JPH01221073A - 画像情報の再生方法 - Google Patents

画像情報の再生方法

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JPH01221073A
JPH01221073A JP63046604A JP4660488A JPH01221073A JP H01221073 A JPH01221073 A JP H01221073A JP 63046604 A JP63046604 A JP 63046604A JP 4660488 A JP4660488 A JP 4660488A JP H01221073 A JPH01221073 A JP H01221073A
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長井 芳久
Tetsuo Emi
哲郎 江見
Junichi Yoshio
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ビデオディスク、ディジタルオーディオディ
スク等の記録媒体に画像情報を記録し再生する方式に関
する。
背景技術 映画フィルムソースの内容をビデオディスク等の記録媒
体に記録し再生するに際して翻訳字幕スーパー等の文字
は、画面上に最初からスーパーインポーズされるのが通
常である。かかる従来の方法によって得られる文字は、
ユーザの意思に関係なく常に表示されるので、場合によ
っては邪魔なものとなる。また、言語別に原盤を作成し
なければならないという問題点もあった口 そこで、いわゆるクローズドキャプション方式によって
文字をコード化して映画フィルムソースから得られる情
報を内容とするビデオフォーマット信号の帰線期間等の
画面に現われない部分に挿入し、専用デコーダによって
文字を再生する方法が考えられる。この方法によれば、
専用デコーダのオンオフ制御により必要に応じて文字の
表示を行なうことができる。
しかしながら、クローズドキャプション方式においては
、挿入できるデータ量が少ないので、1力国語の文字に
よる字幕スーパーの表示のみしか行なうことができず、
国別に原盤を作成しなければならないという問題点は残
るのである。
一方、ディジタルオーディオディスクに画像情報をサブ
コードとして記録し再生する方式が提案されている。サ
ブコードは、8ビツトで形成され、このサブコードを形
成するビット群は、P、Q。
R,S、T、USVSWの8チ+ ン*ルに分割されて
いる。画像情報をサブコードとして記録し再生する方式
においては、第12図に示す如く画像情報に対応するデ
ータは、サブコードを形成する8ビツトのうちのチャン
ネルR−Wの6ビツトで1シンボルが形成され、98シ
ンボルが1ブロツクとして扱われる。この98シンボル
のうちの2シンボルは同期信号として使用され、残りの
96シンボルを4等分して得られる24シンボルがデー
タ・の最小単位[パック(Pack) ]として扱われ
、1つの画像処理命令を構成している。
この24シンボルのうちの最初のシンボル(以下、シン
ボル0と称す)は、モードを示す。このモードを示すシ
ンボル0に続くシンボル1は、命令の種類を示すインス
トラクション(lN5TRUcTION)である。イン
ストラクションに続くシンボル3及びシンボル4は、誤
り訂正符号であるパリティQである。パリティQに続く
シンボル4からシンボル19までの各シンボルは、デー
タフィールドを形成し、色情報等を含む。データフィー
ルドに続くシンボル20からシンボル23までの各シン
ボルはパック内の情報を保護するための誤り訂正符号で
あるパリティPである。
モードにはゼロモード、ラインゲラフィックスモード、
TVグラフィックスモード及びユーザモードの4種類の
モードが存在する。ゼロモードは、例えば表示画面に何
ら操作を行なわない、すなわち画像をそのままにしてお
きたいときのためのモードであり、パック内のデータは
全て0である。
ラインゲラフィックスモードは、例えばプレーヤの前面
に液晶デイスプレィ等を設けて曲の説明骨等を表示する
ためのモードであり、第13図に示す如く横288[ピ
クセル(PIXEL ) ] X縦24[ピクセル]の
横長の画面が構成される。尚、ピクセルとは、表示可能
な最小画素をいい、横(COLUMN)方向において6
ピクセルに分割されかつ縦(ROM )方向において1
2ピクセルに分割されているフォント(FONT)と称
される画面構成単位毎に画像処理がなされるのが通常で
ある。
このラインゲラフィックスモードにおいて表示可能なフ
ォント数は、横方向においては48、縦方向においては
2であり、これをスクリーンエリヤと称している。そし
て、スクロール機能のためにスクリーンエリヤの外側に
上下、左右それぞれに1フオントずつ加えて得られる横
50[フォント]X縦4[フォント]の画面上の各ピク
セルに対応する番地を有するメモリによって画像処理を
行なうようにサブコードが形成される。尚、スクリーン
エリヤの外側の゛エリヤはボーダー(BORDER)と
称される。
TVグラフィックスモードは、テレビ画面上に画像を表
示するためのモードであり、第14図に示す如く横28
8[ピクセル]×縦192[ピクセル]の画面が構成さ
れる。このTVグラフィックスモードにおいて表示可能
なフォント数は、横方向においては48、縦方向におい
ては16である。また、このTVグラフィックスモード
においても、スクリーンエリヤの外側に上下、左右それ
ぞれに1フオントずつ加えて得られる横50[フォント
]×縦18[フォント]の画面上の各ピクセルに対応す
る番地を有するメモリによって画像処理を行なうように
