JPH01201533A

JPH01201533A - スピン及びスプールのための保守装置を具備する紡績機

Info

Publication number: JPH01201533A
Application number: JP63255055A
Authority: JP
Inventors: Rupert Karl; ルペント、カール; Betsukaa Rudorufu; ルドルフ、ベッカー
Original assignee: Schubert und Salzer Maschinenfabrik AG
Current assignee: Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau AG
Priority date: 1987-10-13
Filing date: 1988-10-12
Publication date: 1989-08-14
Also published as: EP0313832A1; IN171934B; US4890450A; DE3734568A1; JPH0372728B2; CN1034592A; BR8805153A; DE3734568C2; DE3870573D1; EP0313832B1; CN1018074B; CS275506B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は紡績機長手方向に移動可能な、スピン及びスプ
ール用保守装置を具備し、機枠内に制御及び駆動手段を
収容し、この機枠が蓋板により閉鎖され、移動方向に対
して作用する抵触防止手段を具備する紡績機に関するも
のである。

上述の如き装置を具備する紡績機は公知であり、−船釣
に使用されている。

このような装置（以下において単に保守装置と称するこ
とがある）は、抵触防止手段として衝壁前を存する。抵
触防止手段は装置の移動路上に在る障害と接触した場合
に進路を遮断する役割を存する。床面に存在する障害を
検知するため抵触防止手段は機枠の下面に装着さされる
。機枠内部点検の際小さい衝壁前が有利である。機枠内
の制御及び駆動手段へのアクセスが容易であるからであ
る。しかしながら、この場合には、例えば抵触防止手段
を分解することなく、紡績機の方へ身を乗出す作業員が
肩部及び頭部において装置に抵触乃至衝突するおそれが
ある。

大きな障壁の場合には、同じ（周知のように、点検の際
のアクセスを困難にする。点検に際して抵触防止手段を
解体するときは、防止手段不在のために作業員に対する
傷害のおそれが高くなる。

公知の保守装置は多数の板体から成る蓋板を仔し、これ
が機枠に装着される。しかしながら、この場合に点検の
ため蓋板が除去され、その後再び装着されねばならない
ので大きな労力及び時間のロスをもたらす。この理由か
ら、しばしばアクセスの必要があ多部分において蓋板を
設けないとすると、作業員の傷害のおそれ、制御及び駆
動手段の汚染のおそれが生ずる。

そこで、この分野の技術的課題は、スピン及びスプール
の保守作業の間及びｖｔ近点検の間において有効な抵触
防止をもたらし、しかも装置の機枠内に在る制御及び駆
動手段への点検作業のためのアクセスを保証することで
ある。

（発明の要約）この技術的課題は、各移動方向の上記抵触防止手段が２
個の単位部材から成り、その第１単位部材が機枠の側方
蓋板に旋回可能に結合され、制御手段に作用する第２単
位部材のための作動手段として構成されていることを特
徴とする本発明紡績機により解決され得る。

（発明の構成）このような構成により、側方蓋板の開放除去と共に抵触
防止手段の単位部材が機枠から除去され、これにより制
御及び駆動手段へのアクセスが実質的に容易ならしめら
れる。機枠から除去されたこの単位部材は装着状態にお
いて第２単位部材に対する作動手段として機能し、この
第２単位部材が制御手段に直接的に作用して、これと共
に実質上の抵触防止手段を構成する。第２単位部材は第
１単位部材が無くても本来の機能を保持し得るが、両部
材が共動作用する構成に比較して、開放され得る面積が
限定される。

本発明のその他の構成において、機枠の側方蓋板は、紡
績機より離れている方の側面で旋回関節に装むされる。

これにより機枠側方蓋板は容易に開放され得る。比較的
短い点検作業の場合には、蓋板は旋回関節に懸吊される
。紡績機から離れている側面における装着により蓋板は
広く開放されることができ、制御及び駆動手段への良好
なアクセスが可能となる。

隣接する２個の蓋板が共通の旋回軸を打することにより
、制御及び駆動手段へのアクセスが極めて容易ならしめ
られる。

蓋板は旋回関節を覆うように装着される。これにより関
節は飛散する繊維に対し被覆され、汚染しないように保
護される。さらに機枠から突出する部分を無＜シ、これ
により作業員が抵触し傷害を受けることを防止すること
ができる。

