JPH0126198Y2 - - Google Patents

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JPH0126198Y2
JPH0126198Y2 JP2215683U JP2215683U JPH0126198Y2 JP H0126198 Y2 JPH0126198 Y2 JP H0126198Y2 JP 2215683 U JP2215683 U JP 2215683U JP 2215683 U JP2215683 U JP 2215683U JP H0126198 Y2 JPH0126198 Y2 JP H0126198Y2
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JP
Japan
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mower
transmission case
bevel gear
axle
vertical shaft
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JP2215683U
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JPS59127418U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、伝動ケースの下端に横架した車軸
と、その伝動ケース内の縦軸とを、ベベルギアー
により連動させた歩行型移動農機のモーア取付構
造の関する。
従来、上記歩行型移動農機において、モーア取
付構造を構成するに、第5図に示すように、伝動
ケース2上部の下面からモーア駆動用動力取出軸
28を、車軸1への動力伝達用縦軸16とは位置
をズラせた状態で突設し、モーア8本体に一体形
成の縦向き伝動ケース部分23′に内装した入力
用縦軸21′を動力取出軸28に連動連結する状
態で、その縦向き伝動ケース部分23′を介して
モーア8本体を本機側伝動ケース2に連結してい
たのであるが、本機側伝動ケース2内において車
軸1系とモーア8系との動力分岐構造を備えるた
めに、伝動構造が複雑になると共に、伝動ケース
2が大型化し、又、モーア8に長尺の縦向き伝動
ケース部分23′を備えるために、モーア8自身
も複雑かつ大型化し、機体重量が重くなつて操作
性が低下すると共に、製作面並びに製作コスト面
において不利となる問題があつた。
本考案の目的は、上述実情に鑑みて、モーア取
付構造に対する合理的な改良により、本機側伝動
ケース、並びに、モーア共に、伝動構造を簡略化
し、かつ、軽小化すると共に、モーア作業時の安
全性をも向上する点にある。
本考案のモーア取付構造の特徴構成は、冒記歩
行型移動農機において、前記伝動ケースの下端側
にモーアを着脱自在に取付け、前記車軸のベベル
ギアーに、前記モーアの回転刃取付用縦軸のベベ
ルギアーを咬合させてあることにあり、その作
用、効果はは次の通りである。
つまり、車軸と縦軸とを連動するベベルギアー
が本機側伝動ケースの下端部に備えられているこ
とに着目し、その車軸用ベベルギアーに、モーア
の回転刃取付用縦軸のベベルギアーを咬合させ
て、車軸用ベベルギアーをモーアへの動力分岐用
ギアーとして兼用利用する状態で、モーアを本機
側伝動ケースの下端部に取付けたことにより、伝
動ケース内におけるモーアへの動力分岐専用構造
を省くことができて、伝動構造を大巾に簡略化で
きると共に、伝動ケース自体も大巾に軽小化する
ことができ、しかも、本機側伝動ケースの縦向き
部分をモーアの連結構造に兼用利用することとな
るから、モーアの縦向き伝動ケース部分をも省く
ことができて、モーアの伝動構造並びに本体構成
も大巾に簡略化かつ軽小化し得るに至つた。
その上、本機側伝動ケースの下端部にモーアを
取付けたことにより、モーアが左右車輪の間に位
置することとなつて、モーアを車輪に対して前後
に位置をズラせた状態でしか配置し得ない従来構
成のものに比してモーア作業時の安全性を可及的
に向上し得るに至り、全体として、軽量かつコン
パクトで操作性に優れ、しかも安全性にも優れた
歩行型移動農機を、製作面、及び経済面において
も極めて有利に提供し得るに至つた。
次に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述す
る。
第1図に示すように、下端部に左右に突出する
車軸1を支承した伝動ケース2の上端にエンジン
3を直結し、その伝動ケース2の後部に、抵抗棒
取付用ヒツチ5、及び、後方延出ハンドル6を取
付けると共に、車軸1に連設する状態で左右一対
の車輪7を、耕耘用ロータ車輪との取換可能に取
付け、かつ、伝動ケース2の下端部にモーア8を
装備し、所謂歩行型管理機を構成してある。
前記伝動ケース2内における伝動構造を構成す
るに、第2図及び第3図に示すように、エンジン
出力軸9の下端部に一体形成した小径サンギアー
10に対して常時咬合する3個の大径遊星ギアー
11を、伝動ケース2に対してそれに付設の4個
のボールデイテント12により摩擦固定されたド
ーナツ型プレート13に自転遊転自在に支承する
と共に、プレート13の下方において前記小径サ
ンギアー10と同芯状に配置した受動側大径サン
ギアー14に、各大径遊星ギアー11と夫々一体
回転する3個の小径遊星ギアー15を常時咬合さ
せ、もつて、エンジン出力軸9と受動側大径サン
ギアー14との間で2段減速を行なうように構成
すると共に、それら遊星ギアー式減速機構の伝動
下手側においてボールデイテント12による摩擦
保持力に打勝つ過負荷状態が生じた場合には、プ
レート13の伝動ケース2に対する固定を自動解
除して、各遊星ギアー11,15をプレート13
