JPH01171485A - 新規なキシロオリゴシル転移酵素 - Google Patents

新規なキシロオリゴシル転移酵素

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JPH01171485A
JPH01171485A JP32846987A JP32846987A JPH01171485A JP H01171485 A JPH01171485 A JP H01171485A JP 32846987 A JP32846987 A JP 32846987A JP 32846987 A JP32846987 A JP 32846987A JP H01171485 A JPH01171485 A JP H01171485A
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xylan
sugar
transferase
xylooligosyl
transfer
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JP32846987A
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Yasushi Mitsuishi
三石 安
Hitoshi Yamabe
倫 山辺
Mitsuo Yagisawa
八木沢 三男
Yoshiyuki Takasaki
高崎 義幸
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野」 本発明は、重要なバイオマス原料であるキシランもしく
はキシラン加水分解物から酵素触媒を用いた糖転移反応
により有用な物質を製造し、キシランの利用範囲を拡大
するものとして、新規なキシロオリゴシル転移酵素を提
供するものである。
「従来技術」 キシランは、広葉樹およびイネを代表とする禾本科植物
の主要なヘミセルロース成分であり、これら植物体の構
成成分の2O−30xをしめる重要なバイオマス原料で
ある。このキシランは、パルブ工業の副産物として、ま
た農産廃棄物、特にトウモロコシ穂軸から多皿に得られ
、飼料の改質剤あるいはキシリトール製造の原料として
用いられてきた。 しかし、これらの需要はそれほど大
きいものではなく、キシランの利用範囲を拡大する技術
の開発が望まれている;毛7..:??虻。
”J、t。
近年、キシランを原料パとした新しい製品として、キシ
ロオリゴ糖が注目され、その水分活性調節作用を利用し
た、食品への応用などが試みられている。一方、糖質の
利用では最も先行している分野である澱粉糖工業におい
ては、糖転移酵素をもちいて澱粉あるいは澱粉氷解物か
ら、より付加価値の高い転移生成物を製造する手段がW
4発されつつある。キシラン系においても、従来から糖
転移作用を持つ酵素の存在は知られていたが、未だ澱粉
糖工業にみられるような展開はみられない、これは、キ
シロース系糖質に関して従来知られている糖転移活性が
、はとんど加水分解酵素の逆反応によるものであり、充
分な活性をもつ糖転移酵素がないこと、また糖以外の受
容体としては、水に可溶な一級アルコール類のみが知ら
れているにすぎないことなどが原因である。これらの問
題点が解決されるならば、キシランを原料として糖転移
作用による新しい物質の製造が酵素的に可能であり、キ
シランの利用範囲を拡大することができる。
「目的J 本発明者らは、植物性バイオマスに多量に含まれている
キシランの、より高度な利用法を提供するという観点か
ら、キシ、ランあるいはキシランから調製されるキシロ
オリゴ糖を供与体として、キシロシルあるいは従来まっ
たく知られていなかったキシロオリゴシル転移により、
有用な糖転移物を製造することを目指し、キシロース系
での糖転移酵素の開発に着手した。その結果、中温性糸
