JPH0323821A - 調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、材料を泡立てる調理器、特に卵白、砂糖当か
らなる材料を泡立ててメレンゲ生地及びメレンゲ生地を
使用した菓子生地を生成するのに好適な調理器に関する
。

（ロ）従来の技術 従来，生クリーム等を泡立てる調理器として特公昭６　
０−３　３　０　６　５号公報（Ａ４７Ｊ４３／Ｏｌ｛
）が知られている。この調理器の撹拌体は、円盤状に形
或されているため、材料を撹拌する力は弱く、従って、
高速回転させても材料の飛び散つがないと共に泡の破壊
が少なく、良質の泡立てかできるものである。

しかしながら、前記撹拌体は、粘度の低い生クリーム等
には適しているか、粘度の高い卵白等の泡立てには不適
当なものであった。

即ち、前記撹拌体は円盤状に形成されており、撹拌力が
弱いため、粘度の高い卵自等の材料を撹拌すると、材料
はすぐに撹拌体が撹拌できる限度の粘度に達し、４：４
料があまり泡立っていないのにもかかわらず、撹拌体か
せ空転してしまう欠点がある。

（ハ）　発明が解決し，ようとする課題本発明は、卵白
等の粘度の高い材料を、高速回転で良質の泡立て状態に
泡立てることができる調理器を提供することを課題とす
る。

（二）課題を解決するための手段 撹拌体の駆動機構以外の駆動手段により回転して容器内
側壁近傍の材料を撹拌する補助１覚拌体を、蓋体に回転
自在に設（づる。

（ホ）作　用 容器内に所定量の祠料を入れ、撹拌体を凹転すると、材
料は撹拌体の撹拌力により対流しながら撹拌体の回転あ
向により回転する撹拌流を発生し、空気を混入して徐々
に泡立つ。一方、補助撹拌体も回転する。

材料のｍｆｆｌてが進行すると、材料の粘度が増大し、
材料の撹拌流が小さくなる。特に、撹拌体の撹拌力が容
器内側壁近傍にまで達しにくくなり、容器内側壁近傍で
の４＝４料の撹拌流が小さくなるが、補助撹拌体か容器
内測壁近傍の材料を撹拌するので、材料は袖助撹拌体に
より泡立てを促進される。

更に泡立てか進行すると、祠料の粘度が更に増大し、撹
拌体の撹拌力では材料を撹拌することができなくなって
撹拌体が空転する。この状態が泡立て完了の状態で、メ
レンゲ生地の出来−Ｌがりの状態である。

（へ）実施例 木発明の−・実施例を第１図乃至第４図にフｌ−，Ｊき
以下に詳述する。

（１）は電動機（２）を内蔵する合或樹脂製の水体で前
記電動機（２）の出力軸（３）が本体（１）上面略中央
部の開口（１ａ）を貫通して本体（１）七万に延没され
ており、前記出力軸（３）上部にはカンフ゛り〉ク（４
）が設けられている。

（５）は前記本体（１）上に着脱自イ１：に載置される
合成樹脂製の容器て、底面略中央部に筒部（５ａ）を一
体に下方に向って垂設している。（６）は前記筒部（５
ａ）に軸受（７）及びオイルシール（８）を介して回転
自在に水密的に枢支された回転軸で、下部に前記カップ
リンク（４）に係ＩＢ２自在に係合するカンプリンタ（
９）を形成している。

（１０）は前記容器（５）内の回転軸（６Ｎ二部に因着
された合成開脂製の撹拌体で、前記容器（５）内底面に
近接して回転する円盤（１０ａ）と、該円盤の回転中心
から上方に突設する表示杆（ｊｏｂ）とから構戒されて
おり、■Ｊ記表示杆（ＩＯｂ）は容器（５）内に入れら
れた卵白、砂糖からなる所定量の＋Ａ料を泡３ 立てて生成したメレンゲ生地に、ヨーグルｌ−　、果物
のペースＩ・等の味付材料及びゼラチン等の固形材料か
らなる所定量の追加祠料を入れて撹拌する場合、５メレ
ンゲ生地と追加材料がほぼ完全に混さ゛り合った際、混
り合った生地によって表示杆（１０ｂ）上端か覆われる
高さに形成されている。尚、追加材料によっては、メレ
ンゲ生地の泡が消されてしまい、ほぼ完全に混り合って
も表示杆（］Ｏｂ）上端が覆われない場合もある。

