JP2562661B2 - 給湯器の温度制御方法 - Google Patents

給湯器の温度制御方法

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JP2562661B2 JP63113822A JP11382288A JP2562661B2 JP 2562661 B2 JP2562661 B2 JP 2562661B2 JP 63113822 A JP63113822 A JP 63113822A JP 11382288 A JP11382288 A JP 11382288A JP 2562661 B2 JP2562661 B2 JP 2562661B2
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昇三 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は瞬間湯沸器等の給湯器の温度制御方法に関す
る。
(ロ) 従来の技術 例えば特開昭63-14266号公報には、温度設定器にて設
定された温水の温度と、出湯温度とに基づいて給湯器の
供給熱量を制御する信号を出力する温度制御器と、この
温度制御器の出力に応じて動作する給湯器供給熱量制御
器とを備えた給湯器において、給湯停止後、設定温度を
変更せずに給湯を再開するときには、給湯停止前の温度
制御器出力値から供給熱量を制御する給湯器の温度制御
方法が示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 上記従来の技術において、高温の温水を給湯した後、
給湯を再開する場合に、低い温度の温水を給湯したいに
もかかわらず設定温度を変更せずに給湯を再開したとき
には、高温の温水が給湯され、使用者が高温の温水によ
り火傷を負う虞れがあった。
本発明は、温度設定が行われたとき、その設定温度に
応じて連続的若しくは時間的にその設定値が有効になる
ようにして、使い勝手を良好に維持しながら、高温の温
水がむやみに供給されるのを防止し、安全性の向上を図
ることを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の給湯器の温度制御方法は、負荷の温度と設定
温度とを比較して加熱量を制御し、出湯温度を略設定温
度に制御するものであって、さらに、温度設定があった
とき、その設定温度とシャワー注水に適した温度より高
めの所定温度とを比較し、設定温度が前記所定温度より
低いときは次の温度設定がなされるまでその設定温度を
有効とする一方、設定温度が前記所定温度より高いとき
は設定温度を所定時間だけ有効とし、この設定温度を設
定したときから前記所定時間経過後に強制的に所定温度
以下に下げるようにしたものである。
(ホ) 作用 本発明の給湯器の温度制御方法によれば、設定温度が
シャワー注水に適した所定温度より低ければ少なくとも
次の温度設定までその設定温度が有効とされ、設定温度
がシャワー注水に適した所定温度より高ければ所定時間
だけその設定温度が有効とされ、設定から所定時間経過
後に強制的に所定温度以下に下げられるので、温度設定
後即座に給湯を開始した場合でも、所定温度よりも高い
高温の湯は温度設定から所定時間だけしか注がれず、注
がれる高温の湯の湯量は一定量に調整しやすく、設定温
度の変更や給湯停止操作を忘れた場合でも、例えばお風
呂へのお湯張り時にシャワー注水に適さない熱すぎる湯
が大量に注がれて風呂の温度が高くなりすぎ火傷しやす
い危険な状況の発生は回避される一方、お湯張り給湯中
にシャワー注水を行う若しくはお湯張り給湯からシャワ
ー注水に切り替える場合に、設定温度の変更や給湯停止
操作を忘れても、高温の湯が継続的に供給されることが
抑制される。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図において、(1)は給湯器であり、この給湯器
(1)には給湯管(2)が接続されている。そして、給
湯管(2)には浴室用の第1シャワー(3)、及び第1
蛇口(4)と、シャワー室用の第2シャワー(5)と、
洗面室用の第2蛇口(6)とが接続されている。又、給
湯器(1)に収容された制御装置(1A)には給湯管
(2)の途中に設けられた流水センサ(S1)、及び供
給される温水の温度を検出する温度センサ(S2)が接
続されている。又、制御装置(1A)には配線(7)を介
して浴室用の第1温度設定器(8)、シャワー室用の第
2温度設定器(9)、及び洗面室用の第3温度設定器
(10)が接続されている。ここで、各温度設定器
(8),(9),(10)のうち、いずれか1つの温度設
定器の温度設定のみが有効となる。そして、設定温度に
応じて制御装置(1A)が動作する。
以下、給湯器(1)の動作について説明する。第1図
のフローチャートに示したように、入浴時、浴槽(図示
せず)の温水の温度が低いために使用者が第1温度設定
