JP2624309B2 - 給湯器付自動風呂装置における給湯制御方法 - Google Patents

給湯器付自動風呂装置における給湯制御方法

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JP2624309B2 JP63215302A JP21530288A JP2624309B2 JP 2624309 B2 JP2624309 B2 JP 2624309B2 JP 63215302 A JP63215302 A JP 63215302A JP 21530288 A JP21530288 A JP 21530288A JP 2624309 B2 JP2624309 B2 JP 2624309B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家庭用の給湯器付自動風呂装置において、
浴槽への湯張り中に他の給湯栓が給湯操作を行なった場
合の給湯制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
給湯器付自動風呂装置は第4図の如く構成されてい
る。
第4図において、1は器具本体であって、給湯用熱交
換器2と追焚用熱交換器3とを内蔵している。前記器具
本体1から離れた位置に設置している浴槽4と追焚用熱
交換器3とは、循環追焚き用往管5および同戻り管6を
介して接続されており、その戻り管6にポンプ7および
電磁弁8を配設すると共に、そのポンプ7と電磁弁8と
の間に電磁弁9を有するホッパ10からの管路11が接続さ
れ、電磁弁9を閉じると共に電磁弁8を開き、ポンプ7
を運転すると、追焚用熱交換器3を経由する追焚き循環
運転を行ない得るように構成されている。
給湯用熱交換器2には、給水管12および給湯管13が接
続されており、その給水管12に流量センサ14を設け、給
湯管13から浴槽への湯張り用の分岐管15を分岐させてホ
ッパ10に導き、その分岐管15の出口に電磁弁16を配設
し、電磁弁16、同9,8を開くと共にポンプ7を駆動する
と、給湯用熱交換器2により加熱された湯をホッパ10を
経由した後循環往管5,同戻り管6を介して浴槽中に供給
し、その浴槽への湯張り量が流量センサ14により設定値
に達したことを検出すると、電磁弁16を閉じて湯張りを
自動停止させるように構成されている。
なお、前記の分岐管15には流量センサ18を具備し、前
記の浴槽への湯張り中に他の給湯栓例えばシャワー17を
使用すると、流量センサ14と18の減算によって湯張り量
を知ることができるように構成されている。19は給湯管
に配設した流水スイッチで、浴槽への湯張り以外の給湯
時にそれを検知するものである。
なお、この種の自動風呂装置は、図には示していない
が、マイコン制御部とリモートコントローラ(リモコン
と略称する)とを具備し、そのマイコン制御部に流量セ
ンサ14,18、圧力センサー(図示を省略)、流水スイッ
チ19、温度検出器(図示の省略)などの信号を入力し、
それらの信号およびリモコンからの指示に基づいて各種
電磁弁の開閉、ポンプの駆動ならびに図示を省略したバ
ーナの制御を行なうものであるが、これらの技術は周知
であるので、その詳細は省略する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記給湯器付自動風呂装置においては、浴槽中の湯の
沸き上り温度(浴槽設定温度)と、他の給湯栓からの給
湯温度(給湯設定温度)とをそれぞれリモコンによって
設定するように構成されているが、従来の装置において
は、浴槽に対する湯張り中に他の給湯栓例えばシャワー
を使用した場合には、浴槽に落し込んでいる温度の給湯
が得られるだけであった。例えば、浴槽温度を38℃に設
定して自動運転を行なうと、給湯用熱交換器2により38
℃の湯をつくってホッパ10および循環管路を介して浴槽
へ落し込むのであるが、その途中に例えば給湯温度を42
℃に設定して他の給湯栓を開いても、給湯栓からは38℃
の湯が得られるだけであった。これは、給湯栓の出湯温
を給湯設定温度に合わせると、浴槽温度を設定温度にす
ることができない(湯温が上がると、ぬるくすることが
できない)ためである。
また、前記の従来技術においては、前記の如く浴槽へ
の湯張り温度と同一温度の給湯が行なわれるため、浴槽
設定温度が高温に設定されているときシャワーを使用す
ると、高温の湯が出てやけどをするおそれがあった。
なお、自動運転による浴槽への湯張り中にシャワーな
どの給湯割込みがあった場合、浴槽への自動湯張りを一
時中断して所望の給湯温度が得られるようにすることが
考えられるが、そのようにすると、浴槽への湯張りが一
時中断されるため、湯張りに要する時間が長くなるとい
う問題がある。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、浴
槽設定温度を高温に設定してもやけどのおそれがなく、
かつ、浴槽への湯張りと他の給湯栓からの給湯とを同時
に行なって浴槽への湯張りおよび設定温度までの沸き上
りに要する時間を最も短縮することができる給湯制御方
法を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記の如き目的を達成せんがため、浴槽へ
の湯張り中に他の給湯栓の給湯操作をすると、給湯管に
設けられた流水確認スイッチによって給湯割り込みを感
知して、リモコンで設定されている浴槽設定温度と給湯
栓の給湯設定温度とを比較し、浴槽設定温度より給湯設
定温度が低い場合は給湯栓の給湯設定温度を優先させて
浴槽への湯張りと給湯栓からの給湯とを同時に行ない、
浴槽設定温度より給湯設定温度が高い場合には浴槽設定
温度を優先させて浴槽への湯張りと給湯栓からの給湯と
を同時に行なうことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、前記の如くして給湯を制御するので、浴槽
に対する自動湯張り中に、浴槽設定温度より低い温度を
