JPH01230320A

JPH01230320A - 調理器

Info

Publication number: JPH01230320A
Application number: JP27970788A
Authority: JP
Inventors: Yoshiya Maeda; 前田　佳也
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-11-04
Filing date: 1988-11-04
Publication date: 1989-09-13
Also published as: JPH0380487B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ば）産業上の利用分野本発明は材料を泡立てる調理器、特に、生クリーム、牛
乳、卵黄及び砂糖等からなる材料を泡立ててアイスクリ
ーム生地を生成するのに好適な調理器に関する。

（ロ）従来の技術従来、この種調理器として円板を有する攪拌体を回転さ
せて卵白等の材料の泡立てを行なうものが特公昭６０−
３３０６５号公報にて知られている。この調理器は、材
料の泡立て状態を確認する目印がなく、また、運転中は
材料が対流するため、材料の泡立て状態を確認し、にく
く、使用者は勘により運転を停止して泡立て状態を確認
し、泡立てが不足している場合には再運転して材料の泡
立てを行なっていた５つ特に、生クリーム、牛乳、卵黄及び砂糖等からなる材料
を泡立ててアイスクリーム生地を生成する際には、卵白
等の単体の材料を泡立てる際と異なり、完全に泡立てる
のではなく１６〜７分立て」（初期体積の１．６倍〜２
．０倍の体積増加）に泡立てるのが最適であるが、この
最適な泡立て状態が簡単に確認できなかった。

また、攪拌翼の回転中心に、上方に向って把手を突設し
、把手に材料の泡立て高さを測定する目印を形成した攪
拌体を備えた調理器が実公昭５７−２７３９４号公報（
Ａ４７Ｊ　４３１０４）にて知られている。

しかしながら、この攪拌翼は、攪拌体の回転中心から放
射状に複数形成されたくし歯状であるため、材料を攪拌
する力が強く、従って、攪拌翼を回転すると、材料は攪
拌翼に押されて外周及び上方に大きく移動する、このた
め、攪拌中使用者は材料が大きく波打っているように見
える。この動作は、材料が所望の泡立て状態に泡立った
際でも同様であり、従って、材料が波打っているために
材料が目印に達したか否か確認しにくく、使用者は、前
述の従来例と同様に運転を停止して泡立て状態を確認し
なければならないものであった。即ち、把手の目印は、
運転を停止した状態での材料の泡立て高さを測定するた
めのものに過ぎないものであった。

ｅｊ　　発明が解決しようとする問題点本発明は上記問
題点に鑑みなされたもので、材料の泡立て状態を、運転
を停止することなく、容易に確認できる使用勝手の良い
調理器を提供することを目的とする。

回　問題点を解決するための手段攪拌体は、容器内底面に近接して回転する円板と、この
円板の回転中心から上方に向って突設した表示杆とから
構成し、円板を、容器内の所定量の材料が所望の泡立て
状態に泡立った際に材料を攪拌する力が著しく小さくな
る外径寸法に形成する。

（ホ）作用一部述の如く構成したから、容器内に所定量の材料を入
れ、攪拌体を回転すると、空気を混入しながら泡立てが
進行し、体積膨張が行なわれる。そして、攪拌体の上端
或いは目印が覆われると、所望の泡立て状態になったこ
とになる。

この状態では、円板が材料を攪拌する攪拌力が著しく低
下するので、表示杆の目印或いは上端が材料によってス
ムースに覆われ、従って、材料の泡立て状態を運転を停
止することなく確認できる、（へ）　実施例本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて以下に
詳述する。

（１）は電動機（図示せず）を内蔵するミキサ本体、（
２）は前記本体（１）上に着脱自在に載置される合成樹
脂製の容器で、上部から下部に亘って略同径の内径を有
する有底筒状に形成され、底面中央に設けた軸受（３）
により回転軸（４）を回転自在に軸支している。前記回
転軸（４）の下部には前記電動機の出力軸上端のカップ
リングに着脱自在に係合するカップリング（５）が固着
されている、（６）は前記容器（２）底面に垂下形成さ
れ、本体（１）上面に載置するための筒状の脚部で、こ
の脚部（６）は前記カップリング（５）より下方に延設
され、容器（２）のテーブル等への載置時、カップリン
グ（５）がテーブル等に触れないようになされている。

（７）は前記回転軸（４）の上部に装着され、１０．０
０　Ｏｒｐｍ〜２０，０００ｔ’ｐｍ程度の高速回転を
する合成樹脂製の攪拌体で、前記容器（２）の内底面に
平行に近接する円板（８）と、この円板（８）の回転中
心から上方に向）て一体向に突設した略円錐状の表示杆
（９）とから構成している。前記円板（８）は、前記容
器（２）内の生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる
所定量の材料が「６〜７分立て」（初期体積の１．６倍
〜２．０倍の体積増加）に泡立った際、材料の粘度の増
加により材料を攪拌する力が著しく低下するような外径
寸法に形成されている。また、前記表示杆（９）は、容
器（２）内の前記所定量の材料が「６〜７分立て」に泡
立）た際、上面がすりばち状になった材料の略中心部に
よって覆われる高さに形成され、表示杆（９）の側面に
は、容器（２）内に入れられる材料の童に応じて、材料
が１６〜７６〜７分立泡立った際達する位置に目印とな
る複数のリング状突条（１０）を形成している。

