JPH01183184A - 半導体レーザーとその製造方法 - Google Patents

半導体レーザーとその製造方法

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JPH01183184A
JPH01183184A JP695088A JP695088A JPH01183184A JP H01183184 A JPH01183184 A JP H01183184A JP 695088 A JP695088 A JP 695088A JP 695088 A JP695088 A JP 695088A JP H01183184 A JPH01183184 A JP H01183184A
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layer
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Seiichi Miyazawa
宮沢 誠一
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
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    • H01S5/1228DFB lasers with a complex coupled grating, e.g. gain or loss coupling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信に適した光を出射する半導体レーザーお
よびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
現在、光通信技術は高速、大容量通信を目標に開発され
ている。高速、大容量通信をする場合、信号源となる光
源には主に次の条件、即ち1)発振波長幅が狭いこと、 2)外部からの影響(温度、湿度など)を受けにくいこ
と、 が必要とされている。
光が伝搬する光ファイバは、第7図(a)に示すように
、PやGeを含んだ石英ガラスをコア2としコアの周辺
はBまたはFを含んだ5j02またはプラスチックなど
のクラッド層1.3で通常覆われている。
単一モードファイバーを例にとると、光は主にコア内に
閉じ込められて伝送される。このとき光源から発振する
光の波長幅が広いと、コアには屈折率の波長依存性があ
るため、一定距離を伝送した場合波長の相違により伝送
時間が異なることになる。このため、出力のパルス幅は
人力パルス幅に比べ時間的な広がりを持つ。これを通常
、屈折率分散あるいは波長分散と呼び、光通信の伝送速
度を決定する一つの要因となっている。すなわち、第7
図(a) 、 (b)に示したように光フアイバー内に
パルス6が人力すると、このパルス6の信号を伝搬する
光は波長幅を持ち、波長λ1の光5と波長λ2の光4に
分けられる。パルス6の立上がりにおける波長λ1の光
5、波長λ2の光4は屈折率分散によりそれぞれ出力側
で位置8と位置9に広がる。通常、屈折率分散がなけれ
ばパルス6はパルス6と同波形であるパルス10になる
が、屈折率分散があると、以上、述べたように、パルス
6はパルス7になり時間的に広がる。このため、光源に
強く要求される仕様としては、発振波長幅が狭いことが
まず第1である。
光源は、発振波長幅が狭いだけではいけない。
即ち、光源には外部からの影響(温度、湿度など)によ
り特性が変化しないということがもう一つの要因として
次のような理由から、要求される。通常、光通信の光源
としては、発振波長幅の狭さなどから、半導体レーザー
が用いられる。しかし、−数的な半導体レーザーの特性
は、特に温度に依存しやすく温度が上昇するにつれ発振
波長は2〜3人/deg程度、長くなる。このように、
レーザーの発振波長が不安定であると信号の伝送速度が
変化したり、不安定な要因が入ってしまう。発振波長が
比較的安定で、光通信に適する光源を提供する半導体レ
ーザーとして開発されているのが、第8図(a)に示す
DFBレーザーである。
このDFBレーザーについては、“S、Noda、 K
Kojima、 K、Mitsunaga、 K、にy
uma、 K、Ilamanaka。
and T、Nakayama、Appl、 phys
、 Lett、 48. I’767頁(1986)”
等に記載されている。
第8図(a)、第8図(b)を参照してDFBレーザー
の一般的製作方法の一例について説明する。
n−GaAs基板11上にn−G’aAsバッファ層1
