JPH01275322A - 丸太や棒などの材木を平行に揃える方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮亙ユ１ 本発明は、丸太や棒などの材木を次の過程へ向けて、平
行に揃える方法および装置に関する。この方法において
、材木は分類部に運ばれ、そこから搬出コンベヤへ横方
向に、かつほぼ平行に揃えられて運搬される。

背」Ｕえ死 製紙およびバルブ工場や製材所では、材木取扱いの様々
な工程において、材木を平行に揃えたり、積んだりする
必要がある。材木取扱いを自動化したり、材木の品質等
の多様な測定を行なうのに、材木を平行に揃える必要性
は、かなり高くなっている。また、良い機能の自動化と
は、不揃いの材木の数を最小限にすることを意味する。

従来の技術では、例えば上方に傾斜した傾斜路によって
形成された基礎上で運転するチェノエレベータが使用さ
れている。このチェノには歯または楔が取り付けられ、
これは、チェノとともに移動するにつれ、傾斜路に沿っ
て材木を上方に持ち上げる。一般にこの種の装置の問題
点は、その容量の小さい点にある。仮に運搬すべき材木
が詰まった場合、材木は直立したり、あるいは他のあら
ゆる可能な方向に向き、意図された平行な状態にはなら
ない６ 他の従来の材木エレベータでは、水平なリフト部材が内
部に設置され水平軸を中心として回転するドラムが使用
されている。この装置では、材木はドラムへ供給され、
ドラムはそれ自身の回転で材木を上方に運び、搬出コン
ベヤへ運搬する。この装置の欠点にも、丸太が詰まった
状態から発生する問題が含まれている。非常に多量の材
木がドラムに入った場合、材木は直立したり、他のあら
ゆる方向を向き、ドラム内は密に詰まってしまう、そこ
で詰まった材木を取り除くため、全体の装置を停止させ
、詰まった材木を鋸で除去するが、この場合チェノソー
を使用しなければならないほどである。

このように現在使われている方式の装置は、その操作の
機能と信頼性が不十分であることは明らかである。また
、取扱う材木の品質１例えばその長さ、太さ、形、温度
゛、弾力性、および比重がかなり変化することもその原
因の一部である。

さらに、材木の取扱量や、材木の必要容量はかなり大き
く変化する。このような装置は時に、毎時１０００〜２
００００本の範囲で材木を扱う規模を有する。

旦−一部 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、例えばバ
ルブ工場の工程において１次工程のために材木を揃える
ための、動作上信頼性のある効果的な方法を提供するこ
とを目的とする。

念」ＬΩ」Ｌ示 本発明の方法は、材木を分類部の速く動いている周面の
上に供給し、この周面ば遅（動いている周面に材木を押
し出し１両周面を通過中に材木を相互に平行に、両層面
の動（方向に対して横方向に揃え、さらに第２の周面か
ら平行に揃えたまま、次工程へ押し出すことを特徴とす
る。

本発明の好ましい実施例の方法において、材木が、装置
の側壁の開口部を通って分類部内の速く回転しているド
ラムのほぼ平坦な円筒周面へ縦方向に供給され、この周
面ば、歯や楔などの係上部材が取り付けられた回転の遅
いドラムの円筒周面に材木を運び、一部の材木が２つの
円筒周面の間にあるポケットに落ち、回転の遅いドラム
は落ちた一部の材木をポケットから引き上げ、円筒の回
転方向に対して横方向に材木を次工程へ運搬することを
特徴とする。

本発明の他の好ましい実施例の方法において、回転の遅
いドラムの回転速度を制御して、材木の流入量の変化に
自動的に合わせ、また、速い回転の供給ドラムに常時材
木の層が存在するように速度を速くしておくことを特徴
とする。これにより、材木は相互に揃い、材木を並べる
供給ドラムの能率も向上する。

さらに、本発明の方法では容量の増加に対しかなりの余
裕を持ち、簡単な機能で材木を平行に揃えることができ
るという利点がある。

本発明はまた、以上に述べた方法を実現する装置にも関
する。この装置は、支柱、支柱に取り付けられた両側壁
、および両側壁の間の端壁を備えた筺体部からなり、筺
体部にはさらに、駆動機構を有する材木の運搬部、およ
び駆動機構を有する材木運搬部への供給部が設置されて
いる。本発明の装置は、材木が入る方向において最初に
配置され、供給される木材の縦方向に対して横方向に動
く周面が設置されており、材木の移動方向において供給
部を通過した後、運搬部が配置され、該運搬部には、運
搬する材木の縦方向に対して横方向に動く周面が設けら
れ、外周面の移動速度は、供給部の周面の移動速度より
遅いことを特徴とする。

本発明の好ましい実施例の装置において、材木供給部は
、平坦またはほぼ平坦な周面を持つ、かなり速い速度で
回転するドラムであり、また運搬部は、周面の幅一杯に
設置された多数の直列した係止部材の列が取り付けられ
ている回転の遅いドラムであることを特徴とする。