サブコードが形成される。
画像処理命令としては例えば、画面全体をある色でぬり
つぶす命令、画面上の1フオントに2種類の色を使用し
て絵を描く命令、画面全体を縦方向又は横方向に移動さ
せる命令等がある。
尚、サブコードを形成する8ビツトのうちのチャンネル
Qのビットは、CDのプログラムエリヤの始端から記録
されている各情報データの所定箇所までのトラック長に
応じた時間情報を含み、記録位置を示す位置データとし
て使用できるアドレスタイムデータを形成している。ま
た、チャンネルPのビットは、曲間情報を含むデータを
形成している。
以上の如く画像情報をサブコードとして記録再生する方
式においては1フオントの画面表示に要する時間は、3
.3/1000秒程度であり、48X16文字を表示す
るには約2.5秒要する。
これは、約2.5秒間ピックアップがトレースするトラ
ックに48X16文字分のデータが記録できることを意
味し、数種類の言語による字幕スーパーを記録するのに
十分な記録容量であることが分る。しかしながら、この
サブコードによる従来の記録再生方式においては得られ
る文字等の画像を画面全域を使用して表示するので、得
られる文字等の画像を映画フィルムソース等から得られ
る情報を内容とするビデオフォーマット信号による画像
に字幕スーパーとして重畳して同時に見ることはできな
かった。
発明の概要 本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、
文字等の画像情報を含むデータを他の情報と共に大量に
記録でき、かつ記録した画像情報をビデオフォーマット
信号によって形成される画像の一部の領域に選択的に表
示することができる画像情報の記録再生方式を提供する
ことを目的とする。
本発明による画像情報の記録再生方式は、画像情報を含
むグラフィックコードとビデオフォーマット信号により
形成される2次元画面上の領域を指定する命令コードと
をコード化情報信号のサブコードとして挿入して記録媒
体に記録し、再生に当ってグラフィックコードに応じた
信号をビデオフォーマット信号中の命令コードによって
定まる部分に混合することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例につき第1図乃至第11図を参照
して詳細に説明する。
先ず、第1図に示す如〈従来の方式におけるゼロモード
、ラインゲラフィックスモード、TVグラフィックスモ
ード及びユーザモードの4種類のモードの他にエクステ
ンプイド・ラインゲラフィックスモード及びエクステン
プイド・TVグラフィックスモードを指定するためにシ
ンボル0として挿入するコードを設定する。
エクステンプイド・ラインゲラフィックスモードにおけ
る画面構成は、ラインゲラフィックスモードと同一であ
り、第2図に示す如き構成のセット・ウィンドウ(SE
T VINDOV)と称する命令が存在する。このライ
ン中グラフィックΦモードにおけるセット・ウィンドウ
命令は、シンボル4のチャンネルT−Wの4ビツトによ
って指定された画面上の位置に“ウィンドウ°と称する
四角形の領域を設定する命令である。ライングラフイッ
クモードにおいてはスクリーン・エリヤが縦(ロウ)方
向に2フオント分しかないため、スクリーン・エリヤ全
域がウィンドウとして設定され、第3図に斜線で示す如
くウィンドウのCRTデイスプレィ画面上の垂直方向に
おける位置のみが指定される。また、シンボル4を形成
するチャンネルR及びSの2ビツトによって混合比が指
定されるが、この混合比については後述する。
エクステンプイド・TVグラフィックスモードにおける
画面構成は、TVグラフィックスモードと同一であり、
第4図に示す如き構成のセット・ウィンドウと称する命
令、TVグラフィックスモードにおけるプリセット・メ
モリ(PRBSET MEMORY)と称する命令を変
形した第5図に示す如き構成の命令及びプリセット・ボ
ーダー(PRESET BORDER”)と称する命令
を変形した第6図に示す如き構成の命令が存在する。
エクステンプイド・TVグラフィックスモードにおける
セット・ウィンドウ命令は、シンボル6及びシンボル7
によって指定された画面上の位置とシンボル8及びシン
ボル9によって指定された位置によって画定される1ウ
インドウ”と称する四角形の領域を設定する命令である
。ウィンドウの左上の角に対応する点(s、s)の垂直
刃y 向における位置はシンボル6のチャンネルS−Wの5ビ
ツトによってロウ(ROM )で表わされ、点(s  
Ss)の水平方向における位置はシンボy ルアのR−Wの6ビツトによってコラム(COLUMN
)で表わされる。また、ウィンドウの右下の角に対応す
る点(e、e)の垂直方向における位置y はシンボル8のS−Wの5ビツトによってロウ(Row
”)で表わされ、点(e、e)の水平刃    y 向における位置はシンボル9のR−Wの6ビツトによっ
てコラム(COLUMN)で表わされる。このセット・
ウィンドウ命令によって第7図に斜線で示す如きウィン
ドウがデイスプレィ画面上に設定される。
また、設定されたウィンドウ内の表示はサブコードに基
づいて得られるビデオフォーマット信号と例えばFM変
調されたのちこのサブコードを含むディジタル信号と共
に多重記録されているビデオフォーマット信号とを混合
して得られる信号によって行なうこととされ、シンボル
4のチャンネルR,Sの2ビツトによって混合比が例え
ば0%、30%、70%、100%のうちの1つに指定
される。
エクステンプイド−TVグラフィ・ソクスモードにおけ
るプリセット・メモリ命令は、TVグラフィックスモー