と共に公転動作させ、動力伝達を自動解除するよ
うに構成してある。
そして、エンジン出力軸9並びに各サンギアー
10,14に対して同芯状に配置した受動側縦軸
16と、前記受動側大径サンギアー14とを、断
続操作自在なボール係合式クラツチ17を介して
連動連結すると共に、前記車軸1と縦軸16と
を、伝動ケース2内の下端部においてベベルギア
機構18により連動してある。
前記ボールデイテント12によるプレート13
の摩擦保持構造について更に詳述すると、ボール
デイテント12のボール12aに対する係合溝1
9をプレート13の外周縁に形成するに、平面視
において、ボール12aとの係止によりプレート
13の回転を阻止するように作用する側の係合溝
19内面を、プレート13の外周方向に対して略
直交する急角度面19aに形成すると共に、反対
側の係合溝19内面をプレート13の外周方向に
沿う状態の緩傾斜面19bに形成し、もつて、プ
レート13の固定機能を確実にしながらも、係合
溝19から離脱したボール12aを、プレート1
3の回転に伴なう前記緩傾斜面19bの案内作用
で確実に係合溝19内に復帰させるように構成し
てある。
前記モーア8の取付構造を構成するに、モーア
8の回転刃20を取付けた短尺縦軸21の上端部
に、ベベルギア22を取付け、その縦軸21の上
下中間部を支承する筒状ケース23に、前記回転
刃20の上部を覆う保護ケース24を取付けて、
モーア8を構成すると共に、前記車軸1に対する
ベベルギアー機構18のうち車軸1に取付けたベ
ベルギアー18aに、モーア8側のベベルギアー
22を咬合させる状態で、前記筒状ケース23の
上端部を伝動ケース2の下端部にボルト25連結
し、もつて、車軸1に取付けたベベルギアー18
aをモーア8に対する動力分岐用ギアーに兼用利
用した状態で、かつ、伝動ケース2の縦向き部分
をモーア8の連結支持フレームに兼用利用した状
態で、モーア8を、コンパクトに、かつ、左右両
車輪7の間に配置してモーア作業時の安全性高く
装備できるように構成してある。
又、第4図に示すように、車輪7に代えて耕耘
ロータ車輪26を車軸1に取付け耕耘作業を行な
う場合等には、モーア8を伝動ケース2から取り
外し、伝動ケース2下端部の開口を塞さぐ蓋27
を、モーア8を取付けるためのボルト孔25aを
利用して伝動ケース2にボルト連結するように構
成してある。
尚、伝動ケース2における具体的伝動構造は、
種々の改良が可能であり、また、モーア8側ベベ
ルギアー22を車軸1に取付けたベベルギアー1
8aに咬合させた状態でのモーア8の伝動ケース
2に対する具体的連結構造も種々の改良が可能で
ある。
本考案は、管理機がトラクター等、モーア装備
可能な各種型式の歩行型移動農機を対象とするも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型移動農機のモーア取
付構造の実施例を示し、第1図は全体側面図、第
2図は伝動構造を示す縦断面図、第3図は第2図
における−線断面図、第4図はモーア取外し
状態を示す一部破断拡大図、第5図は従来構造を
示す全体側面図である。 1……車軸、2……伝動ケース、8……モー
ア、16……縦軸、18a……ベベルギアー、2
0……回転刃、21……回転刃取付用縦軸、22
……ベベルギアー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動ケース2の下端に横架した車軸1と、その
    伝動ケース2内の縦軸16とを、ベベルギアー1
    8aにより連動させた歩行型移動農機において、
    前記伝動ケース2の下端側にモーア8を着脱自在
    に取付け、前記車軸1のベベルギアー18aに、
    前記モーア8の回転刃20取付用縦軸21のベベ
    ルギアー22を咬合させてある歩行型移動農機の
    モーア取付構造。
JP2215683U 1983-02-16 1983-02-16 歩行型移動農機のモ−ア取付構造 Granted JPS59127418U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215683U JPS59127418U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 歩行型移動農機のモ−ア取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215683U JPS59127418U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 歩行型移動農機のモ−ア取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127418U JPS59127418U (ja) 1984-08-28
JPH0126198Y2 true JPH0126198Y2 (ja) 1989-08-04

Family

ID=30153263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2215683U Granted JPS59127418U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 歩行型移動農機のモ−ア取付構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS59127418U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59127418U (ja) 1984-08-28

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