JPH01277059A - ファクシミリ受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冗長度抑圧符号化方式を採用したファクシミリ
受信装置に関する。

〔発明の）既要〕

本発明はファクシミリ受信装置に関し、複数のランレン
グス符号化ライン信号の連続から成るファクシミリ信号
を復調して、複数のライン信号の連続から成る画像信号
を得、その画像信号を、第１の切換えスイッチによって
切換えて、第１及び第２のラインメモリにライン毎に記
憶せしめ、第１及び第２のラインメモリから夫々読み出
された各ライン信号を、第２の切換えスイッチによって
切換えて記録装置に供給し、画像信号をエラー検出回路
に供給して、その画像信号の各ライン信号毎の画素数を
計数して、その画素数が標準値と異なっているか否かを
検出し、その検出出力によって第１及び第２の切換えス
イッチを切換え制御し、エラー検出回路によってエラー
が検出されないときは、画像信号が、第１の切換えスイ
ッチによっ、てライン毎に交互に切換えられて、第１及
び第２のラインメモリに書き込まれると共に、第２及び
第１のラインメモリから読み出されたライン信号が、第
２の切換えスイッチによってライン毎に交互に切換えら
れて記録装置に供給され、エラー検出回路によってエラ
ーが検出されたときは、第１及び第２の切換えスイッチ
の切換え動作を、ライン単位で停止するようにしたこと
により、簡単な構成で、エラー訂正を行うことができる
ようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来の冗長度抑圧符号化方式を採用したファクシミリ通
信について説明する。送信側では、光電変換装置を用い
て、送信すべき原画を走査によって画素に分解し、これ
を複数のライン信号の連続から成る画像信号に光電変換
し、その画像信号を、伝送時の冗長度を抑圧するために
、そのライン信号毎にランレングス符号化（例えばモデ
ィファイド・ハフマン符号化）して、複数のランレング
ス符号化ライン信号の連続から成るファクシミリ信号に
変換し、このファクシミリ信号を音声帯域内で周波数変
調して、電話回線に送出する。受信側では、その被周波
数変調ファクシミリ信号を周波数復調して、複数のラン
レングス符号化ライン信号から成るファクシミリ信号を
得、そのファクシミリ信号をランレングス復調すること
によって、複数のライン信号の連続から成る画像信号を
得、この画像信号を記録装置に供給することによって、
記録紙に、原画に対応する画像を記録する。

かかる冗長度抑圧伝送方式のファクシミリ通信において
は、エラーによって、ランレングス符号化ライン信号中
のビット信号の「０」がｒｌＪに、あるいは「１」が「
０」に変化したり、又は、ビット信号が欠落したりする
と、送信側で、このランレングス符号化ライン信号を復
調したとき、その復調して得られたライン信号の「０」
、「１」のパターンが大幅に狂って、記録紙に記録され
た画像の原画に対する忠実度が大幅に低下する。

以下に、第２図及び第３図を参照して、このランレング
ス符号化ライン信号のエラーについて、具体例を挙げて
説明する。第２図は送信すべき原画のラインの画素パタ
ーンの一例を示す。この場合、１ラインの総画素数は１
７２８である。そして、このラインは、第２図において
、左から右に向かって、先ず、始めに、３５０個の白画
素が連続し、次いで１５０個の黒画素が連続し、次いで
８００個の白画素が連続し、次いで２８個の黒画素が連
続し、最後に、４００個の白画素が連続する。

第３図は、この第２図に示した画素パターンのラインを
、ランレングス符号化（モディファイド・ハフマン符号
化）ライン信号に変換した場合のビットパターンの一例
を示す。このモディファイド・ハフマン符号では、白皮
、び黒の各ランレングスが０，１．２、・・・・、６３
のときの白及び黒人々のターミネイティング符号並びに
白及び黒の各ランレングスが６４の倍数、即ち６４．１
２８、・・・・、１７２８のときの白及び黒人々のメイ
クアップ符号並びにライン終端符号から構成されている
。

従って、第３図において、第２図の３５０個の白画素は
、３２０個の白画素及び３０個の白画素に分けられて、
夫々対応するランレングス符号語に変換され、１５０個
の黒画素は１２８個の黒画素及び２２個の黒画素に分け
られて、夫々対応するランレングス符号語に変換され、
８００個の白画素は、７６８個の白画素及び３２個の白
画素に分けられて、夫々対応するランレングス符号語に
変換され、２８個の黒画素は、そのま＼対応するランレ
ングス符号語に変換され、４００個の白画素は、３８４
個の白画素及び１６個の白画素に分けられて、夫々対応
するランレングス符号語に変換される。