本発明の好ましい実施例の装置において、供給部と運搬
部の間には、一部の材木が落ちるポケット様の空間があ
ることを特徴とする。

本発明の第３の好ましい実施例の装置において、供給部
の上部の側壁に、供給部に材木を供給する開口部が設置
され、反対側の側壁の対応する位置に材木の衝撃を受け
る補強板が設置されていることを特徴とする。

さらに他の有利な実施例の装置は、本装置の後部で供給
部の一部分に傾斜した誘導板が設置されていることを特
徴とする。

さらに他の実施例の装置は、供給部の直径が運搬部の直
径より小さく、供給部の周面の上部が運搬部の周面の上
部より低いことを特徴とする。

本発明の装置の利点は、容量の増加に良好に対応でき、
簡単な構造で、信頼性のある動作にある。

実ＪＵ性９」Ｌ男 次に添付図面を参照しながら、本発明を実施例を用いて
詳細に説明する。

本装置は例えば、コンベヤ、樹皮をはぐ部門への供給部
、樹皮をはぐ部門、コンベヤ、本発明の装置、コンベヤ
、そして次の処理部門というように、一連の完全な材木
取扱工程における別体装置の形をとってもよい。本装置
は適切な高さの支柱４に支えられ、これには、供給側の
前壁１と、それに向かい合う後壁２とが取り付けられ、
その両壁を後部の壁３が接続している。それらの壁は、
地上や床のほうにあちこち張り出さず、該装置の保守や
生じ得る故障の修理を容易にしている。前壁ｌの上部に
は、材木を本装置に供給する開口部１８が位置している
。材木”１７は、矢印Ａの方向から供給コンベヤ、例え
ばローラーコンベヤ（図示せず）によって誘導され、前
壁の開口部１８を通って、材木の縦の方向に、本装置に
供給される。ここにおいて、材木は、後壁に向かって投
入されるので、材木の当たる部分は補強板１３によって
補強されている。

前壁と後壁の間には、供給部材である回転ドラム５が位
置し、そのドラムの回転軸の片方の端は前壁に、反対側
の端は、後壁に取り付けられている。ここでドラムの回
転軸が、材木の供給方向を平行にする。ドラムの周面の
最上部は、前壁の開口部１８の下端とほぼ同じ高さにあ
る。ドラム５は、モータ１０によって駆動され、このモ
ータは後壁の背後にあって速度変換ギア１１によってド
ラム５と連結されている。供給部としてのドラム５の周
面は、常に平坦またはほぼ平坦であり、実際に係止部材
は必要ない。

本装置ではまた、ドラム５と平行にドラム６が回転可能
に支持され、これは、供給ドラム５よりもかなり大きな
直径を持ち、材木運搬部として機能する。ドラム６は、
ドラム５と同様に前壁と後壁の間に設置されており、ド
ラム５の材木供給方向に位置している。この運搬ドラム
の回転方向Ｃはドラム５の回転方向りと同じであるが１
回転速度はドラム５の速度よりかなり遅い。ドラム６の
駆動はモータ８で行なわれ、このモータは、後壁の背後
にあって減速ギア９で、ドラム６と連結されている。

ドラム６の周面１９には、ドラム６の円筒外壁に均等間
隔で真直な列に並べられたビン状の係止部材７が取り付
けられている。係止部材７は、ドラム６の搬出口に設置
された櫛状板１４の歯の間を通る必要があるので、各列
ごとにも同様に均一な間隔で並べられている。

ドラム５とドラム６の間の距離および配置は、それぞれ
のドラムが自由に異なる速度で回転し、両ドラムの間に
短期間一部の材木が落ちるＶ型のポケット状空間２１が
画成されるように十分選択されている。さらに、ドラム
５の上部の高さは、ドラム６の周面上部より低くなって
いる。櫛状板１４は、材木運搬方向に傾斜しており、そ
の配置は、ドラム６から運ばれてきた材木が、横方向に
誘導され、櫛状板に沿って矢印Ｂ方向に搬出コンベヤ１
５へ運ばれるように十分選択されている。

搬出コンベヤとしては、例えばベルトコンベヤでもよ（
、離れた運転機械から操作することができる。搬出コン
ベヤは、例えば枠体部１６を独自に持つ別体である。

図かられかるように材木の移動方向にドラム５の後方上
部の一部には、傾斜した誘導板１２が設置され、これは
ドラム６への材木の移動を補助し、ドラム５と後壁３の
間の空間に材木が一本も落ちないようにする機能を有す
る。

本発明の方法は、本装置の動作の説明から明らかであろ
う。材木１７は、矢印Ａの縦方向に開口部１８を通って
ドラム５の上に供給される。供給ドラム５は、高速で回
転し、材木を運搬ドラム６に渡す。これによって、飛ん
だり跳ね返ったりする材木をすべて下に誘導し、ドラム
６の周面１９へ平行に並べる。さらに、供給ドラム５は
、材木を両ドラム間のポケット２１に運び、これによっ
て−時的に容量が最大になる場合の十分な保留部を与え
ている。

