JPH0121913B2 - - Google Patents

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JPH0121913B2
JPH0121913B2 JP7188779A JP7188779A JPH0121913B2 JP H0121913 B2 JPH0121913 B2 JP H0121913B2 JP 7188779 A JP7188779 A JP 7188779A JP 7188779 A JP7188779 A JP 7188779A JP H0121913 B2 JPH0121913 B2 JP H0121913B2
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JP
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JP7188779A
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English (en)
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JPS55163459A (en
Inventor
Sadao Matsumoto
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS55163459A publication Critical patent/JPS55163459A/ja
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 測定装置の検出々力よりピーク値を抽出する方
法としては、従来検出々力Sを一定周期でサンプ
リングして各周期で抽出される測定値が増加傾向
から減少傾向に転換するときの測定値をピーク値
と判定する方法がある。しかしながらこの方法に
依ると、第1図より明らかな如く検出々力の上り
スロープに雑音N1が乗つている場合、雑音の頂
点から検出々力が一時減少傾向に転換するためこ
の頂点をピーク値と判定する不具合が起る。この
対策として測定誤差による変動を考慮した基準値
L0を予じめ設定しておき、ピーク値検出以後測
定値が減少傾向を辿つたときにピーク値とこれ以
降の測定値との差d0を上記基準値L0比較すること
で抽出したピーク値が雑音の影響によるものか或
いは検出々力の真のピーク値であるか判定する方
法がある。この場合上記差が基準値L0より大き
いと検出ピーク値は雑音の影響によるもので検
出々力は再度増加傾向に転換して真のピーク値が
表われるものと判定し、差が基準値L0より小さ
いと検出ピーク値は検出々力の真のピーク値であ
るとは減少方向を辿るものと判定する。 しかし上記方法によつても、検出々力の頂点に
雑音N2が乗つた場合は、増加傾向から減少傾向
への転換は一回しかないため雑音N2の頂点をピ
ーク値と判定してしまい正確な値が測定されな
い。 以上の点より本発明は検出々力の頂点に雑音が
あつても安定してピーク値を抽出し得る方法を提
示するものである。 まず本発明の原理を第2図によつて説明する。 同図で検出々力Sはt期間ごとにサンプリング
されて、順次隣合う周期t1・t2・t3……tnでの測
定値を比較しながら検出々力が増加傾向から減少
傾向へと転換するときの測定値をピーク値と判定
するのは従来と変わつていない。しかしながら、
本発明に依ると、測定誤差によりt期間で変動す
る分を見越して予じめ基準値Lが設定されてお
り、前記増加傾向の領域に於ける比較過程では隣
合う周期での測定値の差と基準値Lとを比較する
ことで最新の周期で得た測定値は雑音の影響を受
けているか否かの判定を行なうことを特徴として
いる。例えば隣合う周期t2・t3での測定値の差
(D3−D2)が基準値Lより小さい場合にt3周期で
得た測定値D3は雑音の影響を受けていないもの
として採用するが、tl周期での測定値Dlとtl-1周期
で復た測定値Dl-1との差は基準値Lより大きく雑
音の影響を受けていることを判定し測定値Dlは採
用しない。そして雑音を検出した次の周期tl+1
測定値Dl+1は1つ前の周期tl-1の測定値Dl-1と比
較し、その差が基準値Lの2倍より小さい場合に
測定値Dl+1は雑音の影響が無いものとして採用
し、また大きい場合に連続して雑音の影響を受け
ているものとして更に周期tl+2の測定値Dl+2と測
定値Dl-1との差が基準値Lの3倍の値と比較す
る。このように或る周期で雑音を検出すると1つ
前の周期での測定値を保持し、以後の各周期では
夫々検出される測定値とこの保持している測定値
との差を各周期毎に夫々2倍・3倍・4倍……し
た基準値Lと順次比較することで連続して雑音の
影響を受けているかが判定される。また検出々力
が周期tmで増加傾向から減少傾向へ転換すると
周期tmでの測定値Dmは続く周期tm+1・tm+2
での測定値Dm+1・Dm+2…より大きく測定値Dm
は保持される。そして、以後周期tnまで何回か比
較を行なつた結果全てDmの方が大きい場合に、
これをピーク値と確定する。 上記方法に依ると、例えば検出々力の頂点に雑