設定して例えばシャワー栓を開くと、シャワーの給湯設
定温度を優先させて所望温度でシャワーを使用すること
ができる。その場合、浴槽への湯張り温度は一時的に給
湯温度まで低下するが、この種の装置においては、通
常、所望水位までの湯張りを行なった後追焚用熱交換器
により設定温度まで沸き上げるので、一時的な湯張り温
度の低下は全く問題とならない。また、逆に浴槽設定温
度より給湯設定温度が高い場合には、シャワーから浴槽
設定温度の湯が出湯され、所望温度の湯が得られないけ
れども安全に使用することができ、かつ、何れの場合で
も、浴槽への湯張り運転を継続して行なうため、浴槽設
定温度に至る湯張りおよび沸き上がり時間を最小限にす
ることができる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図について本発明の一実施例
を説明する。
第1図は本発明の制御方法を示すフローチャート、第
2図および第3図は浴槽設定温度と給湯設定温度との関
係を示す説明図である。
第1図に示すように、自動運転スイッチをオンにする
と、電磁弁16,9(または16,8,9)を開くと共にポンプ7
を駆動してホッパ10中に浴槽設定温度の湯を供給し、そ
のとき、給湯管13に配設した流水確認スイッチ(略称・
流水スイッチ)19により給湯管内の流水の有無を検出
し、流水なしを検出したときには追焚用循環管路5(ま
たは5と6)を経由して浴槽設定温度の湯を浴槽に供給
して自動湯張りを行なう。
このようにして自動湯張りを行なっている間に他の給
湯栓(シャワー)をあけると、流水スイッチ19がオンし
てこれを検知し、給湯栓(シャワー)のリモコンに設定
した給湯設定温度と浴槽設定温度とを比較し、給湯設定
温度より浴槽設定温度が低い場合には浴槽設定温度を優
先させて浴槽設定温度で給湯栓(シャワー)から給湯
し、給湯設定温度より浴槽設定温度が高い場合には給湯
設定温度を優先させて給湯設定温度で給湯栓(シャワ
ー)から給湯し、その何れの場合も同じ温度の浴槽に対
する湯張りを継続する。
この関係を示すと第2図および第3図に示すとおりで
ある。例えば、第2図に示すようにリモコン20に浴槽温
度を42℃に設定して自動湯張りを行なっている間に、給
湯温度を38℃に設定してシャワー17を使用すると、出湯
温が38℃になるように器具1は制御され、浴槽4に対し
ては一時的に38℃の湯張りを行なうと共にシャワー17か
らは38℃の出湯を行なう。そしてシャワー17の使用を中
止すると、流水スイッチ19がこれを検知し、出湯温が浴
槽設定温度42℃になるように器具1が制御され、再び42
℃の自動湯張りを行なう。
また、第3図に示すように、例えば浴槽温度を38℃に
設定して自動湯張りを行なっている間に、リモコンの給
湯温度を42℃に設定してシャワーを使用すると、器具1
は浴槽設定温度を優先させて38℃で湯張りを行なうと共
にシャワー17から38℃で出湯される。
〔発明の効果〕
以上述べたように、浴槽への自動湯張り中に浴槽設定
温度より給湯設定温度を低く設定してシャワーなどを使
用した場合、従来の方法では給湯設定温度より熱い湯が
出るおそれがあるが、本発明によれば給湯設定温度を優
先させて前記のようなおそれをなくし、また、この逆の
場合にはシャワー使用者は少なくとも浴槽設定温度の湯
が得られて安全に使用することができ、しかも給湯栓使
用時も自動湯張りを継続するため、浴槽への湯張りおよ
び沸き上がりまでの時間を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による給湯制御方法を示すフローチャー
ト、第2図および第3図はそれぞれ異なる出湯状態を示
す説明図、第4図は給湯器付自動風呂装置の全体構成を
示す水系統図である。 1……器具、2……給湯用熱交換器、3……追焚用熱交
換器、4……浴槽、5……循環追焚き用往管、6……同
戻り管、7……ポンプ、8,9,16……電磁弁、10……ホッ
パ、12……給水管、13……給湯管、14,18……流量セン
サ、15……分岐管、17……シャワー、19……流水スイッ
チ、20……リモコン。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−96431(JP,A) 特開 昭63−169440(JP,A) 特開 昭63−91452(JP,A) 実開 昭63−95053(JP,U) 実開 昭63−198954(JP,U) 実開 昭62−80147(JP,U) 実開 昭59−180151(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体に給湯用熱交換器と追焚用熱交換
    器とを具備し、その給湯用熱交換器により加熱された湯
    を循環追焚き管路を介して浴槽中に湯張りし、その湯張
    り量が設定値に達すると湯張りを自動停止せしめると共
    に、設定温度まで前記追焚用熱交換器により浴槽中の湯
    を循環追焚きし得るように構成し、かつ、前記浴槽への
    湯張り温度と他の給湯栓からの給湯温度とをリモコンに
    それぞれ個別に設定し得るようにした給湯器付自動風呂
    装置において、浴槽への湯張り中に他の給湯栓の給湯操
    作をすると、 給湯管に設けられた流水確認スイッチによって給湯割り
    込みを感知してリモコンに設定されている浴槽設定温度
    と給湯栓の給湯設定温度とを比較し、浴槽設定温度より
    給湯栓の給湯設定温度が低い場合は給湯設定温度を優先
    させて浴槽への湯張りと給湯栓からの給湯とを同時に行
    ない、浴槽設定温度より給湯設定温度が高い場合は浴槽
    設定温度を優先させて、浴槽への湯張りを中断すること
    なく該浴槽への湯張りと給湯栓からの給湯とを同時に行
    なうことを特徴とする給湯器付自動風呂装置における給
    湯制御方法。
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