JPH01190670A - ピリミジノン誘導体、その製法および殺虫・殺ダニ・殺菌剤 - Google Patents

ピリミジノン誘導体、その製法および殺虫・殺ダニ・殺菌剤

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Publication number
JPH01190670A
JPH01190670A JP63012134A JP1213488A JPH01190670A JP H01190670 A JPH01190670 A JP H01190670A JP 63012134 A JP63012134 A JP 63012134A JP 1213488 A JP1213488 A JP 1213488A JP H01190670 A JPH01190670 A JP H01190670A
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JP
Japan
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group
tables
formulas
chemical formulas
mathematical
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Pending
Application number
JP63012134A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakajima
康之 中島
Takahiro Makabe
真壁 孝裕
Kazuya Nakayama
和也 中山
Tatsuo Numata
沼田 達雄
Kiminori Hirata
平田 公典
Masaki Kudo
工藤 正毅
Yoshinori Ochiai
落合 好則
Masanori Hirose
広瀬 正宣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な4(311)−ピリミジノン誘導体、そ
の製造法ならびに該誘導体を有効成分として含有する農
園芸用殺虫、殺ダニ、殺線虫、殺菌剤および動物に寄生
するダニの駆除剤に関するものである。
〔従来の技術および問題点〕
従来、長年にわたる殺虫剤および殺菌剤の研究開発の中
から多種多様な薬剤が実用化され、これらの薬剤は、害
虫および病害防除作業の省力化や農園芸作物の生産性向
上に寄与してきた。
しかし、これらの薬剤において、害虫および病害は抵抗
性を有するようになり、その効果が充分に認められなく
なってきている。
そのような観点からも、より卓越した殺虫、殺菌特性を
有する新規薬剤の開発が要望されている。
一方、4(311)−ピリミジノン誘導体のある種のも
のは殺虫活性を有することが報告されている。
例えば、特開昭53−5177号公報や特開昭61−1
03888号公報において、リン酸エステルとして殺昆
虫および殺ダニ活性を有することが報告されている。し
かし、これらの化合物は、いわゆる有機リン剤と総称さ
れる化合物群の1つであり、抵抗性を有する害虫等には
ほとんど活性を有しておらず又、殺菌活性等は全く有し
ていないものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の点に鑑み、鋭意研究を行なってき
た。
その結果、−数式〔■〕: で表される化合物と、−数式〔■〕 :Y#−A−Q 
 [■] で表される化合物とを反応させて、一般式〔I〕 :R
” で表される本発明化合物を得た。
〔但し、上記式中、R1はアルキル基、アルケニル基ま
たはアルキニル基を表し、Rtは水素原子、アルキル基
、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオキ
シ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニル
チオ基、ジアルキルアミノ基または無置換もしくはハロ
ゲン原子またはアルキル基で置換されたフェニル基を表
し、または、R1とRtが互いに連結して環を形成して
、を表し、pは1〜3を表し、B1は硫黄原子、酸素原
子またはCH2を表し、B2は窒素原子またはC11を
表し、Xはハロゲン原子、アルキル基、無置換もしくは
ハロゲン原子またはアルキル基で置換されたフェニル基
、アルコキシ基、アルキルチオ基、ジアルキルアミノ基
、ニトロ基、シアノ基、ハロアルキル基またはアルキル
カルボニル基を表し、Yは酸素原子または硫黄原子を表
し、表し、R3−R6はそれぞれ独立に水素原子または
低級アルキル基を表し、Qは置換基を有するフェニル基
または無置換もしくは置換基を有するピリジン、ピリダ
ジン、ピリミジン、ピラジン、チオフェン、フラン、ピ
ロール、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキ
サゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、トリア
ゾール、チアジアゾール、オキサジアゾールまたはトリ
アジンを表し、置換基としてはハロゲン原子、炭素数1
〜10の直鎖もしくは分岐を有するアルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、炭素数3〜6のシクロアルキル
基、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐を有するアルキ
ルオキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオキシ基
、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ
基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、
炭素数3〜6のシクロアルキルオキシ基、ハロアルキル
基、アルコキシアルキル基、アルキルチオアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アルキルカルボニルアル
キル基、アルコキシカルボニルアルキル基、シアノアル
キル基、ハロアルキルオキシ基、アルコキシアルキルオ
キシ基、アルキルチオアルキルオキシ基、ジアルキルア
ミノアルキルオキシ基、アルキルカルボニルアルキルオ
キシ基、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基、シア
ノアルキルオキシ基、ハロアルキルチオ基、ジメチルア
ミノ基、ニトロ基、シアノ基、アルキルカルボニル基、
アルコキシカルボニル基、 (但しWはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコ
キシ基、シクロアルキル基、低級ハロアルキル基、低級
ハロアルコキシ基、低級ハロアルキルチオ基、低級アル
コキシカルボニル基、ニトロ基またはシアノ基を、mは
0または1〜5の整数を示し、mが2〜5の場合はWは
同一でも互いに異なってもよい。) より選ばれ、置換基の数は1〜5であり、2〜5の場合
は同一でも互いに異なってもよい置換基を示し、Y′お
よびY#はハロゲン原子、−SMまたは一〇M  (M
は水素原子またはアルカリ金属原子を表す、)を示す。
但し、Y′がハロゲン原子の場合はY#は−SMまたは
一〇Mを示し、X′が−SMまたは一〇Mの場合はY″
はハロゲン原子を示す、〕さらに本発明者らは、−数式
(11で表される本発明化合物が優れた殺虫、殺ダニ、
殺線虫および殺菌作用を有することを見出し、本発明を
完成した。
本発明化合物は、従来既存薬剤において効果が充分に認
められない抵抗性を有する害虫等においても、卓効を示
し優れた特徴を有しているものである。
本発明に包含される化合物としては、例えば第1表〜第
5表に示す化合物があげられる。   ゛ただし、第1
表〜第5表の化合物はあくまで例示のためのものであっ
て、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
〔ただし表中、tはターシャリ−を、iはイソを、Sはセカンダリ−を、Cはシクロを、Meはメチル基を、Etはエチル基を、Prはプロピル基を、Buはブチル基を、Penはペンチル基を、Hexはヘキシル基を、phはフェニル基を示す。〕
第1表 NnRI      R2XY     All   
   ZnNo、RI      R2XY     
An      ZnNQRI      R2XY 
    AB     ZllN(IRIR2XYAn
Z11 N11RI      R2XYAB     Z11
NQRI      R2XYAB     ZnN(
LRI     R2XY     A    B  
   ZnNciRIR2XYABZn NQRI      R2XYAB     ZnNn
RI      R2XY     AB      
ZnNo、RI      R2XY     A  
   B      ZnNnRI      R2X
Y     AB     ZnNnRI      
R2XY     AB     ZnNa  RI 
     R2χ  YABZnNnRI      
R2XY     AB     ZnNQRIR2X
YABZn N(LRI     R2XY    AB     
ZnNαRI      R2XYAB     Zn
NnRI      R2XY     A    B
     ZnNnRIR2XYABZn NnRI      R2XY     A     
B      ZnN[1R1−R2XY    A 
   B     ZnNQRI      R2XY
AB     ZnN[LRI      R2XY 
    AB      Z11Nα RIR2XYA
BZn NnRI      R2XY     A     
B      ZnNnRI      R2XYAB
     ZnNnRI      R2XY    
 A     B      ZnN(LRI    
  R2XYAB      ZnNnRI     
 R2XY     A     B      Zn
kRIR2XYABZn NQRI      R2XY     A     
B      ZnNα Ill      IF5 
    χ  YABZnNQRI      R2X
YAB      ZllNciRI      R2
XY     A     B      ZnNQR
I     R2XYAB     ZnNo、RI 
    R2,XY    AB     ZnNQR
I       R2XY      A     B
      ZnNciRI      R2XY  
   AB     ZnNQRl、R2XY    
 A    B     ZnNQRI      R
2XY     A     B      ZnNo
RIR2XYABZn NnRI      R2XYAB      ZnN
αRI      R2XY     AB     
ZllNnRI      R2XY     AB 
    ZnNQRIR2XYABZn NQRIR2XYABZn N(LRI      R2XY     AB   
   ZllNαRI      R2XYAB   
   ZnNnRIR2XYABZn N(LRI      R2XYAB     Zll
N(IRI      R2XY     A    
 B      ZnNQRI      R2XY 
    AB     Z11NnRIR2XYABZ
n NnRI      R2XY     AB    
  ZnNQRI      R2XY     AB
      ZnNnRI     R2XY    
AB     Zn3800   t−Bu     
     EtS      Pie     υ  
    し1lFk3      L、I+     
   4−IWNQRI      R2XYAB  
    Zn3840  t−Bu     1−Pr
S    Me   OGIMe    C1+   
  4−Q2NQRI     R2XYAB    
 ZnNnRI      R2XY     A  
  B     ZnkRIR2XYABZn NtlRIR2XYABZn NQRI      R2XY     A     
B      ZnNnRI      R2XYAB
     ZnN(LRI     R2XY    
 AB     ZllNnRI      R2XY
     A    B     ZnNQR11?2
XYABZn N(IRI      R2XYAB     ZnN
nRI     R2XY    A    B   
  ZnNciRl       l?2XY    
  AB       ZnNα RIR2XYABZ
n Nα RI        R2χ   YABZrt
N(LRI      R2XY     An   
  ZnNα RIR2XYABZn N(lRI      R2XYAB     kN(
LRI      R2XY     A     B
      ZnNnRI      R2XY   
  A     B     ZnNo、R1l?2 
    XY     A     B      Z
nNα RIR2XYABZn NnRI     R2XY    AB     Z
nNQRI      R2XYAB     Z11
