JPH01239016A - 特に亜鉛と相容性の歯磨組成物用シリカ - Google Patents

特に亜鉛と相容性の歯磨組成物用シリカ

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JPH01239016A
JPH01239016A JP63277544A JP27754488A JPH01239016A JP H01239016 A JPH01239016 A JP H01239016A JP 63277544 A JP63277544 A JP 63277544A JP 27754488 A JP27754488 A JP 27754488A JP H01239016 A JPH01239016 A JP H01239016A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、歯磨組成物に特に有用なシリカ、その製造法
及びこのシリカを含有する歯磨組成物に関する。
[従来の技術とその問題点] シリカが歯磨組成物の製造によく使用されることが知ら
れている。これはさらにいくつかの役割を果すことがで
きる。
まず、シリカは、その機能的作用によって歯苔の除去を
助ける研磨材として働く。
また、シリカは、歯磨に所定のレオロジー特性を与える
ための増粘剤の役割及び所望の着色を与えるための光学
添加剤の役割を果すことができる。
さらに、歯磨は、特に崩壊を予防するため、そして歯苔
の生成又は歯への歯石の付着を減少させるための各種の
添加剤を含有することが知られている。これらの添加剤
としては、特に亜鉛があげられる。また、ふっ素化物、
りん酸塩、ピロりん酸塩、ポリりん酸塩、ポリホスホン
酸塩のようなその他の成分も使用される。また、歯磨処
方物は芳香剤、香料なども含有することができる。
歯磨内でのこれら添加剤の存在は、それらとシリカとの
相容性の問題を生じさせる。事実、このシリカは、特に
その吸収能のためにこれらの添加剤と反応しがちであり
、したがってこれらの添加剤は前記の治療効果を発揮さ
せるためにはもはや使用し得ないものとなる。
[発明が解決しようとする課題] したがって、本発明の目的は、前記したような添加剤、
特に亜鉛と相容性であり、したがって歯磨処方物に完全
に使用することができるシリカを見出すことである。
本発明の他の目的は、このよつな相容性のシリカの製造
を可能にする方法を提供することである。
ところで、本発明者は、求められている相容性か用いた
シリカの表面化学特性に本質的に依存することに気付い
た。しかして、シリカがどんなに相容性であろうともシ
リカの表面についていくつかの条件を定めろことができ
た。
[課題を解決するための手段] このため、歯磨組成物に特に使用することができる本発
明のシリカは、OHの数が1 nm2当りの○■」数で
表わして多くとも15であり、ゼロ電荷点(PZC)が
3〜6.5であり、そして亜鉛との相容性が少なくとも
50%であるような表面化学特性を示すことを特徴とす
る。
さらに、本発明に従うシリカの製造法は、けい酸塩と酸
との反応によってシリカの懸濁液又はゲルを得、そのシ
リカを分離し乾燥することからなるタイプの方法であっ
て、前記懸濁液からシリカを分離した後・、生じたフィ
ルターケークの水による第一洗浄を行い、次いで酸性溶
液による第二洗浄又は処理を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記のようなシリカ又は上記した製造
法によって製造されるシリカを含有することを特徴とす
る歯磨組成物に関する。
本発明のその他の特徴及び利点は、以下の説明及び実施
例の記載から明らかとなろう。
前述したように、本発明のシリカの必須の特徴は、その
表面化学特性にある。さらに詳しくいえば、この表面化
学特性において考慮すべき観点の一つは酸性度である。
このために本発明のシリカの特徴の一つは表面の酸性部
位の数である。
この数はlnm2当りのOH基、即ちシラノール基の数
として測定される。実際には、この測定は次のように行