状[?Jの一種アクレモニウム属の一菌株が、重合度2
以上のキシロオリゴシル残基の転移作用をもち、かつ糖
以外に一級および二級アルコール類を広く受容体として
利用でき、またこれらアルコール類の水に対する溶解度
が低い場合にも、効率よく糖転移を行う能力のある新規
なキシロオリゴシル転移酵素を生産することを見いだし
、本発明を完成するに至った。
「構成」 以下に、本発明の内容を具体的に説明する0本発明にお
いては、キシロオリゴシル転移酵素生産菌の例示菌株と
して、アクレモニウム・セルロリティカスが有効に利用
される。
次に、本発明において使用されるキシロオリゴシル転移
酵素生産菌の菌学的性質を示すと下記の通りである。
生育: 麦芽エキス寒天培地上では生育は速く、30℃
7日間で直径70mmに達する。集落は最初白色で後に
やや黄色味をおびる。気生菌糸は緩く盛り上がり羊毛状
を呈し、時に絹状の菌糸束を形成する。
培養後期には集落裏面は桃褐色ないし赤褐色を呈する。
ツアペック寒天上でもほぼ同様な生育を示すが、気生菌
糸の盛り上がりはより少ない、生育p11範囲は3.5
〜6.0で最311pHは4付近、生育温度範囲は15
℃〜43℃で、最適生育温度は30℃である。
形R: 菌糸の直径は0.5〜2.5μ町 無色で菌糸
には隔壁が認められる。また、菌糸表面は平滑であ分生
子: 分生子形成能は非常に不安定で、ツアペック寒天
および麦芽エキス寒天培地による継代培養により容易に
消失した0分離時における観察では、分生子柄は気生菌
糸側面より突出し、無色であった0分生子は亜球形で滑
面、無色で連鎖は非常に緩く分散しやすかった。
以上の菌学的性質について、W、Gam!Ir (Ce
phalosporiullartige Schim
melpilge) p84. G、FisherRI
A(1971) JおよびC,Il、Dickinso
n  r MicologicalPapers 11
5巻 plO(1968)Jを参照した結果、本菌はア
クレモニウム(Acre夙oniu+n)属に近縁の糸
状菌と考えるのが妥当であると考えた。なお、本菌はキ
シロオリゴシル転移酵素の他に著量のセルラーゼを生産
するという特徴をもっており、従来アクレモニウム属菌
にはセルラーゼ生産能の高い閑が知られていなかったこ
とから、本菌をアクレモニウム・セルロリティカス (
^cremonlum cellul。
Iyticus)と命名した。木菌はFEBN P−6
867として工業技術院微生物工業技術研究所に寄託さ
れている。
;:\ ゛ 本発明の一キシロオリゴシル転移酵素をアクレモニウム
属菌により生産するためには、通常、キシログルカン、
セルロース、アビセル、キシラン、フスマ、稲ワラ、バ
ガスなと植物性バイオマスを炭素源とし、これに窒素源
として、硝酸塩、アンモニウム塩あるいはペプトン、酵
母エキスのような無機または有機の窒素源と小量の金属
塩を含む液体または個体培地を用い、20〜40℃で、
2〜15日間程度、好気的に培養される。キシロオリゴ
シル転移酵素は菌体外に生産される酵素であるため、液
体培地の場合は培養後、−過あるいは遠心分離した上澄
液を、そして個体培養の場合は培養後、水または適当な
無機塩類で抽出した液を粗酵素液として用いることがで
きる。粗酵素液は、そのまま使用してもよいが、例えば
硫安塩析法やアセトン沈澱法など公知の方法により酵素
粉末を得ることができる。さらに、本酵素は耐熱性であ
ることから、この性質を利用して、pl+ 4.9 6
5℃で2時間30分の熱処理を行うことにより、キシロ
オリゴシリゴシル転移酵素純度の高まった酵素液を簡単
に調製することができる。′このようにして得られた、
キシロオリゴシル転移酵素標品は次のような性質を持っ
ている。
(1) 分子旦および等電点 精製されたキシロオリゴシル転移酵素は、分子1L51
.000で等電点は約5.0である。
