JPH01275951A - トロイダル式無段変速機 - Google Patents

トロイダル式無段変速機

Info

Publication number
JPH01275951A
JPH01275951A JP63105136A JP10513688A JPH01275951A JP H01275951 A JPH01275951 A JP H01275951A JP 63105136 A JP63105136 A JP 63105136A JP 10513688 A JP10513688 A JP 10513688A JP H01275951 A JPH01275951 A JP H01275951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
friction roller
roller
shaft
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63105136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2679106B2 (ja
Inventor
Masaki Nakano
正樹 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10513688A priority Critical patent/JP2679106B2/ja
Publication of JPH01275951A publication Critical patent/JPH01275951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2679106B2 publication Critical patent/JP2679106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トロイダル式無段変速機に関する。
従来の技術 近年、車両用変速機としてトロイダル式無段変速をもち
いることが各種提案されている。
このトロイダル式無段変速機は、対向面がそれぞれトロ
イド曲面に形成されろ1対の人、出力ディスクを備え、
これら人、出力ディスク間に圧接されて回転される摩擦
ローラが傾斜されることにより、入力ディスクから出力
ディスクへ無段階の回転伝達、即ち無段階のトルク伝達
が可能となっている。
ところで、トロイダル式無段変速機としては従来、例え
ば、特開昭62−116166号に開示されたようなも
のがあり、該トロイダル式無段変速機にあっては、上記
摩擦ローラ(パワーローラ)がローラ支持部材(トラニ
オン)に、それぞれの枢若部が互いに偏心される傾転軸
を介して回転自在に支持され、該ローラ支持部材が自身
の回動を伴って軸方向移動されることにより、該摩擦ロ
ーラが傾斜される構成となっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来のトロイダル式無段変速機に
あっては、摩擦ローラは人、出力ディスクに圧接された
際の反力が、該摩擦ローラの回転軸に対してスラスト方
向の荷重として作用するが、該摩擦ローラがローラ支持
部材に支持される際、該スラスト荷重が該ローラ支持部
材に軸直角方向に支持、即ち、該スラスト荷重の受圧面
が軸直角方向に設けられる構成となっている。
従って、入力ディスクから人力される抑圧力によって摩
擦ローラが出力ディスクを押圧する際、該摩擦ローラが
上記ローラ支持部材に対して傾斜される機能を有してい
るため、入力ディスクの押圧力によって摩擦ローラが出
力ディスクを押圧する際に、該摩擦ローラが首振り動作
を行う。
このため、上記首振り動作時に摩擦ローラが傾転軸廻り
に回転されようとするため、上記スラスト荷重の受圧面
には摩擦力が発生され、この摩擦力を発生させるための
押圧力損失により、上記出力ディスクを押し付ける力が
減少されてしまう。
従って、摩擦ローラと出力ディスクとの間には所定の摩
擦力が得られなくなってしまい、これら両番間に滑りを
生じてトルクの伝達効率が低下されてしまうという問題
点があった。
そこで、本発明は従来の問題点に鑑みて、摩擦ローラと
、該摩擦ローラによって押圧されるディスクとの間に、
摩擦力を必要十分に発生さけることかできるトロイダル
式無段変速機を提供する事を目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明は、支持軸の軸方向
に相対回転可能に対向配置される人力ディスクおよび出
力ディスクと、 これら両ディスクの対向面間に圧接して摩擦接触する摩
擦ローラと、 該摩擦ローラを傾転軸を介して回転自在に支持し、自身
の回転軸部を中心として回動可能かつ該回転軸部の軸方
向に移動可能なローラ支持部材と、該ローラ支持部材と
上記摩擦ローラとの間に設けられ、該摩擦ローラのディ
スク圧接反力によるスラスト方向の移動を阻止するスラ
スト荷重受圧部と、を備えたトロイダル式無段変速機に
おいて、上記スラスト荷重受圧部の受圧面を、上記入、
出力ディスクのうち摩擦ローラに押圧力を発生させるデ
ィスク側に対して反対のディスク側が上記支持軸から離
れる方向に傾斜させることにより構成する。
作用 以上の構成により本発明のトロイダル式無段変速機にあ
っては、人、出力ディスクのうちの一方から摩擦ローラ
に押圧力が作用した際、該抑圧力の反力は該摩擦ローラ