われる。
表面のOH部位の数は、190’C〜900℃の間で放
出される水の量と同一視される。
まず、シリカの試験片を105°Cで2時間予備乾燥す
る。
重ffi p oのシリカを熱天秤に入れ、190℃に
2時間もたらす。このP190を得られた重量とする。
次いで、このシリカを900°Cに2時間もたらす。こ
のP2O3を得られた新たな重量とする。
01(部位の数は次式 %式% ] (ここで、NOHは表面積lnm2当りのOH部位の数
であり、 Aはm2/gで表わされる固体の比表面積(BET)で
ある) で表わされる。
この場合に、本発明のシリカは、lnm2当り多くとも
15のOH数を示す。本発明の好ましい態様によれば、
このOH数は多くとも12、特に3〜12の間である。
他方、表面のp Hも本発明のシリカの特性である。こ
れは、ゼロ電荷点PZCによって決定される。
このセロ電荷点PzCは、媒体のイオン濃度かどんなで
あろうとも、固体表面の電荷がゼロであるシリカの懸濁
液のpHによって定義される。このPzCは、表面がイ
オン型の全ての不純物を含まない限りにおいてその表面
の真のpHな与える。
電荷は電位差測定により決定される。この方法の原理は
、所与のp Hでシリカの表面−Fに吸着され又は脱着
されたプロトンの全収支に基いている。
操作の全収支を説明する方程式から、表面の電荷Cは、
ゼロの表面電荷に相当する参照物質と比較して、次式 (ここで、Aはm2/gで表わした固体の比表面積を表
わし、 Mはgで表わしたFJ il液中の固体の量であり、F
はファラデ一定数であり、 ′ H又はO”’Hは固体上のそれぞれHo又はOH−
イオンの過剰量の単位表面積当りの変動を表わす) によって与えられることを証明することは容易である。
PzCの実験的な測定は下記のように行われる。
ベルブ及びドブリュアン氏によりジャーナル・オブ・コ
ロイド・アンド・インターフェース・サイエンス(J、
Co11oid Interface Sc、) 19
68.27.305に記載された方法を使用する。
シリカを高抵抗率(lOメガΩ・cm)の脱イオン水中
で予め洗浄し、乾燥し、次いで脱ガスする。
KOH又はHN Osを添加することによって、1o−
5〜10−1モル/βの間で変動できる濃度で中性電解
質(KNOs)を含有するp Ho 8.5の一連の溶
液を調製する。
これらの溶液に所定重量のシリカを加え、得られた懸濁
液のpHを攪拌下に25℃で窒素雰囲気中で24時間安
定化させる。p H’ oをその値とする。
標準溶液は、これら同一の懸濁液の一部分を10、OO
Orpmで30分間遠心分離することによって得られる
上澄液より構成する。即ち、pH″0はこれら上澄液の
pHである。
次いで、これらの懸濁液及び対応する標準溶液の既知容
量のpHを所要量のKOHを添加することによってp 
Hoに戻し、そしてこれらの懸濁液及び標準溶液を4時
間安定化させる。
これらの懸濁液の電位差測定は、硝酸の添加によってp
 HoからpHf=2.0まで行う。
好ましくは、これは0.2のpH単位の変動に相当する
酸を増分添加することによって行われる。
添加ごとにpHを1分間安定化させる。
ここで、Vh、NhをpHfにもたらすための酸の当量
数とする。
次いで懸濁液(少なくとも三つのイオン濃度)の全て及
びこれらに対応する標準溶液の全てについて(Vh、N
h−Voh、Noh)関係が増分pHの関数としてp 
Hoから描かれる。
次いで、pHの多値(0,2単位ではない)に対して、
懸濁液及びこれに相当する標準溶液に対するH“又はO
H−の消費量の差を求める。この操作をイオン濃度の全
てについて再度行う。
これによって表面からのプロトンの消費量に相当する(
H−OH)関係が与えられる。表面の電荷は前記の式に
より計算される。
次いで、考慮したイオン濃度の全てについてpHの関数
として表面電荷曲線が描かれる。曲線の交叉からPzC
が規定される。
シリカの濃度はその比表面積の関数として調節される。
例えば、三つのイオン濃度(0,1;0101及び0.