音N2が乗つており周期tm-1での測定値Dm-1を採
用後に周期tmで雑音の影響を受けた測定値D′m
が検出されても、D′mとDm-1との差は基準値L
より大きくこの測定値を採用することはない。 そして周期tm+1・tm+2…tnでの各測定値
Dm+1・Dm+2…DnよりDm-1が大きいとこの値を
ピーク値とするため正規の検出々力と殆んど変わ
らない結果を得ることができる。 第3図は自動販売機で使用される硬貨選別装置
の場合に於ける本発明の装置化した実施例を示
し、第4図はその制御動作のフローチヤートを示
す。 第3図で1は検出硬貨2が転動する硬貨通路、
3は硬貨選別センサーで定常時200KHz以上の一
定周波数で発振している発振器4の出力が印加さ
れてコイル5により交番磁界を形成している。 そして硬貨2が硬貨通路1を転動してコイル5
に接近するにしたがいインダクタンスが小さくな
るため発振周波数が大きくなり、次にコイル5よ
り離反するにしたがいインダクタンスが大きくな
つて発振周波数は小さくなる。硬貨選別装置に於
いてはこのときの周波数変化の最大値に基づき硬
貨2の適正及び種類を判定するもので発振器4の
発振出力は1ms毎の所定の周期でサンプリング
されて各周期での周波数がカウンタ6にて計数さ
れる。したがつてANDゲート7の一方にサンプ
リング信号SPが入力し且つサンプリング信号SP
の立上がりでカウンタ6がリセツトされると、発
振器4の出力がサンプリング期間中カウンタ6に
導入され発振出力のピーク数がカウントされて周
波数が検出される。8は書換可能なメモリで記憶
領域M0・M1・M2・M3・M4があり、M0には最
新の周期での検出周波数、M1には前回の周期に
おいて検出した雑音の影響を受けていない周波
数、M2にはM0とM1に記憶している周波数の差、
M3には連続した周期で雑音が検出された場合の
通算周波数、M4には検出周波数が減少したとき
減少範囲内の周期の数を夫々記憶するものであ
る。また9は、判定用のデータを記憶するメモリ
でM5には前述の基準値L、M6にはピーク値終了
判定データが夫々設定されている。そしてメモリ
8,9はメモリ制御回路10によつて記憶領域が
指定されると共に読出或いは書込が制御される。
11は演算回路でM0とM1に夫々記憶している値
の差を演算すると共に、M3及びM4に記憶してい
る値に1を加算する。そして12は比較回路で
M2に記憶している値が正であるか、またM2に記
憶している値が1を加算したM3の値と前記基準
値との積より大きいか、更にM4に記憶している
値が前記ピーク値終了判定データより大きいかを
夫々判定する。13は書込回路でM3或いはM4
零を書込み更にM0の値をM1に書込むものであ
る。また14は制御回路で前記サンプリング信号
SPをANDゲート7に出力して発振器4の出力を
サンプリングし且つ第4図に示す制御をシーケン
シヤルに実行すべく制御信号を出力する。 次に第4図のフローチヤートに基づき動作を説
明する。例えば周期aに係わる周波数の測定値
Daがカウンタ6にて検出されると、先ず制御回
路14はメモリ制御回路10によりM0を指定し
てDaをM0に書込む(Da→M0)。そして制御回路
14はM0及びM1を順次指定すると共に制御信号
CT1を出力し、演算回路11はM0に記憶してい
るDaとM1に記憶している周期(a−1)での測
定値Da-1との差を演算し、続いて制御回路14
はM2を指定してこの差をM2に書込む(M0−M1
→M2)。 そして制御回路14はM2を指定すると共に制
御信号CT2を出力し、比較回路12はM2での値
が零より大きいかを判定する(M2>0)。この判
定の結果M2が零より大きいと制御回路14に判
定信号J1が入力し、即ちDa>Da-1であり、測定
値が増加傾向にあることが判明し、制御回路14
はM2・M3・M5を順次指定すると共に制御信号
CT3を出力し、比較回路12はM2に記憶してい
る値が1を加算したM3の値とM5に設定している
基準値Lとの積より大きいかを判定する(M2
L・(M3+1))。 この結果M2が大きいと制御回路14に判定信
号J2が入力しDaは雑音にて影響された測定値と
して、制御回路14はM3を指定すると共に制御
信号CT4を出力し、演算回路11はM3の値に1
を加算して加算結果はM3に書込まれる。即ちM3
には雑音検出周期が1回あつたことが記憶されて
フローは次の周期(a+1)での測定値の取込と
なる(Da+1→M0)。また(M2>L・(M3+1))
の判定でM2が小さい場合制御回路14に判定信
号J3が入力しDaは雑音を含まない適正な測定値
として、制御回路14はM0及びM1を順次指定す
ると共に制御信号CT5を出力し、書込回路13は
M0の値を読出してM1に書込み(M0→M1)、測
定値DaをM1に保持する。次に制御回路14は
M3を指定すると共に制御信号CT6を出力し、書
込回路13はM3をリセツトする(M3→0)。即
ちM3は連続した周期で雑音が検出された場合に
通算雑音周期数を記憶するため、雑音が検出され
ない場合は、リセツトされる。そして制御回路1
4はM4を指定すると共に制御信号CT7を出力し、
書込回路14はM4をリセツトする(M4→0)。
