JPH01201319A - 磁気記録媒体用結合剤およびそれで結合した磁性層を有する磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体用結合剤およびそれで結合した磁性層を有する磁気記録媒体

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JPH01201319A
JPH01201319A JP63025459A JP2545988A JPH01201319A JP H01201319 A JPH01201319 A JP H01201319A JP 63025459 A JP63025459 A JP 63025459A JP 2545988 A JP2545988 A JP 2545988A JP H01201319 A JPH01201319 A JP H01201319A
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JP63025459A
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Shinji Miyoshi
伸治 三好
Hiroyuki Shiraki
寛之 白木
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録媒体用結合剤およびその結合剤で結
合した磁気層と非磁性支持体とからなる基本構造を有す
る磁気記録媒体に関する。
従来の技術 一般にオーディオ用、ビデオ用あるいはコンピュータ用
等の磁気記録媒体として、強磁性粉末(磁性体)を樹脂
成分(結合剤或はバインダ)中に分散させた磁性層を非
磁性支持体上に設けた磁気記録媒体が用いられている。
磁気記録媒体は、走行耐久性、電磁変換特性および走行
性などを特徴とする特性において、高いレベルにあるこ
とが要求されている。
このような磁気記録媒体は、強磁性粉末、樹脂成分およ
びその他の添加剤および溶剤を混合分散して調製した磁
性塗料を非磁性支持体上に塗布した後、磁場配向処理工
程、乾燥工程1表面平滑化処理工程、a他工程および裁
断工程を経て製造されるのが一般的である。
最近、磁気記録媒体の強度の向上を目的として、磁性塗
料中に硬化剤成分としてポリイソシアネートを配合する
ことが多くなってきている。
ポリイソシアネートを併用することにより、ポリイソシ
アネートが反応してポリウレタン樹脂などの樹カ旨成分
との間に三次元網状の架橋構造を形成するので磁性層の
強度が向上するとの利点がある。この三次元網状の架橋
構造は、磁気記録媒体の製造工程の内、主に硬化工程で
形成される。
しかしながら、ポリイソシアネートの反応速度が低いこ
とから、ポリイソシアネートによる三次元網状の架橋構
造の形成には非常に長時間を要するとの問題がある。す
なわち、磁気記録媒体を製造する際の硬化工程は、磁気
記録媒体原反(非磁性支持体と、磁性塗料の塗布層の溶
剤が除去された層とを含む積層体)を、60℃程度の温
度で1〜3日間放置したのち、さらに室温で7日間程度
放置することにより行なわれるのが一般的である。
従って、磁気記録媒体自体の製造に非常に長時間を要す
るとの問題がある。
また、硬化工程の条件により製品の特性が変化すること
があり製品管理が煩雑化するとの問題もある。
なお、ポリイソシアネートは、磁性塗料のみならず、磁
気記録媒体に強度を付与することを目的として磁性層の
設けられていない非磁性支持体面にバック層を形成する
塗料中にも添加されることが多くなってきており、この
場合にも同様の問題を生ずる。
そこで、硬化工程を短縮するために、磁性塗料あるいは
バック層を形成する塗料に有機スズ系の触媒の添加が提
案されている(特公昭6l−issto号公報)。この
場合、硬化時間は短縮することができるが、同時に、磁
性塗料のポットライフも短くなってしまい、実際の使用
には問題があった。また、磁気記録媒体の製造は、…脂
成分および強磁性粉末を溶剤と共に混線分散させてなる
磁性塗料を非磁性支持体上に塗布、溶媒を留去後、スー
パーカレンダーロールなどを利用し表面平滑化処理を施
すが、有機スズ系の触媒を添加すると、室温付近でも反
応が加速されるため、平滑化処理を行う際すでに磁性層
の硬度が高くなっており、満足な表面平滑化処理が行な
えないという欠点も有していた。
一方、非磁性支持体とこの非磁性支持体上に塗布された
磁性塗布層とを含む積層体を、該磁性塗布層の乾燥後、
硬化反応終了前にアルカリ処理をして磁気記録媒体を短
時間に製造することも提案されている(特開昭62−9
5737号公報)。しかしながら、この方法ではアルカ
リ処理するための装置が必要となり、製造設備がその分
だけ大型化するとともに費用も増大する。