001モル/ρ)で50m”7gのシリカに対しては2
0%の懸濁液が使用される。
測定は、0.1 M水酸化カリウムを使用してLoom
βの懸濁液について行われる。
本発明のシリカについては、このPzCは3〜6.5の
間になければならない。
さらに、亜鉛のような他の成分に対する、特にふっ素に
対する本発明のシリカの相容性を改善させるためには、
そのアルミニウム含有量を多くとも500ppmとする
のが有益である。
他方、本発明のシリカの鉄含有量は有利には多くとも2
00ppmであってよい。
さらに、好ましくはカルシウム含有量は多くとも500
ppm、特に多くとも300ppmであってよい。
また、本発明のシリカは一般に多くとも50ppm、特
に多くとも10ppmの炭素含有量を示す。
さらに、本発明に従うシリカのpHは、NF規格T45
−007に従って測定して、一般にせいぜい7である。
pHは詳しくは5.5〜7、特に6〜7の間である。
前記の特性は、少なくとも亜鉛と相容性であるシリカを
得るのを可能にする。前記の試験により測定されるこの
相容性は少なくとも50%、特に少なくとも80%、さ
らに好ましくは少なくとも90%である。場合に応じて
、本発明のシリカはさらにふっ素化物、りん酸塩及びそ
れらの誘導体と相容性てあり得る。
本発明のシリカは、前記したところでありかつ相容性の
条件となる表面化学特性の他に、これらを歯磨用途に完
全に適合させる物理的特性も示す。構造上のこれらの特
性を以下に説明する。
一般に、本発明のシリカのBET表面積は40〜6 o
 o m2/ g、特に40〜350m2/gである。
また、そのCTAB表面積は通常40〜400m2/g
、特に40〜200m2/gである。
BET表面積は、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミ
カル・ソサエティ(JAC3)、vo160、pp、3
09 (1938年2月)に記載のプルナラエル・エメ
ット・テラーの方法及びNF規格Xi l−622(3
,3)に従って決定される。
CTAB表面積は、ASTM規格D3765に従うがた
だし臭化ヘキサデシルトリメデルアンモニウム(CTA
B)の吸着をpH9で実施しかっCT A ’B分子の
平均投影面積として35人2を採用して決定される外部
表面積である。
本発明のシリカは、もちろん、歯磨の分野で通常区別さ
れている三つの型に相当する。
しかして、本発明のシリカは研磨材型のものであってよ
い。この場合、シリカは40〜300m2/gのBET
表面積を示す。この場合、CTAB表面積は40〜10
0m2/gの間である。
また、本発明のシリカは増粘剤型のものであってよい。
この場合には、シリカは120〜450m2/g、特に
120〜200 m2/ gの間のBET表面積を有す
る。また、これは120〜400m2/g、特に120
〜200m2/gのCTAB表面積を示すことができる
さらに、第三の型によれば、本発明のシリカは両者の機
能を有するものであってよい。この場合のシリカは80
〜200m2/gのBET表面積を有する。そして、C
TAB表面積は80〜200m2/gの間にある。
また、本発明のシリカは、NF規格T30−022 (
1953年3月)に従って、フタル酸ジブチルを使用し
て決定して80〜500cm3/100gの吸油量を示
すことができる。
さらに詳しくいえば、この吸油量は、研磨材用シリカに
ついては100〜140cm3/100g、増粘剤用シ
リカについては200〜400cm37100g、両機
能性のシリカについては100〜300cm3/100