No、RI     R2XY     A    B
     ZnNnRI     R2XYAB   
  ZnNQRI      R2XY     AB
     ZnNnRI      R2XY    
 AB     ZnNciRI      R2XY
     AB     ZnNnR11?2    
 XY     A     B      ZnNQ
RI     R2XY     A    B   
  ZnN(LRI      R2XY     A
    B     ZnNo、RI      R2
XY     AB      ZnNnRI    
  R2XYAB     ZnNciRl     
・R2XY     AB     ZnN(LRI 
    R2XYAB     ZnNQRI    
 R2XYAB     ZnNo、RI     R
2XYAB     ZnNnRI      R2X
YAB      ZnNo、  RI       
R2χ  Y      A     B      
ZnNo R11?2XYABZn NQ  R1舵   XYABZn N(LRI      R2XY     AB   
  ZllNo、RI      R2XY     
AB     ZnNQRI      R2XYAB
      ZnNa  RI      R2χ  
Y     A    B     ZnNo、RI 
     R2XY     A    B     
ZnN(LRI       l?2     XY 
     A      B       ZnNci
RI      R2XYAB     ZnNCLR
I     R2XY     AB     ZnN
QRI      R2XY     A     B
      ZnNQRI      l?2    
XY     A    B     ZnNo、RI
      R2XY     A    B    
 ZnN(lRI     R2XY    A   
 B     ZnN(LRI      R2XY 
    A    B     ZnN(LRI   
   R2XY     A     B      
ZnNo、RI      R2XY     A  
   B      ZnNnRI      R2X
Y     AB      Zn第2表 n No、    I     B       X   
    Y       A       Zn第3表 No、  B  X   Y   A   ZnNo、
    B    X      Y      A 
     Zn第4表 No、  B  X   Y   A   ZnNo、
   B    X     Y     A    
 Zn第5表 No、  RI     R2X      Y   
   A      QNo、  RI      R
2X      Y      A      Q恥、
RI R2X Y A口 No、  RI      R2X      Y  
    A      QNo、  R11?2   
  X      Y      A      QN
o、RI R2X Y A Q No、  RI     R2X      Y   
   A      QNo、  RI       
R2X        Y        A    
    QNo、  RI     R2X     
Y     A     QNo、  RI     
 R2X      Y      A      Q
No、  RI     R2X      Y   
   A      QNo、RI R2X Y A口 No、  RI     R2X      Y   
   A      Qア 恥、R11?2      X      Y    
  A      QNo、  RI      R2
X      Y      A      QNo、
RI R2X Y A口 No、RIR2XYA口 恥、RI     R2X      Y      
A      QNo、  RI     R2X  
   Y     A     QNo、RIR2χY
A[l No、  RI      R2X      Y  
    A      QNo、  R1l?2   
   X      Y      A      Q
No、  R1!?2X      Y      A
      QNo、RIR2XYAQ No、  RI      R2X      Y  
    A      Qなお、本発明に包含される化
合物のなかで不斉炭素原子を有する化合物の場合には、
光学活性の(+)体あるいは(−)体も含むものである
上記の第1表〜第5表までのQ1〜Q8およびQll〜
Q33は、次の構造式で表される基である。
■ C1h ■ H3 上記第1表〜第5表の化合物の番号は以下の製造例、配
合例および試験例において参照される。
本発明化合物は一般式〔■〕 : で表される化合物と、−数式〔■〕 :Y“−A−Q 
     (III) で表される化合物とを反応させることにより製造できる
〔式中、R’ 、R”、X、AおよびQは前記と同じ意
味を表し、Y′およびY′はハロゲン原子、−3Mまた
は一〇M(Mは水素原子またはアルカリ金属原子を示す
。)を表す。〕 一般的には、−数式〔■〕のY′がハロゲン原子の場合
、−数式(III)のY“は−SMまたは一叶を用い、
逆に一般式CI[)のY′が−SMまたは−OMの場合
は、−数式(III)のY uとしてハロゲン原子を用
いるとよい。
また、適当な塩基の存在下で反応に影響しない溶媒中で
行なうのが好ましい。但し、Mがアルカリ金属原子の場
合は、塩基の存在は必ずしも必要ではない。
本発明において、溶媒としては低級アルコール類(例え
ばメタノール、エタノール等)、ケトン類(例えば、ア
セトン、メチルエチルケトン等)、炭化水素類(例えば
、ベンゼン、トルエン等)、エーテル類(例えば、イソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオ
キサン等)、アミド類(例えば、N、N−ジメチルホル
ムアミド、ヘキサメチルホスホリックトリアミド等)、
ハロゲン化炭化水素類(例えばジクロロメタン、ジクロ
ロエタン等)が使用することができる。また必要に応じ
て、これらの溶媒の混合溶媒や水との混合溶媒も使用す
ることができる。
塩基としては、無機塩基(例えば、水素化ナトリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等)および有機塩基
(例えば、ナトリウムメトキサイド、ナトリウムエトキ
サイド、トリエチルアミン、ピリジン等)を用いること
ができる。また、必要に応じて、反応系にテトラアンモ
ニウム塩(例えば、トリエチルベンジルアンモニウムク