2を厚さ0.2μ’m 、 n−AIo4Gao、 、
、Asクラッド層13を厚さ 1.5μm、活性層14
を順次積層する。なお、活性層14はnondoped
−Alo2Gao、 6Asバリア層(厚さ35人)の
5層と、nc+ndoped−GaAsウェル層(厚さ
120人)の6層とが交互に積層して構成されている。
さらにこの上にP−A]42.Ga、、 、3Asバリ
ア層15を厚さ0.02μm 、 ’P−AI。+3G
ao、 a7Asガイド層16を厚さ0.2μ田はど形
成する。この後、干渉露光により周期2535人の回折
格子をP−Alo、 rsGao、 67ASガイド層
16上に形成する。回折格子形成のためのエツチング液
は、H2SO4:1(202:H2O系を使用する。以
上の工程で作製されたウェハは第8図(a)に示すよう
になる。この後、さらに2回目の膜成長を行なう。2回
目の膜成長の工程では、回折格子が形成されたl”Al
o、 +3caO,8TASガイド層16上にP−A1
.3Ga0. 、Asサブクラディング層18を厚さ0
.29μm 、 P−A1.4Gao6Asクラッド層
19を厚さ 1.2μm 、 P”−GaAs、 コン
タクト層20を厚さ0.j4zm 。
順次形成する。この後、電流注入の効率化のためのリッ
ジを形成する。その方法としては、通常のホトリソ技術
を用いて回折格子に直交するようにレジストをストライ
ブ状に形成し、に3H4(叶) (COOH)3:H2
0□=5:lのエツチング液を用いて、室温でP−AI
’0.13Ga0.87ASガイド層16上までエツチ
ングする。さらに、リッジ以外の部分に電流が注入され
ないように、5in2層17をリッジの上部以外の部分
に形成し、最後に、n−GaAs基板11の下面、5j
02層17の上面にそれぞれAu/Cr、八uGe/N
i/Auを蒸着し、下部電極22、上部電極21を設け
る。
上記工程に従って実際に作製した半導体レーザーでは、
活性層14の発振光は活性層14の上下層へも広がり、
ガイド層16の回折格子の影響を受け、発振光の波長が
安定になる。この半導体レーザーの閾値電流は28mA
、外部微分量子効率は48%であり、さらに縦モードは
単一であり、波長の温度依存性も0.76人/degで
あった。このように、光通信用の光源の条件である1)
発振波長幅が狭い、 2)温度依存性が小さいことを満
たすもので、ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来例の半導体レーザーの作製では、
2回に分けた膜成長の過程が必要であり、 1)工程が複雑 2)膜再成長させるためにレーザーを構成する層の組成
が限定されてしまう。
という欠点がある。1)の工程が複雑というのは、−皮
膜成長を止め、加工し、さらに、膜成長を行なうため、
DFBレーザー以外の半導体レーザーの作製に利用する
連続的な膜成長により工程が複雑となり、成長膜にダメ
ージも入りやすいことを意味する。2)の膜を再成長さ
せるためにレーザーを構成する層の組成が限定されて来
るというのは、次のようなことを意味する。再成長の場
合、多量にAIを含む(X≧0.4)膜上へのP−AI
GaAsの成長は不可能である。そこで、第8図(a)
に示す例も回折格子を形成する層は、Xの小さい、例え
ばx = 0.13のP−AIGaAsを用いることが
必要となり、層の組成が限定されて来るわけである。
〔課題を解決するための手段〕
基板上に、少なくとも活性層、PN接合を含む一層以上
の半導体層が積層され、該半導体層に順方向電流を通電
する電極が設けられている半導体レーザーにおいて、 前記活性層と前記活性層の下部に存在する層が共振器方
向に伸びる凸部を有し、かつ該凸部の側面上に周期的な
回折格子が形成されていることを特徴とする半導体レー
ザーと、 基板に凸部を形成する工程と、前記凸部の側面上に周期
的な回折格子を形成する工程と、前記基板上に層を前記
基板の形をほぼ保つように形成する工程を含むことを特
徴とする半導体レーザーの製造方法である。
〔作用〕
本発明は、あらかじめ基板に凸部を形成し、該凸部の側
面上に回折格子を形成して該基板に膜成長させるもので
ある。これにより、これらの膜は基板の形状を反映して
形成されることになり、リッジにおける活性層の側面上
に回折格子が形成される。これにより、第6図に示すよ
うに、回折格子のピッチをd、光の入射角をθとすると
発振光の波長λは次式を満たすものである。
mλ=2dcosθ(m= 1.2,3.、、、 )こ
こでθはほとんど0°であるから上式は0λ=2dとな
る。したがって、レーザーは回折格子のピッチdに対応
