JPH01179913A

JPH01179913A - 液晶カラーディスプレイのバックライト及びカラーバランス調整装置

Info

Publication number: JPH01179913A
Application number: JP63003102A
Authority: JP
Inventors: Hirokazu Tanaka; 宏和田中; Ryoichi Akiyama; 亮一秋山
Original assignee: Stanley Electric Co Ltd
Current assignee: Stanley Electric Co Ltd
Priority date: 1988-01-12
Filing date: 1988-01-12
Publication date: 1989-07-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、液晶カラーディスプレイのバックライトとこ
のバックライトを利用したカラーバランス調整装置に関
する。

［従来の技術」従来の液晶カラーディスプレイ装置は、第５図に示すよ
うに、液晶カラーディスプレイ１０の背面側に白色光源
１１をバックライトとして配置し、白色光源１１からの
光を液晶カラーディスプレイ１０へ直接照射すると共に
、ミラー１２からの反射光も照射し、液晶カラーディス
プレイ１０上に画像を表示する構成となっている。

液晶カラーディスプレイ１０には第６図に示すように、
カラー画像をドツト表示するＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（
青）の画素がモザイク状に多数配列されたフィルタが設
けられており、各′ｉ１！極がＲｌＧ、Ｂ毎各々別個に
設置ｔられている。そして、各マトリクスの交点にはＦ
ＥＴなとのスイッチング素子が設けられ、このスイッチ
ング素子の作動によってＲ，Ｇ、Ｂのフィルタが白色光
源１１からの光を透過するように構成されている。

「発明が解決しようとする課題」従来の液晶カラーディスプレイの場合には、液晶板の特
性やＦＥＴ等の半導体のために第７図に示すように、各
電極に対する印加電圧Ｖと液晶カラーディスプレイ１０
の透過率Ｔの特性が非直線特性のものとなる。このため
、ホワイトバランスを取るために、輝度信号を最大の状
態にしてＲｌＧ、Ｈの輝度を調整すると、輝度信号のレ
ベルが小さいときにカラーバランスが崩れ、暗い画面で
のカラーバランスが悪くなるという不具合があった。

すなわち、液晶カラーディスプレイ１０はモザイク状に
設けられたＲ、Ｇ、Ｈの画素をドツト状に開放してバッ
クライトの光を見るようにして画像を得るため、Ｒ，Ｇ
、Ｂのドツトを全面開放してもＲ，Ｇ、Ｈのフィルタの
透過率が理想的な特性とならないため、バックライトと
して白色光源１１を用いた場合、液晶カラーディスプレ
イ１０を透過した光の混合具合が白色として認識するこ
とができなくなる。

このため、ホワイトバランスを取るために、ＲｌＧ、Ｂ
の輝度信号ＹＲ，ＹＧ、ＹＢの最大レベルを、第７図に
示すような電圧ＶＲ，ＶＧ、ＶＢに変換して液晶カラー
ディスプレイ１０に印加してホワイトバランスを得てい
る。

ところが、輝度信号ＹＲ，ＹＧ、ＹＢの最大レベルにお
ける液晶カラーディスプレイ１０の透過率を１００％と
した場合、第８図に示すように、暗い画面、すなわち、
輝度信号のレベルが小さいところでは、ホワイトバラン
スが崩れて正確な色を再現することができない。

そこで、本発明では、液晶カラーディスプレイにおける
ホワイトバランスをバックライトの色調によって定める
ことができる液晶カラーディスプレイのバックライトと
このバックライトを利用したカラーバランス調整装置を
提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段」上記の目的を達成するために１本発明は赤色光源、緑色
光源、青色光源を備え、各色の光で液晶カラーディスプ
レイを照射するバックライトを設け、上記した各光源の
発光輝度を予め定め液晶カラーディスプレイのホワイト
バランスを取る構成とした。

また、本発明は、赤、緑、青の三色のうち少なくとも二
色の色で発光し、各色の光で液晶カラーディスプレイを
照射するバックライト光源と、各光源の発光強度を光源
毎に調整する輝度調整器とより構成した液晶カラーディ
スプレイのカラーバランス調整装置を構成したものであ
る。