ロライド等)を触媒として添加してもよい。反応温度と
しては、−20°Cから、反応に使用する溶媒の沸点ま
での範囲をとることができるが、−5°Cから反応に使
用する溶媒の沸点の範囲がより望ましい。原料のモル比
は任意に設定できるが、等モルまたは、それに近い比率
で反応を行うのが有利である。
次に本発明化合物の製造法について、実施例を具体的に
あげて説明するが、本発明はこれらのみに限定されるも
のではない。
製造例15−ブロモ−6−(4’−t−ブチルベンジル
チオ)−3−エチル−4(311)−ピリミジノンの合
成(本発明化合物No。
32の合成) 5−ブロモ−6−クロロ−3−エチル−4(311)−
ピリミジノン0.48 g及び4−t−ブチルベンジル
メルカプタン0.36 gをメタノールLow/!に溶
解し、炭酸ナトリウム0.25gを加え室温にて3時間
撹拌した。この溶液を水に注ぎベンゼンで抽出し、水洗
、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、ベンゼン溶出)にて精製し、目的物0.73 g
を得た。無色油状物’l(−NMR(CDCj! s、
δ、 TMS)1.29 (s、 9H)、 1.37
 (t、 3H,J=7Hz)、 3.95(q。
21L J=7Hz)、 4.31 (s、 2H)、
 7.22(s、 411)、 7.90(s、 lH
) 製造例25−ブロモー6− (4’−トリフルオロメチ
ルベンジルオキシ)−3−メチル−4(311)−ピリ
ミジノンの合成(本発明化合物No、66の合成) 水素化ナトリウム(55%鉱油中) 0.22 gをジ
オキサン10ml1に懸濁させ、4−トリフルオロメチ
ルベンジルアルコール0.88 gを加え室温にて1時
間撹拌し次いで5−ブロモー6−クロロ−3−メチル−
4(3H)−ピリミジノン1.12 gを加え15時間
撹拌した。この溶液を水に注ぎ得られた結晶をろ別しベ
ンゼン−ヘキサンより再結晶し、目的物1.60 gを
得た。
融点 171.9−172.9°C 製造例3 5−7’ロモー6− (4’−メチルベンジ
ルチオ) −2,3−ジメチル−4(3H)−ピリミジ
ノンの合成(本発明化合物Nα251の合成) 5−ブロモー6−クロロ−2,3−ジメチル−4(3)
1)−ピリミジノン0.59 g及び4−メチルベンジ
ルメルカプタン0.35 gをメタノール10m1に溶
解し、炭酸ナトリウム0.25 gを加え室温にて3時
間撹拌した。この溶液を水に注ぎベンゼンで抽出し、水
洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去
し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル:ベンゼン溶出)にて精製し、目的物0.72 
gを得た。
融点 73.0−74.0°C 製造例42.5−ジメチル−3−エチル−6−(4’ 
−(4’−フルオロベンジルオキシ)−ベンジルオキシ
) −4(3H)−ピリミジノンの合成(本1発明化合
物Nα477の合成) 水素化ナトリウム(55%鉱油中) 0.23 gをジ
オキサン10m1に懸濁させ、4− (4’−フルオロ
ベンジルオキシ)−ベンジルアルコール1、24 gを
加え室温にて1時間撹拌し次いで6−クロロ−2,5−
ジメチル−3−エチル−4(3H)−ピリミジノン1.
 OOgを加え15時間撹拌した。
この溶液を水に注ぎ得られた結晶をろ別しベンゼン−ヘ
キサンより再結晶し目的物1.83 gを得た。
融点 81.0−82.3℃ 製造例52.3−ジエチル−5−メチル−6−(4’ 
−(4″′−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル
オキシ) −4(311)−ピリミジノンの合成(本発
明化合物Nα747の合成) 2.3−ジエチル−6−ヒドロキシ−5−メチル−4(
3H)−ピリミジノン0.91 g及び4− (4’−
トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジルプロミド1.
66 gをN、N−ジメチルホルムアミド15m1に溶
解し、炭酸カリウム0.69 gを加え室温にて18時
間撹拌した。この溶液を水に注ぎベンゼンで抽出し、水
洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去
し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル、ベンゼン溶出)にて精製し、目的物1.35g
を得た。
融点 93.8〜95.7°C 製造例65 7’ロモー6− (4’−クロロベンジル
オキシ)−2−メチルチオ−3−i−プロピル−4(3
H)−ピリミジノンの合成(本発明化合物Nα216日
の合成)5−ブロモー6−ヒドロキシ−2−メチルチオ
−3−1−プロピル−4(311)−ピリミジノン1.
0g及び4−クロロベンジルブロマイド0.74gをN
、N−ジメチルホルムアミド20m2に溶解し、炭酸カ
リウム1gを加え80°Cで3時間反応した。
空冷後、この溶液を水50mj!に注ぎエチルエーテル
30m1で2回抽出した。エチルエーテル層を水洗、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、1
.25 gの粗生成物を得た。これをカラムクロマトグ
ラフィ=(シリカゲル:ベンゼン溶出)で精製して目的
物0.8gを得た。油状物。
n、m、r   (CDCl  3+   δ 、  
 TMS)1.58  (d、  61目、  J=7
tlz)、  2.48  (s、  311)、  
4.60  (dq。
LH,J=7Hz)、  5.39(s、  2B)、
  7.30(s、  4H)製造例75−ブロモ−6
−(4’−シクロへキシルベンジルオキシ)−3−エチ
ル−2−メチルチオ−4(3H)−ピリミジノンの合成
(本発明化合物No、2217の合成)5−ブロモー3
−エチル−6−ヒドロキシ−2−メチルチオ−4(3+
1)−ピリミジノン1g及び4−シクロヘキシルベンジ
ルクロライド0゜8gをN、N−ジメチルホルムアミド
20n+1に溶解し、無水炭酸カリウム1gを加え80
°Cで3時間反応した。空冷後、この溶液を水50+/
!に注ぎエチルエーテル30m1で2回抽出した。エチ
ルエーテル層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で溶媒を留去して、1.65 gの粗生成物を得た
これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:ベンゼ
ン溶出)で精製し、目的物0.7gを得た。
油状物。
n、m、r (CDCj!z、  δ、 TMS)1.