した波長において発振することになり、従来の半導体レ
ーザーにおける外的影響(温度、湿度、注入電流等)に
よる波長不安定化を改善できるとともに、ピッチdが非
常に小さいため、モード間隔は広くなり、モード間隔遷
移はほとんどなくなる。
さらに、本発明では、あらかじめ加工された半導体基板
上に積層される半導体層はその加工形状を保つように形
成されるので成長の中断をすることなく簡単な工程で半
導体レーザーを作製出来る。したがって、DFBレーザ
ーに比べ長寿命化が可能となる。さらに特性的にも欠陥
の減少から閾値電流の改善、微分量子効率の改善が図れ
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の半導体レーザーの一実施例を示す模式
斜視図、第2図は第1図の基板31の斜視図、第3図(
a)〜第3図(e)は第2図の基板31の作製方法を示
す模式図である。
本実施例では、中央部に共振器方向に伸びる凸部を有し
、かつ凸部の側面上および凸部両側の基板31上に凸部
の長手方向に伸びる回折格子44.45が形成されたn
−GaAs基板31(厚さ350μm )上に順次、n
−GaAsバッファ層32(同0.5μm )、n−A
lo5Gao、 sAsクラッド層33(同1.5μm
 )、活性層34が積層されている。なお活性層34は
nondopen−Alo、 、、Gao、 、Asバ
リア層(厚さ 100人)の4層と、 nondope
d−A1.、 +Gao9八Sウェ八属ウェル層0人)
の5層とが交互に積層して構成されている。さらに、こ
の上に順次、 P−A1.、5Gao、 sAsクラッ
ド層35(同1.5μm ) 、P−GaAsrンタク
ト層36(同0.5μm ) 、電流狭窄用の5層02
層37(同3000人)、が積層されている。ただし、
S i ’02層37はリッジ上部を覆わないように設
けられている。
さらに、n=GaAs基板31の下面、5in2層37
の上面にそれぞれAuGe/Ni/八u、 Cr/へu
が蒸着され、下部電極39、上部電極38が設けられて
いる。この半導体レーザーに電流40を流すと活性層3
4の凸部の上面が発光する。この半導体レーザーはリッ
ジにおける各層の側面と底面に回折格子を有しているた
め外的影響に対する波長幅の安定化が図れる。さらに、
本発明の半導体レーザーはリッジ構造を有するため、電
流の注入が効率よく発光部に供給されることになり、波
長安定型レーザーに最も適した構成となっている。n型
、p型のドーパントは、本実施例ではSnとBeを用い
た。
本実施例では、膜成長法として、MBE法を用いた。成
長条件は、基板温度450℃、GaとAsのフラックス
比はCa: As= 1 : 2であり、基板を回転さ
せて膜成長を行った。ただし、本発明の方法はMBE法
のみに限定されるものではなく、MOCVD法、LPE
法で膜を形成することも可能である。また、本実施例の
ウェハーはGaAs系化合物で構成されているが、Al
Ga1nS 、 InGaAsP等のm−v族化合物、
その他のII−Vl族化合物で構成されてもよい。
次に、第3図(a)〜第3図(e)を参照して第2図の
基板の作製方法を説明する。
まず、n−GaAs基板31上の中央部にS i02マ
スク41を幅5μm、厚さ2000人形成したく第3図
(a))。
次に、この上に回折格子作製用のレジスト42を塗布し
た(第3図(b))。
次に、キシレンを含浸液として、基板入射角θ=37°
、波長4416人のHe−Codレーザーテ二光束干渉
露光を行ない、周期2400人の干渉縞43を形成した
(第3図(C))。
次に、 H2SO4: H2O2: 820 = 7 
: 1 : 1のエツチング液を用い、液温10℃で約
90秒はどウェットエッチングしてリッジの側面、リッ
ジ底部のn−GaAs基板31にそれぞれ回折格子45
.44が形成された。エツチング深さを1μmとすると
リッジ上部幅は、5in2マスク41よりも約2μm細
くなり、リッジ上部の幅は3μmとなった(第3図(d
))。次に、5j02マスク41を取り除いた(第3図
(e))。 以上の工程により、リッジ上面46は平坦
となり、回折格子は、リッジの側面、リッジ底部のn−
GaAs基板31上に形成された。
なお、レジスト42としてはシブレイ社製のレジスト(
商品名:マイクロポジットMP1300−1’7 )を
用いた。
上記のようにして作製された基板は(100)の結晶表
面を有し凸部は[011]方向に延在している。
また、[011]方向に凸部を延在することにより[0
11]方向の場合と同様な効果が得られる。ただし、こ
の場合、基板をウェットエツチングする時、Br2−C
