JPS6219451Y2 - - Google Patents

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JPS6219451Y2
JPS6219451Y2 JP1981089368U JP8936881U JPS6219451Y2 JP S6219451 Y2 JPS6219451 Y2 JP S6219451Y2 JP 1981089368 U JP1981089368 U JP 1981089368U JP 8936881 U JP8936881 U JP 8936881U JP S6219451 Y2 JPS6219451 Y2 JP S6219451Y2
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engine
shaft
pto shaft
driven shaft
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JP1981089368U
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JPS57200434U (ja
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクターのうち、特に小形の芝
生管理用又は果樹園管理用の小形特殊トラクター
に関する考案である。
(ロ) 従来技術 果樹園や芝生地帯の管理用トラクターは、傾斜
地での走行作業が多いので低床で傾斜に対して安
定性のあることが要求され、又、除草や伸びすぎ
た芝生の刈入れが目的であるので、ロータリーモ
アーやレシプロモアー及びロータリー耕耘装置等
をリアPTO軸やフロントPTO軸により駆動可能
とすることが必要である。
又、果樹園や芝生にて作業する為には軽量であ
る必要があり、クラツチハウジングや大形のミツ
シヨンケースは重量を増加させるので使用できな
いのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はこのような特殊小形農用トラクターの
PTO軸の駆動装置を、簡潔にかつ動力を無駄な
く伝えるべく構成したものである。
即ち、PTO軸はミツシヨンケース内を通過さ
せず、エンジンから直接にベルト介して動力伝達
すべく構成し、軽量化を図つている。
又、機体前輪にロータリーモアー等を取付けた
場合にこのロータリーモアーの高さ調節や、回転
の断接に注意を払う必要があるので、運転席をで
きるだけ低くし、前方へロータリーモアを配置す
る為にエンジン1を後方に配置して運転席を前方
に配置したものである。
そして後方のエンジンから、フロントPTO軸
とリアPTO軸に簡潔に動力伝達を可能としたも
のである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
機体の後部にエンジン1を配置し、該エンジン
1の下方に従動軸6を前後に配置し、エンジン1
よりVベルトにて該従動軸6に動力伝達し、該従
動軸6は機体後端まで突出してリアPTO軸に兼
用し、機体前部に偏心して配置したミツシヨンケ
ース3より、長さの異なるフロントアクスルケー
ス14・14を左右の前輪4・4へ突出し、該長
い方のフロントアクスルケース14上に、軸受装
置16を配置してフロントPTO軸7を枢支し、
該フロントPTO軸7の後端と前記従動軸6とを
ジヨイント9a・9bで連結したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明すると。
第1図は本考案の小形特殊トラクターの全体側
面図、第2図は同じく前面図である。
シヤシーフレーム2を前輪4・4のフロントア
クスルケース14・14上に載置し、シヤシーフ
レームの後部よりリアアクスルを枢支するセンタ
ーピン枢支板24を突出している。
フロントアクスルケース14・14はミツシヨ
ンケース3の側面より両側方に突出されている
が、ミツシヨンケース3自体が機体中央にはなく
偏心した位置に配置されている。
そして長い方のフロントアクスルケース14上
にフロントPTO軸7の軸受装置16が配置され
ている。ミツシヨンケース3より運転室22内の
操縦者の横に変速レバー26が突出している。
機体前方へロータリーモアーやロータリー耕耘
装置等を装着する作業機装着装置25が突設され
ている。
運転室22は機体の前方に設けられ、後部がエ
ンジン室23となつており、該エンジン室23内
にエンジン1が配置されている。
エンジン1はエンジンフレーム17上に固定さ
れており、エンジンフレーム17とシヤシーフレ
ーム2との間に弾性材より成る緩衝材12・1
2・12・12が介装されている。5・5は後輪
であり、ステアリングハンドルにより操向可能に
構成されている。
エンジンのクランク軸27の前部突出部上にプ
ーリー10と20が架装されており、プーリー1
0より従動軸6のプーリー13へVベルトが巻回
されている。該Vベルトにベルトテンシヨンプー
リー11より成るベルトテンシヨンクラツチ装置
が設けられている。もう一つのプーリー20にて
ミツシヨンケース3へ動力が伝えられる。
従動軸6はエンジン1の下方でシヤシーフレー
ム2の間に配置され、エンジンフレームの一部V
字形部17aに設けられたダブルベアリング15
a・15bの軸受15により支持されている。
プーリー21により、後方からも動力取出しが
可能であり、該従動軸6はリアPTO軸も兼ねて
いるのである。
エンジン1が緩衝材12・12・12・12上
で上下揺動するので、従動軸6もそれにつれて揺
動する。故にジヨイント9a・9bと中間軸8に
より揺動可能に構成して、前方のフロントPTO
軸7に連結されている。
第3図はミツシヨンケース3と軸受装置16部
を示す斜視図、第4図はエンジン1近辺の斜視
図、第5図はエンジン1の前面図、第6図はエン
ジンフレーム17の斜視図、第7図は軸受装置1
6の斜視図、第8図は同じく後面図、第9図は側
面断面図である。
ミツシヨンケース3へは入力軸部18よりエン
ジン1から動力が伝えられる。軸受装置16はフ
ロントアクスルケース14のうち長い方のフロン
