JPH0117827Y2 - - Google Patents

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JPH0117827Y2
JPH0117827Y2 JP11470282U JP11470282U JPH0117827Y2 JP H0117827 Y2 JPH0117827 Y2 JP H0117827Y2 JP 11470282 U JP11470282 U JP 11470282U JP 11470282 U JP11470282 U JP 11470282U JP H0117827 Y2 JPH0117827 Y2 JP H0117827Y2
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connector
housing
panel
bracket
opening
Prior art date
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JP11470282U
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JPS5920578U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、パネル等の開口部にコネクタを取
付ける装置に関するものである。
例えば自動車用メータに接続するコネクタは、
インストルメントパネルの裏から嵌合固定する方
式をとつており、これはパネル嵌合部の穴を十分
大きくしておき、コネクタ自体は上下、左右等に
自由度を持たせ、メータに対する組付け誤差を吸
収する構造となつている。
これを図面により具体的に説明すると、第7図
イ及びロにおいて、aは自動車用のメータ、bは
インストルメントパネル、cはコネクタを示し、
パネルbにはコネクタcに比べて十分大きな嵌着
口dが開設されている。イの場合には、嵌着口d
にコネクタcの鍔部eに対する受座fを設けると
共に、鍔部eの裏面に係合する可撓性係止片gを
設けてコネクタcの前後方向への抜け出しを防止
すると共に、鍔部eに爪hを突設してコネクタc
の上下或いは左右方向へのがたつきを防止する構
造である。また、ロの場合にはコネクタcの後端
に嵌着口dより大きい鍔部e′を周設する一方、そ
の外周壁に後方に傾斜してのびる可撓性係止腕
g′を設けてコネクタcを嵌着すると共に、パネル
bメータ側に爪h′を突設して係止腕g′との掛合い
によりそのがたつきを防止する構造である。
上記構成によると、何れもパネルbの嵌着口d
はコネクタcに比べて十分大きいためコネクタ組
付時の誤差を吸着する自由度はあるものゝ、コネ
クタcの大きさ(できるだけ小型化する)とメー
タaとの嵌合深度との関係で、コネクタcの嵌着
状態を保持する係止片g及び係止腕g′を大きくし
て十分な弾性保持力を付与することができない。
その結果、コネクタcを嵌着口dの所定位置(中
心部)に保持するのが困難なためメータとの芯合
せ及び組付けに手間取つたり、またコネクタcに
接続された電線iに張力が掛かつた場合やメータ
をパネル前面から挿圧して嵌合する場合に、矢線
P方向に力が掛かり、係止片g等が折損してコネ
クタcが脱落する等の欠点があつた。
本考案は上記の欠点に着目してなされたもの
で、自動車用メータをワンタツチでインストルメ
ントパネルに装着する構造としたときに問題とな
るメータとコネクタの嵌合時における拾いとコネ
クタの組付け誤差を吸収し、確実な取付けがなし
うる装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の実施例を示す図面と共に説明す
る。
第1図乃至第5図において、1はメータ用コネ
クタ、2はコネクタ用のブラケツト、3はメータ
本体、4はインストルメントパネルを示す。
コネクタ1は図示の例では直方体の形状であ
り、そのハウジング11の外周壁中間に鍔部12
を突設し、前半部にメータ嵌合部13、後半部に
電線接続部14が区画形成されている。メータ嵌
合部13において、その上下両面には内部に形成
した複数の端子収容室15を臨む窓16が開設さ
れ、この窓16を介して収容室15に挿着係止さ
れたターミナル5がメータ本体3の背面部に配設
された回路に接触するようになつている。また、
ハウジング11の外周壁後半部すなわち電線接続
部14には、前方をテーパー面17a、後方を垂
直面17bとしたストツパー17が突設してあ
る。
ブラケツト2は基板21を有する。基板21の
中央にはコネクタ1に対する嵌着口22を設ける
