JPH01207790A - 液晶表示器付小型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示器を有する小型装置に関し。

特に液晶表示器の視角度自動切換機能を有する装置に関
する。

〔従来の技術〕

液晶表示器は１周知のように、多くの利点を持ち、適用
分野は広汎にわたっている。液晶表示器は、第６図、第
７図に示す如く、液晶表示器６１の液晶表示面６２につ
いて考察すると、ある視角度θ１あるいはθ２での視野
角ψ１．ψ２はほぼ限定されている。しかし、視角度θ
４．θ２については。

第８図からもわかるように、液晶表示器自体に印加され
る駆動電圧により決定される。

ここで、液晶表示器を有する小型装置が２例えば携帯型
のワードプロセッサのように机やテーブル等への据置き
型のものである場合、液晶表示器の視角度はそれほど問
題にはならない。しかし。

小型装置が１例えばハンドセットのように、液晶表示器
を有する手持ち機器とこの手持ち機器を受ける取付台と
から成るような場合１次のような問題点がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

すなわち、液晶表示器が手持ち機器に設けられている場
合には、液晶表示器の視角度は、少なくとも取付台に置
かれた状態と手持ちの状態とについて考慮されなければ
ならない。しかしながら。

これまでは上記のような考慮は無視されている。

そして１人間が常に一定の方角から見ることが不可能な
装置であっても、使用状態にて予想される最も効果的な
視角度を一つ選んで設定しているのが実情である。

このような実情に鑑み１本発明の技術的課題は。

液晶表示器を有する手持ち機器とこれを受ける取付台と
から成る小型装置において５手持ち機器の使用状態に応
じそ液晶表示器の視角度を自動的に切り換える機能を有
する小型装置を提供することにある。・ 〔課題を解決するための手段〕 本発明による小型装置は１手持ち機器が取付台にセット
されているかどうかを検知する手段を手持ち機器あるい
は取付台に設け１手持ち機器では検知手段からの検知信
号に応じて液晶表示器の視角度を切シ換えるようにした
ことを特徴とする。

〔作用〕

すなわち８手持ち機器では、検知手段からの検知信号が
手持ち機器のセット状態を示す時液晶表示器の駆動電圧
を第１の視角度が得られる値とし。

検知信号が手持ち機器の手持ち状態を示す時液晶表示器
の駆動電圧を第２の視角度が得られる値とする。

以下余日 〔実施例〕 第５図を参照して本発明の基本的な実施例を説明する。

本小型装置は、液晶表示器５３を有する手持ち機器５１
と、この手持ち機器５１を受ける取付台本体５２とから
成る。取付台本体５２は手持ち機器５１との間で信号線
を利用して情報のやり取シをしたり１手持ち機器５１を
制御するが。

ここではそのような制御については説明は省略する。し
たがって、第５図の手持ち機器５１．取付台本体５２に
は２本発明の実施に必要な構成要素のみを示している。

取付台本体５２には１手持ち機器５１のセットの有無を
検出するスイッチ５４が設けられている。

スイッチ５４の検出信号は信号線の一部である信号線５
５を利用して手持ち機器５１へ送られる。

手持ち機器５１は液晶表示器５３の視角度切換手段とし
て、スイッチ５６と駆動部５７とを有している。

手持ち機器５１では、スイッチ５４の検出信号。

すなわち取付台本体５２に手持ち機器５１がセットされ
ていることを示す信号か、あるいは取付台本体５２から
取り外して手持ち状態にあることを示す信号に応じてス
イッチ５６が切シ換わる。このスイッチ５６の切り換わ
りにより、駆動部５７に供給される電源５８の電圧が切
り換えられる。