31  (t、  3H,J=7Hz)、  1.2〜
2.1  (m、  l0H)。
2.53  (s、  311)、  2.3〜2.7
  (m、  IH)、  4.10  (q、  2
H。
J=7+1z)、  5.41  (s、  211)
、  7.05〜7.45  (m、  4H)製造例
86−(4′−も−ブチルベンジルオキシ)  −3,
5−ジメチル−2−メチルチオ−4(3+1)−ピリミ
ジノンの合成(本発明化合物No、 27 ’56の合
成) 3.5−ジメチル−6−ヒドロキシ−2−メチルチオ−
4(3+1)−ピリミジノン1g及び4−t−ブチルベ
ンジルクロライド1gをヘキサメチルホスホリックトリ
アミド10mAに溶解し、水素化ナトリウム(55%鉱
油中) 0.3 gを加え、室温で15時間撹拌した。
この溶液を水50m12に注ぎエチルエーテル30m1
で2回抽出した。エチルエーテル層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去して、1.9gの粗生
成物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:ベンゼ
ン溶出)で精製し、ヘキサン−エチルエーテル(10:
1)混合溶液で洗浄することにより目的物068gを得
た。
融点 91.0〜96.6°C 製造例93−エチル−5−メチル−2−メチルチオ−6
−(4’ −(4″−トリフルオロメチルフェノキシ)
ベンジルオキシ〕−4(30)−ピリミジノンの合成(
本発明化合物No、2877の合成) 6−ヒドロキシ−3−エチル−5−メチル−2−メチル
チオ−4(3H)−ピリミジノン1g及び4− (4’
−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジルブロマイド
1.66 gをヘキサメチルホスホリックトリアミド1
0mff1に溶解し、水素化ナトリウム(55%鉱油中
)を加え、室温で15時間撹拌した。この溶液を水50
mj2に注ぎ、エチルエーテル30m1で2回抽出した
。エチルエーテル層を水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下で溶媒を留去し、2.1gの結晶を得た。こ
れをヘキサン−エチルエーテル(3: 1)混合溶媒を
用いて再結晶を行ない、目的物0.6gを得た。
融点 96.5〜9日、0°C 製造例103−エチル−6−(2’ −(4’−〕ルオ
ロベンジルオキシ)−5′−ピリジルメチルオキシ〕−
5−メチル−2−メチルチオ−4(311)−ピリミジ
ノンの合成(本発明化合物Nα29■7の合成) 3−エチル−6−ヒドロキシ−5−メチル−2=メチル
チオ−4(311)−ピリミジノン1g及び2−(4′
−フルオロベンジルオキシ)−5−ピリジルメチルクロ
ライド1.25 gをN、N−ジメチルホルムアミド2
0m1に溶解し、無水炭酸カリウム1gを加え80°C
で3時間反応した。
空冷後、この溶液を水に注ぎエチルエーテル30m1で
2回抽出した。エチルエーテル層を水洗、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、2.1gの粗
生成物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:ベンゼ
ン溶出)で精製して、得られた結晶をヘキサン−エチル
エーテル(3:1)混合溶媒で洗浄して目的物1.0g
を得た。
融点91.0〜92.2°C 製造例115−ブロモ−6−(3’ 、4’−ジクロロ
ベンジルオキシ)−3−エチル−2−エチルチオ−4(
311)−ピリミジノンの合成(本発明化合物No、3
397の合成)5−ブロモ−3−エチル−2−エチルチ
オ−6−ヒドロキシ−4(3H)−ピリミジノン1g及
び3.4−ジクロロベンジルクロライド0.7 gをN
、N−ジメチルホルムアミド20mfに溶解し、炭酸カ
リウム1gを加え80°Cで3時間反応した。
空冷後、この溶液を水50m2に注ぎエチルエーテル3
0Il12で2回抽出した。エチルエーテル層を水洗、
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、
1.4gの粗生成物を得た。
これをカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:ベンゼ
ン溶出)で精製して目的物0.8gを得た。
融点93.4〜95.0°C 次に実施例1〜11のいずれかの方法に準して製造した
化合物の製造例を融点、’II−NMRデータと共に第
6表に示す。化合物の番号は第1表〜第5表に対応して
いる。
第6表 2 109.4〜110.7 6 170.2〜173.4 11 146.2〜148.3 阻   融 点(’C)   ’H−NMRデータ(C
DCl z、δ、 TMS)107    175.9
 〜176.6109    171゜5〜174.6
241    106.5 〜108.3246   
 112.2 〜114.0251    73.0 
〜74.0 271   152.0 〜153.9276   1
76.2〜177.5 279    100.2 〜100.8281   
149.5〜150.4 306   137.5 〜138.3336   1
51.9 〜154.1337   110.6 〜1
11.6339    104.3 〜106.734
6    98.1 〜100.3347    95
.0 〜98.0 477    81.0 〜82.3 747    93.8〜95.7 No    融 点(’C)   ’II−NMRデー
タ(CDCj!z、δ、 TMS)3187    7
9.0 〜80,03197    99.5〜101
.03377   123.0 〜124.03387
    86.5 〜87.03397    93.