と共に、該嵌着口22を囲繞する枠体23を突設
し、枠体23を構成する四つの側壁23aの内側
には嵌着口22に臨んで傾斜してのびる可撓性係
止腕24を突設する。嵌着口22はハウジング1
1の外形、例えば円筒形等に対応し、かつその外
形寸法より十分大きく形成する。また、枠体23
は図示の例では先端に向けて径が狭まる台形状と
して形成されているが、要はその側壁23a内に
突設された相対向する可撓性係止腕24,24間
の開先寸法Dがハウジング11の外形寸法より十
分狭く、ハウジング外周壁に係合してこれを弾性
的に挟持し得るようにすればよい。
一方、基板21の両端部には前記枠体23と反
対側にクリツプ25を突設する。クリツプ25は
パネル4にブラケツト2を係止するためのもの
で、支柱26の先端に一対の可撓性係止片27,
27を鈎状に突設すると共に、係止片27の先端
に段部27aを設けた構成を有する。
インストルメントパネル4には、ブラケツト2
を取付ける長方形状の開口部41を設ける。開口
部41の縦幅は、ブラケツト2の基板21が貫通
する大きさであり、その横巾Wはブラケツト2の
枠体23における対角線方向の長さLよりわずか
に大とし、ブラケツト2を開口部41内で自由に
回転できるように形成しておく。そしてパネル4
の内面には、その開口部41の長手方向と直交す
るように、ブラケツト2の基板21に対する嵌合
凹部42を設けると共に、該凹部42に前記クリ
ツプ25に対する係止孔43を設ける。
次に、パネル等へのコネクタの取付について説
明する。
先ず、ブラケツト2にコネクタ1を嵌着する。
すなわち、ブラケツト2の枠体23側からハウジ
ング11の電線接続部14を嵌着口22に向けて
挿入すれば、接続部14の外周に突設した4個の
ストツパー17が四周の可撓性係止腕24に当接
しその弾性に抗して内側に撓ませつゝ進入し、更
に挿圧すればハウジング11の鍔部12が枠体2
3の端縁に衝合すると共に、ストツパー17が可
撓性係止腕24を乗り越え、該係止腕24は弾性
的に復帰し、ハウジング外周壁すなわち電線接続
部14に圧接する一方、係止腕24の先端はスト
ツパー17の後方垂直面17bと対峙する。その
結果、コネクタ1は、矢線P,Qの何れの方向に
対しても抜出しが防止されると共に、その四周に
圧接する可撓性係止腕24に弾性的に支持され、
該係止腕24の撓み量Xに相当する距離だけ、前
後左右に変位する自由度を残してパネル4に嵌着
支持される。
なお、実際にはワイヤハーネスWに予めブラケ
ツト2を外挿しておき、ワイヤハーネスWの電線
端末に接続された前記ターミナル5を端子収容室
15に挿着したのち、ブラケツト2のコネクタ1
側に引寄せれば上記と同様にしてコネクタ1にブ
ラケツト2が装着される。
このようにして、コネクタ1を嵌着したブラケ
ツト2をパネル4の背面からその開口部41に挿
通し、これを90゜回転して後方に引けば、クリツ
プ25が係止孔43に突入し、該孔43の内縁に
可撓性係止片27の段部27aが係合すると共
に、基板21は嵌合凹部42に嵌め込まれ、コネ
クタ1はブラケツト2を介してパネル4に係止さ
れる。
最後に、パネル4の前面よりメータ本体3を押
込むことにより、コネクタ1のメータ嵌合部13
と接続することができる。
メータ本体3の接続に際し、コネクタ1は上記
のように四周が四つの可撓性係止腕24によりブ
ラケツト2の中心部に支持され、かつ前後左右に
自由度Xを残して変位可能であるから、メータ本
体3の組付時における誤差を十分吸収することが
でき、従来のようにコネクタ1が後方に逸脱した
り、接続に手間取ることなくワンタツチで取付け
ることができる。
第6図はパネルに対するブラケツトの係止手段
を変えた例を示す。
すなわち、ブラケツト2′は基板21にコネク
タの嵌着口22を設けるのは前記と同様である
が、前記枠体23及びクリツプ25を省き、嵌着
口22の口縁に沿つて直接4本の可撓性係止腕2
4を突設し、基板21の両端部にはクリツプに代
えてネジ挿通孔28を設け、ビス−ナツト6によ
りパネル4に固定するようにしたものである。
この場合には、ブラケツト2′自体の構造が簡
単であるのは勿論、クリツプの省略によつてパネ
ル4の表裏両面から取付可能であり、更に枠体2
3を省略したことによりコネクタ1のパネル4内
部への取付深度が浅くても済み、パネルの小型化
を図ることができる。
本考案は上記したように、ハウジング内部に端
子収容室を形成し外周壁中間に鍔部を突設したコ
ネクタと、パネル等の開口部に面して取付ける手
段を有しかつ前記ハウジングに対する嵌着口を開
設したブラケツトとより構成され、前記嵌着口は