次に動作を説明する。本体（１）上に容器（２＋を載置
して回転軸（４）下部のカップリング（５）を電動機の
出力軸上端のカップリングに連結する。容器（２）内に
生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を表示杆
（９１の上端、又はいずれかの突条００）まで、例えば
中央の突条００）近傍まで入れ、電動機を駆動して攪拌
体（７）を１ｏ、ｏｏｏｒｐｍ　〜２０，００Ｏｒｐｍ
程度の高速で回転する。すると、撹拌体（７）の円板（
８）の回転により材料が対流し、第２図（イ）矢印にて
示す通路を通って空気がわｊ料に連続的に供給されて泡
立てを行なう。

運転初ル］は材料の粘度が低いため、第２図（イ）に示
す如く、材料は円板（８）の回転力に７よって飛ばされ
、攪拌体（７）の表示杆（９）は露出した状態となる。

３泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、第２図（
Ｄｌに示す如く、円板（８）の回転力にトる材料の対流
が抑えられ、表示杆（９）の根元が材料によって徐々に
覆われ始める。

更に泡立てが進行すると、材料の粘度が更に増加して円
板（８）の材料を攪拌する力が著しく低下し、材料の対
流が著しく小さくなって、第２図Ｃｊに示す如く、材料
の上面がすりばち状になり、表万く杆（９）の中央の突
条（１０）が材料の中央部によってスムーズに覆われる
１、この時が所謂「６〜７分立て」の状態で、材料が初
ル］体積の１．６倍〜２．０倍に泡立ったアイスクリー
ム生地として最適上されている状態である。

また、材料を表示杆（９）の上端近傍まで入れて攪拌し
た場合には、表示杆（９）の上端が泡立った材料によっ
て覆われた状態が所謂「６〜７分立て」の状態である。

この場合には、前述した突条（１０）を覆う場合よりも
一層確認が容易であることは言うまでもない。

尚、攪拌体（７）は第５図イ）に示す如く、表示杆（９
）を略円柱状に形成してもよく、第６図（ロ）に示す如
く、目印（１１）から目印０１）までを径大に形成して
もよい。また、目印として色の異なるリングを設けても
よく、目印から目印までを色を変えて形成してもよい１
、更に、本実施例では表示杆（９）の上端及び突条００
）を材料投入時のＬ］安と兼用したが、材料投入時の目
安を容器（２）内側面に形成してもよい。

尚、容器（２）の内径１０７　ｍ１ｎ１容器（２）の高
さ９０　ｍ　Ｔｌ〕、円板（８）の外径３３ｍｍ、円板
（８）の厚さ３ｍｍ、容器（２）内底面から表示杆（９
）の上端までの高さ３７１ｎｍ、攪拌体（７）の回転数
１２，０００ｒｐｍとし、材料を表示杆（９）の上端近
傍まで入れて実験したところ、生クリームの種類等によ
って多少の相違があるが、６分程度でアイスクリーム生
地を生成できた。この実験装置に依れば、材料が「６〜
７分立て」に泡立った状態では材料の粘度の増加によっ
て攪拌力がほとんどなくなり、攪拌体（７）を回転し過
ぎても、それ以上泡立つのを阻止でき、泡が分解すると
いった不都合はない。

更に、容器（２）、攪拌体（７）等からなるアタッチメ
ン！・をジ□−サ専用の本体、或いはジューサミキサ兼
用の本体（１）に装着することが考えられるが、機種に
よって電動機の出力軸上端に設けられたカップリングの
高さが異なるため、そのまま使用することができない。

そこで、第４図に示す如く、カップリングの高さに合わ
せたスカート（１３）を容器（２）底面から垂下形成し
たボス圓にネジ（１５）止めし、スカート０３）を機種
に応じて交換することで容器（２）、軸受（３）、回転
軸（４）及び攪拌体（７）を複数の機種に兼用すること
ができる。

（ト）発明の効果本発明に依れば、運転を停止することなく、材料の泡立
て状態を容易に判別することができる等極めて取扱いの
良好な調理器を提出することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の実施例を示し、第１図は一部破
断側面図、第２図げ）、（ロ））、Ｐ’ｌは作用を説明
する要部断面図、第６図イ）、匝）は攪拌体の他の実施
例をボす斜視図、第４図は他の本体に装着した一部破断
側面図である。。（２）・・・容器、（７）・・・攪拌体、（８）・・・
円板、（９）・・・表示杆。出１頭人　玉洋電機株式会社代理人　弁理士西野東嗣（外１名）第１図Ｗ　′ 第２図（イ） □ （ロ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）材料を入れる容器内底面に駆動機構により回転す
る攪拌体を備えるものにおいて、前記撹拌体は、容器内
底面に近接して回転する円板と、この円板の回転中心か
ら上方に向つて突設した表示杆とから構成し、前記円板
を容器内の所定量の材料が所望の泡立て状態に泡立つた
際に材料を攪拌する力が著しく小さくなる外径寸法に形
成したことを特徴とする調理器。