JPH01178036A - 4wd自動車 - Google Patents

4wd自動車

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Publication number
JPH01178036A
JPH01178036A JP170388A JP170388A JPH01178036A JP H01178036 A JPH01178036 A JP H01178036A JP 170388 A JP170388 A JP 170388A JP 170388 A JP170388 A JP 170388A JP H01178036 A JPH01178036 A JP H01178036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
drive shaft
engine
hydraulic clutch
wheel drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP170388A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Iida
飯田 幹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP170388A priority Critical patent/JPH01178036A/ja
Publication of JPH01178036A publication Critical patent/JPH01178036A/ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、4WD自動車に関し、更に詳しくは、タイヤ
のスリップを防止できるようにした4WD自動車に関す
る。
〔従来技術〕
従来、第2図に示す如き駆動系を持った4WI)自動車
が知られている。
この4WD自動車51では、エンジン2の回転がトラン
スミツシヨン3を介して後輪側駆動軸4に伝えられ、後
輪5を回転させる。一方、後輪側駆動軸4は、油圧クラ
ッチ式リミテッドスリップデフ6を介して、前輪側駆動
軸8に連結されており、その前輪側駆動軸8の回転によ
って前輪9が回転される。
油圧クラッチ式リミテッドスリップデフ6は、ディファ
レンシャルギヤフによる伝達系と、油圧クラッチ11に
よる伝達系とを有している。
後輪側駆動軸4の回転は、通常、ディファレンシャルギ
ヤ7を介して、前輪側駆動軸8に伝達されている。スリ
ップを生じていない時は、後輪側駆動軸4と前輪側駆動
軸8の回転差がなく、油圧ポンプの油圧が低いため、油
圧クラッチ11は駆動力を伝達していない。
エンジン2の出力は、アクセルペダル12の操作によっ
て加減できるが、後輪5が砂利、ぬかるみ、氷雪等の状
況下にある時に、エンジン2の出力を過大にすると、後
輪5がスリップして空転する、一方、前輪9はほとんど
回転しない、この時、ディファレンシャルギヤ7は駆動
力を前輪駆動軸8へ伝達しな(なる、ところが、後輪側
駆動軸4と前輪側駆動軸8の間に回転差が生じ、これに
より油圧ポンプlOが油圧を高め、油圧クラッチ11で
後輪側駆動軸4の駆動力を前輪側駆動軸8に伝達する。
このため、スリップを生じていない前輪9に駆動力が伝
達され、スリップ状態から脱出可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記4WD自動車51において、後輪5のみならず前輪
9も砂利、ぬかるみ、氷雪等の状況下にあって、且つ、
エンジン2の出力が過大の場合は、前輪9さえもスリッ
プしてしまうことがあり、そうするとスリップ状態から
脱出できなくなる。
このような場合には、アクセルペダル12の踏み込みを
抑えて、エンジン2の出力を過大にしないことが1つの
対策であるが、この操作は運転者の心理と逆であり、熟
練した運転者は別として通常の運転者に要求するのは無
理がある。
一方、例えば特開昭61−116034号公報に開示の
ように、駆動軸の回転状態を検出して、エンジンの出力
を弱めるスリップ防止技術が提案されているが、その構
成は必ずしも油圧クラッチ式リミテッドスリップデフを
有する4WD自動車に適したものとは言えなかった。
従って、本発明の目的とするところは、油圧クラッチ式
リミテッドスリップデフを有する4WD自動車に適合し
た構成のスリップ防止装置を具備した4WD自動車を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の4WD自動車は、前輪側駆動軸と後輪側駆動軸
とが油圧クラッチ式リミテッドスリップデフで連結され
ている4WD自動車において、油圧クラッチ式リミテッ
ドスリップデフの油圧を検知する油圧センサ手段と、そ
の検出した油圧に基づいてエンジン出力を制御するエン
ジン出力コントローラ手段とを具備したことを構成上の
特徴とするものである。
〔作用〕
前輪および後輪が共にスリップし空転しても、前輪側駆
動軸の回転数と後輪側駆動軸の回転数とが一致すること
はほとんどないので、油圧ポンプの油圧が高圧となる状
態が継続する。
これを油圧センサ手段が検知すると、エンジン出力コン
トローラ手段が、エンジンの出力を減少させるように制
御する。
このため、後輪および前輪に伝達されていた過大の駆動
力が減少し、適正な駆動力に是正され、スリップを脱出
できることとなる。
(実施例〕 以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。なお、これにより本発明が限定されるものでは
ない。
第1図に示す4WD自動車1において、エンジン2の駆
動力は、トランスミツシラン3を介して、後輪側駆動軸
4に伝達される。この後輪側駆動軸4により後輪5が駆
動される。
後輪側駆動軸4は、油圧クラッチ式リミテッドスリップ
デフ6を介して前輪側駆動軸8に連結されている。この
前輪側駆動軸8により前輪9が駆動される。
油圧クラッチ式リミテッドスリップデフ6は、ディファ
レンシ中ルギャフによる伝達系と、油圧クラッチ11に
よる伝達系とを存している。後輪側駆動軸4の回転数と
前輪側駆動軸8との回転数とが同じときはディファレン
シ中ルギャフによる伝達系にて駆動力が伝達され、回転
数が異なるときは油圧クラッチ11による伝達系にて駆