「作　用」請求項（１）の発明では、バックライトからの各色の光
によって液晶デイスプレィのホワイトバランスが適度に
保たれる。

請求項（２）の発明では、各光源からは赤、緑、青の三
色のうち少なくとも二色の色が発光し、各色が液晶カラ
ーディスプレイ上に照射される。そして、各光源の発光
強度は輝度調整器によって光源毎に調整できるので、カ
ラーバランスが改善され、例えば、輝度信号のレベルが
低い状態で画像表示する場合でも、液晶カラーディスプ
レイ上のカラーバランスを最適な状態に調整することが
できる。

「実施例」以下、本発明の一実施例について図面に沿って説明する
。

第１図において、プログラマブル定電圧回路２゜には電
源電圧が供給されており、定電圧回路２゜の出力電圧が
ポテンショメータ２１、可変抵抗２２．２３、抵抗２４
、緑色用ＬＥＤ群２５、青色用ＬＥＤ群２６、赤色用Ｌ
ＥＤ群２７に印加されている。

この定電圧回路２０はポテンショメータ２１の調整によ
ってその出力レベルが変化するように構成されている。

すなわち、ポテンショメータ２１を調整することによっ
て定電圧回路２０の出力レベルを任意に調整できるよう
になっている。

ＬＥＤ群２５．２６．２７は、第２図に示すように、バ
ックライト基板２８上に配置したバックライトとして構
成してあり、ＬＥＤ群２５．２６は各々可変抵抗２２．
２３によって電流が調整されるようになっている、つま
り、可変抵抗２２はＬＥＤ群２５の電流を調整して緑色
用光源の発光強度を調整する輝度調整器として構成され
、可変抵抗２３はＬＥＤ群２６の電流をｙＡ！１して青
色用光源の発光強度を調整する輝度調整器として構成さ
れている。なお、赤色用光源としてのＬＥＤ群２７はポ
テンショメータ２１によって定電圧回路２０の出力レベ
ルが設定されると、抵抗２４によって定まる電流により
、発光強度が調整される。そして、各ＬＥＤ群からの光
が各々拡散板２９を介して液晶カラーディスプレイ３０
に照射される。

この液晶カラーディスプレイ３０は従来例同様のもので
あり、ドツト状に多数のカラー表示素子がマトリクス状
に配列された表示画面を有し、垂直。

水平同期信号により各カラー表示素子を発光させて画像
表示するようになっている。

このように、本実施例においては、バックライトの各光
源の発光強度を光源毎に調整することができるため、各
ＬＥＤ群からの光を液晶カラーディスプレイ３０に照射
して、液晶カラーディスプレイ３０に対する印加電圧が
、第７図に示すように、ＶＧ、ＶＲ，ＶＢの印加電圧で
白色が得られたとすると、このときの液晶カラーディス
プレイ３０のＲ，Ｇ、Ｂの透過率はＧが１００％、Ｒが
ｒ％。

Ｂがｂ％である。このため、Ｒ，Ｈの透過率を基に印加
電圧ＶＧ＝ＶＲ＝ＶＢとして使用した場合、前記した条
件と同様のバランスを得るためには。

バックライトの色調としてＲ及びＢ成分を各々ｒ％、ｂ
％に減らすことによって達成することができる６例えば
、液晶カラーディスプレイ３０のＲｌＧ、Ｂのドツト全
てを１００％開放し、青色用光源の回路中に挿入されて
いるスイッチ３１をＯＦＦとしてＧ、ＲのＬＥＤ群２５
．２７を点灯し、可変抵抗２２を調整することによって
液晶カラーディスプレイ３０を透過した光が黄色になる
ようにする。このあとスイッチ３１をＯＮにし、ＬＥＤ
群２６を発光させて可変抵抗２３を調整することによっ
て白色を得ることができる。