ドにおける命令と同様にシンボル4を形成するチャンネ
ルT−Wの4ビツトによって指定されるカラ一番号“0
”からカラ一番号“15”までの16色のうちの1色に
メモリ上の全てのフォントの色を指定し、かつウィンド
ウ内の混合比をシンボル4を形成するチャンネルR及び
Sの2ビツトによって示されている値に設定する命令で
ある。
また、エクステンプイド−TVグラフィックスモードに
おけるプリセット−ボーダー命令は、TVグラフィック
スモードにおける命令と同様にメモリ上のボーダ一部の
全てのフォントの色をシンボル4を形成するチャンネル
T−Wの4ビツトによって指定されるカラ一番号“0“
からカラ一番号“15#までの16色のうちの1色に指
定し、かつウィンドウ内の混合比をシンボル4を形成す
るチャンネルR及びSの2ビツトによって示されている
値に設定する命令である。
尚、カラ一番号“0′からカラ一番号“15”までの1
6色は、TVグラフィックスモードにおけるロード・カ
ラールックアップテーブル・カラー〇〜カラー15 (
LOAD CLUT C0LOURO〜C0LOUR1
5)命令によって設定される。ロード・カラールックア
ップテーブル・カラー〇〜カラー15は、第8図に示す
如き構成を有し、プリセットのカラ一番号或いはフォア
グラウンド/バックグラウンド・カラ一番号の色を示す
カラー・ルックアップテーブルの内容を設定する命令で
ある。全部で16色を指定する必要があるが、色はRG
B各4ビットのため、1色の設定に2シンボル必要であ
り、1パツクでは8色しか設定できない。このため、こ
の命令は、前半8色と後半8色をそれぞれ指定する2つ
の命令に分割されている。
前半8色すなわちカラー〇〜カラー7までのインストラ
クションΦコードは、“30”で後半のカラー8〜カラ
ー15までのインストラクション・コードは“312と
なっている。各カラ一番号に対する色の調合は、赤は、
カラ一番号に割り当てられている偶数シンボルのチャン
ネルR−Uの4ビツトで表わされ、緑は偶数シンボルの
チャンネルR−Uに続くチャンネルvSWの2ビツト及
び次の奇数シンボルのチャンネルR,Sの2ビツトの計
4ビットで表わされ、青は、それに続くチャンネルT−
Wの4ビツトで表わされる。従って、各色のグレースケ
ールは2’  (−16)通り存在し、RGBB色であ
るので、163 (−4096)色の調合が可能である
。尚、グレースケール“0000“は最も暗い状態、“
1111”は最も明るい状態に対応している。
また、TVグラフィックスモードにおけるライト・フォ
ント・フォアグラウンド/バックグラウンド(WRIT
E FONT POREGROUND/13ACKGR
OUND)命令は、第9図に示す如き構成を有し、シン
ボル6で定められたロウ・アドレスとシンボル7で定め
られたコラム・アドレスの位置にシンボル8からシンボ
ル19のフォント・データを書き込む命令である。フォ
ント・データが′01のピクセルに対しては“カラー〇
 (COLOI? O)”で定められたカラ一番号の色
がバックグラウンド・カラーとして指定される。フォン
ト・データが“1”のビクセルに対しては“カラー1 
(COLOR1) ”で定められたカラ一番号の色がフ
ォアグラウンド・カラーとして指定される。また、この
ときシンボル4及びシンボル5のチャンネルR及びSの
4ビツトによってサブピクチャ・チャンネルを指定する
ことができる。最大16の画像チャンネルを指定するこ
とができる。この画像チャンネルの指定により、16種
類の画像を記録しておいて、ディスクを使用する側で再
生時に希望する画像チャンネルを選択して再生すること
ができる。
上述の如く画像情報を含むサブコードが挿入されたコー
ド化情報信号としてのディジタルオーディオ信号が記録
された複合ディスクを第10図に示す。同図において、
複合ディスク20は、画像情報を含むサブコードが挿入
されたディジタルオーディオ、信号が記録された内周側
の第1の領域(以下、CD領域と称する)20aと、F
M変調されたビデオフォーマット信号と画像情報を含む
サブコードが挿入されたディジタルオーディオ信号とが
重畳されて記録された第2の領域(以下、ビデオ領域と
称する)20bとを有している。ビデオフォーマット信
号にはPCM信号に比して高い周波数成分が含まれてお
り、ビデオ領域20bへの信号の記録時にはCD領域2
0aへの記録時に比してディスクの回転速度を高くする
必要があり、その結果当然のことながら、再生時にもC
D領域20aに比してビデオ領域20bでのディスクの
回転速度を高くした状態で再生しなければならない。そ
の回転速度は、CD領域20aにおいては数百rpI1
1であるのに対し、ビデオ領域20bでは領域の最内周
で2千数百rpm 、最外周で千数百rpnと、非常に
高い回転速度となる。
CD領域20a及びビデオ領域20bの各先頭部分には
それぞれリードインエリアが設けられており、これらリ
ードインエリアには、各領域の記録内容に関連する索引
コード、例えば各領域を構成する各小部分の開始や終了
時間等を示す索引コードの繰返しによって各領域に対応
して構成される第1及び第2の索引コード群が記録され
、またオーディオリードインエリアの索引コードには、
そのディスクが複合ディスクであるか否かを示す種別情
報も含まれている。
以上の如き複合ディスクの記録情報を再生するディスク
プレーヤを第11図に示す。第11図において、ディス
ク20はスピンドルモータ21よって回転駆動され、そ
の記録情報は光学式ピックアップ22により読慕取られ
る。このピックアップ22には、レーザダイオード、対
物レンズ、フォトディテクタ等を含む光学系、更にはデ
ィスク20の情報記録面に対して対物レンズをその先軸