gである。
さらに、特に歯磨用途の観点からは、シリカはこのまし
くは1〜10μmの粒度である。この平均本立度はカウ
ンター・コルターによって測定される。
見かけ密度は一般に0,01〜03である。
本発明の特別の実施態様によれば、シリカは沈降シリカ
である。
さらに、本発明のシリカは1440〜1.465の屈折
率を示す。
本発明のシリカの製造法をここで詳述する。
前述のように、この製造法は、けい酸塩と酸とを反応さ
せることによりシリカの懸濁液又はゲルを生成させる方
式のものである。
この)懸濁液又はゲルをもたらすのに知られている操作
方法のいずれも(例えば、けい酸塩に酸を添加すること
、水又はけい塩懸濁液に酸およびけい酸塩の全部又は一
部を同時に添加することなど)使用できるといえるが、
その選択は、実質的には得よつと望むシリカの物理的特
徴を考慮して行われる。得られた懸濁液又はゲルのpH
を多くとも6、特に4〜6の間の値にもたらすのが有益
であるといえる。
次いで、既知の全ての手段、例えば真空ン濾過又は加圧
か過によって反応媒体からシリカの分離が行われる。
このようにして、シリカのフィルターケークが回収され
る。
本発明の製造法の主な特徴によれば、フィルタ−ケーク
の第一の洗浄が行われる。
第一洗浄は水で、一般には脱イオン水で行われる。
′ 次いで、この製造法は、酸性溶液による第二の洗浄
又は処理を包含する。
この第二洗浄又は処理は、製造終了時に、せいぜい7、
特に5.5〜7、更に好ましくは6〜7のpH及び3〜
6.5のPZCを有するシリカを得ることを目的とする
この酸性溶液は、例えば硝酸のような無機酸の溶液であ
ってよい。
さらに、本発明の他の実施態様によれば、この酸性溶液
は、特に錯化性の有機酸の溶液であってもよい。この有
機酸は、カルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキシカルボ
ン酸、及びアミノカルボン酸よりなる群から選ばれる。
このような酸の例としては酢酸が、そして錯化性の酸に
ついては酒石酸、マレイン酸、グリセリン酸、グルコン
酸、くえん酸、酢酸があげられる。
第二洗浄又は処理は、酸性溶液をフィルターケーク上に
流すか又はフィルターケークをばらした後に得られる。
懸濁液に酸性溶液を導入することによって行うことがで
きる。この酸性洗浄又は処理は、前記した最終pHを有
するシリカを得るためには乾燥前の懸濁液又は媒体のp
Hが4〜6、特に5〜6の間になければならないような
条件で実施される。
特に無機酸の溶液を使用する場合には、脱イオン水によ
る最終洗浄を行うことが有益であろう。
本発明の特別の別法によれば、酸とけい酸塩の反応後で
あってシリカの分離の直前に、懸濁液又はゲルの熟成が
行われる。この熟成は、一般に多くとも6、例えば4〜
6のpHで行われる。また、反応中での熟成を6〜8の
pHで実施することもできる。これらの熟成は、好まし
くは、加温して、例えば80〜ioo”cの温度で15
分間から2時間までの間の期間にわたって行われる。
シリカのフィルターケークが前記の操作方法に従って洗
浄又は処理されたならば、このケーク又はそれがばらさ
れた場合にはそのMt’A液は知られた全ての方法によ
り乾燥される。この乾燥は特に噴霧化によって行うこと
ができる。乾燥された生成物は必要ならば所望の粒度を
得るために粉砕される。
また、本発明は、前記の種類の又は前記してきた製造法
によって得られたシリカを含有する歯磨組成物に関する
歯磨組成物に使用される本発明のシリカの量は広い範囲