(2) 作用 本発明のキシロオリゴシル転移酵素は、キシランおよび
キシランから1il製されたキシロビオ(−ス以上のキ
シロオリゴ糖に作用し、これをキシロシルまたはキシロ
オリゴシル供与体として、受容体のアルコール性水酸基
に転移し、キシロシルまたは、キシロオリゴシル転移生
成物を生成する。この転移作用について、キシロペンタ
オースの場合を例に具体的に述べると、本供与体は該酵
素によってキシロトリオシル転移およびキシロビオシル
転移を引き起こす供与体として利用される。それが約1
5%の確率で起こる。その他の直鎖キシロオリゴ糖につ
いて初期反応におけるキシロオリゴシル転移の起こる確
率を、キシロペンタオースも含めて表−1に示した。
表−1 表中の X−〜x6−はそれぞれキシロシル残基がらキ
シロトリオシル転移を示している。
ラオシル転移物以上の転移物が生成するが、反応時間が
長(なるとこれらは再分解され、最終的にキシロビオシ
ル転移物およびキシロトリオシル転移物を与える。
本酵素は、基質オリゴ糖の濃度が1%という低い濃度で
明かな転移活性を有し、またキシロビオシル以上のオリ
ゴ糖残基を受容体のアルコール性水酸基に転移できる。
このような作用をもつ糖転移酵素はこれまでまったく知
られていなかったものであり、これを文献未記載の新規
なキシロオリゴシル転移酵素と認めた。
(3)供与体 供与体としてはキシロビオース以上のキシロオリゴ糖ま
たはキシランを直接利用できるが、キシロテトラオース
以上のキシロオリゴ糖またはキシランを供与体としたと
き転移活性が充分となる。
(4)受容体 受容体としては、キシロビオース以上のキシロ糖のキシ
ロシド結合の再配置、いわゆる、結合の不均化がおこる
。キシロース、グルコースなとの単糖類は、受容体とし
て適していない、また、蔗糖、マルトースなど、キシロ
ース系以外のオリゴ糖も受容体として適さない。
有機化学的合成手法あるいは天然物より得られる糖以外
のアルコール類のうち、水溶性および微水溶性のアルコ
ール類は、受容体となり、その水酸基に対してキシロオ
リゴ糖転移が起こり、キシロオリゴ糖誘導体を生成する
。ただし、3級アルコールは受容体とならない。
(5)作用pHおよび最適作用pH 本酵素の伴用ptt範囲は、45℃で10分間作用させ
たとき第1 r;!I aに示したように、p113〜
6であり、最適作用pHよ約5に認められた。
(6)安定pH範囲 クエン酸−リン酸塩M街液中で、25℃24時間放置し
たときの本酵素の安定pH範囲は、第1図すに0.1x
キシロテトラオースを供与体および受容体として用い、
pH4,9で10分間作用させたとき、第2図aに示し
たように、約90℃までの高温まで転移活性が認められ
たが、最適作用温度は80℃であった。一方、キシロオ
リゴ糖以外のアルコール類を受容体として用いたときは
、第2図すに示したように作用温度の低下がおこり、5
0%プロピルアルコール存在下では、55℃まで作用し
、最適作用温度は50℃であった。
(8)熱安定性 キシロオリゴシル転移酵素を0.1M酢酸緩衝液(p1
14.9)のもとで、各温度で1時間加熱処理した残存
活性は、第3図aに示したように、70℃まではほとん
ど失活せず、75℃で約40罵そして85℃、lvt間
の加熱で約95翼が活性を失った。また、50% n−
プロピルアルコール存在下、pH4,9で加熱処理した
場合は、第3図すに示したように、45℃まではほとん
ど失活せず、55℃で約2襞、そして70℃、1時各種
金属イオンのうちで、1mM以上の水銀イオンおよび銅
イオンにより、本酵素は強く阻害された。
(10)精製法 本酵素は培養P液を、65℃2時間30分加熱処理し、
含まれる不純タンパク質を変性させ生じた沈澱を遠心分
離により除いた後、DEAE−)ヨバール、陰イオン交
換体PBE 94のカラムをもちいたイオン交elkお
よび吸着クロマトグラフィー、さらにバイオゲルA0.
