JPH01230004A - 屈折力可変レンズ素子 - Google Patents

屈折力可変レンズ素子

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JPH01230004A
JPH01230004A JP5505388A JP5505388A JPH01230004A JP H01230004 A JPH01230004 A JP H01230004A JP 5505388 A JP5505388 A JP 5505388A JP 5505388 A JP5505388 A JP 5505388A JP H01230004 A JPH01230004 A JP H01230004A
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solvent
layer
polymer gel
lens element
lens
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JP5505388A
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Masakazu Matsugi
優和 真継
Kenji Saito
謙治 斉藤
Hiroyoshi Kishi
博義 岸
Satoshi Yuasa
聡 湯浅
Yoshinori Tomita
佳紀 富田
Yoshihiro Yanagisawa
芳浩 柳沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産、X−にの利川分野〕 本発明は、屈折力か可変なレンズ素子、特に透明弾性体
、高分子ゲルを構成部材とする新規な構成のレンズ素子
に関する。
〔従来の技術〕
表面形状を変化させることにより、焦点距離を可変とす
る1−1丁度屈折カレンズ素子として、弾性体と、この
弾性体を取り囲むよう接触する一方で開[1をイ「する
比較的硬い部材とからなり、弾性体を変jl壬させて、
開口から露出した弾性体の光学表面(以t゛、開11表
面)の形状を変化させるものが特開昭60−11120
1号に開示されている。かかる素子ては、比較的小さな
外力の変化で大きな焦点距離の変化を得ることか可能で
ある。
この可変焦点光学素子の望ましい光学的特性を保11゛
シつつその小型化を図るため、開口表面(特にその外縁
部)を望ましい形状(球面等)に維持しつつ弾PF体を
変形させることが必要である。このような好ましい変形
特性を有する光学素子として、弾性率の異なる2以−ヒ
の弾性体層を光軸方向に積層してなる積層弾性体を利用
した可変焦点光パ?素了−か提案されている。
〔発明か解決しようとする。3題〕 このような弾性体を用いた可変面IFg状レンズ、45
Y−ては、レンズ外部にメカニカルな機構を設ける必隻
がある。例えば第13図に示=l−構成のレンズ素子は
、J1c板ガラス134を押し込んだり戻したりするこ
とにより応力、内圧か変化し、弾性体層133か変形す
るものてあり、基板ガラス134を矢印方向に駆動させ
るための駆動機構として、」1(板ガラスの外周部に対
して押圧作用を果たすDCモータ−、スデッピンクモー
ター、ピエゾ素r=、超)″f波モモ−ターどの駆動素
子−および案内摺道部か必要である。
また、第14図に示すような特開昭61−38902’
jに開示された構成のレンズ素子−では、電@石146
の電磁力により、弾性体レンズ140と駆動部材142
との間に吸引力・反発力か引き起こざわ、駆動部材14
2の矢印方向への可動によって、弾性体レンズ140が
圧縮・引っ・止り変形力を受け、表面形状か変えられる
ものである。このような従来のレンズ構成および駆動機
構では、面形状を入射光側面と出射光側面と独立に一制
御することがむずかしく、またメカニカルな機構がレン
ズ部外部に設けられる結果、レンズ素子の全サイズか大
きくなってしまうという難点かある。
本発明のしたる目的は、l−述の従来例のようにレンズ
外部にメカニカルな機構を設けなくても、表面形状を可
変にして屈折力を変えられる新規な可変屈折力素r−を
提供することにある。即ち、高分子ゲルの膨張・収縮の
利用によって、表面形状を可変とする光学素子を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成する本発明のうち、L要なものは、 (a)例えば凸状表面を有する弾性体層と、その内側に
ある高分子ゲル層と、該高分子ゲルにエネルギーを付I