で変えることができ、通常この量は5〜35重量%であ
る。
本発明のシリカは、ふっ素化物、りん酸塩及び亜鉛より
なる群から選ばれる少なくとも1種の成分を含有する歯
磨組成物に特に適用される。
ぶつ化物に関しては、その量は、好ましくは該組成物に
おいて0.01〜1重量%、特に0.1〜0.5重量%
のふっ素濃度に相当する。ふっ素化物は、特に、モノフ
ルオロりん酸の塩、特にそのナトリウム、カリウム、リ
チウム、カルシウム、アルミニウム及びアンモニウム塩
、そしてモノ及びジフルオロりん酸塩並びに結合イオン
形のふっ素を含有する種々のぶつ化物、特にぶつ化ナト
リウム、ぶつ化リチウム、ぶつ化カリウムのようなぶつ
化アルカリ、ぶつ化アンモニウム、ふっ化第−すず、ふ
っ化マンガン、ぶつ化ジルコニウム、ぶつ化アルミニウ
ム、そしてこれらぶつ化物同志又は他のぶつ化物との付
加生成物、例えばぶつ化カリウム、ナトリウム又はマン
ガンである。
また、本発明に対しては、例えば、ふっ化亜鉛、ぶつ化
ゲルマニウム、ぶつ化パラジウム、ふり化チタンのよう
な他のぶつ化物、フルオロジルコニウム酸アルカリ、例
えばナトリウム又はカリウム、フルオロジルコニウム酸
第−すず、フルオロはう酸ナトリウム又はカリウム、成
るいはフルオロ硫酸ナトリウム又はカリウムも使用する
ことができる。
さらに、有機ふっ素化物、好ましくは長鎖アミン又はア
ミノ酸とぶつ化水素との付加生成物として知られるもの
、例えば、セチルアミンぶつ化水素酸塩、ビス(ヒドロ
キシエチル)アミノブロビ□レーN−ヒトロキシエチル
オクタデシルアミンニぶつ化水素酸塩、オクタデシルア
ミンぶつ化水素酸塩、N、N’ 、N’ −トリ(ボリ
オキシエヂレン)−N−ヘキサデシルブロビレンジアミ
ンニふっ化水素酸塩なども使用することができる。
亜鉛に関しては、これは特にくえん酸塩又は硫酸塩の形
で与えられる。
ポリりん酸塩、ポリホスホン酸塩、グアニジン及びビス
グアニジン型の歯苔防止剤として使用できる成分として
は、米国特許節3,934,002号及び同4.110
,083号に記載のものがあげられる。
歯磨組成物は、さらにバインダーを含有することができ
る。
使用される主なバインダーは特に下記のものから選ばれ
る。
・セルロース誘導体:メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム。
・粘質物 カラゲニン酸塩、アルギン酸塩、寒天、ゲロ
ース。
・ガム質 アラビアゴム、アラビアゴム、ギサンタンゴ
ム、カラヤゴム。
・カルボキシビニル系及びアクリル系重合体。
・ポリオキシエヂレン樹脂。
歯磨組成物は、本発明のシ1ツカの他に、特に下記のも
のから選ばれる他の研磨材の1種以上を含有することが
できる。
沈降炭酸カルシウム、 炭酸マグネシウム、 りん酸カルシウム、シカルシウム及びトリカルシウム、 不溶性メクりん酸ナトリウム、 ピロりん酸カルシウム、 酸化チタン(白化剤)、 けい酸塩、 アルミナ及びアルミノけい酸塩、 酸化亜鉛及び酸化チタン、 タルク、 カオリン。
また、歯磨組成物は、洗浄剤、湿潤剤、芳香剤、甘味料
、着色剤及び保存剤も含有することができる。
使用される主な洗浄剤は、特に下記のものから選ばれる
・ラウリル硫酸ナトリウム、 ・ラウリルエーテル硫酸ナトリウム及びラウリルスルホ
酢酸ナトリウム、 ・ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム、・ラウリルサ
ルコシン酸ナトリウム、 ・リシノール酸ナトリウム、 ・硫酸化モノグリセリド。