（１１）は前記容器（５）上面開口部を開閉自在に施蓋
する透明な合成樹脂製の蓋体で、外周部に追加材料を収
納する収納部（１２）を凹設している。前記収納部（１
２）は蓋体（１１）外周に向うに従って漸次深くなるよ
うに形成され、その最深部に、収納部（１２）内の追加
拐料を容器（５）の内側壁近傍に注ぐ投入口（１３）を
形成している。

（１４）は前記惹体（ｌ１）上面に形成された収納室（
ｌ４ａ）に装着された駆動手段となるモータで、後述す
る補助撹拌体（１５）を撹拌体（１０）と同方向に回転
するようになっている６ ４ （１５）は前記軸部（ｌ４）に着脱自在に装着される合
戒樹脂製の補助撹拌体で、前記モータ（１４）に着脱自
在に係合する軸部（１５ａ）と、該軸部から略水平方向
に、且つ外周側か中心側よりも回転方向に対し遅れるよ
うに湾曲して一体に形戊された水平片（１５ｂ）と、該
水平片の外周端から下方に向って、且前記容器（５）内
側壁から少許の間隔を有して−体に垂設された円柱状の
外羽根（’１５ｃ）とから構成されている。

次に動作を説明する。容器（５）内に卵白、砂糖等から
なる所定量の材料を入れて、この容器（５）を本体（１
）上に載置し、補助撹拌体（１５）を装着した蓋体（１
１）にて容器（５）」一面開口部を施蓋する。

そして、本体（１）に設けられた図示しないス，イツチ
を操作して電動機（２）を駆動し、撹拌体（１０）を１
２．ＯＯＯｒｐｍ〜ｌ７．００Ｏｒｐｍ程度の高速で回
転させると共に、電動機（２）のスイッチとはべの図示
しないスインチを操作してモータ（１４）を駆動し、補
助撹拌体（１５）を２０Ｏ　ｒ　ｐ　ｍ　〜３　Ｑ０　
１−　ｐ　ｍ程度の低速で撹拌体（１０）と同方向に回
転させる。材料は撹拌体（１０）の円盤（１０ａ）の撹
拌力に，ｉつ外周方向へ飛ばされ、対流しなから円盤（
１０ａ）の回転Ｊｊ向に回転する撹拌流を発生し、空気
を；昆入して徐々に泡立つ（第１−図中イ参照）。

二の状態では袖助撹拌体（１５）の外羽根（１５ｃ）の
回転は祠ｆ１の撹拌流より遅く、外羽根（１５ｃ）か４
４判のスムースな撹拌を妨げ、泡立て時間が長くなる欠
点かある。従って、運転初期は、第１図中イに示す如く
、材料が外羽根（１５ｃ）に接触しないほうが望ましい
。

泡立てが進行すると、材料の粘度が増大するため、月料
０撹拌流か遅くなる。特に材料の粘度の増大により、円
盤（］Ｏａ）の撹拌力が容器（５）内側壁近傍にまで達
しにくくなり、容器（５）内側壁近傍での材料の撹拌流
が遅くなる。しかしながら、二の状態では、材料のイ４
ラ積か増大しており、祠料か補助撹拌体（ｌ５）の外羽
根ｆｌ５ｃ）下端まで達しているため、補助撹拌体（ｌ
５）の外羽根（１５ｃ）が容器（５）内ｌ！１ｌＩ壁近
傍の材料を撹拌し、材料の撹拌を促し′ζ泡立てを促進
する。

更に、泡立てが肚行すると、祠料の粘度が更に増大し、
撹拌体（１０）の回転力に材刺が追従てきず、換言すれ
ば、撹拌体（１０）の撹拌力では月料を撹拌することが
できなくなり、撹拌体（１０）が空転する。この状態が
メレンゲ生地の出来上がりの状態であり、この状態は回
転音の変化により容易に確認することかできる（第１図
中Ｖ？参照）。