XJ−するエネルギー供給手段と、該高分子ゲルに溶媒
を供午できるよう、例えば該高分子ゲルの内側に配され
た溶媒層とから少くとも成る、光の透過しうるレンズ部
と、 (b)溶媒を、該溶媒層に供給しまた該溶媒層から吸引
する溶媒供給吸引手段とから成る、屈折力が可変である
レンズ素子てあって、117f記高分子ゲルは外部エネ
ルギーの付与と溶媒のjJs Wにより膨潤・収縮する
ものであることを特徴とする屈折力可変レンズ素子であ
る。
本発明における高分子−ゲルは、電場、熱、光、PH可
変等の外部エネルギーの付与により、液体(溶媒)を吸
収して膨潤し、その付lj中止(あるいは逆電場の印加
等)により、液体を放出して収縮する性質を有するもの
である。本発明の可変屈折力レンズ素子のレンズ表面形
状の変化は、かかる体積変化を主として利用したもので
ある。これにより、従来使用されてきた+if述のDC
モーター等の外部駆動源が不要になり、レンズ部の高分
子ゲルに、外部エネルギーを直接加えるだけでレンズ表
面形状の変形が可能になる。この結果、従来の弾性体ゴ
ムから成る可変屈折力素子においては、基板の押し込み
や戻しによる応力・抑圧の変化によってレンズの片側面
の形状のみ制r8IjT能であり両面の独白二訓御をτ
ヰ能とする構造は不可能であったか、本発明ではレンズ
両面の曲率半径の独立制御か可能である。更にレンズ部
を構成する高分子ゲルの膨潤、収縮あるいは溶媒のレン
ズ部の出入りによるレンズ部の体積変化は、かなり太き
くなるようにもできるので、曲率半径の大きい変化かj
+■能である。
以下、本発明を図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は本発明の可変屈折力レンズ素子の実施例を示す
概略図である。1.2は弾性体層である。両層1.2は
光学素子使用温度において弾性体としての性質を示す天
然ないし合成の高分子から成り、レンズ素子としての機
能を果すため、少なくとも使用する波長領域の光に対し
ては透明度の高いものを用いるのが好ましい。両層l、
2には、例えば、以下に列挙するような材料が用いられ
る。
(イ)ジエン系ゴム 例えば、ブタジェン、イソプレン等のジエン系」いn合
体、ニトリルゴム、アクリルゴム等のジエン−ビニル系
」い「合体。
(ロ)エチレン系共11合体 例えば、α−オレフィン、ジエン、極性基モノ置換ビニ
ル化合物(アクリル酸類、メタアクリル酸類、スチレン
、塩化ビニル、ビニルエーテル等)、ジ置換ビニル化合
物(マレイン酸類)等から選ばれた1種または数種の化
合物と、エチレンとの共1刊合体(これらのエチレン系
共fIj合体は、エチレンの結晶化JRを8しく減少ま
たは消失させたものである。) (ハ)例えば、ポリイソブチン、アタクヂックボゾブロ
ビレン、アクリル酸ないしアクリル酸エステルの2種以
1−のモノマーからなるノいn合体、2袖以トのアクリ
ル酸誘導体モノマーからなる共重合体(水や高沸点溶媒
を含有させたもの)。
(ニ)その他のゴム 例えば、ポリ塩化ビニル(可塑剤を比較的多量に混合し
たもの)、シリコーンポリマー(ジメチルシリコーンポ
リマー、ジフェニルシリコーンポリマー等)、ホスファ
ゼンポリマー、かかる・仰性体材)1の中で、可変屈折
力レンズ素子として、好ましい力学的特性(弾性率等)
や光学的特性(透明度、屈折率等)を有する弾性体を容
易に形成できる点からは、シリコーンゴム、エチレン−
プロピレンゴム等が特に好適に用いられる。
上に列挙したような弾性体材料は必要に応じて架橋され
るが、架橋の程度を制御することによって、例えば、弾
性体の弾性率Eを変化させることかできる。この架橋は
、例えば、イオウやパーオキサイドからなる架橋剤を用
いて行えばよい。
弾性体層1および弾性体層2の弾性率をそれぞ、t′L
ElおよびE、(N/m″)、両層1.2の光軸hトの
層厚をそれぞht 1.t2(mm)とすると、この第
1図に示す実施例においては、E + > E 2であ
り、史には、このようなE、、E2の関係においては、
t1≦t2であることが好ましい。この場合、1.>1
2では弾性体層2の変形に要する力か増大することとな
るからである。また、両弾性体層1.2からなる積層弾
性体を変形させる場合に、弾性体層2の開[1表面1a
を球面に近い形状に維持しつつ変形させる点からは、両
層1゜2の剛++1ヰ(の比は、 5< (E+ X t+ ) / (E2 X ty 
) <to。
・・・(1) の範囲があることか好ましい。
また、通常のレンズとして使用する場合には、2≦1.