方向に駆動するフォーカスアクチュエータ、ピックアッ
プ22から発せられるビームスポット(情報検出点)を
記録トラックに対してディスク半径方向に偏倚せしめる
トラッキンクアクチュエータ等が内蔵されている。ピッ
クアップ22はディスク半径方向において移動自在なス
ライダー23に搭裁され、このスライダー23はスライ
ダーモータ24を駆動源とし例えばラック及びピニオン
の組合わせからなる伝達機構25によって直線駆動され
る。ピックアップ22から出力される読取RF(高周波
)信号はRFアンプ26を経てビデオフォーマット信号
復調処理回路30及びコード化情報信号復調処理回路3
1に供給される。
ビデオフォーマット信号復調処理回路30は、例えばR
F倍信号復調処理してビデオフォーマット信号に変換す
る復調回路と、復調ビデオフォーマット信号をディジタ
ル化したのち記憶するメモリとを有し、復調回路から出
力されたビデオフォーマット信号及びメモリから読み出
されたビデオフォーマット信号のうちの一方をシステム
コントローラ32からの切換指令によって選択的に出力
する構成となっている。このビデオフォーマット信号復
調処理回路30から出力されたビデオフォーマット信号
は、ビデオスイッチ33に供給される。また、このビデ
オフォーマット信号復調処理回路30には復調ビデオフ
ォーマット信号から水平同期信号h1垂直同期信号V及
び制御データCを分離抽出する分離回路が設けられてお
り、分離されたこれら水平及び垂直同期信号hSv並び
に制御データCはシステムコントローラ32等の各部に
供給される。
一方、コード化情報信号復調処理回路31には、複合デ
ィスクの再生時において再生する領域(CD領域とビデ
オ領域)に応じて切り替わる選択スイッチ35が設けら
れており、このスイッチ35はCD領域の再生時にはa
側に、ビデオ領域の再生時にはb側にあり、その切換え
はシステムコントローラ32から発せられる切替指令に
応じて行なわれる。複合ディスクの場合、CD領域とビ
デオ領域とでディスクの回転速度が極端に異なり、また
PCMオーディオ信号は例えばE F M (Elgh
t to Fourteen Modulation)
信号であり、ビデオ領域においては、記録時にディジタ
ル信号をそのままFM変調処理されたビデオ信号に重畳
したのでは、EFM信号がFMビデオ信号の低域成分に
悪影響を及ぼすことになるので、変調度は同等であるが
EFM信号がビデオキャリアに対して数十出程度信号レ
ベルが抑えられた状態で記録されている。従って、同じ
EFM信号でもCD領域再生時とビデオ領域再生時とで
周波数特性及び振幅が異なることになるので、CD領域
とビデオ領域とで再生EFM信号の信号処理系を切り替
えることによって、復調系の共用化を図っているのであ
る。
すなわち、CD領域の再生時には、再生RF信号はEF
M信号であり、このEFM信号は所定のイコライジング
特性を有するイコライザ回路36で周波数特性が補償さ
れ、更にアンプ37で所定のゲインで増幅される。一方
、ビデオ領域の再生の場合には、再生RF信号中にFM
ビデオ信号と   ゛共に含まれたEFM信号のみが、
LPF等からなるEFM抽出回路38で抽出され、イコ
ライザ回路36とは異なるイコライジグ特性を有するイ
コライザ回路39で周波数特性が補償され、更にアンプ
37よりも大なるゲインを有するアンプ40で増幅され
ることによって、CD領域再生時と同等の周波数特性及
び振幅のEFM信号として出力されるのである。
なお、コンパクト◆ディスクの再生時には、選択スイッ
チ35は常時a側を選択した状態にある。
選択スイッチ35で選択された再生EFM信号はEFM
I調回路42に供給される。EFM復調回路42は、再
生EFM信号を復調処理してPCMデータすなわち例え
ば時分割多重された左右両チャンネルのオーディオ情報
を含むディジタルデータ及びサブコードを得る構成とな
っている。このEFM復調回路42から出力されたオー
ディオ情報を含むディジタルデータは、デイインタリー
ブ・補間回路43に供給される。デイインタリーブ・補
間回路43は、RAM44と協働して記録時になされた
インタリーブにより順番が並び換えられたディジタルデ
ータを元に戻すと共に誤り訂正回路45に送出し、誤り
訂正回路45から訂正不能信号が出力されたとき誤り訂
正回路45の出力データ中の誤りデータを平均値補間法
等によって補間するように構成されている。誤り訂正回
路45は、CI RC(Cross Interlea
ve Reed Sol。
son Code)によって誤り訂正を行なってディジ
タルデータをデイインタリーブ・誤り補正回路43に供
給すると共に訂正不能の場合には訂正不能信号を同時に
デイインタリーブ・誤り補正回路43に供給するように
構成されている。
デイインタリーブ・補則回路43の出力データは、D/
A (ディジタル・アナログ)変換回路46に供給され
る。D/A変換回路46は、時分割多重された左及び右
チャンネルのオーディオ情報を含むディジタルデータを
互いに分離させるデマルチプレクサを有しており、左右
両チャンネルのオーディオ信号が再生される。左右両チ
ャンネルの再生オーディオ信号は、LPF (ローパス
フィルタ)47及び48によって不要成分が除去された
のちアンプ49及び50を介してオーディオ出力端子O
UT+ 、0UT2に供給される。
一方、EFM復調回路42から出力されたサブコードの
うちチャンネルP及びQの2ビツトは、システムコント
ローラ32に供給され、チャンネルR−Wの6ビツトは
、デイインタリーブ・誤り訂正回路52に供給される。
デイインタリーブφ誤り訂正回路52において、チャン