5〜カラムによるゲルー過により、ディスクゲル電気泳
動的に均一にまで分#I精製できた。
(11)活性測定法 本酵素は、キシロオリゴ糖を受容体および供与体として
転移をおこなうことから、キシランから調製した、キシ
ロテトラオースの0.1z水溶液100μ+ (pH4
,9)に対して、amの酵素を添加し全量を150μm
とし、45℃で10分間反応させ、生成するキシロペン
タオース以上の転移生成物を、リクロソルブ旧(2カラ
ムをもちいた高速液体クロマトグラフ「効果」 以上のとおり、本発明に開示した新規なキシロオリゴシ
ル転移酵素は、キシランおよびキシランから調製される
キシロオリゴ糖を供与体として、キシロオリゴシル転移
をおこなう新規な酵素であり、また50%アルコール中
で安定に転移作用をおこない、キシロオリゴ糖誘導体を
生成するという有用な性質を6つものである。そして、
このように生成したキシロオリゴ糖誘導体は、親水性の
糖部分と疎水性の修飾部分をもつことから界面活性作用
をもつものが多くあると推定され、キシランからこれま
で考えられなかった有用なキシロオリゴ糖誘導体を酵素
反応により製造する道を開くものである。このように本
発明は、重要なバイオマス原料であるキシランの利用分
野に新しい技術的進歩をもたらしたものである。
実施例1 セルロース4χ、ペプトンlχ、硝酸カリウム0.6%
、塩化カリウム0,15%、wR酸マグネシウムoTi
zx−ta酸−カリウム1.2xおよび硫酸亜鉛、硫酸
銅、硫酸マンガンをそれぞれo、ootに含む培地(p
i(4,0)20mlを200m1容の三角フラスコに
いれ、常法により殺菌後アクレモニウム・セルロリティ
カス (FERN P−6867)を接種し、30℃で
6日間通気培養した。培養後遠心分離により除菌し、得
られた上澄液についてキシロオリゴシル転移酵素活性を
測定した結果、培養液11当り220単位であった。
実施例2 実施例1において、炭素源をセルロースに代えて、キシ
ログルカン(大日本製薬製 グリロイド−39)4%を
添加した培地に、アクレモニウム・セルロリティカス(
FERN P−6867)を接種し30℃で8日間通気
培養した。遠心分麟した上澄液中のキシロオリゴシル転
移酵素活性は]−“:′“晶養液!1当り1200単位
、′−弓 であ、え       、、i−、+ この培養上澄液のpl+を4.9に調製して、65℃2
時間30分加熱処理した後−生じた沈澱を遠心分離によ
り除き、キシロオリゴシル転移酵素活性をもつ酵素原品
を得た。キシロオリゴシル転移酵素の回収率は、 92
.4%であった。
実施例3 実施例2で得た熱処理酵素種晶を、濃縮、脱塩後DEA
E−1,ヨパールM650および陰イオン交IIA体P
BE 94ラムによりイオン交換クロマトグラフィーを
おこない活性画分を得た。この活性画分をさらにバイオ
ゲルAn、 5m+カラムによるゲルr過をおこないキ
シロオリゴシル転移酵素を精製した。精製酵素はディス
ク電気泳動的に均一であり、活性の収率は培養上清にた
いして22にであった。また、凍結乾燥酵素標品lag
あたりのキシロオリゴシル転移酵素活性は、61単位で
あった。
ロトリオース、キシロテトラオース、キシロペンタオー
スおよびキシロヘキサオースに60℃15分間および2
時間作用させ、反応生成物をバイオゲルP−2カラムに
より分析した。第4I2Iaに示すように、15分の初
期反応において、キシロトリオースからはキシロテトラ
オースが、キシロテトラオースからはキシロヘキサオー
スが、キシロペンタオースからはキシロオクタオースが
、またキシロヘキサオースからはキシロノナオースおよ
びキシロデカオースが主たる転移生成物として得られ、
本酵素がキシロオリゴシル転移を触媒していることが示
された。さらに、反応時間2時間では、第4図すに示し
たように、転移反応が進み、加えた基質より大きな重合
度をもつキシロウンデカオース以下の多数の転移生成物
が生成し1分子間糖転移反応がおこっていることが示さ