+12≦30程度であることが好ましい。
、jIll性体層Iは、Jゾさ(t、)に関して特にF
限はないか、1.が極端に小さいと、その強度が不足し
たり、あるいは、層自身にシワ等が発生し易くなる。
弾+1体層1と2は、同種の材料を用いて形成してもよ
く、また犬種の材料を用いで形成してもよい。たたし、
両弾性体の屈折率の差を比較的小さくして、優れた光学
特性を有する光学素子を容易に成形する点、あるいは、
両弾性体層1.2の接着性を好ましい範囲に維持する点
がらは、同種の材料(例えばシリコーンゴム)を珀いる
ことが好ましい。
弾性体層1あるいは2の層厚が、(光軸り方向に関して
)均一な厚さであることは必ずしも必要とされない。例
えば、弾性体層1の層厚にある程度の分布を与えること
により、積層弾性体2の開口表面1aの形状変化をコン
トロールすることも可能である。このような場合、例え
ば、弾性体層1の厚さが、その中央部(光軸りの近傍)
で相対的に薄く、その外縁部(光軸りから遠い部分)で
相対的に厚いときには、前記した(E+ xt、)/(
E2xt2)の値の好ましい範囲は、前述の(1)式で
示した範囲より小さい方に移動し、−方、第1弾性体層
1か中央部で相対的に厚く外縁部で相対的に薄いときは
、その値の好ましい範囲は前述の(1)式で示した範囲
より大きい方に移動する。
弾性体層2の内側には、レンズ素子のアクチュエータを
兼ねる高分子ゲル層3と、この高分子ゲル3によって吸
い込まれたりはき出される液体からなる溶媒層4とが存
在する。高分子ゲル層3は、この実施例では′、′に圧
により溶媒を吸収またははき出すことのてきるものて、
レンズ部構成材料として、透明度の高いものから成る。
その材料としては、溶媒中てイオン解離する官能基をイ
Tする、荷電性の1[合体でかつ、架橋構造を4T ”
4−ることにより、溶媒中で一定の大きさを超えて膨潤
することの無い、荷電性の高分子ゲルを用いる。このよ
うな高分子ゲルは、従来より高吸水性高分子ゲルとして
知られた材料と同様の材24を用いる事かできるか、例
示するならば、イオン解離する官能基を有する千ツマー
71’−位として、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、イタコン酸、マレイン酸、カルホキジメチルグリ
コースマンヌロン酸、グルクロン酸等のカルボン酸や、
スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸、アリルスルホ
ン酸等のスルホン酸、α−フェニルビニルホスホン酸等
のホスホン酸、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド
、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、ジアリルジ
メチルアンモニウムクロライド、トリメチル−N−アク
ロイル−3−アミノプロピルアンモニウムクロライド等
のアミンあるいはアンモニウム塩、などを全ポリマー重
量に対して約0,02%以上、20%程度までを含み、
主成分が、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
エチルメタクリレート、(メタ)アクリルアミド、(以
下、アクリルアミドとメタクリルアミドを合わせて(メ
タ)アクリルアミドと記す。)、N、N−ジメチル(メ
タ)アクリルアミド、N、N−ジエチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−プ
ロピル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メ
タ)アクリルアミド、N−シクロプロピル(メタ)アク
リルアミド等のアクリル系モノマー単位、グルコース、
トリメチルグルコース、グルコサミン等の糖類モノマー
単位、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等のエー
テル糸上ツマー単位、酢酸ビニル、ビニルアルコール、
ビニルピロリドン、ビニルピリジン等のビニル系千ツマ
ーm位等より成る高分子で、かつ、高分子鎖中に化学的
もしくは物理的架橋構造を有して、溶媒中で乾燥時の自
重の1倍以上、 100倍以下の溶媒を吸収して膨渭I
する、溶媒不溶性の高分子ゲルを挙げることかできる。
溶媒層4の溶媒としては、少なくともレンズ素子として
使用する波長領域において透過率の高い液体で、ゲル(
網目1重合体)の内部に入り込み得ることか要求される