ネルR−Wの6ビツトのデイインタリーブ並びにパリテ
ィQ及びPによる誤り訂正がなされる。デイインタリー
ブ・誤り訂正回路52の出力データは、モード/インス
トラクション・デコーダ53に供給される。
モード/インストラクション・デコーダ53は、各パッ
クのシンボル0のチャンネルR−Tの3ビツトによって
表わされるモード及びチャンネルU〜Wの3ビツトによ
って表わされるアイテムによって指定されたモード及び
各パックのシンボル1のチャンネルR−Wの6ビツトに
よって表わされるインストラクションをデコードし、モ
ード及びインストラクションを示す信号を各部に供給す
る構成となっている。
また、デイインタリーブ・誤り訂正回路52の出力デー
タは、画像メモリ装置55に供給される。
画像メモリ装置55は、横50フオントX縦18フオン
トの画面上の全ピクセルにそれぞれ対応する番地を有し
かつ各番地には4ビツトのデー・夕が格納し得る16個
のRAM56a 〜56pと、モード・/インストラク
ション・デコーダ53の出力の示すモード及び命令の種
類によってデイインタリーブ・誤り訂正回路52の出力
データ中の各画像チャンネルの各ピクセルのカラ一番号
を示すデータを検知してRAM56a〜56pの対応す
る番地に書き込み、水平及び垂直同期信号hSvによっ
てRAM56a〜56pのうちの操作部60のキー操作
に応じたデータdによって指定された画像チャンネルに
対応する1つの記憶内容を所定の順序で順次読み出すメ
モリ制御回路57とからなっている。
この画像メモリ装置55から出力されたデータは、カラ
ー・ルック・アップ−テーブル(以下、CLUTと称す
)58に供給サレル。CLUT58は、モード/インス
トラクション・デコーダ53の出力の示すモード及び命
令の種類によってデイインタリーブ・誤り訂正回路52
の出力データのうちのロード・CLUT−カラー〇〜カ
ラー7命令及びロード−CLUT・カラー8〜カラー1
5命令を検知して各カラ一番号に対応する色データを保
持し、保持した色データの中から画像メモリ装置55か
ら読み出されるデータによって示されるカラ一番号の色
データを選択して出力する構成となっている。
このCLUT58の出力データは、R,G、Bの各色信
号のレベルをそれぞれ4ビツトで表わす3つのデータか
らなっている。CLUT58から出力されたR、GSB
の各色信号のレベルをそれぞれ表わす3つのデータは、
D/A変換回路61.62.63に供給さ°れてアナロ
グ信号に変換される。これらD/A変換回路61〜63
の出力は、アナログビデオ変換回路65に供給される。
アナログビデオ変換回路65は、例えばD/A変換回路
61〜63の出力によって輝度信号及び2つの色差信号
を得、2つの色差信号によって互いに90@の位相差を
有する2つのカラーサブキャリヤを平行変調して得た信
号を加え合せて搬送色信号とし、この搬送色信号を輝度
信号に加算合成すると共に同期信号を付加してNTSC
方式のビデオフォーマット信号を形成する構成となって
いる。
このアナログビデオ変換回路65によってD/A変換回
路61〜63の出力がビデオフォーマット信号に変換さ
れて送出される。
また、デイインタリーブ・誤り訂正回路52の出力デー
タは、ウィンドウ属性メモリ装置67にも供給される。
ウィンドウ属性メモリ装置67は、横50フオントX縦
18フオントの画面上の全フォントにそれぞれ対応する
番地を有しかつ各番地には2ビツトのデータが格納し得
るRAM68と、モード/インストラクション・デコー
ダ53の出力の示すモード及び命令の種類によってデイ
インタリーブ・誤り訂正回路52から構成される装置夕
のうちのウィンドウの位置を示すデータ及び混合比を示
すデータを検知してRAM68のウィンドウ内のフォン
トに対応する番地には検知された混合比を示すデータを
書き込み、ウィンドウ外のフォントに対応する番地には
サブコードによって得られるビデオフォーマット信号の
混合比0%に対応するデータを書き込み、かつ水平及び
垂直同期信号hSvによってRAM68の記憶内容を所
定の順序で順次読み出すメモリ制御回路69とからなっ
ている。このウィンドウ属性メモリ装置67の出力デー
タは、スイッチ制御回路70に供給される。スイッチ制
御回路70は、ウィンドウ属性メモリ装置67の出力デ
ータによって示される各フォントの混合比に応じた制御
信号をビデオスイッチ33に供給するように構成されて
いる。ビデオスイッチ33には、スイッチ制御回路70
の出力の他、サブコードから得られかつアナログビデオ
変換回路65から出力されたビデオフォーマット信号及
びビデオフォーマット信号復調処理回路30から出力さ
れたビデオフォーマット信号が供給される。
ビデオスイッチ33において、サブコードから得られた
ビデオフォーマット信号は切換スイッチ72の固定接点
Vに直接供給されると同時に抵抗RI 、R2を介して
固定接点xSYに供給される。
切換スイッチ72の固定接点2は、開放端となっている
。切換スイッチ72は、スイッチ制御回路70から出力
された制御信号によって可動接点tを固定接点u、x、
y、zのうちの1つに接触させて固定接点uSx、y、
zのうちの1つに供給された信号を選択的に出力する構
成となっている。
また、ビデオフォーマット信号復調処理回路30からの
ビデオフォーマット信号は切換スイッチ73の固定接点
2に直接供給されると同時に抵抗R3、R4を介して固
定接点VsXに供給される。
切換スイッチ73の固定接点Uは、開放端となっている
。切換スイッチ73は、切換スイッチ72と同様に制御
信号によって可動接点tを固定接点uSx、ySzのう
ちの1つに接触させる構成となっている。これら切換ス