にスラスト方向の荷重を発生させるが、該摩擦ローラの
スラスト荷重受圧部は、該押圧力を発生させるディスク
側に対して反対のディスク側が、人、出力ディスクの支
持軸から離れる方向に傾斜されているので、該スラスト
荷重受圧部の傾斜面により上記スラスト方向の荷重は、
その分力が反対のディスク側に働く荷重として作用する
従って、人、出力ディスクのうち押圧力を発生させる側
のディスクと摩擦ローラとの間に十分な摩擦力を発生で
きるのは勿論のこと、反対側のディスクと摩擦ローラと
の間にも、上記スラスト荷重分力により押圧力が補足さ
れるため、十分な摩擦力を発生させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第1図から第3図は本発明のトロイダル式無段変
速機IOの一実施例を示し、その全体構造を示す第3図
において、図中右側に配置される図外のエンジンの出力
はトルクコンバータ12を介して入力軸14に伝達され
る。
上記人力軸14には、これを支持軸として入力ディスク
16および出力ディスク18が対向配置され、これら人
、出力ディスク16.18のそれぞれトロイド面に形成
された対向面間には摩擦ローラ20が配置される。尚、
これら人、出力ディスフ16.18および摩擦ローラ2
0は、入力軸14に対して対象にそれぞれ1対設けられ
ている。
上記人力ディスク16には後述の皿ばね58による予圧
力および後述のローディングカム70による抑圧力が作
用し、かつ、該ローディングカム70を介して入力軸1
4のトルクが入力される一方、該入力ディスク16のト
ルクは、第2図に示した後述の作動機構を介して上記摩
擦ローラ20が傾斜されることにより無段階に変化され
て、上記出力ディスク18に伝達される。
上記出力ディスク18には歯車22か一体に回転可能に
設けられ、該歯車22はアイドラ軸24と一体の歯車2
6に噛合されている。
上記アイドラ軸24には常時これと一体に回転する歯車
28および該アイドラM24に対して回転可能に支持さ
れろ歯車30が設けられ、これらアイドラ軸24と歯車
30との間には後退用クラッチ32が設けられている。
上記アイドラ軸24はケーシング34に取り付けられた
ワンウェイクラッチ36によって前進方向のみに回転し
、逆方向の回転は阻止される。
上記アイドラ軸24と平行に配置されたもう1つのアイ
ドラ軸38には、歯車40が一体に形成されると共に、
歯車42が回転可能に支持され、該歯車42とアイドラ
軸38との間には前進用クラッチ44が設けられている
上記歯車28および42は常時噛合されると共に、上記
歯車30および40はディファレンシャルギヤ46と一
体のファイナルギヤ48に常時噛合されろ。
従って、上記構成になる回転伝達機構では、前進用クラ
ッチ44を締結させることにより、歯車22の回転は、
歯車26.アイドル軸24.歯車28および42.前進
用クラッチ44.アイドル軸38そして歯車40を介し
て上記ファイナルギヤ48に(五速され、ディファレン
シャルギヤ46を正転させて図外の駆動輪を前進駆動す
る。
一方、上記前進用クラッチを解放して後進用クラッチ3
2を締結することにより、歯車22の回転は、歯車26
.後進用クラッチ32および歯車30を介してファイナ
ルギヤ48に伝達され、ディファレンシャルギヤ46逆
転させて図外の駆動輪を後進駆動する。
第1図は上記入力軸14と上記人、出力ディスクIG、
18との関係を詳細に示し、同図にも示すように入力軸
14はボールベアリング50およびニードルベアリング
52を介して上記ケーシング34に回転自在に支持され
ている。
上記入力軸14とボールベアリング50との間にはスペ
ーサ54が設けられると共に、該スペーサ54と入力軸
14に螺合されるローディングナツト56との間には皿
ばね58が設けられており、該皿ばね58の付勢力が該
ローディングナツト56を介して入力軸14を図中右方
向に押圧する。
上記ローディングナツト56は、先端が入力軸14の溝
+4aに入り込むビン60によって緩み止めされると共
に、更にらう1つのナツト62によってダブルナツトか
構成され、該ナツト62によってローディングナツト5
6がビン60と溝14aとのガタ分回転されて、螺合部
分が摩耗されるのを防止する。
尚、上記ビン60が挿入される穴56aおよび上記溝+
4aはそれぞれ複数段けられ、両者の組み合わせにより
ローディングナツト56の取り付は位置を微調整出来る
ようになっており、また、ビン60はビス64によって
抜は止めされている。
上記人、出力ディスク16.18はそれぞれ入力軸14
にニードルベアリング66.68を介して回転可能に取
り付けられ、一方の入力ディスク16と入力軸14との
間にはローディングカム70が設けられると共に、他方
の出力ディスク18はボールベアリング72を介してケ
ーシング34に回転自在に支持された上記出力用の歯車
22に、キー74を介して一体に取り付けられる。尚、
入力ディスク16は若干の軸方向移動が許容される。
上記ローディングカム70は°、入力軸14にスプライ
ン結合されるカムフランジ76と、該カムフランジ76
と入力ディスク16の対向面にそれぞれ形成されるカム
面76a、16a間に配置されろカムローラ78とによ
って構成される。尚、カムフランツ76は入力!111
14に形成された鍔部80によって図中左側への移動が
μ■正されている。
そして、上記入力ディスク16には上記ローディングカ
ム70を介して入力軸14のトルクが伝達されると共に