H30H系のエツチング液を用いる必要がある。さらに
、凸部を例えば[011]方向に沿って延在させる場合
、その精度は[011]軸から上下左右に±15°以内
であることが必要であり、[011,]方向の場合も同
様である。
第4図(a)〜第4図(e)は基板の作製方法の第2の
例を示す模式図である。
第3図(a)〜第3図(e)の場合と異なるのは、凸部
の上面にも回折格子を設けたことにある。
まず、厚さ350μmのn−GaAs基板:nv7cに
厚さ2000人のレジスト42を形成したく第4図(a
))。
次に、キシレンを含浸液として、基板入射角θ=46°
、波長4880人のArレーザーで三光束干渉露光を行
ない、周期2260人の干渉縞43を形成した(第4図
(b))。
次に、 H2SO,: H2O2: H2O= 1 :
 1 : 100)、:cッチング液を用い、液温10
℃で約20秒はどウェットエツチングして回折格子44
を形成した(第4図(C))。
さらに、この上のリッジに対応する部分に幅5μm、厚
さ2000人の5in2マスク41を形成した(第4図
(d))。
次に、これをウェットエツチング(例えば)+2sOJ
 系)でエツチングし、回折格子45.47を形成する
。この結果、回折格子44の高さは低くなり、ゆるやか
な形状となる(第4図(e))。
上記のように加工された基板の凸部の上面にも回折格子
47が形成されているので、この基板を用いて作製され
る半導体レーザーのリッジ上部にも回折格子が形成され
ることになる。したがって、さらに発振波長の安定化が
図れる。
なお、第3図に示した構成もドライエツチング法を用い
ても形成出来ることは明らかである。また実施例では、
n型基板を用いたが、p型基板を用いてもよく、同様の
効果を得ることは容易である。この場合、第1図におい
て積層する層のp。
n極性を反対にする必要がある。なお、基板をドライエ
ツチングする場合には基板に対する入射ビームの方向を
調整してリッジ側面とリッジ底面となす角度は、任意に
することができる。
以上、単一のレーザー構造について述べたが本発明の方
法によればレーザー構造を1回のホトリソブラフイエ程
により、レーザー構造を複数個、並べることができるの
で、アレイレーザーも作製できる。
第5図(a)〜第5図(e)は基板の作製方法の第3の
具体例を示す模式図である。
本例では、ウェットエツチングではなくドライエツチン
グにより回折格子を基板に形成した例である。
まず、(100)面のGaAs基板31上の中央部にス
トライブ幅3μmのパターンを[011]軸に沿って形
成した。このパターンは厚さ2000人のレジスト51
、厚さ500人のTi層52、厚さ2000人のレジス
ト53の積層構成である(第5図(a))。
このウェハの上に回折格子形成用のレジストパターンを
形成した。このレジストパターンは厚さ2000人のレ
ジスト54、厚さ500人のTi層55、厚さ2000
人のレジスト56の積層構成である(第5図(b))。
次に、レジスト56を干渉露光し、2450人周期でレ
ジスト56に干渉縞57を形成した(第5図(C))。
さらにTi層55をCF4でドライエツチングし、さら
にレジスト54を02アツシングしてマスクを形成した
。このマスクを利用しCI2又はArのドライエツチン
グにて回折格子44.45とリッジを形成した。この回
折格子44.45はそれぞれリッジ底部の基板31上、
リッジ側面に形成された(第5図(d))。最後にレジ
スト51,53 、Ti層52を除去した(第5図(e
))。
〔発明の効果〕
以上説明したように、基板にあらかじめ凸部を形成し、
該凸部の側面上に回折格子を形成し、その上に膜成長す
ることにより、これらの膜は基板の形状を反映して形成
される。これによりリッジにおける活性層の側面上に回
折格子が形成され、外部影響を受けにくく、発振波長幅
も小さいという長所を保持した半導体レーザーの製造工
程が簡単化され、また、従来のDFBレーザーの作製方
法のように膜成長を一時中断した後、回折格子を形成す
ることによる成長層へのダメージが減少し、層の組成の
限定がなくなる。このため、上記長所を有する半導体レ
ーザーの長寿命化が図れ、かつダメージの減少から閾値
電流の低下、微分量子効率の改善も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体レーザーの一実施例を示す模式
斜視図、第2図は第1図の半導体レーザーの基板の斜視
図、第3図(a)〜第3図(e)は第1図の基板の加工
工程を示す図、第4図(a)〜第4図(e)、第5図(
a)〜第5図(e)はそれぞれ基板の加工工程を示す第