その結果、液晶表示器５３では視角度が切り換わる。

次に、第１図〜第４図を参照して２本発明を自動車用の
電話装置に適用した例について説明する。

第１図、第２図において２本電話装置はハンドセット（
手持ち機器）１とハンドセットカップ（取付台）２とか
ら成る。ハンドセット１は周知のように、液晶表示器３
．受話器用のスピーカ４．送話器用のマイクロフォン５
．及びダイヤル操作等のためのキーＡ？ツド６等を備え
ている。一方、ハンドセットカップ２には、ハンドセッ
ト１０セツトの有無を検出するフックスイッチ７が設け
られている。フックスイッチ７は、ハンドセットカッｆ
２にハンドセット１がセットされている時オンとなり、
ハンドセット１がハンドセットカッｆ２から取り外し状
態にある時はオフとなる。フックスイッチ７のオン、オ
フ信号は信号線８を通してハンドセット１に送出される
。送受話のだめの構成、動作は周知であり、ここでは説
明は省略する。

第３図、第４図は自動車内に設置された電話装置の液晶
表示器３に対するユーザの目線方向の変化を示す。すな
わち、ハンドセット１がハンドセットカッｆ２にセット
されている（第３図）状態での目線方向１２は、ハンド
セット１がハンドセットカップ２から取り外し状態にあ
る（第４図）時の目線方向１３と異なる。これは液晶表
示器３とユーザの目との間の距離及びハンドセット１の
位置、姿勢に起因する。

本実施例では、フックスイッチ７がオン、すなわちハン
ドセット１がハンドセットカップ２にセットされている
時は、液晶表示器３の駆動電圧はσＩ ■、で視角度は−である。一方、フックスイッチ７がオ
フ、スなわちハンドセット１がハンドセットカップ２か
ら取り外されている時は、液晶表示器３の駆動電圧はｖ
２（但し、　Ｖ、＞Ｖ２）で視角度はθ２（但し、θ、
〉θ２）である。このような駆動電圧の切り換えは９例
えばフックスイッチ７のオン。

オフ信号に応じてオン、オフする三端子能動素子を用い
ることで容易に実施できる。言うまでも無く、視角度θ
１．θ２　の設定は、第３図、第４図に示されるように
、ユーザと電話装置の液晶表示器３との間の位置関係に
もとづいて設定される。特に、第３図、第４図から明ら
かなように、ハンドセット１がハンドセットカップ２に
セットされている状態では、ハンドセット１は垂下状態
に置かれている。しかし、ハンドセット１がハンドセラ
・トカップ２から取り外された状態では、ハンドセ′　
ット１は水平に近い状態で持たれる。このことから、視
角度θ２はハンドセット１が水平に近い状態にある時に
、ユーザが目視し易くなるように設定されるのが好まし
い。

このように液晶表示器３の駆動電圧を切シ換えることに
より、第１図の視角度θ１と電３図の目線方向、第２図
の視角度θ２と第４図の目線方向とがそれぞれほぼ等し
くなるようにされる。

なお、実施例ではハンドセットのセットの有無をハンド
セットカップに設けたフックスイッチで検出するように
しているが、検出手段はどのようなものでも良いし、ハ
ンドセット側に設けられても良い。また２本発明は、第
５図に示した如く。

液晶表示器を有する手持ち機器とこれを受ける取付台本
体とから成る装置全般に適用できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明では液晶表示器の視角度切
換機能を有することによシ、液晶表示器付小型装置の表
示部には装置の姿勢に影響されずに常に鮮明な表示が得
られるだけでなく、効果的な表示の活用（例えば、リア
ルタイム表示）が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明を自動車用の電話装置に適用し
た実施例を示し、第３図、第４図は第１図の電話装置を
自動車の車内に実装した場合の図。 第５図は本発明の基本的な実施例のブロック図。 第６図、第７図は液晶表示器の視角及び視野角を説明す
るだめの図、第８図は液晶表示器の視角と駆動電圧との
関係を示した特性図。 図中、１はハンドセット、２はハンドセットカップ、３
は液晶表示器、７はフックスイッチ。 蝕

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、手元に取っても表示内容の認識を必要とする液晶表
   示器付きの手持ち機器と該手持ち機器の取付台（若しく
   は収納部）とで構成された小型装置において、前記手持
   ち機器が前記取付台に取付いているか否かを検知する手
   段を前記取付台、手持ち機器の一方に設け、前記手持ち
   機器では前記検知手段からの信号にもとづいて前記液晶
   表示器の視角度を変化させることを特徴とする液晶表示
   器付小型装置。