。典型的には水、他にメタノール、し−ブチルアルコー
ル、クロロホルム、N−メチルピロリドン、ピリジン、
ヘンセン、N、N−ジメチルホルムアシド、ジメチルス
ルホキシド等の41−機溶剤若しくはこれらの混合液あ
るいはこれらと水の混合液等が挙げられる。溶媒層4の
厚さは特にル1限はないか、その体積は高分子ゲル層3
か膨潤するときに吸収し得る溶媒の体積より小さいこと
が要求される。これは高分子ゲル層3が膨4′11する
時、溶媒層4に新たに供給される溶媒の体積分たけレン
ズ部の体積が増加し、内部応力も増し、その結果として
レンズの表面形状は変形し、曲率半径か変化することに
よる。
なお、第1図では溶媒層4か誇・爪して描かれている。
高分子ゲル層3の厚さは、′、π圧による刺激により膨
潤或は収縮するときの応答速度を高める必要性から、ま
た層自身作製上の難易度から10p〜1mm程度が好ま
しい。
高分子ゲル層3と′1゛「極5との界面は導電性接着剤
で接合されている。6はレンズ素子のホルダーであり、
高分子ゲル層3が体積変化するときのレンズ素子として
の機械的強度を保ち、また弾性体層1.2の外周部を保
持するものである。ホルダー6は絶縁性材料である必要
がある。特にエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、炭素繊維
およびアラミドya維を組み合わせた複合材料や強化プ
ラスチックなどが軽量性、比剛性、比強度が大きい、熱
的寸法安定性がよいなどの点で望ましい構成材料である
7はレンズ部に供給される溶媒が貯えられる容器で、容
器7中の溶媒は、加減圧装置8(例えば、液体ポンプ)
により、直接レンズ部との出入りを行なうことができる
このように、容器7と加減圧装置8から構成される液体
ポンプPからの注入、吸引のみによってレンズ面の曲率
半径を変化させることも可能であるが、本発明では、通
常はゲルの膨潤、収縮による近似的には二値をとる体積
間の変化をコントロールするために用いる。すなわちゲ
ルの膨潤、収縮は不連続的におこる可逆な相転移現象で
あり、体積変化量そのものは、相転移前後でほぼ一定値
になる。
ゲルの膨14、収縮による体積変化は、元の体積の数倍
から数千倍に及ふが、体禎変化砒はゲルを構成している
高分子の硬さ、架橋構造をなす高分子1本あたりの対イ
オンの数等によって決まる。
高分子が硬いほど、また高分子鎖あたりの対イオンの数
か多いほど不連続な体積変化は大きくなる。9は、可変
屈折力レンズ素子の入射光側面と出射光側面の表面形状
を独立制御可能とするための境界壁であり、ガラス、透
明プラスチックなどの透明部材の表裏面に、透明電極が
蒸着されたものである。なお、高分子ゲル層3の弾性体
層2に接する面」−二には、白金、銅、アルミニウム等
の電極線の網目状パターンが配線されている。網目の形
状は特に限定されない。ただし、高分子ゲル層3の膨潤
、収縮によって断線しない程度の強度を4TL、かつ回
折の効果を避け、レンズ素子としての光学性能を考慮し
て網目の大きさが約5au++角以上の細線であること
が望ましい。このような網目状電極としては上記白金の
他透明導電体(例えば、ITO,5n02、ネサガラス
)を用いることもてきる。また境界線9の表裏面の′i
f、極は網目状パターンとしてもよい。
第2図は第1図の素子の入射光側面(出射光側面)を正
面として表わした概略図であり、ホルダー6の内側の網
目パターン10は前述の高分子ゲル層3と弾性体層2と
の界面の電極線パターンの一例を示す。
次に本発明による第1図に示すレンズ素子の製造方法、
特に高分子ゲル層3の製造方法について述べる。
JL体的−例を以下に述べる。
アクリルアミド0.75g、アクリル酸ナトリウム0.
20g、N、N−メチレンビスアクリルアミド0.02
g 、テトラメチルエチレンジアミン50μ2を水14
m flに溶解する。
別に、過硫酸アンモニウム20LI1gを1mj2の水
に溶解しておき、これを前記モノマー溶液と混合する。
その後ただちに四塩化炭素25mj2、トルエン75m
2、ゾルビタントリオレート1+njZの混合溶媒中に
混入し、窒素雰囲気下で激しく撹拌し、重合させる。
重合終了後、生成ポリマーをまずヘキサンで充分洗浄し
、次にアセトンで洗浄し、凝集させる。
さらに50%と70%のアセトン水溶液で交互に洗浄を
繰返し、最後に50%アセトン水溶液中に分散させる。
この高分子ゲル分散液中で、白金の半透明膜(100人
)を適当なパターン状に蒸着したガラス板(50mmφ
)を陽極、ニッゲル板を陰極とし、0.8vの電圧を印
加し、半金パターン上に高分子ゲルを凝集させる。