さて、第３図のランレングス符号化ライン信号において
、例えば、１２８個の黒画素に対応する１２ビツトのラ
ンレングス符号語のＬＳＢ　（矢印αにて示す）の「０
」がエラーによって、「１」に成ったとす、ると、その
エラーによって変化したランレングス符号語であるｒｏ
ｏｏｏｌｌｏｏｌｏｏｌ」を復号化した場合、それは１
９２個の黒画素に対応するから、結局、元々は１５０（
＝１２８＋２２）個の黒画素であったものが、２１４　
（＝１９２＋２２）個の黒画素に変化したことに成り、
そのエラーによるｆｆｆｉｔ［時のライン信号の変化は
頗る大きい。

そこで、従来はライン信号又はランレングス符号化ライ
ン信号を誤り訂正符号化して、ライン信号におけるエラ
ーを、ある程度訂正できるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、かかるライン信号又はランレングス符号
化ライン信号の誤り訂正符号化は、送信側の符号化回路
及び受信側Φ復号化回路が複雑と成ってしまう。

かかる点に鑑み、本発明は、複数のランレングス符号化
されたライン信号の連続から成るファクシミリ信号を豊
信するファクシミリ受信装置におおいて、簡単な構成で
、エラー訂正を行うことのできるものを提案しようとす
るものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるファクシミリ受信装置は、複数のランレン
グス符号化ライン信号の連続から成るファクシミリ信号
を供給して、複数のライン信号の連続から成る画像信号
を出力するランレングス復調器（３）と、そのランレン
グス復調器（３）から得られた画像信号が、第１の切換
えスイッチ（４）によって切換えられて供給され、画像
信号をライン毎に記憶する第１及び第２のラインメモリ
　（５）、（６）と、その第１及び第２のラインメモリ
　（５）、（６）から夫々読み出された各ライン信号が
、第２の切換えスイッチ（７）によって切換えられて供
給される記録装置（９）と、ランレングス復調器（３）
から得られた画像信号が供給され、その画像信号の各ラ
イン信号毎の画素数を計数して、その画素数が標準値と
異なっているか否かを検出し、その検出出力によって第
１及び第２の切換えスイッチ（４）、（７）を切換え制
御するエラー検出回路（８）とを有し、エラー検出回路
（８）によってエラーが検出されないときは、ランレン
グス復調器（３）からの画像信号が、第１の切換えスイ
ッチ（４）によってライン毎に交互に切換えられて、第
１及び第２のラインメモリ　（５）、（６）に書き込ま
れると共に、第２及び第１のラインメモリ　（５）、（
６）から読み出されたライン信号が、第２の切換えスイ
ッチ（７）によってライン毎に交互に切換えられて記録
装置（９）に供給され、エラー検出回路（８）によって
エラーが検出されたときは、第１及び第２の切換えスイ
ッチ（４）、（７）の切換え動作を、ライン単位で停止
するようにしたものである。

〔作用〕

上述せる本発明によれば、エラー検出回路（８）によっ
てエラーが検出されないときは、ランレングス復調器（
３）からの画像信号が、第１の切換えスイッチ（４）に
よってライン毎に交互に切換えられて、第１及び第２の
ラインメモリ　（５）、（６）に書き込まれると共に、
第２及び第１のラインメモリ　（５）、（６）から読み
出されたライン信号が、第２の切換えスイッチ（７）に
よってライン毎に交互に切換えられて記録装置（９）に
供給される。又、エラー検出回路（８）によってエラー
が検出されたときは、第１及び第２の切換えスイッチ（
４）、（７）の切換え動作を、ライン単位で停止する 〔実施例〕 以下に、第１図を参照して、本発明によるファクシミリ
受信装置の一実施例を詳細に説明しよう。