動力が伝達される。油圧ポンプ10は、油圧クラッチ1
1の断続を制御する。
エンジン2の出力は、基本的に、アクセルペダル12の
操作によって決まる。
さて、以上の構成は、第2図に示した従来公知の構成と
同様であり、同じ参照番号を付している。
この4WD自動車lが従来と異なる点は、油圧ポンプ1
0の油圧を検知する油圧センサ13を具備し、また、そ
の油圧センサ13の出力によってエンジン2の出力を制
御するエンジン出力コントローラ14を具備しているこ
とである。
油圧センサ13は、油圧ポンプ10の油圧が高圧となり
、それが所定時間以上継続されると、スリップ検出信号
をエンジン出力コントローラ14に送出する。
エンジン出力コントローラ14は、スリップ検出信号を
受は取ると、アクセルペダル12の操作とは独立に、エ
ンジン2の出力を減少する制御を行う、具体的には、例
えばスロットルバルブを閉じたり、燃料をカットする。
次に、この4WD自動車lの動作を説明するが、説明の
都合上、発進時を想定する。
発進時にアクセルペダル12を踏み込み過ぎて、エンジ
ン2の出力が過大になると、後輪5がスリップし空転す
る。
スリップのために進まないから前輪9はほぼ停止状態で
あり、ディファレンシャルギヤフによる伝達系では駆動
力は伝達されない。
一方、後輪側駆動軸4と前輪側駆動軸8の間に回転差を
生じるから、油圧ポンプ10の油圧が上昇し、油圧クラ
ッチ11による伝達系を介して駆動力が伝達される。
ところが、前輪9に伝達された駆動力も過大であると、
前輪9もスリップする。
通常、後輪5のスリップ状態と前輪9のスリップ状態は
一致しないから、油圧ポンプ10の油圧は高い状態に維
持される。
すると、油圧センサ13が、前記高圧の!11!を検知
し、スリップ検出信号を出力する。
このスリップ検出信号によりエンジン出力コントローラ
14は、アクセルペダル12の操作とは独立に、エンジ
ン2の出力を低下せしめる。つまり、アクセルペダル1
2を踏み込み過ぎていても、後輪側駆動軸4の駆動力お
よび前輪側駆動軸8の駆動力が小さ(なる。
駆動力が低下して、あるレベルに達すると、後輪5およ
び前輪9がスリップ状態を脱出し、4WD自動車1は徐
々に前進を始める。
すると、後輪側駆動軸4と前輪側駆動軸8の回転数が一
致し、油圧ポンプlOの油圧が低下する。
そして、油圧クラッチ11による伝達系でなくディファ
レンシャルギヤ7による伝達系で駆動力が伝達されるよ
うになる。
油圧センサ13は、油圧ポンプ10の油圧の低下を検知
すると、スリップ検出信号の出力を停止する。
エンジン出力コントローラ14は、スリップ検出信号が
停止されると、エンジン2の出力を、アクセルペダル1
2の操作に対応する出力まで徐々に増加せしめる。そし
て、一致した時点で、エンジン出力のコントロールを打
ち切る。従って、以後は、アクセルペダル12の操作に
よりエンジン出力が決定される。
結局のところ、運転者がアクセルペダル12を過大に踏
み込んだままであっても、スリップ状態を好適に脱出で
き、説出後、そのアクセルペダル12の操作に対応する
速度まで、徐々に加速されることになる。
なお、走行中にアクセルペダル12を急に踏み込んだ場
合にも、上記と同様の作動により、スリップが防止され
る(あるいは、スリップから脱出できる)。
〔発明の効果〕
本発明によれば、前輪側駆動軸と後輪側駆動軸とが油圧
クラッチ式リミテッドスリップデフで連結されている4
WD自動車において、油圧クラッチ式リミテッドスリッ
プデフの油圧を検知する油圧センサ手段と、その検出し
た油圧に基づいてエンジン出力を制御するエンジン出力
コントローラ手段とを具備したことを特徴する4WD自
動車が提供され、これにより前輪と後輪とが共にスリッ
プする状態を防止できるので、安全性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の4WD自動車の駆動系のブ
ロック図、第2図は従来の4WD自動車の駆動系のブロ
ック図である。 〔符号の説明〕 ■・・・4WD自動曜 2・・・エンジン 3・・・トランスミッション 4・・・後輪側駆動軸 5・・・後輪 6・・・油圧クラッチ式リミテッドスリップデフ7・・
・ディファレンシャルギヤ 8・・・前輪側駆動軸 9・・・前輪 10・・・油圧ポンプ 11・・・油圧クラッチ 12・・・アクセルペダル 13・・・油圧センサ 14・・・エンジン出力コントローラ。 出願人  ダイハツ工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前輪側駆動軸と後輪側駆動軸とが油圧クラッチ式リ
    ミテッドスリップデフで連結されている4WD自動車に
    おいて、 油圧クラッチ式リミテッドスリップデフの油圧を検知す
    る油圧センサ手段と、その検出した油圧に基づいてエン
    ジン出力を制御するエンジン出力コントローラ手段とを
    具備したことを特徴する4WD自動車。
JP170388A 1988-01-07 1988-01-07 4wd自動車 Pending JPH01178036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP170388A JPH01178036A (ja) 1988-01-07 1988-01-07 4wd自動車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP170388A JPH01178036A (ja) 1988-01-07 1988-01-07 4wd自動車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01178036A true JPH01178036A (ja) 1989-07-14

Family

ID=11508908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP170388A Pending JPH01178036A (ja) 1988-01-07 1988-01-07 4wd自動車

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JP (1) JPH01178036A (ja)

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