使用される主な潤滑剤は、特に グリセリン、 ソルビット(一般に70%水溶液)、 プロピレングリコール のようなポリアルコールのうちから選ばれる。主な芳香
剤(香料)は、特に、アニス油、はっか油、漿果油、社
松油、肉桂性、丁子油及びローズ油のうちから選ばれる
主な甘味料は、特にオルトスルホ安息香酸イミド及びシ
クラメートのうちから選ばれる。
使用される主な着色剤は、特に所望する色に従って下記
のものから選ばれる。
・赤及びばら色、アマラント、アシルビン、カラキス、
コシンヌープル(PONCEAII 4R)、コチニー
ル、エリスロシン、 ・緑色・クロロフィル及びクロロフィリン、・黄色:ジ
ョーヌソレイユ(オレンジS)及びキノリンイエロー。
最も使用される主な保存剤は、パラヒドロキシベンゾエ
ート、ホルマリン及びそれを放出する物質、ヘキセチジ
ン、第四アンモニウム、ヘキザクロロフェン、ブロモフ
ェン及びヘキサメジンである。
さらに、歯磨組成物は、その成分が特に下記のもの、 防腐剤及び抗生物質、 酵素、 前記し少量成分及びふっ素化物 のうちから選ばれる治療薬剤を含有する。
[実施例] ここで、具体的実施例を示す。
゛まず、シリカと各種成分との相容性を測定するための
試験を説明する。
ふっ素化物との+容性の1 4gのシリカを16gの0.3%ぶつ化ナトリウム(N
aF)溶液に分散させる。この懸濁液を37℃で24時
間かきまぜる。懸濁液を20、OOOrpmで30分間
遠心分離した後、上澄液を0.2μmミリポアフィルタ
−で濾過する。
このようにして得られた溶液が被検溶液となる。
参照溶液は、同じ操作であるが、ただしシリカの不存在
下で実施することによって作る。
ふっ素化物との相容性は、ぶつ化物に対して選択的な電
極(オリオン)によって測定される遊離ぶつ化物の%に
よって決定される。これは次の関係式により決定される
参照溶液のF濃度(ppm) 亜りゝとの十容主の)■j定 4gのシリカを100mI2.の0.06%Zn504
−7H20溶液に分散させる。懸濁液が得られるが、そ
のpHをNaOH又はH2SO4の添加により7で15
分間安定化させる。次いでこの懸濁液を37℃で24時
間かきまぜ、次いで20.OOOrpmで30分間遠心
分離する。
0.2μmのミリポアフィルタで濾過された上澄液が被
検溶液をなす。
参照溶液は、同じ操作であるがただしシリカの不存在下
で実施することによって作る。
両溶液の遊離亜鉛濃度を原子吸光分光法(214nm)
により測定する。
相容性は次の関係式により決定される。
己よ 4gのシリカを16gの1.5gのど口りん酸ナトリウ
ム又はカリウム懸濁液に分散させる。この懸濁液を37
℃で24時間かきまぜ、次いで20、OOOrpmで3
0分間遠心分離する。
上澄液を0.2μmミリポアフィルタ−で濾過する。メ
スフラスコ中で100mβの水で希釈した溶液の0.2
gが被検溶液をなす。
参照溶液は同じ操作によるがただしシリカの不存在下で
実施することによって作る。
両溶液の遊離ピロりん酸イオン(PtO2−1濃度を積
分器を備えたイオンクロマトグラフィー(システムDI
ONEX 2000i )によって測定する。
相容性は、被検溶液及び参照溶液についてクロマトグラ
ム上で得られたピークの面積(ピロりん酸イオンの保持
時間に相当する)の比によって決定される。
例」2 温度及びpHの調節装置とタービン型攪拌装置を備えた
反応器に、6℃の脱イオン水を導入する。
攪拌(300r’pm)を進めた後、底部を85℃に加
熱する。
この温度になったときに、120g/βのシリカ濃度、
0.35のS i 02 / N a 20比及び0.