１二述により生成したメレンゲ生地を用いてムース等の
菓子生地を生成する際には、例えはヨーク゛ル１〜、果
物のペースｌ・等の味付材刺とセラチン等の固形材料と
を混ぜ合せてあらかしめ作って！３いた追加材料を蓋体
（１１）の収納部（１２）に入れ、′，シ動機（２）及
びモータ（１４）を駆動したまま、投入口（１３）から
容器（５）内に注ぐ。この追加材料は，メレンゲ生地よ
り重いため、メレンゲ生地を破って，メレンゲ生地より
下方に溜る。すると、追加祠料は撹拌体（１０）の回転
によって対流しながら回転する撹拌流を発生し始め、追
加相料−ｌｘに浮いた状態のメレンゲ生地も追加材料の
回転に伴なって回転し、投入口（１３）から注がれる追
加材料によってメレン７ ゲ生地か破られる。また、袖助撹拌体（１５）も外羽根
（１５ｃ）がメレンゲ生地を撹拌し、追加材料の撹拌流
との相乗効果によりメレンゲ生地と追加材料を効率良く
混ぜ合せる。

二の時、投入口（１３）は容器（５）内側壁近傍に形成
されているため、投入口（ｌ３）から注がれた追加＋イ
料は、外羽根（１５ｃ）の回転軌跡上、或いは回転軌跡
近傍の５メレンゲ生地を破り、従って、外羽根（１５ｃ
）が回転しやすくなってメレンゲ生地と追加材料を短時
間で混ぜ合わずことがてきる。

追加材料にもよるが、、メレンゲ生地と追加材料とを混
ぜ合しノこ生地が、撹拌体（１０）の表示杆＋１０ｂ）
を覆うと、メレンゲ生地と追加材料がほぼ完全に混り合
った状態である（第１図中ハ参照）。

この生地に投入口（１３）から生クリームを入れて短時
間だけ撹拌し、ムース等の菓子生地が出来上がる。生ク
リームは生地の泡を消すため、最後に短時間だけ軽く混
ぜ合す程度に撹拌しなければならない。

また、比較的粘度の低い材料を泡立てる場合、８ 例えば、生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料
を泡立ててアイスクリーム生地を生成する場合には、補
助撹拌体（１５）を取外した蓋体（１１）を容器（５）
に装着して泡立てを行なう。このアイスクリーム生地を
生成する際、容器（５）内に入れられた所定量の前記材
料が撹拌体（１０）の表示杆（１０ｂ）上端を覆った時
がアイスクリーム生地の出来上りである。

本実施例では、駆動手段としてモータ（１４）を川いて
いるので、補助撹拌体（ｌ５）を最適な速度を一定に保
つことができ、良好な状態に仕上げることができる。

尚、駆動手段としてゼンマイを用いてもよく、二の場合
は、メレンゲ生地が出来上った状態で補助撹拌体（１５
）が停止するよう調節して出来上りをより確実に判断す
ることができる。勿論、駆動手段としてモータ（１４）
、ゼンマイ以外のものを用いてもよい。

更に、容器（５）、撹拌体（１０）等からなるアタンチ
メントは、ジューザ専用の本体、ジノーザミキザ兼用の
本体、或いはミキザ専用の本体（１゛）に装着すること
が考えられるが、機種によって電動機（２）の出力軸（
３）上端のカップリング（４）の高さ等が異なるため、
そのまま使用することかできない，そこで、第３図に示
す如く容器（５）底面から垂下形成したボス（１６）に
、カツフ゜リング（４）の高さ、本体（１゜）のＩＣＥ
合部（１７）の径等に合わせた付属部品（１８）をネジ
（１９）止めし、アクッヂメントを他の機種に兼用する
。

また５更に他の機種に兼用する場合には、第４図に示す
如く付属部品（１８）を上下反転して容器（５）のボス
（１６）にネジ（１９）止めする。第２図はイ；］属部
品（１８）を必要としない場合を示す９（ト）発明の効
果 以上の如く本発明に依れば、卵白等の粘度の大きい材料
を、高速回転で、従来装置よりも一層良好な泡立て状態
に泡立てることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第１図は断面
図、第２図は付属部品を必要としない場合の断面図、第
３図は他の本体に装着した断面図、第４図は更に本体に
装着しノこ断面図てある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）材料を収納する容器と、駆動機構により駆動され
   、前記容器内で回転する撹拌体と、前記容器の上面開口
   部を施蓋する蓋体と、前記駆動機構以外の駆動手段によ
   り回転して前記容器内側壁近傍の材料を撹拌する補助撹
   拌体とを備えたことを特徴とする調理器。