凝集した高分子ゲルは、電圧の印加時間に比例して神々
の厚さの膜が得られる。−例においては、3分間の電圧
印加により約500μの厚さの高分子ゲル膜が得られた
。このようにして得られた円形状高分子ゲル膜のほかに
、所定の曲率半径の曲面形状ガラス型材に白金を適当な
パターン状に蒸着した陽極を用いて、球面形状をなす高
分子ゲル膜を形成してもよい。なお、高分子ゲル膜の製
法は以下に限定されるものでない。
また弾性体層1.2は、球面形状の型材(ガラス、金属
等)に弾性体材料の原液を流し込み、−定温度で成形し
、離型することにより形成される。
第1図、第2図に示される実施例においては、第一およ
び第二の弾性体層1.2を形成した後、第2図に示した
ような電極パターンlOを第二の弾性体層2の内側面、
或は高分子ゲル層3の外側面に。例えば、蒸着法により
形成し、電極パターン10と電極5とを、はんだ導電性
接着剤等により接合する。
次に溶媒を、容器7と加減圧装置8から成る液体ポンプ
Pにより、注入し、溶媒層4を形成する。溶媒層4の体
積は液体ポンプPからの注入ζ【により調整可能で、レ
ンズ素子酸Q、7時の初期面の曲率半径は溶媒層4に注
入される体h1に対応する内圧に応して、可変とするこ
とができる。従って溶媒層4の空隙を埋めるだけの所定
の体積を注入した後は、入射光側面と出射光側面とで溶
媒の注入量を変えれば、相異なる初期面形状を与えるこ
とかできる。境界壁9の表裏面の電極は共通電位(接地
)になっているものとする。ここで、′1iu H5−
a、5−bに電圧を印加すると、高分子ゲル層3は溶媒
を吸収して膨潤を始める。高分子ゲルの体積変化とゲル
に印加された電圧との関係は、第8図に示す如く、ある
一定の電圧で相転移が起こり、不連続かつ大きな体ト1
変化か起こる。また印加電圧0から相転移7E圧に達す
るまでの体積変化量は、第12図に示す如く印加電圧に
応じてきまり、ゲルの組成を変えれば、印加電圧一体積
変化特性を変えることかできる。、(Science 
Vol 218P467〜469(+982)参照) 第1図に示した実施例におけるアクリルアシド系高分子
ゲル層3は膜厚1mmで相転移電圧は約5 v/cn、
体積変化は相転移電圧付近で約100倍を示した。この
過程で、高分子ゲル層3は溶媒層4から溶媒を吸収して
膨潤し、また溶媒層4には、容器7から溶媒が必要量供
給される。この結果、第1図の可変屈折l素子は、初期
面が曲率半径70nonの球面から、曲率範囲30mm
の球面に変化した。
また0■から相転移電圧までの高分子ゲル層3の体積変
化による曲率半径の変化は、70mmから6011Im
であった。
上述の如く相転移電圧および体積変化量はゲルの組成に
応じて変えることができ、従って、曲率半径の変化は、
異なる組成のゲル膜を用いて、適切な範囲に設定するこ
とができる。また第1図の電極5−a、5−bに異なる
電圧を印加し、或は液体ポンプPからの溶媒層4への溶
媒注入量をそれぞれの電極側で変えることにより、入射
光側面と出射光側面とで非対称な面形状をもつレンズと
することができる。本発明による第1図に示すような可
変屈折率レンズ素子の高分子ゲル層3は1−述のごとく
電圧の印加に伴なって、溶媒を吸収して膨潤するタイプ
に限定するものではなく電圧印加に伴なって溶媒を放出
し、収縮するタイプの高分子ゲルを用いてもよい。
本発明の第2の実h’th例として、′fJ3図に膨潤
、収縮を起こす高分子ゲル層3か、多層構造の層3−1
〜3から成り、その各ゲル層間に溶媒層4(4−1〜4
−3)か配された構造を特徴とする可変面形状レンズ素
子を示す。この図の弾性体層1.2は第1の実施例と同
様に互いにヤング率、ポアソン比の異なる透明弾性体か
ら成る。高分子ゲル層の最外層3−1は電極5−aと接
続し、更に透明な弾性体層2の内側面に第2図の10に
示したような電極線パターンが形成されている。他の構
造は第二の実施例と同じである。なお、高分子ゲル層は
3層構造に限らず、一般に0層(n≧2)構造とすれば
、各高分子ゲル層間に溶媒層か配された構造となる。
このように高分子ゲル層と溶媒層を交互に積層してなる
可変屈折率レンズ素子は、高分子ゲル層と溶媒層とか各
々1層である第1図に示したもの(第1の実施例)に比
べて、屈折力を大きく変えることが可能となり、また、
各高分子ゲル層の厚さを第1の実施例に比へて薄くする
ことにより、体J+’!変化11は同じでありながら、
印加電圧に応じた変形応答特性を向上でき、高速駆動を
可能とすることかできる。例えば、高分子ゲル層が厚さ