本発明のさらに他の構成において、蓋板は懸吊可能にな
され、これにより比較的長い点検の場合の制御及び駆動
手段への良好なアクセスが可能となる。

各蓋板はそれぞれ蓋板の３位置に作用してａ７り位置に
保持する迅速ロック手段を有する。この迅速ロック手段
は、把手により各蓋板を開放及び閉鎖状態にもたらし得
る。３位置に作用するロック手段により、蓋板は装置基
台上に密接載置され、また抵触防止手段の第１単位部材
のように部分的に開放されることができる。

本発明のさらに他の構成によれば、抵触防止手段の第１
単位部材は、機枠の上方部分に位置し、この機枠の高さ
にわたって下方に延びるように装着される。これにより
抵触防止手段がそれぞれの位置において装置移動路にお
いて機枠と接触するべき障害物に作用して、第１単位部
材が第１単位部材に対して作用し得る。しかしながら、
抵触防止手段の第２単位部材は、第１単位部材と無関係
に作動して、第１単位部材の作用なしに抵触防止手段を
作動可能とすることができる。

抵触防止手段の第２単位部材は機枠の下面延長部に配置
される。蓋板の開放状態或は懸吊状態における点検作業
が制御及び駆動手段への良好なアクセスにより容易なら
しめられ、しかもなお抵触防止作用がもたらされる。抵
触防止手段は装置の最下方位置に在る。これにより装置
移動路に在る下方の障害物も、上方の障害物も抵触防止
手段により検知され、これが開放される。障害物はしば
しば境界部分に在り、このためその高さと無関係に装置
の下方稜面において接触する。

抵触防止手段第１単位部材は、その第２単位部材と、磁
力的に結合される。このために百単位部材は簡単に分離
され、しかも再結合され得る利点がある。さらに両部材
は質量慣性によるのではな（装置の加速により相互に分
離され得るように十分に強固に結合される。

機枠は相互に旋回折畳み可能の機枠部分を有する。これ
により機枠の奥行きが浅くなされ、これによっても点検
作業が容易ならしめられる。この旋回可能に装着された
機枠部分にエレクトロニクス制御手段を設け、機枠内の
制御及び駆動手段の目視的構成を可能とするのが好まし
い。紡績機寄りの側面或はこれから遠い方の側面に旋回
軸を有する、互いに接触可能の機枠ｍ１分を構成するこ
とも可能であるる自動操作の間にも、また手作業点検作業の間にも、移動
可能装置の抵触防止をもたらし、しかも同時に点検作業
に都合のよい、すなわち制御及び駆動手段への良好なア
クセスをもたらすという要望は、このようにして本発明
により充足される。

以下において本発明の実施例を貼付図面に関連して説明
する。

第１図に本発明紡糸機における抵触防止装置１の側面が
図示されている。これは相互に作用する単位部材１１及
び１２を有する。第１単位部材１１は、ピボットベアリ
ング１３を介して側方蓋板２と関節結合されている。単
位部材１１は、支持板体１１１、杆状体１１２及び補強
材１１３から構成されている。この支持板体１１１には
、上記ピボットベアリング１３と上記杆状体１１２が固
定装着されている。補強材１１３は、この図示の状態で
は第２単位部材１２の磁石１２３に接触している。第２
単位部材１２には、そのほかに制御部材に作用する窓棒
１２１ならびに衝撃を窓棒１２１に伝達するための衝合
面１２２を有する。

単位部材１１全体がピボットベアリング１３を中心とし
て旋回し、その大きなレバアーム端部で抵触防止装置１
の第２単位部材１２に作用するようになされている。第
１単位部材１１の旋回運動は第２単位部材１２の平行移
動に変換される。第２単位部材１２は機枠４内に在る制
御手段に作用し、第２部材が機枠４内で逆方向運動する
とき保守装置５の進路を遮断する。

単位部材１１は磁石１２３を介して単位部材１２と結合
される。この磁石１２３は、面部材１１及び１２が相互
に摺動可能であるため、旋回運動を平行移動に変換する
ことができ、また単位部材１１は保守装置の著しい加速
により慣性のためこれに阻止されて振子運動し、非制御
運動を行う。