即ちM4は測定値が各周期で減少傾向を示してM2
が零より小さくなる連続周期数を記憶するため、
測定値が雑音の影響を受けずに増加傾向を示した
場合はリセツトされる。 更に(M2>0)の判定でM2が小さい場合制御
回路14に判定信号J4が入力し、測定値は減少傾
向を示していることが判明して、制御回路14は
M4を指定すると共に制御信号CT8を出力し、演
算回路11はM4の値に1を加算して加算結果は
M4に書込まれる(M4+1→M4)。続いて制御回
路14はM4及びM6を順次指定する共に制御信号
CT9を出力し、比較回路12はM4の値とM6のピ
ーク値終了判定データAとを比較する(M4
A)。M4は先に述べた如く各周期での測定値が連
続して減少傾向にある場合の通算周期数が記憶さ
れており、この周期数が所定数(即ちピーク値終
了判定データA)に達すると比較回路12より判
定信号J5が入力し、制御回路14は、M1に記憶
している測定値をピーク値と確定し、M4の値が
小さい場合再び次の周期に於けるカウンタ6の測
定値の取込動作となる。 上記構成に依り、例えば周期aで始めて、測定
値が減少傾向を示すと前回の周期(a−1)で取
り込んだ測定値Da-1がM1に保持され、以後a+
1・a+2……周期での測定値が何れもDa-1
り小さいとM1は継続してDa-1を保持し、周期a
よりA周期経過した周期(a+A)での測定値
Da+AもDa-1より小さいとこのDa-1をピーク値と
確定する。また周期aでの測定値Daに雑音が検
出された場合も周期(a−1)での測定値Da-1
がそのままM1に保持されDaは比較の対象から外
され次の周期(a+1)での測定値Da+1はDa-1
と比較される。 以上詳述した本発明に依ると、従来の如く測定
値が減少傾向を示してから、始めて雑音の影響を
判定するのではなく、各サンプリング周期毎にそ
の検出測定値を前回に採用した雑音を含まない測
定値と比較することで雑音を検出しているために
安定した雑音検出が行なわれる。しかも、上記比
較動作に於いて雑音が検出された周期での測定値
を採用することがないため非適正な測定値をピー
ク値とすることが防止される。更に雑音が検出さ
れるとその後の前記比較動作では雑音検出周期か
らの通算周期数と基準値の積に基づき行なうため
に連続した周期に雑音がまたがつていてもこれを
検出することができると共に、雑音が2周期・3
周期……にまたがる場合の基準値を夫々用意する
ことが無く制御が容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のピーク値検出の原理図、第2図
は本発明の原理図を夫々示し、第3図は硬貨選別
装置に適用した実施例、第4図は制御動作のフロ
ーチヤートを示す。 1……硬貨通路、……硬貨選別センサー、6
……カウンタ、8,9……メモリ、11……演算
回路、12……比較回路、13……書込回路、1
4……制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 測定装置の検出々力を一定周期でサンプリン
    グして順次隣合う周期での測定値を比較しながら
    前記検出々力が増加傾向から減少傾向へと転換す
    るときの測定値をピーク値と判定する方法に関し
    て、測定誤差により一つの周期で変動する分を見
    越して基準値が設定されており、前記増加傾向の
    領域に於ける比較過程では隣合う周期での測定値
    の差が前記基準値より小さい場合に新しい周期で
    得た測定値を順次採用し、隣合う周期での測定値
    の差が前記基準値より大きい場合に新しい周期で
    得た測定値を雑音として前回の測定値を続けて採
    用すると共に、次の周期では検出した測定値と現
    在採用している測定値との差を前記基準値の2倍
    した値と比較し、検出した測定値が大きい場合更
    に次の周期では検出した測定値と現在採用してい
    る測定値との差を前記基準値の3倍した値と比較
    する関係で雑音が雑音検出周期以後の各周期に連
    続しているかを検出し、或る周期で検出した測定
    値と現在採用している測定値との差が前記基準値
    と前記雑音検出周期からの通算周期数との積より
    小さくなつたとき検出した測定値を採用して以後
    の周期では隣合う周期の測定値を比較するもの
    で、採用した測定値が以後の所定数の周期での測
    定値より全て大きいとこの測定値をピーク値とす
    ることを特徴とした測定装置出力のピーク値検出
    方法。
JP7188779A 1979-06-07 1979-06-07 Peak value detecting method of output from measuring device Granted JPS55163459A (en)

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JPS55163459A JPS55163459A (en) 1980-12-19
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