20−で溶媒層と交互に200層積層された可変面形状
レンズ素子は、初期面が曲率半径78mmから30mm
まて変形する。電圧7■を電極5に印加すると、かかる
変形に80m5ec要した。
また第2の実施例は、第1の実施例と同様に初期面形状
を液体ポンプPからの溶媒層4への溶媒の供給量に応じ
変えることができる。更に高分子ゲル層の膨潤、収縮に
よるレンズ素子の表面形状の変化に加えて、液体ポンプ
からの溶媒の供給、吸引による表面形状の制御も可能で
ある。この結果、相転移電圧までの電圧制御と、液体ポ
ンプによる溶媒層の体積制御により、弾性体層1.2の
破断限界内の変形範囲において任1位の曲率半径に高速
制御可能となる。
第4図に、溶媒による膨憫、収縮に関与しない透明弾性
体層かm層(第4図の1)とされ、その内側に溶媒層4
と高分子ゲル3とが積層されてなる可変屈折力レンズ素
子を、第3の実施例として示す。この実施例によれば、
第1および第2の実施例に比して更に大きな表面形状の
変形が可能となる。第1および第2の実施例における弾
性体層の2層構造は、球面形状保持変形のため、その外
側層を硬質の比較的ヤング率の高い弾性体層、内側層を
軟質のヤング率の低い弾性体層で構成した。こうすると
、高分子ゲル層の膨潤、収縮による弾性体層の変形に伴
なって内側の軟質弾性体層か外側の硬質弾性体層より、
降伏破断限界が低く、このため、可変屈折力レンズ素子
の変形可能範囲が制限をうけることになる。しかし、こ
れを第3の実施例のように溶媒層すなわち液体層とする
ことにより、変形可能範囲が著しく広がる。
本発明による可変屈折力レンズ素子の表面形状は球面形
状であることに限定するものではなく、容易に非球面形
状を得ることができる。第3の実施例において、球面形
状を維持しながら曲率半径を変化させるためには、外側
の弾性体層1の肉厚を不均一にする必要かある。
また、第3の実施例の構造は第2の実施例と同様に高分
子ゲル層と溶媒層との交互積層のn層構造(n≧2)に
一般化することができる。このような構造を採用し、例
えば、厚さ20−のアクリルアシド系高分子ゲルと溶媒
層とが200層交互に積層された第4図に示されるよう
な素子において、印加電圧7vで初期面形状が曲率半径
200mmの球面を曲率半径30mmの球面に変形させ
ることができた。
以上の実施例において初期面形状が凸面であり、凸面か
ら凸面への曲率半径変化を行なうものであフたが、本発
明においては初期面形状を凹面とし、凹面から曲率半径
の異なる他の凹面への面形状制御も可能である。また溶
媒を供給する液体ポンプは必ずしも第1.2.4図のP
に示すように、レンズ部に隣接して配置される必要はな
く、溶媒導入路を介してレンズ部から放しておくことが
できる。一方、弾性体層と高分子ゲル層或は溶媒層との
界面の電極(第2図の10)は、導電性ゴムを用いても
よい。  。
本発明による第4の実施例として5第5図に、弾性体層
と高分子ゲル層との界面電極パターンに印加する電圧を
電極パターンの位置に応して兄なる大きさとすることが
できる構成を示す。
第5図、50−1.50−2.・・・は円環状電極で半
径の兄なる電極上で異なる電圧を印加することができ、
各電極は異なる面上にあり、外周部電極51−1.51
−2.・・・と円環状電極とを結ぶ、電極線52−1.
52−2.・・・は他の円環状電極とは各円環状電極線
がショートしないよう立体交差するように構成されてい
る。このような電極は、必ずしも弾性体層と高分子ゲル
層との界面にある必要はなく、境界壁9の表面上に上述
のごとく形成し、先の界面には−様な透明導電体層或は
ITO電極バターンを形成してもよい。第4の実施例に
よれば、各円環状電極に印加する′Iπ圧を制御するこ
とにより高分子ゲル層の膨潤、収縮量を空間的に制御す
ることができ、その結果レンズの表面形状の制御特性が
向上し、表面形状のとりつる自由度が増す。
即ち、所定の球面から異なる周率半径をもつ球面への制
御のみならず、他の所定の非球面形状への制御も可能と
なる。
第4の実施例においては、円環状電極線の数は、レンズ
素子としての光学性能を考慮すれば、むやみに増すこと
はできないが、円環状電極としてITOのような透明で
、かつ、ゴム弾性体に近い弾力性をもつ導電体を用いれ
ば、電極線を稠密にして、表面形状の制御特性を更に上
げることができる。第4の実施例においてはその他の構
成は第1〜第3の実施例と同じであり、ここでは具体的
に記さない。なお、高分子ゲルに印加する電圧を空間的
に制御する構成としてはこのほかに、各円環状電極をそ
れぞれ異なる高分子ゲル層中に埋め込むか、高分子ゲル