器(8)にて設定温度を予め設定された第1所定温度
(シャワー注水に適した温度より高めの温度であって使
用者が瞬間的に浴びても火傷をすることが少ない所定温
度例えば60℃)より高い80℃にすると、給湯器(1)内
の制御装置(1A)が設定時からの経過時間のカウントを
開始する。そして、使用者が第1蛇口(4)を操作して
浴槽への給湯を開始する。ここで、制御装置(1A)は温
度センサ(S2)からの温度信号と設定温度信号とを比
較して給湯器(1)の加熱を制御し、制御装置(1A)に
設定された高温水の給湯を許す第1所定時間(例えば5
分)になるまでは温水の温度は80℃に制御される。そし
て、経過時間が第1所定時間を越えると制御装置(1A)
にて温水の設定温度が80℃から60℃に変更され、経過時
間のカウントがリセットされる。
その後、使用者が、第1温度設定器(8)にて温水の
温度を80℃に設定したままで、例えば第1シャワー
(3)を使用した場合には、第1所定温度の60℃に制御
された温水が第1シャワー(3)から流出する。
又、使用者が第2図の第1温度設定器(8)にて設定
温度を80℃にし、第1蛇口(4)を開き、浴槽への給湯
を開始した場合、第3図のフローチャートにて示したよ
うに第1蛇口(4)を閉め、出湯が停止されると、出湯
停止を流水センサ(S1)が検出し、制御装置(1A)が
動作し、停止時間のカウントを開始する。そして、停止
時間が予め設定された第2所定時間(例えば1分)を越
えると、制御装置(1A)にて温水の設定温度が80℃から
60℃に変更され、停止時間のカウントがリセットされ
る。その後、使用者が設定温度を80℃に設定したまま
で、例えば第1シャワー(3)を使用した場合には、第
1設定温度の温水が第1シャワー(3)から流出する。
上記実施例のように給湯器(1)の温度制御を行うこ
とにより、使用者が第1温度設定器(8)にて第1所定
温度より高い温水の温度を設定した場合には、温度設定
後、第1所定時間が経過したとき、又は給湯停止後、第
2所定時間が経過したときには、自動的に温水の温度が
第1所定温度に変更されるため、使用者が高温の温水を
使用した後、設定温度を変更せずに第1シャワー(3)
を使用した場合にも、高温の温水が突然供給されること
を防止でき、この結果、使用者の火傷を防止して安全性
の向上を図ることができる。
又、上記実施例において、第1温度設定器(8)での
温度設定について説明したが、第2,第3温度設定器
(9),(10)により温水の温度設定を行った場合にも
同様に温水の設定温度は制御され、高温の温水の流出に
よる使用者の火傷を防止して安全性の向上を図ることが
できる。
尚、上述した各実施例では、それぞれ、第1図、第3
図、及び第4図の各フローチャートに示すように、温度
設定器(8),(9),(10)にて温度設定がなされ、
その設定温度が所定温度の60℃より低いときには次の温
度設定が行われるまでその設定温度が有効になり、その
温度での温水が供給される。
(ト) 発明の効果 本発明の給湯器の温度制御方法によれば、温度設定後
即座に給湯を開始した場合でも、所定温度よりも高い高
温の湯は温度設定から所定時間だけしか注がれないの
で、注がれる高温の湯の湯量を一定量に調整しやすく、
設定温度の変更や給湯停止操作を忘れても、例えばお風
呂へのお湯張り時にシャワー注水に適さない熱すぎる湯
が大量に注がれて風呂の温度が高くなりすぎ火傷しやす
い不具合を解消できる。一方、お湯張り給湯中にシャワ
ー注水を行う若しくはお湯張り給湯からシャワー注水に
切り替える場合に、設定温度の変更や給湯停止操作を忘
れても、高温の湯が継続的に供給されることを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示したものであ
り、第1図は給湯器の温度設定を説明するためのフロー
チャート、第2図は給湯装置の概略構成図、第3図は本
発明の他の実施例の給湯器の温度設定を説明するための
フローチャートである。 (1)……給湯器、(8),(9),(10)……第1,第
2,第3温度設定器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷の温度と設定温度とを比較して加熱量
    を制御し、出湯温度を略設定温度に制御する給湯器の温
    度制御方法において、温度設定があったとき、その設定
    温度とシャワー注水に適した温度より高めの所定温度と
    を比較し、設定温度が前記所定温度より低いときは次の
    温度設定がなされるまでその設定温度を有効とする一
    方、設定温度が前記所定温度より高いときは設定温度を
    所定時間だけ有効とし、この設定温度を設定したときか
    ら前記所定時間経過後に強制的に前記所定温度以下に下
    げることを特徴とする給湯器の温度制御方法。
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