、使用者の火傷を防止して安全性の向上を図ること
ができる。

きらに、設定温度が所定温度より高いときには、その設
定温度を温度設定後、所定回数の出湯が行われるまで有
効にし、その後は設定温度を所定温度以下の温度にする
ことにより、所定温度以上の温水を所定回数使用した後
に、使用者が誤って設定温度を変更せずにシャワー等を
使用した場合には、高温の温水が流出することを防止で
さ、この結果、使用者の火傷を防止して安全性の向上を
図ることができる。

又、複数の温度設定器のうち有効とされた温度設定器で
の所定温度より高い設定温度を他の温度設定器が有効に
なったときに所定温度以下に下げることにより、例えば
、シャワーの温度を設定する温度設定器から他の温度設
定器に切り換えられたとき、シャワー用の温度設定器の
設定温度が所定温度より高く設定されていた場合には自
動的に設定温度が所定温度以下の温度に下げられ、その
後シャワーを使用する際に高温の温水が流出することを
防止でき、この結果、使用者の火傷を防止して安全性の
向上を図ることができる。

又、複数の温度設定器のうち後から操作された温度設定
器による設定温度が所定温度より高いときにはその設定
温度を出湯停止後に有効にすることにより、温度設定器
にて所定温度以下の温度に温度設定し、シャワー等を使
用している場合、他の温度設定器にて所定温度より高く
温度が設定されたときに所定温度より高い温度の温水が
流出することなく、所定温度以下の温度の温水がシャワ
ー等から流出し、使用者の火傷を防止して安全性の向上
を図ることができる２

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の実施例を示したものであり
、第１図は給湯器の温度設定を説明するためのフローチ
ャート、第２図は給湯装置の概略構成図、第３図乃至第
６図は本発明の他の実施例の給湯器の温度設定を説明す
るためのブローチヤードである。 （１）・・・給湯器、　（８）　、　（９）　、　＜１
０）・・・第１．第２、第３温度設定器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、負荷の温度と設定温度とを比較して加熱量を制御し
   、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制御方
   法において、所定温度より高い設定温度は、温度設定後
   所定時間有効であり、所定時間経過後は所定温度以下に
   下げられることを特徴とする給湯器の温度制御方法。 ２、負荷の温度と設定温度とを比較して加熱量を制御し
   、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制御方
   法において、所定温度より高い設定温度は、所定時間以
   上の出湯停止により無効になり、所定温度以下に下げら
   れることを特徴とする給湯器の温度制御方法。 ３、負荷の温度と設定温度とを比較して加熱量を制御し
   、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制御方
   法において、所定温度より高い設定温度は、温度設定後
   所定回数の出湯が行われるまで有効とし、その後は所定
   温度以下に下げられることを特徴とする給湯器の温度制
   御方法。 ４、負荷の温度と、複数の温度設定器のうち有効とされ
   た温度設定器による設定温度とを比較して加熱量を制御
   し、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制御
   方法において、温度設定器での所定温度より高い設定温
   度は、他の温度設定器が有効になったときに所定温度以
   下に下げられることを特徴とする給湯器の温度制御方法
   。 ５、負荷の温度と、複数の温度設定器のうち後から操作
   された温度設定器による設定温度とを比較して加熱量を
   制御し出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温度制
   御方法において、温度設定器による所定温度より高い設
   定温度は出湯停止後に有効とすることを特徴とする給湯
   器の温度制御方法。