JP2544237Y2 - ホトインタラプタ - Google Patents

ホトインタラプタ

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JP2544237Y2
JP2544237Y2 JP1841490U JP1841490U JP2544237Y2 JP 2544237 Y2 JP2544237 Y2 JP 2544237Y2 JP 1841490 U JP1841490 U JP 1841490U JP 1841490 U JP1841490 U JP 1841490U JP 2544237 Y2 JP2544237 Y2 JP 2544237Y2
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JP
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light receiving
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light emitting
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利典 中原
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、発光素子と受光素子を対向させて保持し、
その光路を横切る物体の検出に好適なホトインタラプタ
に関する。
(ロ)従来の技術 従来より半導体素子を用いたホトインタラプタは、特
開昭57−62574号公報等に示されているが、第2図に示
す様に略凹字状のケース体15を用いて発光素子11と受光
素子12を対向保持し、ケース体15の内側に対向して設け
られたスリット16、17を介して光の授受を行い、その光
路を遮ぎる物体等の通過を検出している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 斯る構成において、物体等がその光路を遮る時の感度
を敏感にするには、スリット16、17の幅を狭くする必要
があり、例えば2インチフロッピーディスク装置の位置
検出を他のスイッチ手段の併用なくホトインタラプタの
みで行う場合には、0.1mmの分解能が要求される。
しかしケース体15の樹脂成形において、成型金型は樹
脂の圧力に耐えなければならないから、スリット16、17
の幅を狭くすることが出来ず、一般に0.20mm程度が成型
限界とされていた。
さらに、スリット16、17の幅が狭くなると、その間隙
等に塵埃がたまりやすく、光検出出力が早期低下した
り、検出誤動作を生じやすくなる。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は上述の点を考慮してなされたもので、ケース
体のスリットとして、発光素子と受光素子とを結ぶ直線
(いわゆる光軸中心線)と交叉する中心軸をもつ傾斜し
たスリットを設けたもので、より好ましくは発光素子側
のスリットの傾斜方向と受光素子側のスリットの傾斜方
向を同方向としたものである。
(ホ)作用 これによりスリット幅は広くてもスリットを形成する
ケース体突出部により有効光束幅が狭められて分解能が
高くなる。
(へ)実施例 第1図は本考案実施例のホトインタラプタの断面図
で、(1)(2)は各々GaAs,GaP等からなる発光素子と
Si等からなる受光素子で、図の紙面に垂直な方向に延在
するリード線(3)に載置配線されている。これらの発
光素子(1)と受光素子(2)は必要に応じて可視光遮
断特性をもつ透光性の樹脂(4)で各々が覆われてお
り、光授受面に凸レンズ若しくはフレネルレンズ又は凹
レンズ等のレンズ手段を有してもよい。
(5)は樹脂成型品等からなるケース体で、側面略凹
字状をなし、図はその略凹字状突起部断面と底面橋絡部
を示している。このケース体(5)には上述した発光素
子(1)と受光素子(2)が対向するよう略凹字状突起
部に各々紙面裏側より圧入又は挿入係止され、ケース体
(5)には略凹字状突起部の内面対向部にスリット(透
孔)(6)(7)が設けてあるので、発光素子(1)と
受光素子(2)は光の授受を行うことができる。
この様な透孔付ケース体(5)は例えば実開昭53−12
6484号公報に詳細に開示されているが、本願において特
長的な事は、このスリット(6)(7)が傾斜している
事である。即ちスリット(6)(7)は紙面に垂直な方
向に直線的に設けられているが、その幅方向において、
図の如く、発光ダイオード(1)と受光素子(2)とを
結ぶ直線(光軸中心軸)と交叉する中心軸をもつよう
に、スリット(6)(7)を傾斜させたことである。こ
れにより、発光素子(1)から受光素子(2)に向う光
束は、スリットの幅に関わらず傾斜したスリット(6)
(7)の突出部によって制限され、光の授受に寄与する
ものは実質的に細い光束となる。
上述の例において、光軸中心軸に対するスリット中心
軸の方向は、同一方向でかつ略平行となる場合を例示し
たが、略平行である必要はないものの同一方向の方が好
ましい。その理由は、斯る発光素子(1)の放出光や受
光素子(2)の受光光は樹脂(4)やレンズの有無に関
わらず広がりをもつので、スリット中心軸の傾斜方向が
異なる方向に略八字状に配置された場合、八字状の広が
り方向から被検出物が進入してきた場合には検出精度よ
く受光素子(2)の出力変化が得られるが、八字状の狭
い方から被検出物が受発光素子間に侵入してきた場合に
は被検出物の先端における光反射によって受光素子
(2)が応答してしまう可能性が高いからである。
(ト)考案の効果 上述の如く本考案は、ケース体のスリットそのものは
0.3〜1.5mmと広くても、実質的に授受に必要な光束を絞
ることが出来るので、幅0.1mm以下の分解能を得ること
ができる。さらにスリットの幅自体は広いので、検出誤
差を与える程には塵埃はたまらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のホトインタラプタの断面図、第
2図は従来のホトインタラプタの断面図である。 (1)…発光素子、(2)…受光素子、(3)…リード
線、(4)…樹脂、(5)…ケース体、(6)(7)…
スリット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子と、受光素子と、それら発光素子
    と受光素子を対向させて保持するケース体とを有したホ
    トインタラプタにおいて、前記ケース体は、前記発光素
    子と受光素子とを結ぶ直線と交叉する中心軸をもつ傾斜
    したスリットを具備した事を特徴とするホトインタラプ
    タ。
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JP5493674B2 (ja) * 2009-10-13 2014-05-14 セイコーエプソン株式会社 光検出器、光学式位置検出装置および位置検出機能付き表示装置
JP6010842B2 (ja) * 2012-06-26 2016-10-19 豊丸産業株式会社 フォトセンサ支持部材、および当該フォトセンサ支持部材を備えた遊技機

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