イッチ72及び73の可動接点tは互いに接続されてい
る。これら可動接点tの共通接続点Jと接地間には抵抗
R5が接続されている。この共通接続点Jにはサブコー
ドから得られたビデオフォーマット信号とビデオフォー
マット信号復調処理回路30からのビデオフォーマット
信号とを混合した信号が導出される。
切換スイッチ72.73の可動接点tが固定接点Uと接
触するとサブコードによって得られたビデオフォーマッ
ト信号の混合比は100%となり、可動接点tが固定接
点2と接触すると該混合比は0%となる。また、可動接
点tが固定接点Xに接触すると該混合比が70%となり
、可動接点tが固定接点yに接触すると該混合比が30
%となるように抵抗R1〜R4の値が設定されている。
共通接続点Jに導出された信号はビデオ出力端子OUT
、に供給される。
ピックアップ22のディスク半径方向における移動路近
傍には、ピックアップ22から発せられるビームスポッ
トが複合ディスクにおけるCD領域とビデオ領域との境
界近傍に対応する位置に到来したことを検出して検出信
号を発生する位置検出器75が設けられている。この検
出信号の発生によってピックアップ22がビデオ領域に
到達したことを検知できるのである。位置検■器75と
しては、光学センサ等周知の構成のものを用い得る。位
置検出器75から出力される検出信号はシステムコント
ローラ32に供給される。
システムコントローラ32は、プロセッサ、ROM(リ
ード・オンリ・メモリ) 、RAM等からなるマイクロ
コンピュータにより構成されている。
このシステムコントローラ32には、水平同期信号h1
垂直同期信号V及び制御データcSEFM復調回路42
から出力されるサブコード中のチャンネルP、Qの各ビ
ット、操作部60から再生するディスクがコンパクト・
ディスクか複合ディスクかを示すディスク指定情報、複
合ディスクの再生時の再生領域がCD領域のみか、ビデ
オ領域のみか、或は両頭域かを示すモード指定情報等が
供給される。このシステムコントローラ32において、
プロセッサはROMに予め格納されているブログラムに
従って入力される信号を処理し、ビデオフォーマット信
号復調処理回路30の各部、選択スイッチ35.スピン
ドルモータ21を駆動する駆動回路(図示せず)、スラ
イダーモータを駆動する駆動回路76、表示部77等の
各部の制御をなす。
第12図は、ビデオフォーマット信号復調処理回路30
の具体回路例を示すブロック図であり、RFアンプ26
からのRF倍信号復調回路80でビデオ信号に復調され
、しかる後時間軸補正回路81及び分離回路82に供給
される。分離回路82ではビデオフォーマット信号に含
まれる水平同期信号h1垂直同期信号V及び制御データ
Cが分離抽出される。時間軸補正回路81は、例えば、
CCD (Charge CoupledDevice
)等の可変遅延素子からなり、当該素子の遅延量を時間
軸制御回路83からの制御信号に応じて変化させること
によって時間軸補正を行なう構成となっている。時間軸
制御回路83は、分離回路82で分離抽出された例えば
水平同期信号りに同期して発振する水晶発振器(VCX
O)84の発振出力及びその分周出力と、時間軸補正回
路81を経たビデオ信号中の水平同期信号及びカラーバ
ースト信号との位相差に応じた制御信号を出力する構成
となっており、その具体的な構成に関しては特開昭56
−102182号公報等に示されている。
時間軸補正されたビデオ信号は選択スイッチ85の一人
力となると共に、LPF (ローパスフィルタ)86を
介してA/D (アナログ/ディジタル)変換器87に
供給される。A/D変換器87においては、所定周期で
ビデオ信号のサンプリングがなされ、得られたサンプル
値がディジタルデータに順次変換される。このA/D変
換器87の出力データはRAM (ランダム・アクセス
・メモリ)等からなるビデオメモリ88に供給される。
ビデオメモリ88としては、少なくとも1フイ一ルド分
のビデオ情報を記憶し得る記憶容量を有するものが用い
られる。このビデオメモリ88のアドレス制御及びモー
ド制御はメモリ制御回路89によって行なわれる。メモ
リ制御回路89は、基準クロック発生回路90からのク
ロックによってビデオメモリ88の各番地に書き込まれ
ているデータを順次読み出しかつシステムコントローラ
32から出力されるライトイネーブル信号Wに応答して
ビデオメモリ88の各番地の内容の書き換えを行なうべ
く制御する構成となっている。ビデオメモリ88から読
み出されたデータは、D/A(ディジタル/アナログ)
変換器91でアナログ信号に変換され、LPF92を介
して選択スイッチ85の他人力となる。選択スイッチ8
5は、通常a側にあって時間軸補正回路81から直接供
給されるビデオフォーマット信号を選択的に出力し、シ
ステムコントローラ32からの切換指令に応答してb側
に切り替わることによりビデオメモリ88を経たビデオ
フォーマット信号を選択的に出力する。
以上の構成におけるシステムコントローラ32における
プロセッサの動作を第13図のフローチャートを参照し
て説明する。
複合ディスクはすでに再生位置にセットされているもの
とし、この状態において、操作部60からスタート指令
が発せられると、プロセッサはモータ駆動回路76に駆
動指令を送出してスライダーモータ24を駆動すること
によってピックアップ22をディスク最内周位置へ移動
させる(ステップSl)。ピックアップ22が最内周位
置に到達したことが図示せぬ検知スイッチで検知される
と、プロセッサはピックアップ22のフォーカシング・
を行なった後、ディスク最内周のオーディオリードイン
エリアに記録されている索引コード情報の読取りを行な