層と溶媒層の異なる界面に配置する構成もIir能てあ
り5円環状の電極線の11体交差も容易となる。
本発明による高分子ゲル層のJゾさは一定である必東は
なく、機械的強度或は理想的面形状$制御の観点から肉
厚に分布をつけてもよい。また、第1〜第4の実施例に
おいては、電圧の印加による品分tゲルの膨イν1、収
縮現象を可変面形状レンズ素子の駆動に利用したか、熱
、pl+の勾配、光エネルギーなどのゲルの膨潤、収縮
を引き起こす他の外部エネルギーを利用してもよい。
また2つ以上の屈折率の異なる溶媒を溶媒層に出入りさ
せることによる屈折力変化を利用することもできる。
第6図は本発明の可変屈折カレンズ素イの第5の実施例
を示す概略図である。
この実施例では、レンズ素子のアクチュエーターを兼ね
る2つの高分子ゲル層3a、3bと、これらの高分子ゲ
ル3a、3bによって吸い込まれたり、はき出される液
体からなる溶媒層4a。
4bとでレンズ部か構成されている。
高分子ゲル層3a、3bと電極5との界面は導電性接着
剤で接合されている。
なお、高分子ゲル層3a、3bの溶媒層4に接する面上
には、白金、銅、アルミニウム等の電極線の網目状パタ
ーンが配線されている。
この図の素子の入射光側面(出射光側面)を正面として
表わした概略図は第2図と同様である。
本発明の第6の実施例として、第7図に膨潤、収縮を起
こす高分子ゲル層が、多層構造の層3−1〜3−3から
成り、その各ゲル層間に溶媒層2が配された構造を特徴
とする可変面形状レンズ素子を示す。
この実施例も第3図に示した実施例と同様な効果がある
第5.6の実施例のような構成においても、第5図と同
様にして界面電極パターンに印加する電圧を電極パター
ンの位置に応じて異なる大きさとすることができる。
第8図は本発明のレンズ素子の第7の実施例をを示す概
略図であり、光学表面を構成する透明弾性体層1、高分
子ゲルから成る内層(高分子ゲル層)3、電極5、レン
ズの開口部を成し透明弾性体1と高分子ゲル層3と′1
電極5とを収容するレンズホルダー6、基板lOおよび
溶媒層3を七盟部とする。この素子の電極5に電圧を印
加することにより、高分子ゲルが溶媒を取り込み膨潤す
るか、あるいは溶媒を放出して収縮したりすることによ
る体積変化を利用してレンズ表面の透明弾性体層の形状
か変えられる。
J、L板10は所望の透明度を仔すればその材″i1に
特に制限はない。また、基板10はレンズホルダーと一
体となっていてもよい。
電極5には不図示の電極により電流が流される。
本発明の第8の実施例を第9図に示す。この例では、レ
ンズの入射光側面と出射光側面とで、独立に面形状制御
か可能である。即ち、基板10を境界壁とじて、第8図
と同じ構造の、透明弾性体層1a、lbと高分子ゲル層
3a、3bと電極5等から成る可変面形状レンズをTT
 L、片凸、片口、両凸、両凹いずれもとりつる両面独
立制御可能な構造をもつ。
第9図に示すレンズでは、透明弾性体層1aと1bを、
それぞれの表面の曲率半径が異なるように成形し、これ
を初期面とすることができる。また、透明弾性体層1a
、lbの肉厚分!5を変えたり、ヤング率の異なる材料
を用いて成形することにより、高分子ゲルの膨溜収縮に
よるレンズ表面形状の変1[′、特性は、それぞれの面
で、独立に任意にとることかできる。更に液体ポンプに
よる溶媒の注入量によっても、それぞれの面の初期形状
を変えることかできる。
第8の実施例も第7の実施例と同様に電場の印加により
高分子ゲル層3a、3bは溶媒を吸収して膨潤する。印
加電場と膨潤収縮による体積変化の特性は高分子ゲルの
組成を変えることにより、変更することができるから、
異なる組成のゲルをそれぞれの面で用いるか、あるいは
相転移電場内て電極間電場を調整することによって高分
子ゲルの膨潤収縮【11をそれぞれの面で異なるhlと
することができる。以上にようにして、入射光側面と出
射光側面とで、Wなる可変面形状特性を与えることがで
きる。
本発明の第9.10の実施例を第10.11図に示す。
各実施例では、光線が透過するレンズ部と光線の透過し
ないレンズホルダー6内との間に゛6透膜11が設けら
れ、透明弾性体層1で覆われるレンズ部の内層として高
分子ゲルの溶媒たる液体層が存在する。
各実施例においては、電圧の印加による高分子ゲルの膨
潤、収縮現象を可変面形状レンズ素子の駆動に利用した
が、熱、pl+の勾配、光エネルギーなどのゲルの膨潤
、収縮を引き起こす他の外部エネルギーを利用してもよ
い。
本発明による可変屈折率レンズ素子の表面形状は球面形