側方蓋板２は機枠４における旋回関節２１に装着される
。側方蓋板２には少な（とも２個の関節凹部２１１が設
けられる。関節突起２１２が機枠４に固定装着され、旋
回軸が保守装５！５の外周面内に在るように原状に復帰
せしめられる。前方蓋板３も側方蓋板２と同じようにし
て装着されている。この両蓋板２及び３はその運動によ
り旋回関節２１から引上げられ、機枠４から除去そされ
る。

双方向矢印Ｂは単位部材１２が運動し得る方向を示す。

外部作用により機枠４に向かう方向の運動がもたらされ
、その結果信号が生起し、これにより保守装置５の進路
が遮断される。単位部材１２は次いで当初位置まで自刃
復帰して新たな開放に備える。

第２図は保守装置５の平面図である。図示の便宜上、左
方抵触防止装置は全部が完全に図示されていない。蓋板
２．３及び機枠４の旋回可能部分４１は、それぞれ閉鎖
状態（実線）及び開放状態（鎖線）で図示されている。

旋回可能の蓋板２．３及び機枠部分４１は、それぞれの
対向側に存在する制御及び駆動手段へのアクセスを容易
ならしめるため約９０″旋回し得るようになされている
。

旋回して垂下乃至懸吊せしめられている蓋板２．３及び
機枠部分４工は、機枠４乃至機枠部分４１内への容易な
アクセスを可能ならしめる。この場合、抵触防止装置１
は単位部材１２で機枠４乃至機枠部分４１内への完全な
機能を果し得る。

蓋板２の旋回懸吊により単位部材１１は外部作用を受け
ない。単位部材１２の作用は完全に維持されており、従
って抵触に対する防止機能は保証される。

機枠部分４１はエレクトロニクス制御手段乃至素子を配
備したスイッチボックスとして作用する。このスイッチ
ボックスの機能は垂下懸吊状態においてもなお作動可能
状態に在る。機枠部分４１の旋回は、側方蓋板２及び前
方蓋板３と同様にして行われる。この場合にも保守装置
５の外周面内に旋回関節　２１が設けられ、その露出稜
縁部が存在しないようになされる。

旋回可能機枠部分４１により、保守装ｇ１５における点
検作業がさらに容易ならしめられる。機枠部分４１にお
けるエレクトロニクス制御素子も、機枠４内における制
御及び駆動手段もアクセスが容易ならしめられるからで
ある。

前方蓋板３は単一部分で構成される。これは機枠４内に
或在る制御及び駆動手段に部外者がみだりに手を触れな
いように、また汚染されないように保護する。

前方蓋板３に設けられる窓３６が第３図に示されている
。これにより機枠４内に在る制御及び駆動手段が視覚的
に確認され得る。これにより機枠４内の伏況が観察され
得るので、監視作業が軽減される。

側方蓋板２及び旋回可能機枠部分４１と同様に、前方蓋
板３も迅速ロック手段３１によりロックされるが、これ
は前方蓋板のためにだけ図示される。迅速ロック手段３
１は単位部材２．３及び機枠部分４１をロックし、また
ロック位置３２に対して直接的に、またロックピン３５
を介して上方及び下方ロック位置３３及び３４に作用す
る。

ロック手段は公知の態様でカギにより或はラッチを介し
て作動される。ロック位置３３及び３４は蓋板２及び３
を機枠４に密接させ、これにより制御及び駆動手段が汚
染しないように保護する。

抵触防止装置１のピボットベアリング１３は、機枠４上
に設けられ、これにより側方蓋板２の旋回運動は、部材
１１が機枠４乃至機枠部分４１に衝合することなく、大
きな範囲で側方蓋板２の回転をもたらし得る。

機枠部分４１には、エレクトロニクス制御素子に直接接
続される表示及び入力素子４１１が設けられ。この表示
及び入力素子４１１は、機枠部分４１の旋回伏態におい
ても機能することができ、これによっても点検作業は容
易ならしめられる。

この表示及び入力素子４１１は、保守要員の視野におい
て旋回され得るからである。

保守装置５全体が移動用レール６上を走行する。しかし
ながらレール８には機枠４のみが案内される。これによ
り保守装置５の任意の位置において、機枠部分４１を旋
回させ得る。