ハウジングの外周に対応しかつその外形より十分
大きく形成すると共に、嵌着口の内縁にはその四
周に位置して前記ハウジングの外周壁に係合する
複数の可撓性係止腕を突設し、更に前記ハウジン
グの外周壁の電線接続側には前記係止腕に係合す
るストツパーを突設して成るものであるから、メ
ータとコネクタの嵌合時における拾いとコネクタ
組付け誤差を吸収し、ワンタツチで確実な取付け
がなしうる装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を構成するコネクタの平面
図、第2図はその−線断面図、第3図は同じ
くブラケツトの平面図、第4図はその正面図、第
5図は本考案装置の組付状態を示す断面図、第6
図は本考案装置の他の実施態様を示す断面図、第
7図イ及びロはそれぞれ従来例を示す断面図であ
る。 1……コネクタ、11……ハウジング、12…
…鍔部、15……端子収容室、17……ストツパ
ー、2……ブラケツト、22……嵌着口、24…
…可撓性係止腕、3……メータ本体、4……イン
ストルメントパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内部に端子収容室を形成し外周壁中
    間に鍔部を突設したコネクタと、パネル等の開口
    部に面して取付ける手段を有しかつ前記ハウジン
    グに対する嵌着口を開設したブラケツトとより構
    成され、前記嵌着口はハウジングの外周に対応し
    かつその外形より十分大きく形成すると共に、嵌
    着口の内縁にはその四周に位置して前記ハウジン
    グの外周壁に係合する複数の可撓性係止腕を突設
    し、更に前記ハウジングの外周壁の電線接続側に
    は前記係止腕に係合するストツパーを突設して成
    ることを特徴とするパネル等へのコネクタの取付
    装置。
JP11470282U 1982-07-30 1982-07-30 パネル等へのコネクタの取付装置 Granted JPS5920578U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11470282U JPS5920578U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 パネル等へのコネクタの取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11470282U JPS5920578U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 パネル等へのコネクタの取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5920578U JPS5920578U (ja) 1984-02-08
JPH0117827Y2 true JPH0117827Y2 (ja) 1989-05-24

Family

ID=30265046

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11470282U Granted JPS5920578U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 パネル等へのコネクタの取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426828Y2 (ja) * 1985-06-24 1992-06-26
JPH0527814Y2 (ja) * 1988-02-09 1993-07-15
JPH0619150Y2 (ja) * 1988-02-13 1994-05-18 本田技研工業株式会社 カプラー
JPH0214780U (ja) * 1988-07-15 1990-01-30
JPH07114529B2 (ja) * 1989-04-26 1995-12-06 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JP6376966B2 (ja) * 2014-12-16 2018-08-22 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

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JPS5920578U (ja) 1984-02-08

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