4 〜95.ONα   融 点(”C)   ’+1
−NMRデータ(C[lC1,、δ、 TMS)346
7    110.0 〜111.13747    
74.0 〜75.73757    94.0〜96
.O Nα   融 点(’c)   ’H−NMRデータ(
CDCJ!zlδ、T阿5)3887    122.
0 〜123.13907    96.7 〜97.
83917   101.6 〜102.54326 
   152.7 〜154.34336   160
.0 〜164.14416    82.0 〜85
.04889    91.0 〜92.04890 
   98.0 〜99.1Nα   融 点(’C)
    ’H−NMRデータ(CDCj!z、δ、 T
MS)5167    107.2 〜109.052
07   125.0 〜128.0Nα     融
 点(’C)  ’II−NMI+データ(CDCIl
3.δ、TMS)2667     105.1〜10
6.2本発明化合物を農園芸用殺虫、殺ダニ、殺線虫、
殺菌剤および動物に寄生するダニの駆除剤として使用す
るにあたっては、一般には適当な担体、例えばクレー、
タルク、ベントナイト、珪藻上等の固体担体あるいは水
、アルコール類(メタノール、エタノール等)、芳香族
炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン等)、塩素
化炭化水素類、エーテル類、ケトン類、エステル類(酢
酸エチル等)、酸アミド類(ジメチルホルムアミド等)
などの液体担体と混用して適用することができ、所望に
より乳化剤、分散剤、懸濁剤、浸透剤、展着剤、安定剤
などを添加し、液剤、乳剤、水和剤、粉剤、粒剤、フロ
アブル割等任意の剤型にて実用に供することができる。
また、必要に応じて製剤または撒布時に他種の除草剤、
各種殺虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、共力剤などと混
合施用してもよい。
混合する剤の種類としては11例えば、ファーム・ケミ
カルズ・ハンドブック(Farm Chemicals
llandbook) 、第72版(1986)に記載
されている化合物などがある。本発明化合物の施用薬量
は適用場面、施用時期、施用方法、対象病害虫、栽培作
物等により差異はあるが一般には有効成分量としてヘク
タール当たりo、oos〜5 kg程度が適当である。
つぎに本発明化合物を有効成分とする殺虫、殺ダニ、殺
線虫、殺菌剤および動物に寄生するダニの駆除剤の配合
例を示すがこれらのみに限定されるものではない。なお
、以下の配合例において「部」は重量部を意味する。
Δ1例」−乳剤 本発明化合物 Nα2877   ・・・・50部キ 
 シ  し  ン    ・・・・・・・25部N、N
・ジメチルホルムアミド ・・・20部ツルポール26
80  ・・・・・・・ 5部(非イオン性界面活性剤
とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業■商
品名)以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際して
は上記乳剤を5〜2,000倍に希釈して有効成分量か
へクタール当たり0.005〜5kgになるように散布
する。
L合桝l 水和剤 本発明化合物 No、2196   ・・・・25部ジ
ークライトPPP  ・・・・・・・69部(カオリン
系クレー:ジークライト工業■商品名) ツルポール5039  ・・・・・・・ 3部(非イオ
ン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東
邦化学工業■商品名)カープレックス(固結防止剤) 
・・ 3部(界面活性剤とホワイトカーボンの混合物:
塩野義製薬■商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。使用に際して
は上記水和剤を500〜20.000倍に希釈して、有
効成分量かへクタール当たり0.005〜5kgになる
ように散布する。
口肛油剤 本発明化合物 Nα2757   ・・・・50部メチ
ルセロソルブ ・・・・・・・50部以上を均一に混合
して油剤とする。使用に際しては上記油剤を有効成分量
がへクタール当たり0.005〜5 kgになるように
散布する。
M例」ユ粉剤 本発明化合物 Nα2777   ・・・・3.0部カ
ープレックス(固結防止剤)・・・0.5部(界面活性
剤とホワイトカーボンの混合物:塩野義製薬■商品名) り  し  ・    ・・・・・・・・95部リン酸
ジイソプロピル  ・・・・1.5部以上を均一に混合
粉砕して粉剤とする。使用に際しては上記粉剤を有効成
分量かへクタール当たり0.005〜5kgになるよう
に散布する。
配A1例」−粒剤 本発明化合物 Nα2787   ・・・・ 5部ベン
トナイト  ・・・・・・・54部タ  ル  り  
  ・・・・・・・・40部リグニンスルホン酸カルシ
ウム ・・・1部以上を均一に混合粉砕して少量の水を
加えて撹拌混合し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒
剤とする。使用に際しては上記粒剤を有効成分量かヘク
タール当たりo、oos〜5kgになるように散布する
筐金■旦 フロアブル剤 本発明化合物 Nα2746   ・・・・25部ツル
ポール3353  ・・・・・・・10部(非イオン性
界面活性剤:東邦化学工業■商品名) ルノックス1000 C・・・・・・・0.5部(陰イ
オン界面活性剤:東邦化学工業■商品名)1%ザンサム
ガム水溶液 ・・・・20部(天然高分子) 水   ・・・・・・・・・・44.5部有効成分を除
く以上成分を均一に溶解し、ついで本発明化合物Nα2
746を加えよく撹拌した後、サンドミルにて湿式粉砕