2.第3の例を示す図、第6図は回折格子による波長安
定化を示す図、第7図(a)、第7図(b)は光フアイ
バー中の屈折率分散を示す図、第8図(a)は従来例の
半導体レーザーの斜視図、第8図(b)は第8図(a)
の半導体レーザーの製造工程の一過程を示す斜視図であ
る。 1.3・・・・・・・・クラッド層、 2・・・・・・・・・・・・コア、 4.5・・・・・・・・光、 6、 7.10・・・・パルス、 8.9・・・・・・・・位置、 11.31・・・・−−−−n−GaAs基板、12、
32・・・・・・・・n−GaAsバッファ層、13・
・・・・・・・・・・・n−Alo、 4Gao6八S
クラッド層、14、34・・・・・・・・活性層、 151++++++++”6+p−AIo27Gao、
 73ASバリア層、16・・・・”・・・・P−AI
。、 13G80.87ASガイド層、17、37・・
・・・・・・5i02層、18”・・・・・・・・P−
AI(+  3Gao  7ASサブクラディング層、 19・・・・・・・・・・・・l”AI。、 4Gao
、 6ASクラッド層、20・・・・・・・・・・・・
P”−GaAsコンタクト層、21、38・・・・・・
・・上部電極、22、39・・・・・・・・下部電極、
33、35・=n−Alo、5Gao、、、Asクラッ
ド層、36・・・・=・・・・・・・P−GaAsコン
タクト層、40・・・・・・・・・・・・電流、 41・・・・・・・・・・・・5i02マスク、42、
51.53.54.56・・・・レジスト、43、57
・・・・・・・・干渉縞、 44、45.47・・・・回折格子、 46・・・・・・・・・・・・リッジ上部、52、55
・・・・・・・・Ti層。 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)基板上に、少なくとも活性層、PN接合を含む一層
    以上の半導体層が積層され、該半導体層に順方向電流を
    通電する電極が設けられている半導体レーザーにおいて
    、 前記活性層と前記活性層の下部に存在する層が共振器方
    向に伸びる凸部を有し、かつ該凸部の側面上に周期的な
    回折格子が形成されていることを特徴とする半導体レー
    ザー。 2)前記基板上の層は前記基板の形をほぼ保つように形
    成される請求項1記載の半導体レーザー。 3)前記凸部は(100)表面を有する前記基板上にほ
    ぼ[011]軸にそって形成される請求項1記載の半導
    体レーザー。 4)前記凸部は(100)表面を有する前記基板上にほ
    ぼ[01@1@]軸にそって形成される請求項1記載の
    半導体レーザー。 5)基板に凸部を形成する工程と、前記凸部の側面上に
    周期的な回折格子を形成する工程と、前記基板上に層を
    前記基板の形をほぼ保つように形成する工程を含むこと
    を特徴とする半導体レーザーの製造方法。
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JP695088A Pending JPH01183184A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 半導体レーザーとその製造方法

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JP (1) JPH01183184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06216472A (ja) * 1992-11-25 1994-08-05 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 側壁のリッジを粗面化した高出力基本モード動作の半導体リッジ導波管レーザ
JPH07168045A (ja) * 1993-09-24 1995-07-04 Koninkl Ptt Nederland Nv 周期結合を強化した集積光学偏光変換器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06216472A (ja) * 1992-11-25 1994-08-05 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 側壁のリッジを粗面化した高出力基本モード動作の半導体リッジ導波管レーザ
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