JPH01262377A - 高圧シール - Google Patents

高圧シール

Info

Publication number
JPH01262377A
JPH01262377A JP63089542A JP8954288A JPH01262377A JP H01262377 A JPH01262377 A JP H01262377A JP 63089542 A JP63089542 A JP 63089542A JP 8954288 A JP8954288 A JP 8954288A JP H01262377 A JPH01262377 A JP H01262377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
seal
pressure
elastic seal
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63089542A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Nakanishi
中西 利和
Akira Shibata
柴田 公
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP63089542A priority Critical patent/JPH01262377A/ja
Publication of JPH01262377A publication Critical patent/JPH01262377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は高圧シールに係わり、特に数千Kg/cm2に
も及ぶ超高圧流体を生じせしめる高圧水ポンプ等の高圧
シールの使用に好適な高圧シールに関する。
[従来の技術] 従来、一般的に流体をシールする手段としては。
セルフシール形のシールと、グランドパツキン形のシー
ルとがある。前者セルフシール形のシールには主にU形
又は■形(第5図)のリップパツキンが使用されており
、このリップを押し潰すことにより初期締め付は力を得
、更に流体圧が加わることによりシール面への接触圧が
生じ高圧流体を封止するものである(例えば、実公昭6
0−40938参照)。一方後者グランドパツキン形の
シールは低圧側からパツキンを圧縮することによりシー
ル面への接触圧を得ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のシールでは耐高圧性及
び耐寿命性の点に問題がある。これを次に詳しく説明す
ると、セルフシール形のリップパツキンの場合、リップ
部でシールが行われているが、水を用いた場合、潤滑膜
が切れ易いため早期にリップ部が摩耗してしまい、その
結果シール面への接触圧が得られな゛くなフて漏れが生
じてしまう欠点があった。また比較的柔らかい材質をシ
ール材に用いているため、高圧になると間隙が生じ。
ここからシールがはみだしてしまう等の不都合もあった
。一方グランドパツキン形の場合、可能シール圧力が締
め付は力に比例するため数千kg/cm2の高圧ともな
ると、大きな締め付はトルクが必要となり、実際上シー
ルすることが困難であるという不都合があった。
本発明は上記従来の問題点に着目し、耐高圧性及び耐寿
命性のある高圧シールを提供することを目的とする。
[!!!題を解決するための手段] 上記目的を達成するために1本発明に係わる高圧シール
を第1図に基づいて説明すると、シリンダ1内で往復運
動を行って高圧流体を発生させるプランジャー7の外接
シールリングにおいて、前記シリンダとプランジャーと
の間に設けられた前記外接シールリングの外周部を固設
するための空間と2円筒リング2と、この円筒リング2
に支持されて断面形状が略楔形の弾性シールリング3゜
前記略楔形弾性シールリングの 両楔面13,14を挟
持する2個の弾性シールリング4a、4b及び前記弾性
シールリング4a、4bに背設する支持リング5からな
るプランジャーの外接シールリングと、前記支持リング
5に背接し、かつ、前記プランジャーの外接シールリン
グに緊迫力を与える調整リング6とを具備し、この調整
リング6の調整によりプランジャーの外接シールリング
をシリンダとプランジャーとに圧接し高圧流体をシール
するように構成した。
[作用] 上記構成によれば、特にリップを設けることなく、外接
シールリングとシリンダ及びプランジャーとのシール面
の初期接触圧は、調整リングの調整を介して略楔形弾性
シールリングを圧縮することにより、この圧縮力が該楔
形弾性シールリングの両楔面を介して2個の弾性シール
リングに作用して得られる。この2個、換言すれば二分
割の弾性シールリングのシール面が摺動摩耗して生じた
接触圧の減少に基づくシール効果の低下に対しては、前
記調整リングを再調整することによりシール効果を回復
させる作用がある。
[実施例] 以下本発明に係わる実施例につき図面を参照して説明す
る。第1図は実施例の全体を示す図、第2図は第1図の
P部拡大図、第3図は本実施例の効果を示す図である。
また第5図は前記本実施例の効果と比較するための従来
の高圧シールの効果を示す図である。第1図と第2図と
において、金属製の円筒リング2がシリンダ1の高圧側
に備えられた金属スペーサ8の面11に装着されている
次に外接シールリングについて述べる。前記金属円筒リ
ング2の他方の面12には、ゴム製であって、かつ、断
面形状が略楔形の弾性シールリング3が装着されている
。この略楔形弾性シールリング3の楔面13と14とに
は、断面形状が略台形の弾性シールリング4aと4bと
が前記略楔形弾性シールリング3を挟持するように配置
されている。そしてこれら弾性シールリング4aと4b
とは、低圧側面15で樹脂製の支持リング5に密着する
と共に、4aの弾性シールリングはシリンダ】と接して
シール面10をなし、一方4bの弾性シールリングはブ
ランヤ−7と接してシール面20をなしている。以上の
通り、外接シールリングは、楔形弾性シールリング3と
、2種の略台形弾性シールリング4aと4bと、支持リ
ング5とからなるものである。そして前記支持リング5
については、更に金属製の調整リング6により同図右方
の低圧側面16から支持されるものである。以上のとう
り9円筒リング2と、外接シールリングと、調整リング
6とがシリンダ1とプランジャーとの間に設けられた空
間に固設された構成の高圧シールである。
この高圧シールの組込みは、調整リング6により支持リ
ング5を介して弾性シールリング4aと4b及び略楔形
弾性シールリング3を圧縮することにより行う、この時
、楔作用が生じ弾性シールリング4aと4bとは、それ
ぞれのシール面10と20とに押し付けられて初期接触
圧を得ることができる。更に、流体圧が空隙A室とB室
とに加わることにより略楔形弾性シールリング3はさら
に圧縮されて弾性シールリング4aと4bとに圧縮力を
伝え、より効率的なシール面10と20とを形成する。
ここで支持リング5は2弾性シールリング4aと4bよ
りも、より高い降伏強度を備えているため、高圧発生時
における弾性シールリング4aと4bとのはみ出しを防
止することができる。長時間の作動により9弾性シール
リング4aと4bとのシール面が摩耗し初期接触圧が得
られなくなると漏れを生じるが、その時には調整リング
6に設けられたナツト部を回して増し締めすることによ
り元の接触圧を回復してシール効果は回復する。
次に2本実施例と従来の高圧シールとの実測効果の比較
を述べると2本発明の高圧シールは、第3図に示すとう
り、シールからの高圧流体の漏れ量の増加に対し、調整
リング6の増し締めは、シール面10と20との接触圧
の回復に有効に作用していることがわかる。この結果、
500時間を越えてもシール効果を持続している。これ
に対し。
従来の構成のセルフシール形の■形すップパツキンは、
第5図に示すとうり、 3000 kg/cm2のよう
な高圧下においては早期にシール効果を失い。
また増し締めを行ってもごく短時間でシール効果を失っ
てしまうことがわかる。本比較から分かるように2本実
施例において9本発明の゛高圧シールは従来の高圧シー
ルよりも少なくとも10倍の寿命延長の効果を持ってい
ることが明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように9本発明によれば、従来のシールに
おける耐高圧性及び耐寿命性の不足を解決することがで
きる。実施例の実測結果データに見られるとうり9本発
明の高圧シールは、従来のシールに比較しほぼ10倍の
耐寿命性がある。すなわち、耐高圧性にも優れているこ
とを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる実施例を示す図、第2図は第1
図のP部詳細図、第3図は実施例の実測効果を示すグラ
フ図、第4図は従来のセルフシール形のV形すップパツ
キンの主要部を示す図、第5図は従来のセルフシール形
のV形すップパツキンの実測効果を示すグラフ図である
。 1・・・シリンダ    2・・・円筒リング3・・・
略楔形弾性シールリング 4a、4b・・・弾性シールリング 5・・・支持リング   6・・・調整リング7・・・
プランジャー  8・・・スペーサ10・・・シリンダ
シール面 20・・・プランジャーシール面 13.14・・・楔面 特許出願人  株式会社小松製作所 代理人 (弁理士)岡 1)和 喜 第1図 第2図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダ1内で往復運動を行って高圧流体を発生させる
    プランジャー7の外接シールリングにおいて、前記シリ
    ンダとプランジャーとの間に設けられた前記外接シール
    リングの外周部を固設するための空間と、円筒リング2
    と、この円筒リング2に支持され、断面形状が略楔形の
    弾性シールリング3、前記略楔形弾性シールリングの両
    楔面13、14を挟持する2個の弾性シールリング4a
    、4b及び前記弾性シールリング4a、4bに背設する
    支持リング5からなるプランジャーの前記外接シールリ
    ングと、前記支持リング5に背接し、かつ、前記外接シ
    ールリングに緊迫力を与える調整リング6とを具備し、
    この調整リング6の調整によりプランジャーの外接シー
    ルリングをシリンダとプランジャーとに圧接し高圧流体
    をシールすることを特徴とする高圧シール。
JP63089542A 1988-04-12 1988-04-12 高圧シール Pending JPH01262377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63089542A JPH01262377A (ja) 1988-04-12 1988-04-12 高圧シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63089542A JPH01262377A (ja) 1988-04-12 1988-04-12 高圧シール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01262377A true JPH01262377A (ja) 1989-10-19