してフロアブル剤を得る。
使用に際しては、上記フロアブル剤を5〜2.000倍
に希釈して有効成分量がヘクタール当たり0.005〜
l0kgになるように散布する。
本発明化合物は、ツマグロヨコバイ等の半翅目害虫、コ
ナガ等の鱗翅目害虫、鞘翅目害虫、アカイエカ等の衛生
害虫に卓越した殺虫力を有するとともに、果樹および硫
菜に寄生する種々のダニ例えば、ナミハダニ、カンザワ
ハダニ、ニセナミハダニ、ミカンハダニ、リンゴハダニ
等および動物に寄生するダニ例えば、オウシマダニ、ブ
ーフィラス、アニュレイタス、アンプリオンマ・マクレ
イタム、リビセファラス・アベンディクラータス、フタ
トゲチマダニ等の防除にも有効である。また、果樹およ
び疏菜に寄生する種々のセンチュウ例えば、ネコブセン
チュウ、ネグサレセンチュウ、シストセンチュウなどの
防除にも有効である。本発明化合物の大きな特徴は上述
した殺虫、殺ダニ作用に加えてウドノコ病、ベト病等、
果樹および疏菜の病害防除にも有効なことである。
また、牛、馬、羊、豚などの家畜類、家禽類、および犬
、猫、うさぎなどの動物に寄生するダニの駆除剤として
も優れている。
以下の試験例において具体的に説明する。
武装■1 ツマグロヨコバイに対する殺虫試験本発明化
合物を含有する乳剤を水で希釈して調整した11000
pp濃度の薬液にイネの茎葉を10秒間浸漬し、この茎
葉をガラス円筒に入れ、有機リン系殺虫剤に抵抗性を有
するツマグロヨコバイ2令幼虫IO頭を放ち、孔のあい
たプラスチック製蓋をかぶせた。この円筒を25℃恒温
室に収容し、96時間経過後の死生率を下記の計算式か
ら求めた。なお、試験は2区制で行った。
結果を第7表に示す。
11例」エ ニジュウヤホシテントウに対する接触性殺
虫試験 本発明化合物を含有する乳剤を水で希釈して調整した1
1000pp濃度の薬液にトマトの葉を10秒間浸漬し
、風乾後シャーレに入れ、この中にニジュウヤホシテン
トウ2令幼虫をシャーレ当たり10頭を放出し、孔のあ
いた蓋をして25°C恒温室に収容し、96時間経過後
の死生率を下記の計算式から求めた。なお、試験は2区
制で行った。
結果を第8表に示す。
6  カンザワハダニに対する殺ダニ試験インゲンの葉
をリーフパンチを用゛いて径1.5 ctnの円形に切
り取り、径7 cmのスチロールカップ上の湿った濾紙
上に置いた。これにカンザワハダニ幼虫を1葉当たり1
0頭接種した。接種半日後に本発明化合物を含有する乳
剤を展着剤を加えた水で11000pp t!A度に希
釈した薬液をスチロールカップ当たり2 gnjl!ず
つ回転式撒布塔を用いて撒布し、96時間経過後の死生
率を下記の計算式カ)ら求めた。なお試験は2区制で行
なった。
結果を第9表に示す。
試Uエ キユウリベト病防除試験 2週間鉢で育成したキュウリ(品種:相撲半白)を用い
、本発明化合物乳剤を水で希釈して500ppm濃度に
調整した薬液を鉢当たり20mflli布した。このキ
ュウリを温室内に一昼装置き、キュウリベト病菌(Ps
eudoperonospora cubensis)
の胞子懸濁液(150倍で1視野に15個の胞子)を噴
霧し接種を行った。キユウリベト病菌の胞子を接種した
キュウリを25°C1相対湿度100%の部屋に24時
間置き、しかる後温室に移して発病を待った。接種7日
経過後に下記の判定基準によって罹病度を調査した。
結果を第10表に示す。
0:接種葉が全く発病しない 1:接種葉の5%以下が発病 2:接種葉の6〜20%が発病 3:接種葉の21〜50%が発病 4:接種葉の51〜90%が発病 5:接種葉の90%以上が発病 (以下、余白) 跋ffi   キュウリうどんこ病防除試験2週間鉢で
育成したキュウリ(品種:相撲半白)を用い、本発明化
合物乳剤を所定濃度に調製した薬液(1000ppm)
を体当たり20III!散布した。このキュウリを温室
内に一昼装置きキュウリうどんこ病菌(Sphaero
theca fuliginea)の胞子懸濁液(15
0倍で1視野に25個の胞子)を噴霧し接種を行った。
このキュウリを25〜30°Cの温室に置き発病を待っ
た。接種10日経過後に罹病度を調査した。その結果、
以下の化合物の場合に全く発病を認めなかった。
本発明化合物Nα2667.2837.9006第  
 7   表 (ツマグロヨコバイの殺虫効果) 2187   100  2879   10 Q−2
779100t8o2t o 。
第 7 表(続き) 2B?2   100  9018   100第  
 8   表 にジュウヤホシテントウの殺虫効果) ?37    100  2889    10022
17    100  3447   100  ’2
77?     100  4890    100第
 8 表(続き) 第   9   表 (カンザワハダニの殺ダニ効果) Nα  死出率(%)  Nα  死出率(%)2  
 100  2756、   100109   1’
OO2759100 47710027?7   100 第 9 表(続き) 2667   100  705B    100第 
  10   表 (キユウリベト病の防除効果) No、  罹病度 NO罹病度 339  0 2B77  0 特許出願人 日産化学工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表される4(3H)−ピリミジノン誘導体。 〔但し、上記式中、R^1はアルキル基、アルケニル基
    またはアルキニル基を表し、R^2は水素原子、アルキ
    ル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニル
    オキシ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキ
    ニルチオ基、ジアルキルアミノ基または無置換もしくは