トアクスルケース14上に載置されている。フロ
ントアクスルケース14より前車軸14a・14
aが突出している。
エンジンフレーム17はV字形部17aにて左
右を連結されており、そのV形の底部に軸受15
がダブルベアリング15a・15bにて構成され
ている。
フロントPTO軸7の軸受装置16もダブルベ
アリング16a・16bに構成されており、該2
個のベアリングでフロントPTO軸7を支えてい
る。フロントPTO軸7と従動軸6の間をジヨイ
ント9a・9bと中間軸8により、上下揺動可能
に連結している。
フロントPTO軸7の先端のシヤシーフレーム
2内にPTOプーリー29が固設されている。該
PTOプーリーより、作業機装着装置25に装着
した作業機へ動力を伝える。
運転席22は帽子の形状に構成されており先端
の枢支部30を中心に回動することにより開閉す
ることができる。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、エンジン1を後部に配置することによ
り座席を低くすることができ、またエンジン1の
下部を通過して従動軸6を配置し、これをリア
PTO軸に兼用することができ、傾斜地でも安定
した重心位置を持ちトラクターでありながら、前
後のどちらの作業機にも動力を伝達可能なトラク
ターに構成することができたものである。
第2に、ミツシヨンケース3を進行方向左側に
偏心して配置し、長さの異なるフロントアクスル
ケース14・14を設け、該長い方のフロントア
クスルケース14の上に、フロントPTO軸7の
軸受装置16を設けたので、フロントPTO軸7
の支持をフロントアクスルケース14にて兼用す
ることができたのである。
第3に、エンジン1の動力をベルトとジヨイン
ト9a・9bにより、フロントPTO軸7に直接
に伝達することが出来たので、従来の如くミツシ
ヨンケース内をPTO伝動系統を通過させる必要
がなく、機構が簡潔となり、ミツシヨンケースを
小形にし軽量に構成できたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件考案の小形特殊農用トラクターの
全体側面図、第2図は同じく前面図、第3図はミ
ツシヨンケース3と軸受16部を示す斜視図、第
4図はエンジン1近辺の斜視図、第5図はエンジ
ン1の前面図、第6図はエンジンフレーム17の
斜視図、第7図は軸受16の斜視図、第8図は同
じく後面図、第9図は側面断面図である。 1……エンジン、3……ミツシヨンケース、4
……前輪、6……従動軸、7……フロントPTO
軸、9……ジヨイント、11……テンシヨンプー
リー、14……フロントアクスルケース、16…
…軸受装置、17……エンジンフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体の後部にエンジン1を配置し、該エンジン
    1の下方に従動軸6を前後に配置し、エンジン1
    よりVベルトにて該従動軸6に動力伝達し、該従
    動軸6は機体後端まで突出してリアPTO軸に兼
    用し、機体前部に偏心して配置したミツシヨンケ
    ース3より、長さの異なるフロントアクスルケー
    ス14・14を左右の前輪4・4へ突出し、該長
    い方のフロントアクスルケース14上に、軸受装
    置16を配置してフロントPTO軸7を枢支し、
    該フロントPTO軸7の後端と前記従動軸6とを
    ジヨイント9a・9bで連結したことを特徴とす
    る農用トラクターの伝動装置。
JP1981089368U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS6219451Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981089368U JPS6219451Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

Applications Claiming Priority (1)

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JP1981089368U JPS6219451Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57200434U JPS57200434U (ja) 1982-12-20
JPS6219451Y2 true JPS6219451Y2 (ja) 1987-05-19

Family

ID=29884514

Family Applications (1)

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JP1981089368U Expired JPS6219451Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332009Y2 (ja) * 1985-07-30 1988-08-26
JPS61285127A (ja) * 1985-06-12 1986-12-15 Kamizaki Kokyu Koki Seisakusho Kk 走行作業車の動力伝達装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339925B2 (ja) * 1974-10-14 1978-10-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640576Y2 (ja) * 1976-09-09 1981-09-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5339925B2 (ja) * 1974-10-14 1978-10-24

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JPS57200434U (ja) 1982-12-20

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