材木の取り扱い許容量は、例えば、ドラム６の回転速度
の制御により調節できる。厳しく困難な状態では、材木
を運搬するドラム６の回転速度を制御して材木の流入量
の変動に自動的に合わせるようにし、供給ドラム５に常
時材木の層ができるように十分高い速度にする。これに
よって、供給ドラムの材木を揃える効率は、材木か平行
にかつ互いに隙間なく揃うので、さらに高いものとなる
。

当業者にとって、本発明が以上に述べた実施例のみに限
定されず、特許請求の範囲に記載の範囲内で変更できる
ことは明白である。例えば、供給部５と運搬部６は、ド
ラム形である必要はなく、短いチェンコンベヤあるいは
同様のものでもよい。また、コンベヤとドラムを組み合
わせてもよい。

本発明は、丸太や棒などの材木を次工程に向けて、平行
に揃える方法および装置に関し、この方法では、材木を
分類部へ縦方向に供給し、そこから横方向に、かつほぼ
平行に揃えて搬出コンベヤに運搬する。この方法におい
て、材木は１分類部の中で速（回転しているドラムの周
面へ供給され、この周面は、係止部材が取り付けられて
いる回転の遅いドラムの周面に材木を押し出す。材木は
１両ドラムの周面な通過中に、平行に、そして両ドラム
の周面の回転方向に対して直角に並べられる。後者の周
面から、材木は平行に並べられたまま、次工程へ押し出
される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、下部を部分的に切り抜き、材木の搬送方向か
ら見た本発明の装置の正面図、第２図は同装置の上面図
である。 主　　口　　の　　−の脱Ｂ ４１９．支柱 ５１．、供給ドラム ６３１．運搬ドラム ７１１．係止部材 １２、　、　、誘導板 １３、　、　、補強機 １４、　、　、櫛状板 ｔａ、　、　、開口部 １９、　、　、供給ドラムの周面 ２０、　、　、運搬ドラムの周面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、材木を分類手段に供給し、そこから横方向にかつほ
   ぼ平行に揃えて搬出コンベヤへ運搬する丸太や棒を次工
   程へ平行に揃える方法において、前記分類手段の速く動
   いている表面に材木を供給し、該表面は材木を遅い速度
   で動いている表面に押し出し、該両表面を通過中に両表
   面の運動方向に対して平行かつ直角に材木を並べ、後者
   の表面から材木を次工程へ平行に揃えて押し出すことを
   特徴とする丸太や棒などの材木を平行に揃える方法。 ２、請求項１に記載の方法において、前記分類手段の側
   壁の開口部を通して速く回転しているドラムの実質的に
   平坦な円筒周面の上に縦方向に材木を供給し、該速く回
   転するドラムは歯または楔などの係止部材が取り付けら
   れた遅い回転のドラムの円筒周面へ材木を押し出し、一
   部の材木は両円筒周面の間に画成されたポケットに落ち
   、前記遅い回転のドラムは該ポケットに落ちた材木を引
   き上げ、回転方向に対して横方向にして搬出コンベヤへ
   材木を次工程のために運搬することを特徴とする方法。 ３、請求項２に記載の方法において、前記遅く回転する
   ドラムの回転速度は、材木の流入量の変化に自動的に合
   わせて、前記速く回転する供給ドラムに材木の層が常に
   存在する程度に制御されることを特徴とする方法。 ４、請求項１に記載の方法を実施し、支柱、該支柱に取
   り付けられた側壁、および該側壁の間の端壁を備えた筺
   体部からなり、さらに該筺体部には、駆動機構を有し材
   木を運搬する運搬部、および該材木運搬部に材木を供給
   する駆動機構のある供給部が設置されている装置におい
   て、材木供給部は、材木が入る方向において最初に配置
   され、供給される木材の縦方向に対して横方向に動く周
   面が設置されており、材木の移動方向において供給部を
   通過した後、運搬部が配置され、該運搬部には、運搬す
   る材木の縦方向に対して横方向に動く周面が設けられ、
   該周面の移動速度は、供給部の周面の移動速度より遅い
   ことを特徴とする丸太や棒などの材木を平行に揃える装
   置。 ５、請求項４に記載の装置において、材木供給部は、周
   面が平坦またはほぼ平坦で回転速度が速いドラムであり
   、また運搬部は、周面の幅一杯に複数の真直な列に並べ
   られた係止部材をその周面に持つ、遅い回転のドラムで
   あることを特徴とする装置。 ６、請求項４または５に記載の装置において、供給部と
   運搬部の間に、一部の材木が落ちるポケット様の空間が
   あることを特徴とする装置。 ７、請求項４から６のいずれかに記載の装置において、
   供給部上部の該装置の前壁に、材木を該装置に供給する
   開口部が設置されており、また、後壁の同じ位置に材木
   の衝撃を受けるための補強板が設置されていることを特
   徴とする装置。 ８、請求項４から７のいずれかに記載の装置において、
   該装置の後部の、材木供給部上部の一部に、傾斜した誘
   導板が設置されていることを特徴とする装置。 ９、請求項４から８のいずれかに記載の装置において、
   供給部の直径は運搬部の直径より小さく、また、供給部
   の周面の上部は、運搬部の周面の上部より低い位置にあ
   ることを特徴とする装置。