JPH01221184A - 小物体通過検出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パチンコ玉等の小物体の通過を検出する小物
体通過検出器に関するものである。

［従来の技術］ 一般に、この種の小物体通過検出器は、パチンコ玉等の
小物体が通過できる検出通路を有した本体を備え、検出
通路の周壁に発光素子と受光素子とを対向配置して形成
されている。したがって、小物体が検出通路を通過した
ときに発光素子からの光が小物体によって遮断されるこ
とにより、受光素子では小物体の通過を検出するわけで
ある。

ここに、従来の小物体通過検出器では、発光素子から検
出通路内に放射される光を透過させるために、本体を透
光性材料で形成していたｌ！！！！昭６２−２２１３８
３号公報、実開昭６２−１２５５７３号公報参照）。

［発明が解決しようとする課題１ 上記従来構成では、本体が透光性材料で形成されていた
ものであるから、受光素子に外光が入射しやすく、小物
体の通過を誤検出したり、検出漏れが生じやすいという
問題があった。

本発明は上述の問題点を解決することを目的とするもの
であり、外光の影響による誤検出や検出漏れがない小物
体通過検出器を提供しようとするものである。

［８題を解決するための手段１ 本発明では、上記目的を達成するために、本体を可視光
線および赤外線に対して不透明な材料で形成し、発光素
子および受光素子の前方にそれぞれ発光素子から放射さ
れる光が透過可能なフィルタを配設した構成を有してい
る。

［作用］ 上記構成によれば、可視光線や赤外線が本体を透過しな
いから、受光素子には外光がほとんど入射することがな
いのであり、フィルタを透過することができる発光素子
からの光のみが受光素子に入射するのである。すなわち
、受光素子に外光が入射しないから、外光による誤検出
や検出漏れが防止できるのである。

［実施例］ 第１図ないし第３図に示すように、本体１０は下ケース
１１に上ケース１２を被嵌して形成されている。下ケー
ス１１と上ケース１２とは可視光線と赤外線とに対して
不透明な合成樹脂により略矩形状に形成されており、そ
れぞＩ′Ｌ８角形状角形孔１３ａ、１３ｂが形成されて
いる。下ケース１１と上ケース１２との透孔１３ａ、１
３ｂは、下ケース１１と上ケース１２とを組み合わせた
ときに小物体の検出通路１３を形成するのであって、こ
こでは小物体としてパチンコ玉を考慮し、透孔１３ａ、
１３ｂの径はパチンコ玉の径よりも若干大きい程度に設
定されている。下ケース１１の一側縁には組立枠１４が
立設されており、組立枠１４に対向するＩｌ！縁には略
Ｔ形の係合片１５が立設される。

また、組立枠１４に隣合う両側縁にはそれぞれ切欠［１
６が形成されている。一方、上ケース１２には組立枠１
４に嵌合する突片１７、係合片１５に係合する係合溝１
８が形成されでおり、さらに、下ケース１１の切欠部１
６には、上テース１２の周壁の内側に突出する突条（図
示せず）が嵌合するようになっている。突条に対応する
部位で上ケース１２の外側面には本体１０を他の部材に
固定するための日清１９が形成される。

下ケース１１には透孔１３ｍの周囲の２１１１所に、取
付凹所２１ｍ、２１ｂが形成されており、両数付凹所２
１ａ、２１ｂの一部は透孔１３ａに臨んで開放されてい
る６両数付凹所２１ａ、２１ｂは、透孔１３ａの中心線
を含む一つの平面に対し、その平面の一側に偏って配置
されている。各取付凹所２１ａ、２１ｂ内にはそれぞれ
赤外線を投受光する発光素子２２、受光素子２３が納装
されるのであって、発光素子２２と受光素子２３とは互
いに対向する形に配設される１発光素子２２と受光素子
２３との前面側で両数付凹所２１ａ、２１ｂの間には透
孔１３ａの周縁に沿う形でスリット溝２４が形成されて
おり、このスリット溝２４内には発光素子２２から放射
される赤外線が透過するフィルタ２５が装着される。す
なわち、このフィルタ２５は、発光素子２２と受光素子
２３とに共用されるわけである。このように、１個のフ
ィルタ２５を発光素子２２と受光素子２３とに用いるこ
とにより、フィルタ２５の成型が１度で行なえて金型費
用の削減につながるのであり、また、組立時の部品点数
の削減にもつながるのである。

本体１０内で下ケース１１上にはシールド板３１を介し
てプリント基板３２が積層されており、シールド板３１
およびプリント基板３２にはそれぞれ透孔１３ｍ、１３
ｂに合致する透孔３３ｍ、３３ｂが形成されている。こ
こに、シールド板３１およびプリント基板３２の本体１
０に対する位置決めは、下ケース１１に立設された一対
の位置決めピン３４を、シールド板３１お上りプリント
基板３２に形成された位置決め孔３５ａ、３５ｂに挿通
することで行なわれており、位置決めビン３４の先端部
は、第３図に示すように、上ケース１２の下面に形成さ
れたピン受は穴３５に嵌合する。プリント基板３２上に
は発光素子２２の発光制御をしたり、受光素子２３での
受光量の変化に基づいてオン・オフ出力を得たりするた
めの回路部が実装されている。また、発光素子、２２お
よび受光素子２３は、プリント基板３２の適所に形成さ
れた接続孔３６ａ、３６ｂにそれぞれ直付けされる。さ
らに、シールド板３１の一所には接続片３７が形成され
ており、この接続片３７がプリント基板３２の接続孔３
８に直付けされることにより、シールド板３１がプリン
ト基板３２のアースパターンに電気的に接続されるよう
になっている。したがって、検出通路１３を通るパチン
コ玉が帯電している場合でも、その静電気はシールド板
３１を介して回路部の接地側に逃がされるのであり、回
路部が保護されるのである。

以上のようにして構成された小物体通過検出器を、パチ
ンコ台に取り付ける場合には、発光素子２２と受光素子
２３とが、パチンコ台のがラス板備に位置するように取
り付ければ、検出通路１３内に光が入射しでも受光素子
２３には入射しないのであり、本体１０が不透明である
ことに加えで、外光の影響を一層少なくすることができ
るのである。

〔発明の効果１ 本発明は上述のように、本体を可視光線および赤外線に
対して不透明な材料で形成し、発光素子および受光素子
の前方にそれぞれ発光素子から放射される光が透過可能
なフィルタを配設したちのであり、可視光線や赤外線が
本体を透過しないから、受光素子には外光がほとんど入
射することがなく、フィルタを透過することができる発
光素子からの光のみが受光素子に入射するのである。す
なわち、受光素子に外光が入射しないから、外光による
誤検出や検出漏れが防止できるという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
同上の斜視図、１３図は同上の断面図である。 １０・・・本体、２２・・・発光素子、２３・・・受光
素子、２５・・・フィルタ。 代理人　弁理士　石　１）長　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パチンコ玉等の小物体の通過経路の一部となる検
   出通路が貫設された本体と、検出通路の周壁の適所に検
   出通路内に臨んで配設された発光素子と、検出通路の周
   壁の適所に小物体が検出通路を通過するときの光量変化
   が検出できるように検出通路内に臨んで配設された受光
   素子と、発光素子および受光素子の前方にそれぞれ配設
   され発光素子から放射される光が透過可能なフィルタと
   を具備し、本体は可視光線および赤外線に対して不透明
   な材料で形成されて成ることを特徴とする小物体通過検
   出器。