図示の実施態様においては、抵触防止部材ｌの第２単位
部材１２は、機枠部分４１と共に側方に旋回せしめられ
る。しかしながら、この部材１２は機枠４に直接装着さ
れ、機枠部分４１が旋回せしめられる時にもなお機枠４
と共に該位置に保持されることが可能である。

抵触防止部材１の第１単位部材１１は機枠４の全長乃至
全高を超えて延長せしめられる。これにより保守装置５
の延路に在る障害はすべて探知され、制御手段に伝達さ
れる。第１単位部材１工め下方部分において最も生起す
る可能性のある抵触乃至衝突が生起した場合、これは単
位部材１１の補強材１１３で生起する。

【図面の簡単な説明】

第１図は抵触防止装置の側面図、第２図は旋回可能の蓋板と共に保守装置の平面を示す図
面、第３図は該装置の正面図である。本発明の主要部分と図面中の参照符号この対応関係は以
下の通りである。１・・・・・・抵触防止装置（手段）１１・・・・・・（その）第１単位部材１２・・・・・
・（その）第２単位部材１２３・・・用磁石１３・・・・・・ピボットベアリング２・・・・・・側方蓋板２１・・・・・・旋回関節３・・・前方蓋板４・・・・・・機枠４１・・・・・・機枠（の旋回可能部分）５・・・・・
・保守装置６・・・・・・移動用レール図面の浄書（内容に変更なし）ＦＩＧ、３手続補正書（方式）平成１年　２月１３日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）紡績機長手方向に移動可能な、スピン及びスプー
ル用保守装置を具備し、機枠内に制御及び駆動手段を収
容し、この機枠が蓋板により閉鎖され、移動方向に対し
て作用する抵触防止手段を具備する紡績機において、各
移動方向の上記抵触防止手段（１）が２個の単位部材か
ら成り、その第１単位部材（１１）が機枠（４）の側方
蓋板（２）に旋回可能に結合され、制御手段に作用する
第２単位部材のための作動手段として構成されているこ
とを特徴とする紡績機。
（２）請求項（１）による紡績機であって、機枠（４）
の側方蓋板（２）が紡績機から遠い方の側面において旋
回関節（２１）に装着されていることを特徴とする紡績
機。
（３）請求項（１）或は（２）による紡績機であって、
互いに隣接する２個の蓋板（２、３）が共通の旋回軸を
有することを特徴とする紡績機。
（４）請求項（１）乃至（３）の何れかによる紡績機で
あって、蓋板（２、３）が旋回関節（２１）を覆うよう
に装着されていることを特徴とする紡績機。
（５）請求項（１）乃至（４）の何れかによる紡績機で
あって、蓋板（２、３）が各蓋板（２、３）に設けられ
、その３位置（３２、３３、３４）において作用する迅
速ロック手段（３１）により閉鎖位置に保持され得るこ
とを特徴とする紡績機。
（６）請求項（１）乃至（５）の何れかによる紡績機で
あって、第１単位部材（１１）が機枠（４）の上方部分
に位置し、この機枠の高さにわたって下方に延びている
ことを特徴とする紡績機。
（７）請求項（１）乃至（６）の何れかによる紡績機で
あって、抵触防止手段（１）の第２単位部材（１２）が
第１単位部材（１１）と独立して作動され得ることを特
徴とする紡績機。
（８）請求項（１）乃至（７）の何れかによる紡績機で
あって、抵触防止手段の第２単位部材（１２）が機枠（
４）の下面延長部に位置することを特徴とする紡績機。
（９）請求項（１）乃至（８）の何れかによる紡績機で
あって、第１単位部材（１１）が第２単位部材（１２）
と磁力により結合されていることを特徴とする紡績機。
（１０）請求項（１）乃至（９）の何れかによる紡績機
であって、機枠（４）が機枠部分（４１）を有し、両者
が蝶番結合されていることを特徴とする紡績機。
（１１）請求項（１０）による紡績機であつて、旋回可
能に装着されている機枠部分（４１）にエレクトロニク
ス制御手段が設けられていることを特徴とする紡績機。