、該ローディングカム70はカムフランジ76と人力デ
ィスク16が相対回転されることにより、これら両者を
互いに引き離そうとする力、即ち、入力ディスク16を
出力ディスク18方向に押圧しようとする力が作用する
上記摩擦ローラ20は、傾転軸82およびポールヘアリ
ング84を介して、ローラ支持部材86に傾転(この傾
転とは、傾斜かつ回転される状態を現すものとする。)
可能に支持されている。
上記傾転軸82は、第2図にも示すように摩擦ローラ2
0の支持部分とローラ支持部材86に支持される部分と
が偏心されており、ローラ支持部材86が第1図中紙面
直角方向の移動を伴って傾転軸82が回転されることに
より、摩擦ローラ20は首振り運動、つまり傾斜される
尚、上記傾転軸82は同図に示すように、左右のらのが
びいに逆方向により偏心されている。
上記ポールベアリング84は、摩擦ローラ20と一ヒ記
傾転袖82に形成された鍔部88との間に配置され、該
ポールベアリング84と傾転軸82の嵌合部にら設けら
れたベアリング90を介して該摩擦ローラ20は自由に
回転される。
上記鍔部88とローラ支持部材86との間にはメタルプ
レート92が介在され、該メタルプレート92を介して
摩擦ローラ20の首振り時に傾転軸82とローラ支持部
材86との相χ1回動か行イつれ、かっ、摩擦ローラ2
0に作用するスラスト方向の荷重は、上記ポールヘアリ
ング8・t1上記鍔部88および上記メタルプレート9
2を介してローラ支持部材86で支持される。
従って、上記メタルプレート92と該メタルプレート9
2両側の鍔部88およびローラ支持部材86の当接面(
受圧面)88a、862Lとが、スラスト荷重受圧部9
4として構成される。
ここで、本実施例にあっては、上記スラスト荷重受圧部
94受圧而88a、86aを、人力ディスク16側に対
して出力ディスク18側が入力軸14から離れる方向に
傾斜させである。
第2図は第1図中の■−■線断面を示し、上記ローラ支
持部材86の作動機構を示し、以下該作動機構を説明す
る。
上記ローラ支持部材86は、図中上下に設けられる回転
軸部86b、86cにおいて、球面軸受96.98を介
してベアリング支持部材100゜102に回転可能かつ
上下移動可能に支持されており、かつ、該ベアリング支
持部材100,102はケーノング34に固着されたリ
ンクポスト104.106によって支持されている。
ローラ支持部材86には回転軸部86cと同軸上に延長
軸部86dが設けられ、該延長軸部86dには曲圧アク
チュエータ+08のピストン108aが取り付けられて
いる。
上記ピストンl08aはコントロールバルブボディ11
0に設けられたシリンダ108b内に嵌合され、該ピス
トン108aの上方および下方には、油室108cおよ
び108dが形成されてい上記ピストン108aの上端
はスペーサ112を介してローラ支持部材86と接触さ
れ、また、該ピアウトン112の下端はスペーサ114
を介して、延長軸部86dに一体に固定されるカムl1
6と接触されている。
尚、上記カム116が取り付けられているのは、第21
A中右側の延長軸部86dであり、左側には設けられて
はいない。尚、これ以外の点については入力軸14を境
として左右の構造は、基本的には対称となっている。
上記カム116は斜面116aが形成される一方、該斜
面+16aにリンク118が接触しており、カム+16
が回転されることによりリンク118が揺動される。
上記コントロールバルブボディ110には上記アクチュ
エータ108に制御浦圧を供給するための変速制御弁1
20が設けられ、該変速制御弁はモータ122によって
回転駆動される駆動ロッド124と、バルブボディ11
0に対し軸方向移動は許容されるが回転方向には阻止さ
れるスリーブ+26と、該スリーブ126内に114動
可能に嵌合されるスプール128と、該スプール128
を図中右方向に抑圧するスプリング130とを有してい
る。
上記駆動ロッド124は先端に雄ねじ部+242が形成
され、該雄ねじ部かスリーブ126の雌ねじ部126a
に螺合されており、駆動ロッド124が回転されること
により該スリーブ126は軸方向に移動される。
上記スプール+28のスプリング130が配置された側
とは反対側の端部は、ト記リンク+18に係合され、該
スプリング130により押圧されている。
上記スプール+28はランド部128a、+28bを有
しており、これらランド部により油路132.134と
連通されるボートの開度が調節され、油路136から供
給されるライン圧をこれら油路132.134に適宜分
配する。
尚、上記油路132は図中右側の油室108dおよび図
中左側のAb室+08cに連通されると共に、上記油路
134は図中右側の油室108cおよび図中左側のMl
室+08dに連通されている。
従って、上記変速制御弁120から油路132゜134
を介して左右のアクチュエータ108に制御M1圧が供
給されると、該左右のアクチュエータ+08は左右のロ
ーラ支持部材86を、それぞれ上下逆方向に移動させる
ように作動されろ。
以上の構成により本実施例の作用を以下述べる。
即ち、本実施例のトロイダル式無段変速機10にあって
は、入力軸14にトルクコンバータ12を介して伝達さ
れたエンジントルクは、ローディングカム70を介して
入力ディスク16に伝達され、該人力ディスク16の回
転は摩擦ローラ20を介して出力ディスク18に伝達さ
れる。
そして、上記人、出力ディスク16.18間での回転伝