ファクシミリ送信装置から電話回線を通じて伝送されて
来た、例えば被周波数変調ファクシミリ信号が、入力端
子（１）から周波数復調器（２）に供給されて復調され
る。この復調器（２）から得られたファクシミリ信号は
、複数のランレングス符号化ライン信号の連続から成る
。尚、そのファクシミリ信号には、フレーム毎にその始
端を示すフレーム同期信号及びその終端を示すフレーム
終端信号が付加され、又、その各ランレングス符号化ラ
イン信号には、その始端を示すライン同期信号及びその
終端を示すライン終端信号が付加されている。そして、
このファクシミリ信号がランレングス復調器（３）に供
給されて復調される。

この復調器（３）から得られた複数のライン信号の連続
から成る画像信号は、第１の切換えスイッチ（４）の可
動接点（４ａ）及び制御装置（８）に供給される。切換
えスイッチ（４）は、可動接点（４ａ）が切換え接続さ
れる固定接点（４ｂ）、（４ｃ）を備えており、その各
固定接点（４ｂ）、（４Ｃ）が夫々第１及び第２のライ
ンメモリ（ＲＡＭ）（５）、（６）の書込み信号入力端
に接続される。

（７）は第２の切換えスイッチで、可動接点（７ａ）及
び固定接点（７ｂ）、（７Ｃ）を備えており、その固定
接点（７ｂ）、（７Ｃ）が、夫夫上述の第１及び第２の
ラインメモリ　（５）、（６）の読み出し信号出力端に
接続され、その可動接点（７ａ）が記録装置（９）の記
録信号入力端に接続される。

（８）は制御装置で、これは、ランレングス復調器（３
）からの、複数のライン信号の連続から成る画像信号の
フレーム毎のフレーム同期信号及びフレーム終端信号並
びにその各ライン信号の始端を示すライン同期信号及び
終端を示すライン終端信号を分離し、これに基づいて、
第１及び第２の切換えスイッチ（４）、（７）の切換え
タイミング、第１及び第２のラインメモリ　（５）、（
６）の書込み及び読み出しタイミングの制御を行う。

又、この制御装置（８）は、ランレングス復調器（３）
からの、複数のライン信号の連続から成る画像信号のそ
の各ライン信号の画素数（ビット撤）計数し、その計数
値が標準値（例えば１７２８）と一致しているか否かに
よって、エラーがあるが否かを検出するエラー検出回路
を含んでいる。そして、この上ラー検出回路の検出出力
によって、上述の第１及び第２の切換えスイッチ（４）
、（７）の切換えが、エラー検出時及びエラー非検出時
とで、後述するように異なる態様に制御される。

以下に、この第１図のファクシミリ受信装置の動作を説
明しよう。ランレングス復調器（３）の出力側には、複
数のライン信号の連続から成る画像信号が得られる。こ
の画像信号は制御回路（８）に供給されると共に、第１
の切換えスイッチ（４）によって切換えられて第１及び
第２のラインメモリ　（５）、（６）に供給されて、ラ
イン信号毎に書き込まれ、又、第２及び第１のラインメ
モリ（６）、（５）から読み出されたライン信号は、第
２の切換えスイッチ（７）によって切換えられて、記録
装置（９）に供給され、そこで記録手段によって、その
画像信号に基づく画像が記録紙に走査記録される。

制御回路（８）では、そのエラー検出回路によって、ラ
ンレングス復調器（３）からの画像信号を構成するライ
ン信号の画素数が計数されると共に、その画素数が１７
２８に等しいか否かに応じて、エラーがあるか否かを検
出する。

そして、エラーがない場合は、第１及び第２の切換えス
イッチ（４）、（７）の各可動接点（４ａ）、（４ｂ）
がライン毎に、夫々固定接点（４ｂ）、（４ｃ）；　　
（７ｃ）、（７ｂ）に、交互に切換えられる。即ち、あ
るラインで、第１の切換えスイッチ（４）の可動接点（
４ａ）が固定接点（４ｂ）に接続され、第２の切換えス
イソチ（７）の可動接点（７ａ）が固定接点（７ｃ）に
接続され、この状態で、第１のラインメモリ　（５）に
ライン信号が書き込まれる共に、第２のラインメモリ　
（６）からライン信号が読み出される。かくすると、次
のラインでは、第１の切換えスイッチ（４）の可動接点
（４ａ）が固定接点（４ｃ）に接続され、この状態で、
第２の切換えスイッチ（７）の可動接点（７ａ）は固定
接点（７ｂ）に接続され、第２のラインメモリ　（６）
にライン信号が書き込まれる共に、第１のラインメモリ
　（５）からライン信号が読み出される。