Family

ID=13973703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63089542A Pending JPH01262377A (ja) 1988-04-12 1988-04-12 高圧シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01262377A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291482A (ja) * 1988-10-11 1990-12-03 Sr Charles Loegel フィードポンプ
JP2007247698A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nok Corp バックアップリング
WO2008069254A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 Sakuo Tanaka ピストンポンプの可動シール部液漏れ防止装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291482A (ja) * 1988-10-11 1990-12-03 Sr Charles Loegel フィードポンプ
JP2007247698A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Nok Corp バックアップリング
WO2008069254A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 Sakuo Tanaka ピストンポンプの可動シール部液漏れ防止装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6910692B2 (en) Composite elastomeric seal for sealing fluid lines
JPH0726684B2 (ja) シ−ルバツクアツプリングアセンブリ及びエラストマー強化シールアッセンブリ
US6814358B2 (en) Sealing array
US3351350A (en) High pressure rod seal
US20100200791A1 (en) Valve Having High Pressure and Low Pressure Seals
US8720906B2 (en) Gasket assembly having isolated compression limiting device
US2568414A (en) Pipe joint
US4053163A (en) Seal construction
KR850001387A (ko) 밸브 스템 패킹 어셈블리(Valve Stem Packing Assembly)
US5975540A (en) Gasket with compressible sealing section and hard pressure affecting section
US3572735A (en) Captive plastic seal
US8282106B1 (en) Gland packing
US2427789A (en) High-pressure seal
US3608913A (en) Gland for piston-cylinder assembly and the like
JP4636281B2 (ja) 密封装置
CN107504186A (zh) 一种自适应变压工况型组装式橡胶密封结构
JPH0472104B2 (ja)
JPH01262377A (ja) 高圧シール
IL47548A (en) Choking unit
CN106885073A (zh) 胀缩管道连接结构
US2709630A (en) Piston ring
RU2153115C2 (ru) Клиновая задвижка с самоустанавливающимися седлами
US20070045969A1 (en) Face seal
JPH01315678A (ja) 高圧シール
CN207333707U (zh) 一种自适应变压工况型组装式橡胶密封结构