い(ステップS2)、続いてこの読取り情報に基づいて
セットされているディスクが複合ディスクであるか否か
の判定を行なう(ステップS3)。コンパクト・ディス
クである場合には、そのままCDプレイモード(ステッ
プS4)に移行し、特にプログラム選曲等の指令が無い
限りそのまま再生動作を続ける。尚、CDプレイモード
での再生動作に関しては良く知られているので、ここで
は説明を省略する。
ステップS3で複合ディスクであると判定された場合に
は、プロセッサは、直ちにスピンドルモータ21をビデ
オ領域における最大規定回転速度に向けて加速しくステ
ップS5)、同時にスライダーモータ24を高速回転駆
動してピックアップ22をディスク外周方向に高速にて
移動せしめる(ステップS6)。しかる後、位、置検出
器75からの検出信号によりピックアップ22がビデオ
領域に到達したことが検知されると(ステップS7)、
プロセッサはビデオ領域の再生動作を開始する(ステッ
プS8)。このビデオ領域の再生中においては、プロセ
ッサはディスクから得られた少なくとも1フイ一ルド分
(又は1フレ一ム分)の所定のビデオ情報をビデオメモ
リ88に書き込むべく制御する。この書き込むべきビデ
オ情報は、ビデオ領域の最初の情報であってもよく、ま
た例えば操作部60のキー操作によるアドレス指定によ
って予め指定しておくこともできる。
ステップS9においてビデオ領域の再生が終了したこと
が検知されると、プロセッサはスピンドルモータ21を
CD領域における最大規定回転進度に向けて減速しくス
テップ510)、同時にスライダーモータ24を高速回
転駆動してピックアップ22をディスク最内周位置へ高
速移動せしめる(ステップ511)。前述の図示せぬ検
知スイッチの検知出力によってピックアップ22がディ
スク最内周位置に到達したことが検知されると(ステッ
プ512)、プロセッサはCD領域の再生動作を開始す
る(ステップ813)。それと同時に、プロセッサはビ
デオフォーマット信号復調処理回路30における選択ス
イッチ85をb側に切り替え、ビデオ領域再生時にビデ
オメモリ88に書き込んでおいたビデオ情報を選択して
とチオ出力とし、CD領域の再生期間において静止画の
再生を行なう。オーディオリードアウトの情報の読み取
りによりCD領域の再生が終了したことが検知されると
(ステップ514)、特に操作指令がない場合には、プ
ロセッサはスライダーモータ24を駆動してピックアッ
プ22をホームポジションに移動させ(ステップ515
)、更にローディング機構(図示せず)によってディス
クをイジェクトし、一連の再生動作を終了する。
以上の動作におけるステップ81〜S9によって複合デ
ィスクのビデオ領域の記録情報の再生がなされたのちス
テップS10〜S14によってCD領域の記録情報の再
生がなされる。今、ビデオ領域の再生中にモード/イン
ストラクション・デコーダ53によってロード・CLU
T・カラー〇〜カラー7命令及びロード・CLUT・カ
ラー8〜カラー15命令がデコードされると、CLUT
58には4096色のうちの指定された16色の色デー
タが保持される。
こののち、ライト・フォント・フォアグラウンド/バッ
クグラウンド命令等がデコードされることにより、画像
メモリ装置55におけるRAM56a〜56pに16チ
ヤンネルの画像データが格納される。操作部60のキー
操作に応じたデータdによって16チヤンネルの画像デ
ータのうちの1つが指定されると、指定されたチャンネ
ルの画像データが画像メモリ装置55から順次出力され
てCLU758に供給される。そうすると、画像データ
によって示されるカラ一番号の色データがCLUT58
から出力される。この色データに基づくビデオ信号がア
ナログビデオ変換回路65から出力されてビデオスイッ
チ33に供給される。
ここで、ウィンドウ・セット命令がデコードされると、
ウィンドウ属性メモリ装置67におけるRAM68のウ
ィンドウ・セット命令によって指定されたウィンドウ外
のフォントに対応する番地にはサブコードによるビデオ
フォーマット信号の混合比O%を示すデータが書き込ま
れ、ウィンドウ内のフォントに対応する番地にはウィン
ドウ・セット命令によって指定された混合比を示すデー
タが書き込まれる。このウィンドウ属性メモリ67のR
AM68から読み出されたデータがビデオスイッチ33
に供給されてアナログビデオ変換回路65から出力され
るビデオフォーマット信号とビデオフォーマット信号復
調処理回路30から出力されるビデオフォーマット信号
との混合比がフォント単位で制御される。この結果、第
14図に示す如くビデオフォーマット信号復調処理回路
30から出力されるビデオフォーマット信号による画像
AのウィンドウD内の各フォントに対応する部分の混合
比を0%すなわちアナログビデオ信号変換回路65から
出力されるサブコードによるビデオフォーマット信号に
よる画像BのウィンドウD内の各フォントに対応する部
分の混合比を100%に設定すれば、画像Aのウィンド
ウD外の部分と画@!BのウィンドウD内の部分とを合
成して得られる画像Cを形成することができる。尚、ウ
ィンドウ属性メモリ装置67におけるRAM68のウィ
ンドウφセット命令によって指定されたウィンドウ外の
フォントに対応する番地にサブコードによるビデオフォ
ーマット信号の混合比100%を示すデータが書き込ま
れるようにすることにより画像AのウィンドウD内の部
分と画像BのウィンドウD外の部分とを合成して得られ
る画像を形成することもできる。
従って、第15図(A)乃至同図(C)に示す如くビデ
オ領域に記録されたビデオフォーマット信号により得ら