達時、摩擦ローラ20が連続して傾斜されることにより
、伝達される回転が無段階に変化される。
即ち、上記摩擦ローラ20の傾斜、つまり首振り運動は
、傾転軸82が偏心されていることと、ローラ支持部材
86が回転可能に軸(回転軸86b、86c)方向移動
されることにより行われる。
尚、摩擦ローラ20が首振り運動される際、傾転軸82
はローラ支持部材86にたいして回動され、スラスト荷
重受圧部94のメタルプレート92両側間で相対回動が
発生されろ。
一方、上記ローディングカム70を介してトルク伝達さ
れる際、該ローディングカム70の作動により入力ディ
スク16の押圧力が変化し、つまり、入力トルクが大き
ければ大きいほど該抑圧力は増大し、人、出力ディスク
16.18と摩擦ローラ20との間の滑り防止に対応さ
れる。
このとき、ローディングカム70の抑圧力により、入力
ディスク16と摩擦ローラ20との間および出力ディス
ク18と摩擦ローラ20との間にそれぞれ発生される圧
接荷重FMおよびF5の合力F、は、摩擦ローラ20の
スラスト荷重として働き、上記スラスト荷重受圧部94
に作用する。
すると、上記スラスト荷重受圧部94は出力ディスク1
8方向が入力軸!4から離れる方向に傾斜されているた
め、上記合力Pcにより傾転軸82は鍔部88の傾斜さ
れた受圧面88aを介して出力ディスク18方向に移動
されようとする分力Fcが発生される。又、受圧面88
2Lに対しては垂直方向にトラニオン押し付は力FTが
分力として発生ずる。
従って、上記トラニオン押し付は力F7により、摩擦ロ
ーラ20が首振り運動される際にスラスト荷重受圧部9
4に発生される摩擦抵抗力FFが発生するが、上記移動
力Fcは図からも明らかなように該摩擦抵抗力FFに対
抗させることが出来るため、該摩擦抵抗力FFにより出
力ディスク18と摩擦ローラ20との間の抑圧力が減少
されるのを防止することが出来る。
因に、上記スラスト荷重受圧部94の傾斜角は、スラス
トメタル92の摩擦係数をO,l近傍とした場合、Fc
とFFとが釣り合う条件により約57′ となる。
発明の効果 以上説明したように本発明のトロイダル式無段変速機に
あっては、首振り運動される摩擦ローラのスラスト荷重
受圧部の受圧面を、摩擦ローラに押圧力を発生させるデ
ィスク側に対して反対のディスク側が、人、出力ディス
クの支持軸から離れる方向に傾斜されたので、該摩擦ロ
ーラに作用するスラスト荷重から該反対のディスク方向
に作用する分力を発生させることが出来る。
従って、上記スラスト荷重の分力により、上記反対のデ
ィスクと摩擦ローラとの間の抑圧力が減少されるのを補
足することが出来、摩擦ローラとディスク間の滑りを防
止して、トルクの伝達効率を著しく増大することが出来
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部拡大断面図、第2
図は第1図の■−■線断面図、第3図は本発明の一実施
例の全体構造を示す断面図である。 10・・・トロイダル式無段変速機、14・・・入力軸
(支持軸)、16・・・人力ディスク、18・・・出力
ディスク、20・・・摩擦ローラ、82・・・傾転軸、
86・・・ローラ支持部材、86a、88a・・・受圧
面、9・1・・・スラスト荷重受圧部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持軸の軸方向に相対回転可能に対向配置される
    入力ディスクおよび出力ディスクと、これら両ディスク
    の対向面間に圧接して摩擦接触する摩擦ローラと、 該摩擦ローラを傾転軸を介して回転自在に支持し、自身
    の回転軸部を中心として回動可能かつ該回転軸部の軸方
    向に移動可能なローラ支持部材と、該ローラ支持部材と
    上記摩擦ローラとの間に設けられ、該摩擦ローラのディ
    スク圧接反力によるスラスト方向の移動を阻止するスラ
    スト荷重受圧部と、を備えたトロイダル式無段変速機に
    おいて、上記スラスト荷重受圧部の受圧面を、上記入、
    出力ディスクのうち摩擦ローラに押圧力を発生させるデ
    ィスク側に対して反対のディスク側が上記支持軸から離
    れる方向に傾斜させたことを特徴とするトロイダル式無
    段変速機。
JP10513688A 1988-04-27 1988-04-27 トロイダル式無段変速機 Expired - Lifetime JP2679106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10513688A JP2679106B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 トロイダル式無段変速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10513688A JP2679106B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 トロイダル式無段変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01275951A true JPH01275951A (ja) 1989-11-06