上記のようにホワイトバランスを調整した後は可変抵抗
２２．２３の抵抗値を変化できないように固定する。ま
た、液晶カラーディスプレイの量産に際しては、ホワイ
トバランスが調整されたときの可変抵抗２２．２３の抵
抗値を測定し、この抵抗値をもった固定抵抗を可変抵抗
２２．２３の換わりに組み込むように構成することもで
きる。なお、画面全体の輝度はポテンショメータ２１に
よって調整することもできる。

また、第３図に示すようにＬＥＤ群２５．２６の電流を
各々可変抵抗３２を介して調整するように構成すれば、
可変抵抗３２を調整することによってプログラマブルソ
ース毎のカラーバランスの調整、あるいは個人の好みに
よるカラーバランスの調整を行なうことができる。すな
わち、通常は可変抵抗３２を中立の位置にセットし、可
変抵抗２２．２３を調整することによってＧ、Ｈの発光
強度を調整する。そして、可変抵抗３２をＧ側へ操作す
れば、ＬＥＤ群２５の回路中の抵抗値が低くなって、Ｌ
ＥＤ群２５の発光強度が強くなり、ＬＥＤ群２６の発光
強度が弱くなる。

また、バックライト光源としては、第４図に示すように
、赤色用陰極管３３、緑色用陰極管３４、青色用陰極管
３５を用いることも可能である。なお、３６は反射ミラ
ーである。

また、上記実施例においては、バックライト光源として
Ｒ，Ｇ、Ｈの三色を用いるものについて述べたが、液晶
デイスプレィの目的によっては二色の光源によっても同
様な効果を得ることができる。

さらに、上記実施例によれば、輝度調整回路、ホワイト
バランス回路、カラーバランス回路を輝度信号・色信号
回路に設ける必要がないため、回路の簡素化を図ること
ができると共に、信号成分を小さくする必要がないため
、良質の画像を得ることができ、又さらに、中間的色調
の再現が容易になるため、Ｒ，Ｇ、Ｂの電気的特性を透
過率に対して揃えることができるので、暗い画面でもカ
ラーバランスの良く合った画像を得ることができる。

「発明の効果」以上説明したように、本発明によれば、液晶カラーディ
スプレイのホワイトバランスをバックライトの色調によ
って予め定めるため、ホワイトバランスの調整手段が簡
単になると共に、低輝度時でも最適なカラーバランスを
得ることができる。

また、本発明ではバックライトを各光源毎に輝度調整す
ることによって、個人の好みに合ったカラーバランスの
表示像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すホワイトバランス調整
装置の回路図、第２図は本発明に係るバックライトとし
ての光源の簡略的な分解斜視図。第３図は上記調整装置の他の実施例を示す回路図、第４
図はバックライトとしての他の光源の実施例を示す斜視
図、第５図は従来例として示した液晶カラーディスプレ
イの簡略斜視図、第６図は従来例のフィルタの構成図、
第７図は輝度信号と透過率との関係を示す特性図、第８
図は液晶カラーディスプレイのドツトを全て開放したと
きの輝度信号と透過率との関係を示す特性図である。２０・・・・プログラマブル定電圧回路２１・・・・ポ
テンショメータ２２．２３．３２・・・・可変抵抗２４・・・・抵抗２５・・・・緑色用ＬＥＤ群２６・・・・青色用ＬＥＤ群２７・・・・赤色用ＬＥＤ群３０・・・・液晶カラーディスプレイ特許出願人　　　スタンレー電気株式会社第１８２１しＢｏ” 第３図第　２興フ７／／６一第５図第７図第６図ｊｌＩ８ｖＩＪＧＢ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）赤色光源、緑色光源、青色光源を備え、各色の光
で液晶カラーディスプレイを照射するバックライトを設
け、上記した各光源の発光輝度を予め定め液晶カラーデ
ィスプレイのホワイトバランスを適度にした液晶カラー
ディスプレイのバックライト。
（２）赤、緑、青の三色のうち少なくとも二色の色で発
光し、各色の光で液晶カラーディスプレイを照射するバ
ックライト光源と、各光源の発光強度を光源群毎に調整
する輝度調整器とより構成したことを特徴とする液晶カ
ラーディスプレイのカラーバランス調整装置。