れる動画にサブコードによって字幕、楽譜、場面の説明
文等を挿入することができることとなる。
また、画像チャンネルの各々に各国語による文字に応じ
たデータを挿入することにより、単一のディスクに複数
の国の言語による字幕スーパーを記録し、操作部60の
キー操作によって所望の国の言語による字幕スーパーを
選択的に表示することができることとなり、国別に原盤
を作成する必要がなくなるのである。
以上、サブコードのチャンネルR−Wの6ビツトによっ
て画像情報の記録再生を行なう場合について説明したが
、画像情報としての文字、記号等をコード化してチャン
ネルQに挿入して記録し、かつウィンドウは予め定めら
れた位置に設定しておくようにすることによりチャンネ
ルQのみによって画像情報の記録再生を行なうことが考
えられる。この場合、チャンネルQには1/75 [秒
]で64ビツトのデータが挿入できるので1秒では48
00ビツトのデータが挿入できることとなる。
この4800ビツトのうちの9/10は、トラックナン
バー、分、秒のデータとして使用されるため、最大48
00ビツトのうちの1/10のビットを文字、記号等を
表わすデータとして使用できることとなる。従って、例
えば3力国語の文字を挿入するとすると、1秒当り1力
国語に対し160ビツトを割り当てることができること
となり、上記実施例と同様の効果が得られる。
尚、上記実施例においては、画像情報を担うサブコード
が記録される記録媒体はCDVと称される複合ディスク
であるとしたが、画像情報を担うサブコードが記録され
る記録媒体としてはLDDと称されるディスクすなわち
FM変調されたビデオフォーマット信号及びオーディオ
信号並びにディジタルオーディオ信号が多重記録される
ディスク等他の記録媒体を用いることもできる。
発明の効果 以上詳述した如く本発明による画像情報の記録再生方式
は、画像情報を含むグラフィックコードとビデオフォー
マット信号により形成される2次元画面上の領域を指定
する命令コードとをコード化情報信号のサブコードとし
て挿入して記録媒体に記録し、再生に当ってグラフィッ
クコードに応じた信号をビデオフォーマット信号中の命
令コードによって定まる部分に混合するので、文字等の
画像情報を含むデータを他の情報と共に大量に記録でき
、かつ記録した画像情報をビデオフォーマット信号によ
って形成される画像の一部の領域に選択的に表示するこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における記録モードの種類を示す図、
第2図は、エクステンプイド・ラインゲラフィックスモ
ードにおけるセット・ウィンドウ命令の構成を示す図、
第3図は、エクステンプイド・ラインゲラフィックスモ
ードにおけるウィンドウを示す図、第4図は、エクステ
ンプイド・TVグラフィックスモードにおけるセット・
ウィンドウ命令の構成を示す図、第5図は、プリセット
・メモリ命令の構成を示す図、第6図は、プリセット・
ボーダー命令の構成を示す図、第7図は、エクステンプ
イド・TVグラフィックスモードにおけるウィンドウを
示す図、第8図は、ロード・カラールックアップテーブ
ル・カラー〇〜カラー7命令を示す図、第9図は、ライ
ト・フォント・フォアグラウンド/バックグラウンド命
令の構成を示す図、第10図は、複合ディスクの記録領
域を示す図、第11図は、本発明による記録再生方式に
よってディスクに記録された画像情報を再生に する装置を示すブロック図、第12図、第11図^ の装置におけるビデオフォーマット信号復調処理回路3
0の具体回路例を示すブロック図、第13図は、第11
図の装置のシステムコントローラ32におけるプロセッ
サの動作を示すフローチャート、第14図及び第15図
は、第11図の装置によって得られる画像を示す図、第
16図は、サブコードの記録フォーマットを示す図、第
17図は、ラインゲラフィックスモードにおける画面構
成を示す図、第18図は、TVグラフィックスモードに
おける画面構成を示す図である。 第2図 第3図 第4図 第9図 第12図 並 第14図 コ 13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビデオフォーマット信号及びコード化情報信号に
    加えて画像情報を含むグラフィックコードと前記ビデオ
    フォーマット信号により形成される2次元画面上の領域
    を指定する命令コードとを前記コード化情報信号のサブ
    コードとして挿入して記録媒体に記録し、再生に当って
    前記グラフィックコードに応じた信号を前記ビデオフォ
    ーマット信号中の前記命令コードによって定まる部分に
    混合することを特徴とする画像情報の記録再生方式。
  2. (2)前記グラフィックコードは、複数のコード群から
    なり、かつ再生時において指令に応じて前記複数コード
    群のうちのいずれか1を選択し、選択したコード群を復
    号して得られる画像信号を前記ビデオフォーマット信号
    に混合することを特徴とする請求項1記載の画像情報の
    記録再生方式。
  3. (3)前記コード群は、種類識別コードを含み、かつ再
    生の際前記種類識別コードによって前記コード群を異な
    る記憶領域に記憶した後、前記指令に従って前記記録領
    域のいずれか1を選択し、選択した記憶領域から得られ
    るコード群を復号して得られる画像信号を前記ビデオフ
    ォーマット信号に混合することを特徴とする請求項2記
    載の画像情報の記録再生方式。
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