    ハロゲン原子またはアルキル基で置換されたフェニル基
    を表し、または、R^1とR^2が互いに連結して環を
    形成して、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
    、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表
    等があります▼ を表し、pは1〜3を表し、B^1は硫黄原子、酸素原
    子またはCH_2を表し、B^2は窒素原子またはCH
    を表し、Xはハロゲン原子、アルキル基、無置換もしく
    はハロゲン原子またはアルキル基で置換されたフェニル
    基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ジアルキルアミノ
    基、ニトロ基、シアノ基、ハロアルキル基またはアルキ
    ルカルボニル基を表し、Yは酸素原子または硫黄原子を
    表し、 Aは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼を 表し、R^3〜R^8はそれぞれ独立に水素原子または
    低級アルキル基を表し、Qは置換基を有するフェニル基
    または無置換もしくは置換基を有するピリジン、ピリダ
    ジン、ピリミジン、ピラジン、チオフェン、フラン、ピ
    ロール、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキ
    サゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、トリア
    ゾール、チアジアゾール、オキサジアゾールまたはトリ
    アジンを表し、置換基としてはハロゲン原子、炭素数1
    〜10の直鎖もしくは分岐を有するアルキル基、アルケ
    ニル基、アルキニル基、炭素数3〜6のシクロアルキル
    基、炭素数1〜10の直鎖もしくは分岐を有するアルキ
    ルオキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオキシ基
    、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ
    基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、
    炭素数3〜6のシクロアルキルオキシ基、ハロアルキル
    基、アルコキシアルキル基、アルキルチオアルキル基、
    ジアルキルアミノアルキル基、アルキルカルボニルアル
    キル基、アルコキシカルボニルアルキル基、シアノアル
    キル基、ハロアルキルオキシ基、アルコキシアルキルオ
    キシ基、アルキルチオアルキルオキシ基、ジアルキルア
    ミノアルキルオキシ基、アルキルカルボニルアルキルオ
    キシ基、アルコキシカルボニルアルキルオキシ基、シア
    ノアルキルオキシ基、ハロアルキルチオ基、ジメチルア
    ミノ基、ニトロ基、シアノ基、アルキルカルボニル基、
    アルコキシカルボニル基、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 または▲数式、化学式、表等があります▼ (但しWはハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコ
    キシ基、シクロアルキル基、低級ハロアルキル基、低級
    ハロアルコキシ基、低級ハロアルキルチオ基、低級アル
    コキシカルボニル基、ニトロ基またはシアノ基を、mは
    0または1〜5の整数を示し、mが2〜5の場合はWは
    同一でも互いに異なっていてもよい。) より選ばれ、置換基の数は1〜5であり、2〜5の場合
    は同一でも互いに異なってもよい置換基を示す。〕
  2. (2)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 で表される化合物と、 一般式〔III〕: Y″−A−Q〔III〕 で表される化合物とを反応させることを特徴とする請求
    項(1)記載の4(3H)−ピリミジノン誘導体の製法
    。 〔上記式中、Y′およびY″はハロゲン原子、−SMま
    たは−OM(Mは水素原子またはアルカリ金属原子を表
    す。)を示す。但し、Y′がハロゲン原子の場合はY″
    は−SMまたは−OMを示し(X′が−SMまたは−O
    Mの場合はY″はハロゲン原子を示す。〕(3)請求項
    (1)記載の4(3H)−ピリミジノン誘導体の1種ま
    たは2種以上を有効成分として含有する農園芸用殺虫、
    殺ダニ、殺線虫、殺菌剤および動物に寄生するダニの駆
    除剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0623282A1 (en) * 1993-05-05 1994-11-09 Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. Pesticidal methods and compounds
US6451734B1 (en) 1996-11-04 2002-09-17 Basf Aktiengesellschaft Substituted 3-benzylpyrazoles and their use as herbicides
WO2006040666A1 (en) * 2004-10-13 2006-04-20 Pharmacia & Upjohn Company Llc Substituted n-alkylpyrimidinones

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