発明が解決すべき課題 本発明は、ポットライフは短くせず、表面平滑化処理に
も悪影響を及ぼさず、しかも硬化のための特別の装置を
要せず、硬化時間のみを短縮する磁気記録媒体用結合剤
およびそれで結合した磁性層を有する磁気記録媒体を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明者らは鋭意研究の結果、−紋穴 [式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミン
と水溶液中でのpKaが2.5〜4である酸との塩を結
合剤中に含有させると磁気記録媒体製造時、室温付近で
の反応速度は、はとんど加速せず、加熱した場合にのみ
反応速度を非常に加速すること、さらに、この結合剤で
結合した磁性層を有する磁気記録媒体は、従来のものに
比べ表面性が良好になり、耐久性も向上することを知見
し、これらの知見にもとづき、本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明は、(a)水酸基を有する樹脂成分
、(b)ポリイソシアネートおよび(C)一般式1式中
、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミンと水溶
液中でのpKaが2.5〜4である酸との塩を含有して
なる磁気記録媒体用結合剤および(a)水酸基を有する
樹脂成分、(b)ポリイソシアネートおよび(c)一般
式 1式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミン
と水溶液中でのpKaが2.5〜4である酸との塩を含
有してなる磁気記録媒体用結合剤で結合した磁性層を有
する磁気記録媒体に関する。
本発明に用いられる(a)水酸基を有する樹脂成分とし
ては、通常の磁性塗料の結合剤成分として使用されてい
る樹脂成分から選ぶことができる。
樹脂成分の例としては、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体、塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合
体、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル
・アクリロニトリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共
重合体、ニトロセルロース樹脂などのセルロース誘導体
、アクリル樹脂。
ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂
、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリウレタン樹脂な
どをあげることができる。
これらの樹脂は極性基としてカルボキシル基。
スルホン酸金属塩基、リン酸エステル基などを有してい
てもよい。上記の樹脂のなかで特に、塩化ビニル・酢酸
ビニル・ビニルアルコール共重合体。
ニトロセルロース樹脂、フェノキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂を単独あるいは、それらの2種以上を併用して用い
ることが好ましい。
(b)ポリイソシアネートとしては、イソシアネート基
が2個以上の低分子屡ポリイソシアネートがあげられ、
この具体例としてはトリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタンジイソシアネート。
キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどの有機
ジイソシアネートおよびそれらの重合体、あるいは有機
ジイソシアネートの過剰と、たとえばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ブチレングリコール、トリメチロールプロパン、ヘキサ
ントリオール、グリセリン、ソルビトール、ペン・タエ
リスリトール、ヒマシ油、エチレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミン、エタノールアミン、ジェタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、水、アンモニア、尿素など
の低分子活性水素化合物、または各種ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオール
などの高分子活性水素化合物とを反応させて得られるポ
リイソシアネートあるいはこれらのビウレット化物、ア
ロファネート化物などが好適である。その分子量は約1
50〜7.000程度のものがあげられる。