状であることに限定するものではなく、容易に非球面形
状を得ることができる。
なお、以上の実施例のうち代表的構成を簡単に示せば、 (a)溶媒供給・吸引手段によって、前記溶媒層の体積
が変えられて屈折率が可変となるもの、(b)レンズ部
の表面形状が変化することにより、屈折率が可変となる
もの、 (C)レンズ部の溶媒の屈折率が変化することにより、
屈折力が可変となるもの (d)高分子ゲル層と面記溶媒層とが交互に積層されて
成り、その組み合わせが2組以上であるもの(c)弾性
体が剛性率の異なる複数の弾性体層からなるもの、であ
る。
(発明の効果) 以上説明したような、高分子ゲルと溶媒層とをもつ可変
屈折力レンズ素子では、少ないエネルギー付与(例えば
、電圧5〜7v程度)で、表面形状の曲率変化を大きく
とることができ、またレンズ部を構成する高分子ゲルの
膨潤収縮による駆動の利用により、外部に特別な駆動装
置を設ける必要がなくなり、レンズ素子の小型化に寄与
°する。
また、入射光側面と出射光側面とで、面形状を独立に制
御することが、従来の押し込み(戻し)駆動に比べて簡
単に実現できるようになった。
更に高分子ゲル層を薄)1q化し、多層化することによ
ってレンズ素子の面形状の変形駆動の高速化が可能とな
った。また、更に最外層を透明弾性体とすることにより
溶媒の蒸発防止、面形状の安定性、球面制御性が向−ヒ
する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可変屈折力レンズ素子の一実り’ts
例を示す図、第2図は、網目状の??を極線パターンを
示すために第1図の可変屈折力レンズ素子を正面から表
した図、第3図は高分子ゲルと溶媒層とが交互に複数組
間層された実施例の断面図、第4図は、透明弾性体層を
一層とし、溶媒層、高分子ゲル層を交互に積層した実施
例の断面図、第5図は電極線パターンが同心円状にされ
た実施例を示す図、第6図は本発明の可変屈折力レンズ
素子の一実施例を示す図、第7図は高分子ゲルと溶媒層
とが交互に積層された場合の実施例の断面図、第8図は
本発明の可変面形状レンズ素子の−実施例を示す図、第
9図は、レンズの表面制御が可能な実施例を示す断面図
、第10.11図は、それぞれ光線の透過するレンズ部
とレンズホルダーとの間に半透膜が設けられた実施例を
示す図、第12図は高分子ゲルに電場を印加したときの
体積変化特性の一例を示す図、第13.14図は、従来
の可変屈折力レンズ素子の駆動法を示す図である。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)光学面を有する弾性体層と、その内側にある
    高分子ゲル層と、該高分子ゲルにエネルギーを付与する
    エネルギー供給手段と、該高分子ゲルに溶媒を供与でき
    るように配された溶媒層とから少くとも成る、光の透過
    しうるレンズ部と、 (b)溶媒を、該溶媒層に供給しまた該溶媒層から吸引
    する溶媒供給吸引手段とから成る、 屈折力が可変であるレンズ素子であって、 前記高分子ゲルは外部エネルギーの付与と溶媒の影響に
    より膨潤・収縮するものであることを特徴とする屈折力
    可変レンズ素子。 2)(a)光学面を有する高分子ゲル層と、該高分子ゲ
    ルにエネルギーを付与するエネルギー供給手段と、該高
    分子ゲルに溶媒を供与できるように配された溶媒層とか
    ら少くとも成る、光の透過しうるレンズ部と、 (b)溶媒を、該溶媒層に供給しまた該溶媒層から吸引
    する溶媒供給吸引手段とから成る、 屈折力が可変であるレンズ素子であつて、 前記高分子ゲルは外部エネルギーの付与と溶媒の影響に
    より膨潤・収縮するものであることを特徴とする屈折力
    可変レンズ素子。 3)開口を有するレンズホルダーと、レンズホルダー内
    に存在する高分子ゲル層と、開口に設けられた、光学面
    を有する透明弾性体と、高分子ゲル層に溶媒を供与でき
    るように配された溶媒層と、高分子ゲル層にエネルギー
    を付与するエネルギー供給手段と、溶媒を溶媒層に供給
    しまた該溶媒層から吸引する溶媒供給吸引手段とを具備
    する、可変面形状レンズ素子であって、 前記高分子ゲルは外部エネルギーの付与と溶媒の影響に
    より膨潤・収縮するものであり、その膨潤・収縮により
    前記透明弾性体層の表面が可変となることを特徴とする
    可変面形状レンズ素子。
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