又、ランレングス復調器（３）からの画像信号の例えば
第ｎライン目のライン信号にエラーがある場合を考える
と、第ｎラインで、第１の切換えスイッチ（４）の可動
接点（４ａ）が固定接点（４ｂ）側に接続され、第２の
切換えスイッチ（７）の可動接点（７ａ）が固定接点（
７Ｃ）側に接続されていたとすると、その第ｎライン目
のライン信号が、第１の切換えスイッチ（４）を通じて
、第１のラインメモリ　（５）に供給されて書き込まれ
、そのときは第２のラインメモリ　（６）から読み出さ
れた第（ｎ−１）ライン目のエラーのないライン信号は
、第２の切換えスイッチ（７）を通じて、記録装置（９
）に供給される。そして、第（ｎ＋１）ラインでは、第
１の切換えスイッチ（４）の可動接点（４ａ）は固定接
点（４ｂ）側に接続されたま＼と成り、第２の切換えス
イッチ（７）の可動接点（７ａ）は固定接点（７ｃ）側
に接続されたままと成り、第（ｎ＋１）ライン目のライ
ン信号は、第１の切換えスイッチ（４）を通じて、第１
のラインメモリ　（５）に供給されて、第ｎライン目の
ライン信号がこの第（ｎ＋１）ライン目のライン信号で
書き直され、このとき第２のラインメモリ　（６）から
読み出された第（ｎ　−１）ライン目のエラーのないラ
イン信号が、第２の切換えスイッチ（７）を通じて、引
続き記録装置（９）に供給される。即ち、第ｎライン目
のライン信号にエラーがあった場合は、その第ｎライン
目のライン信号に代えて、第（ｎ−１）ライン目のライ
ン信号が記録装置（９）に供給される。

この場合、若し、第ｎライン目及び第（ｎ＋１）ライン
目のライン信号に共にエラーがあった場合は、第ｎライ
ン目及び第（ｎ＋１）ライン目のライン信号に代えて、
第（ｎ−１）ライン目のライン信号が記録装置（９）に
供給される。

〔発明の効果〕

上述せる本発明よれば、複数のランレングス符号化され
たライン信号の連続から成るファクシミリ信号を受、信
するファクシミリ受信装置において、単に、ライン信号
の画素数が標準値と一致しているか否かを判別し、一致
していなければ、エラーと判断して、そのライン信号を
前のラインの信号で置き換えればよいから、簡単な構成
で、エラー訂正を行うことのできるものを得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック線図、第２図は
ラインの画素パターンの一例を示す線図、第３図はラン
レングス符号化ライン信号の一例を示す説明図である。 （３）はランレングス復調器、（４）は第１の切換えス
イッチ、（５）は第１のラインメモリ、（６）は第２の
ラインメモリ、　（７）は第２の切換えスイッチ、（８
）は制御回路、（９）は記録装置である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のランレングス符号化ライン信号の連続から成るフ
   ァクシミリ信号を供給して、複数のライン信号の連続か
   ら成る画像信号を出力するランレングス復調器と、 該ランレングス復調器から得られた上記画像信号が、第
   １の切換えスイッチによって切換えられて供給され、上
   記画像信号をライン毎に記憶する第１及び第２のライン
   メモリと、 上記第１及び第２のラインメモリから夫々読み出された
   各ライン信号が、第２の切換えスイッチによって切換え
   られて供給される記録装置と、上記ランレングス復調器
   から得られた上記画像信号が供給され、該画像信号の各
   ライン信号毎の画素数を計数して、その画素数が標準値
   と異なっているか否かを検出し、その検出出力によって
   上記第１及び第２の切換えスイッチを切換え制御するエ
   ラー検出回路とを有し、 上記エラー検出回路によってエラーが検出されないとき
   は、上記ランレングス復調器からの上記画像信号が、上
   記第１の切換えスイッチによってライン毎に交互に切換
   えられて、上記第１及び第２のラインメモリに書き込ま
   れると共に、上記第２及び第１のラインメモリから読み
   出された上記ライン信号が、上記第２の切換えスイッチ
   によってライン毎に交互に切換えられて上記記録装置に
   供給され、 上記エラー検出回路によってエラーが検出されたときは
   、上記第１及び第２の切換えスイッチの切換え動作を、
   ライン単位で停止するようにしたことを特徴とするファ
   クシミリ受信装置。