通常、(a)水酸基を有する樹脂成分と(b)ポリイソ
シアネートとの配合重量比は、約9.1〜6.4の範囲
内に設定される。
そして、上記樹脂成分とポリイソシアネートとの合計の
m9は、使用する強磁性粉末100重量部に対して、通
常的1O−100重量部程度である。
本発明に用いられる(C)一般式 [式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミン
と水溶液中でのpにaが2.5〜4である酸との塩とは
、たとえばnが1の1.5−ジアザ−ビシクロ(4,3
,0)ノネン−5,nが2の1.5−ジアザービシクO
(4,4,0)デセン−5,nが3の1.8−ジアザ−
ビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7とたとえば、ク
ロル酢酸、ブロム酢酸、フルオロ酢酸などのハロゲン酢
酸類、フェノキシ酢酸、0−クロシフエノキシ酢酸9m
−クロルフェノキシ酢酸、p−クロルフェノキシ酢酸、
0−ブロムフェノキシ酢酸。
m−ブロムフェノキシ酢酸、p−ブロムフェノキシ酢酸
、O−フルオロフェノキシ酢酸9m−フルオロフェノキ
シ酢酸、p−フルオロフェノキン酢酸、0−シアノフェ
ノキシ酢酸1m−シアノフェノキシ酢酸、p−シアノフ
ェノキシ酢酸、0−ニトロフェノキシ酢酸。
m−ニトロフェノキシ酢酸、p−ニトロフェノキシ酢酸
などのフェノキシ酢酸類、0−クロル安息香酸。
m−クロル安息香酸、p−クロル安、@、香酸、0−ブ
ロム安息香酸1m−ブロム安e、香酸、p−ブロム安息
香酸、0−フルオロ安息香酸1m−フルオロ安息香酸1
m−アセチル安息香酸、p−アセチル安息香酸、0−イ
ソプロピル安息香酸、0〜エチル安息香酸、0−シアノ
安息香酸、m−シアノ安き、香酸、p−シアノ安息香酸
1m−ニトロ安息香酸、p−ニトロ安息香酸、2.4゜
6−トリメチル安息香酸、2.4.6−トリメトキシ安
巳香酸、o−tert−ブチル安息香酸などの安息香酸
、グリコール酸、乳酸、グリセリン酸などのヒドロキシ
酸類、ギ酸などの水溶液中でのpKaが2゜5〜4の酸
との塩である。上記の塩の中で、特に1.5−ノアザー
ビシクロ(4,3,0)ノネン−5または1.8−ジア
ザ−ビンクロ(5,4,0)ウンデセン−7とギ酸との
塩が好ましい。
水溶液中でのpKaが4より大きい酸との塩を用いた場
合は、室温付近で触媒活性を示すのでポットライフが短
くなる。pKaか2.5より小さい場合は、触媒活性を
示す温度が80℃以上となり、磁気記録媒体の製造には
適さない。
上記(c)の塩の添加量は(a)水酸基を有する樹脂成
分と(b)ポリイソシアネートとの合計ff1loO重
量部に対してほぼ約0.05〜I重量部の範囲が好まし
い。その虫が約005重量部未満であると、加熱しても
反応速度は加速されず、1重量部を超えると室温付近に
於いても加速され、ポットライフが短くなることがある
本発明の磁気記録媒体用結合剤は(a)水酸基を有する
樹脂成分、(b)ポリイソシアネートおよび(C)−紋
穴 [式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミン
と水溶液中でのpKaが2.5〜4である酸との塩を混
合することにより得られ、上記(a)〜(C)と強磁性
粉末とを、通常、磁性塗料の調整の際に使用されている
溶剤と共に混線分散することにより磁性塗料が得られる
本発明に用いられる強磁性粉末としては、強磁性酸化鉄
粒子9強磁性二酸化クロム、強磁性合金粉末、六方晶系
バリウムフェライト微粒子、窒化鉄等があげられる。(
C)の塩は、溶媒を用いて(a)の樹脂成分および強磁
性粉末の混合物中に混線分散させ、これに(b)のポリ
イソシアネートを加えてもよい。あるいは(a)の樹脂
成分および強磁性粉末の混合物中に(b)のポリイソシ
アネートを加える際、(C)の塩を加えてもよい。
混合の際に用いられる溶媒としては、特に制限はないが
、結合剤の溶解性および相溶性等を考慮して適宜選択さ
れる。
例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、ギ酸エチル
、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、メタノール
、エタノール、イソプロパツール。
ブタノール等のアルコール類、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼン等の芳香族炭化水素類、イソプロピルエー
テル、エチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類、テ
トラヒドロフラン、フルフラール等のフラン類等を単一
溶剤またはこれらの混合溶剤として用いられる。