JP2679106B2 JP2679106B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=14399337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10513688A Expired - Lifetime JP2679106B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 トロイダル式無段変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2679106B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5299987A (en) * 1993-04-08 1994-04-05 Exceleramatic Inc. Infinitely variable traction roller transmission
US5417620A (en) * 1992-12-16 1995-05-23 The Torax Company, Inc. Loading device for continuously variable transmission
US5599252A (en) * 1993-11-02 1997-02-04 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS488281Y1 (ja) * 1968-01-30 1973-03-03
JPS62177525A (ja) * 1986-01-23 1987-08-04 ジ−グフリ−ド フライゼ 眼鏡のための清浄化容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS488281Y1 (ja) * 1968-01-30 1973-03-03
JPS62177525A (ja) * 1986-01-23 1987-08-04 ジ−グフリ−ド フライゼ 眼鏡のための清浄化容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5417620A (en) * 1992-12-16 1995-05-23 The Torax Company, Inc. Loading device for continuously variable transmission
US5299987A (en) * 1993-04-08 1994-04-05 Exceleramatic Inc. Infinitely variable traction roller transmission
US5599252A (en) * 1993-11-02 1997-02-04 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JP2679106B2 (ja) 1997-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2715444B2 (ja) トロイダル式無段変速機
JPH03149442A (ja) 摩擦式無段変速機
JP2003028257A (ja) トロイダル型無段変速機及び無段変速装置
JP3956475B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH01234646A (ja) トロイダル無段変速機
JP2973747B2 (ja) 摩擦車式無段変速機
JPH01299358A (ja) トロイダル式無段変速機のローディングガム装置
JPH01275951A (ja) トロイダル式無段変速機
JP4196486B2 (ja) トロイダル形無段変速装置
JPH0478366A (ja) 摩擦車式無段変速機の変速制御装置
JP3856955B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH04366049A (ja) 摩擦車式無段変速機
JP2699687B2 (ja) 摩擦車式無段変速機の変速制御装置
JP3674264B2 (ja) 無段変速装置
JP4106797B2 (ja) トロイダル形無段変速装置
JP2001349404A (ja) 円錐摩擦伝動式無断変速機
US5803861A (en) Toroidal type continuously variable transmission
JP3603544B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP4284859B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH01216160A (ja) トロイダル無段変速機
JPS61103052A (ja) トロイダル形無段変速機の変速装置
JP4192398B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH06229452A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH09269040A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH01295069A (ja) トロイダル式無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 11