34I2/minの流量のけい酸ナトリウム8.5℃と
濃度80g/βの硫酸13.5℃とを同時に添加する。
硫酸の流量は媒体のpHを80の一定値に保持するよう
に調節する。
添加して40分後に、混合物を上記のpH及び温度で熟
成させる。
けい酸ナトリウムの添加を中止し、硫酸の添加は反応混
合物のpHを4に安定化させるまで続ける。
続いてこのpH及び85℃で熟成を行う。
次いで、この混合物をン濾過し、湿ったフィルターケー
クを脱イオン水で洗浄する。
このフィルターケークを次いで50g/ρのシリカ濃度
の均質)懸濁液を作るために脱イオン水に分散させる。
この)懸濁液のpHを硝酸の添加により5.8に調節し
、混合物をこのpHで15分間安定化させる。
懸濁液を濾過する。
次いで生成物を噴霧乾燥し、ホルブレックス型粉砕機で
粉砕して9μmの粒度を得た。
このようにして得られたシリカの物理化学的特性は次の
通りである。
BET表面積       90 m2/gCTAB表
面積      60 m”/g吸油量105cm3/
100g pH6,8 OH数/ n m 28 このシリカの化学分析を下記の表に要約する。
このシリカのPzCは4.5である。
このようにして得られたシリカと歯磨処方物の成分との
種々の相容性であって前述の種々の試験によって得られ
たものを下記の表に要約する。
比較例として、歯磨処方物に一般に使用されている市販
のシリカとの相容性の測定結果並びにそれらの物理化学
的特性を以下に示す。
この表に記載のシリカのPzCは3以下である。
[ この例はペースト型の不透明歯磨処方物を示す。
処方は次の通りである。
グリセリン          22.00CMC7m
FD         1.00サツカリン酸ナトリウ
ム      0.20モノフルオロりん酸ナトリウム
   0.76ふっ化すトリウム         O
,1,0ラウリル硫酸ナトリウム(30% 水溶液’)              4.67安息
香酸ナトリウム        010香料     
          0.90二酸化チタン     
      1.00例1のシリカ         
 31.50ZnSO4・7H200,48 蒸留水             3729得られた歯
磨ベーストのしオロジー及び目視評価で、この歯磨の通
常の性質が良好であることが示された。
もちろん、本発明は例示した実施態様に限られ5るもの
ではなく、多くの変形例を包含するものである。
手糸売ネ甫正書 平成元年4月26日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 事件の表示 昭和63年特許願第277544号発明の
名称 特に亜鉛と相容性の歯磨組成物用シリカ補正をす
る者 〒103 住 所 東京都中央区日本橋3丁目13番11号補正の
対象 明細書の特許請求の範囲の欄 補正の内容 別紙の通り 明細書の特許請求の範囲を以下のとおり補正します。
「L%tLj言 の範 1)OHの数が1 nm2当りのOH数で表わして多く
とも15であり、ゼロ電荷点(PZC)が3〜6.5で
あり、そして亜鉛との相容性が少なくとも50%である
ような表面化学特性を示すことを特徴とするシリカ。
2)OHの数が多くとも12、特に3〜12の間である
ことを特徴とする請求項1記載のシリカ。
3)多くとも500ppmのアルミニウム含有量を示す
ことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のシリ
カ。
4)多くとも200ppmの鉄含有量を示すことを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載のシリカ。
5)多くとも500p、pm、特に多くとも300pp
mのカルシウム含有量を示すことを特徴とする請求項1
〜4のいずれかに記載のシリカ。
6)多くとも50ppm、特に多くとも10ppmの炭
素含有量を示すことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
かに記載のシリカ。
7)多くとも7、特に55〜7の間のp Hを示すこと
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシリカ。
旦)40〜300m2/gのBET表面積を示すことを
特徴とする研磨材型の請求項1〜7のいずれかに記載の
シリカ。
9 )  120〜450 m 2/ g、特に120
〜200m2/gのBET表面積を示すことを特徴とす
る増粘剤型の請求項1〜7のいずれかに記載のシリカ。
10 ) 80〜200 m 2/ gのBET表面積
を示すことを特徴とする両機能型の請求項1〜7のいず
れかに記載のシリカ。
11)沈降シリカであることを特徴とする請求項1〜1
0のいずれかに記載のシリカ。
12)けい酸塩と酸との反応によってシリカの懸濁液又
はゲルを得、そのシリカを分離し乾燥することからなる
請求項1〜IIのいずれかに記載のシリカの製造法であ
って、前記懸濁液からシリカを分離した後、生じたフィ
ルターケークの水による第一洗浄を行い、次いで酸性溶
液による第二洗浄又は処理を行うことを特徴とするシリ
カの製造法。
1旦)前記酸性溶液が特にカルボン酸、ジカルボン酸、
アミノカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸よりなる群
から選ばれる特に錯化性の有機酸の溶液であることを特
徴とする請求項12記載の製造法。
上A)けい酸塩と酸との反応の後、得られた懸濁液のp
Hを多くとも6、特に4〜6の間にもたらすことを特徴
とする請求項12又は13記載の製造法。
1上)請求項1〜11のいずれかに記載のシリカ又は請
求項12〜14のいずれかの方法によって製造されるシ
リカを含有すること特徴とする歯磨組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)OHの数が1nm^2当りのOH数で表わして多く
    とも15であり、ゼロ電荷点(PZC)が3〜6.5で
    あり、そして亜鉛との相容性が少なくとも50%である
    ような表面化学特性を示すことを特徴とするシリカ。 2)OHの数が多くとも12、特に3〜12の間である
    ことを特徴とする請求項1記載のシリカ。 3)多くとも500ppmのアルミニウム含有量を示す
    ことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のシリ
    カ。 4)多くとも200ppmの鉄含有量を示すことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のシリカ。 5)多くとも500ppm、特に多くとも300ppm
    のカルシウム含有量を示すことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載のシリカ。 6)多くとも50ppm、特に多くとも10ppmの炭
    素含有量を示すことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載のシリカ。 7)多くとも7、特に5.5〜7の間のpHを示すこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシリカ。 8)40〜600m^2/gのBET表面積を示すこと
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のシリカ。 9)40〜400m^2/gのCTAB表面積を示すこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のシリカ
    。 10)40〜300m^2/gのBET表面積を示すこ
    とを特徴とする研磨材型の請求項1〜9のいずれかに記
    載のシリカ。 11)40〜100m^2/gのCTAB表面積を示す
    ことを特徴とする請求項10記載のシリカ。 12)120〜450m^2/g、特に120〜200
    m^2/gのBET表面積を示すことを特徴とする増粘
    剤型の請求項1〜9のいずれかに記載のシリカ。 13)120〜400m^2/gのCTAB表面積を示
    すことを特徴とする請求項12記載のシリカ。 14)80〜200m^2/gのBET表面積を示すこ
    とを特徴とする両機能型の請求項1〜9のいずれかに記
    載のシリカ。 15)80〜200m^2/gのCTAB表面積を示す
    ことを特徴とする請求項14記載のシリカ。 16)80〜500cm^3/100gの吸油量を示す
    ことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のシ
    リカ。 17)1〜10μmの平均粒度を示すことを特徴とする
    請求項1〜16のいずれかに記載のシリカ。 18)沈降シリカであることを特徴とする請求項1〜1
    7のいずれかに記載のシリカ。 19)けい酸塩と酸との反応によってシリカの懸濁液又
    はゲルを得、そのシリカを分離し乾燥することからなる
    請求項1〜18のいずれかに記載のシリカの製造法であ
    って、前記懸濁液からシリカを分離した後、生じたフィ
    ルターケークの水による第一洗浄を行い、次いで酸性溶
    液による第二洗浄又は処理を行うことを特徴とするシリ
    カの製造法。 20)前記酸性溶液が特にカルボン酸、ジカルボン酸、
    アミノカルボン酸及びヒドロキシカルボン酸よりなる群
    から選ばれる特に錯化性の有機酸の溶液であることを特
    徴とする請求項19記載の製造法。 21)有機酸が酢酸、グルコン酸、酒石酸、くえん酸、
    マレイン酸及びグリセリン酸よりなる群から選ばれるこ
    とを特徴とする請求項20記載の製造法。 22)けい酸塩と酸との反応の後、得られた懸濁液のp
    Hを多くとも6、特に4〜6の間にもたらすことを特徴
    とする請求項19〜21のいずれかに記載の製造法。 23)シリカの懸濁液を熟成させてから分離を行うこと
    を特徴とする請求項19〜22のいずれかに記載の製造
    法。 24)請求項1〜18のいずれかに記載のシリカ又は請
    求項19〜23のいずれかの方法によつて製造されるシ
    リカを含有すること特徴とする歯磨組成物。 25)ふっ素、りん酸塩及び亜鉛よりなる群から選ばれ
    る少なくとも1種の成分を含有することを特徴とする請
    求項24記載の歯磨組成物。
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