これらの溶剤は結合剤に対して10〜 10000重量%、特に100〜5000重量%の割合
で用いる。
上記磁性塗料には、更に分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電
防止剤、防錆剤等が加えられていてもよい。
分散剤としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸
、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、ステアロ
ール酸等の炭素数12〜18個の脂肪酸(R−COOH
,Rは炭素数11〜17+mのアルキルまたはアルケニ
ル基)、前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li、Na、に
等)またはアルカリ土類金属(Mg、c a、 B a
)からなる金属石鹸、前記の脂肪酸エステルの弗素を含
有した化合物、前記の脂肪酸のアミド、ポリアルキレン
オキサイドアルキルリン酸エステル、トリアルキルポリ
オレフィンオキシ第四アンモニウム塩(ア′ルキルは炭
素数1〜5個、オレフィンはエチレン、プロピレンなど
)、等が使用される。この他の炭素数12以上の高級ア
ルコール、及びこれらの他に硫酸エステル等も使用可能
である。
潤滑剤としては、ジアルキルポリシロキサン(アルキル
は炭素数1〜5g)、ジアルコキシポリシロキサン(ア
ルコキシは炭素数1〜4個)、モノアルキルモノアルコ
キシポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜5個、アル
コキシは炭素数1〜4個)、フェニルポリシロキサン、
フロロアルキルポリシロキサン(アルキルは炭素数1〜
5g)などのソリコンオイル、グラファイトなどの導電
性微粉末、二硫化モリブデン、二硫化タングステンなど
の無機微粉末、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、塩化ビニル共重合体、ポリテトラフルオロエチ
レンなとのプラスチック微粉末、α−オレフィン重合物
、常温で液状の不飽和脂肪族炭化水素(n−オレフィン
二重結合が末端の炭素に結合した化合物、炭素成約20
)、炭素数12〜20個の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜
12個の一価のアルコールからなる脂肪酸エステル類、
フルオロカーボン類などが使用できる。
研磨剤としては、一般に使用される材料で溶融アルミナ
、炭化ケイ素、酸化クロム(crtos)、コランダム
、人造コランダム、ダイヤモンド、人造ダイヤモンド、
ザクロ石、エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等
が使用される。
帯電防止剤としては、カーボンブラック、カーボンブラ
ックグラフトポリマーなどの導電性微粉末、サポニンな
どの天然界面活性剤、アルキレンオキサイド系、グリセ
リン系、グリンドール系などのノニオン界面活性剤、高
級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類、ピリジ
ンその他の複素環類、ホスホニウム類などのカチオン界
面活性剤、カルボン酸、スルホン酸、リン酸、硫酸エス
テル基、リン酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸またはリン酸エステル類等の両性活性剤
などが使用される。
上記防錆剤としては、リン酸、スルフアミ・ド、グアニ
ジン、ピリジン、アミン、尿素、ジシククロメート、ル
ンウムクロメート、ストロンチウムクロメートなどが使
用できるが、特にジシクロヘキンルアミンナイトライト
、ンクロヘキシルアミンクロメート、ジイソプロピルア
ミンナイトライト、ジェタノールアミンホスフェート、
シクロヘキシルアンモニウムカーボネート、ヘキサメチ
レンジアミンカーボネート、プロピレンジアミンステア
レート、グアニジンカーボネート、トリエタノールアミ
ンナイトライト、モルフォリンステアレートなどの気化
性防錆剤(アミン、アミドまたはイミドの無機酸塩また
は有機酸塩)を使用すると防錆効果が向上する。
本発明の磁気記録媒体用結合剤を用いて磁気記録媒体を
製造する方法の一例をあげると、まず磁性塗料を調整し
、これを非磁性支持体上に塗布する。次いで加熱して磁
性塗料中の溶媒を除去し、非磁性支持体上に溶媒を含ま
ない磁性層を残す。
この時点では、硬化反応は殆んど起らない。次いで所定
温度で所定時間硬化反応を行う。硬化反応は、約45〜
75℃、特に約50〜70℃で行うことが好ましい。
非磁性支持体の素材としては、たとえばポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート等
のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン類、セルローストリアセテート、セルロ
ースダイアセテート、セルロースアセテートブチレート
、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース
誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニ
ル系樹脂、ボリカーホネート、ポリイミド、ポリアミド
イミド等のプラスチックの他に用途に応じてアルミニウ
ム、銅、スズ、亜鉛またはこれらを含む非磁性合金など
の非磁性金属類、ガラス、陶器、磁器などのセラミック
類、バライタまたはポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−ブテン共重合体などの炭素数2〜IOのα−ポ
リオレフィン類を塗布またはラミネートした紙などの紙
類も使用できる。又非磁性支持体の形聾はフィルム、テ
ープ、シート、ディスク、カード、ドラム等いずれでも
よい。
塗布lは乾燥膜厚が約Olμ〜50μ哩度になるような
量である。
磁性塗料の塗布層は、非磁性支持体の一方の面に設けら
れていればよいが、たとえば、フロッピーデスクなどを
製造する場合には両面に塗布する。
また、本発明の磁気記録媒体の製造方法においては、非
磁性支持体の磁性塗料の塗布層が塗布されていない面に
バックコート層になる塗布層を塗布することもできる。
一般に、バック層の卒布層は、上記の樹脂成分およびポ
リイソシアネートと、さらに所望により研磨材および帯
電防止剤(例、カーボンブランク)などの他の成分をも
含むことのあるバック層塗料を、前記の磁性塗料と同様
の方法により調製し、同様の方法により非磁性支持体の
磁性塗料の塗布層が塗布されていない面に塗布すること
により設けられろ。
なお、樹脂成分とポリイソノアネートとの配合重量比な
とは、通常は萌記磁性塗料の調製の際の配合比と同一範
囲内とされる。
バック層塗料は、磁性塗料を塗布する工程で同時に塗布
することもできるし、また磁性塗料を塗布して諸工程を
終了して磁気記録媒体を調製した後、改めて塗布するこ
ともできる。
通常、塗布された磁性塗料の塗布層は、磁性塗料の塗布
層中に含まれる強磁性微粉末を配向させる処理、すなわ
ち磁場配向処理を施した後、乾燥されて磁性塗布層とな
る。バック塗布層が設けられている場合には、バック層
塗料の塗布層も併せて乾燥されバック塗布層となる。
乾燥は、磁性塗料の塗布層中に含有される溶剤を除去す
るために行なわれるものであり、一般に加熱温度は使用
した溶剤の沸点以下の温度であり、加熱時間は通常2分
間以下である。
乾燥後、磁性塗布層に通常、表面平滑化処理を施すこと
が好ましい。表面平滑化処理には、たとえばスーパーカ
レンダロールなどが利用される。
表面平滑化処理を行なうことにより、乾燥の際、溶剤が
除去されて生じた空孔が消滅し磁性層中の強磁性粉末の
充填率が向上するので、さらには磁性層の表面が平滑化
され、磁気ヘッドとの接触性が向上するので、電磁変換
特性の高い磁気記録媒体を得ることができる。
発明の効果 本発明の結合剤を用いて磁気記録媒体を製造した場合、
従来の60℃程度の温度で24〜72時間の硬化時間を
要していたものが、およそ10分の1程度の時間で済む
ようになり、非常に効率のよい製造が可能である。また
、得られる磁気記録媒体は表面性が良好で、しかも耐久
性の点でもすぐれている。
以下に実施例をあげ、本発明を更に具体的に説明する。
実施例I Co含有7−Peso;      400重量部ウレ
タンWll(N−2304、日本ポリウレタン社製) 
            50重量部塩化ビニル−酢酸
ビニル−ビニルアルコール共重合体(VAGH9UCC
社製’)  50mEit部1.8−ジアザ〜ヒンクロ
(5,4,0)ウンデセン−7のギ酸塩       
  02重量部ステアリン酸          ・1
正量部ステアリン酸ブチル       4重量部メチ
ルエチルケトン     400重量部トルエン   
       500重量部上記組成物をボールミルで
48時間混線分散し、フィルターでろ過した後、ポリイ
ソシアネート(トリメチロールプロパンのトリレンノイ
ソンアネート付加物タケネートE−31:武田薬品工業
(味)社製)を25重量部添加、30分間混合した。こ
の磁性塗料をポリエステルフィルム上に塗布し、磁場配
向処理を行い、乾燥後、スーパーカレンダー処理を行っ
た。この塗布物を60°Cおよび23°Cにて硬化させ
、反応率の時間変化を測定した。
反応率の測定はフーリエ変換赤外分光装置にて、イソシ
アネート基のピーク強度を測定することにより算出した
。結果を表1に示す。
実施例2 実施例1の、N−230450重置部の代わりに、タケ
ラックE−551T(大田薬品工業(株)社製ウレタン
樹脂)60重量部、VAGH50重量部の代わりにVA
GH40重量部を用いた以外は実施例1と同様に行った
。結果を表1に示す。
比較例1 実施例1の1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4、O)ウ
ンデセン−7のギ酸塩0.2重重部を用いなかった以外
は、実施例1と同様に行った。結果を表1に示す。
比較例2 実施例1の1.8−ジアザルビシクロ(5,4,0)ウ
ンデセン−7のギ酸塩02重量部の代わりにノブチル錫
ノラウレート0.2重量部を用いた以外は、実施例1と
同様に行った。結果を表1に示す。
比較例3 実施例2の1.8−ジアザルビシクロ(5,4,0)ウ
ンデセン−7のギ酸塩0.2重量部を用いなかった以外
は、実施例2と同様に行った。結果を表1に示す。
実施例3 実施例1の1.8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウ
ンデセン−7のギ酸塩0.2重量部の代わりに1.5−
ジアザ−ビシクロ(4,3,0)ノネン−5のギ酸塩0
.2重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行った。
結果を表1に示す。
表  1 表から明らかなように、本発明の結合剤を用いると従来
の硬化時間を大幅に短縮でき、かつ、室温付近では、従
来と同様反応がゆるやかであることがわかった。
実施例4 実施例1と同様の配合、塗布方法で、60℃にて9時間
硬化させ磁気記録媒体を作成し、その表面光沢性及び、
耐久性を測定した。表面光沢性は、グロスメーター(ス
ガ試験機(株)社製)を用い60°で入射させた光の反
射量により測定し、耐久性は、新来科学(株)社製ヘイ
トン表面性測定機を用い、動摩擦係数μ、の時間変化を
測定し、初期のμ、値の2倍の値に達する時間を測定し
に0結果を表2に示す。
実施例5 実施例2と同様の配合、塗布方法で、60℃にて3時間
硬化させ、その表面光沢性及び耐久性を実施例4と同様
の方法で測定した。結果を表2に示す。
比較例4 比較例1と同様の配合、塗布方法で、60℃にて72時
間硬化させ、その表面光沢性及び耐久性を実施例4と同
様の方法で測定した。結果を表2に示す。
比較例5 比較例3と同様の配合、塗布方法で60℃にて24時間
硬化させ、その表面光沢性及び耐久性を実施例5と同様
の方法で測定した。結果を表2に示す。
実施例6 実施例3と同様の配合で、実施例4の方法に従い、表面
光沢性及び耐久性を測定した。結果を表2に示す。
表  2 ※)μにの初期値が2倍に達する時間 表から明らかなように、本発明の結合剤を用いることに
より表面光沢性、耐久性いずれも向上することがわかっ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)水酸基を有する樹脂成分、(b)ポリイソシ
    アネートおよび(c)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミン
    と水溶液中でのpKaが2.5〜4である酸との塩を含
    有してなる磁気記録媒体用結合剤。 2、(a)水酸基を有する樹脂成分、(b)ポリイソシ
    アネートおよび(c)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、nは1〜3の整数を示す]で表わされるアミン
    と水溶液中でのpKaが2.5〜4である酸との塩を含
    有してなる磁性記録媒体用結合剤で結合した磁性層を有
    する磁気記録媒体。
JP63025459A 1988-02-04 1988-02-04 磁気記録媒体用結合剤およびそれで結合した磁性層を有する磁気記録媒体 Pending JPH01201319A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000204135A (ja) * 1999-01-05 2000-07-25 Ck Witco Corp ポリウレタンフォーム製造方法
JP2009242600A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Aica Kogyo Co Ltd ウレアウレタン樹脂組成物
WO2010109789A1 (ja) * 2009-03-24 2010-09-30 サンアプロ株式会社 ポリウレタン樹脂製造用触媒及びポリウレタン樹脂の製造方法

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