れた。
−+”’・1.一 実施例5  ’;、、:バ 実施例3誉得られた精製酵素0.5単位を、lχキシロ
テトラオースおよび炭素数lからlOまでの直鎖アルキ
ルアルコールをそれぞれ25×含む反応液中で45℃、
2時間反応させ、転移生成物をリクロソルブ旧12カラ
ムをもちいた高速液体クロマトグラフィーにより分析し
た結果、キシロテトラオースに対する収率が、表−2に
示したような収率でアルキル化キシロビオースが得られ
た。
−ν尺丁余自− 表−2,4<(=1 i’= 実施例6 実施例3で得られた精製酵素0.5単位を、l冗キシロ
テトラオースおよび炭素数2からlOまでの両末端に水
酸基を持つ直鎖アルキルジオールをそれぞれ果、キシロ
テトラオースに対する収率が、表−3に示したような収
率でそれぞれのジオールからアルキル基の末端に水酸基
をもった、アルキル化キシロビオースが得られた。
表−3 実施例7 実施例3で得られた精製酵素0.5単位を、IKキシロ
テトラオースおよび゛5ec−ブチルアルコールを2キ
シロテトラオースに対する収率が26χで5ee−ブチ
ルアルコールの水酸基にキシロビオースの転移した転移
物が得られた。
実施例8 実施例3で得られた精製酵素0.5単位を、1罵キシロ
テトラオースおよびベンジルアルコールを25に含む反
応液中で、45℃、2時間反応させた後、転移生成物を
実施例5と同様に分析した。その結果、キシロテトラオ
ースに対する収率が32%でベンジルアルコールの水酸
基にキシロビオースの転移した転移生成物が得られた。
実施例9 実施例5のキシロテトラオースの代わりに、キシロペン
タオースをもちいて同様な反応を行った結果、アルキル
化キシロビオースのほかに、アルキル化キシロトリオー
スも生成した。
ラン(大麦由来)および25χn−プロピルアルコール
を含む反応液中で、45℃、18時間反応させた後、転
移生成物を実施例5と同様に分析した。その結果、キシ
ランに対する収率が8%でプロピルアルコールの水酸基
にキシロビオースの転移した転移生成物が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図はアクレモニウム・セルロリティカス(FERN
 P−6867)の生産する。キシロオリゴシル転移酵
素の最適作用pif (a )、pl+安定範囲(1)
)をそれぞれ示している。 第2図は アクレモニウム セルロリティカス(FER
N P−6867)の生産する、キシロオリゴシル転移
酵素の、酢酸緩衝液中(a)、および50%n−プロピ
ルアルコール中(b)での最適作用温度を示している。 第3図は、アクレモニウム・セル口リテイカスルアルコ
ール中(b)での熱安定性を示している。 第4図は、キシロトリオース(x3)からキシロヘキサ
オース(X6)を供与体および受容体として15分間(
a)および2時1m(b)キシロオリゴシル転移酵素と
反応させたときの、反応生成物のバイオゲルP−2によ
るゲル濾過分析の溶出パターンを示している0図の上部
に示したl〜12はキシロオリゴ糖の重合度を示し、ま
たA〜Eは15分間反応における主要な転移生成物を示
し、それらがキシロテトラオースからキシロデカオース
であることを示している。 第1図 H 第2図 反応温度(℃) 第3図 処理温度(℃) 図面の浄書 溶出液量(ml) 官庁出願 手続補正書く方式) %式% 1、事件の表示   昭和62年特許願第328469
号2、発明の名称 新規なキシロオリゴシル転移酵素 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所  東京都千代田区霞が関1丁目3番1号氏 
 名  (114)工業技術院長 飯 塚 幸 三4、
指定代理人  〒305

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 重合度2以上のキシロオリゴ糖残基の転移能を有する以
    下の酵素的性質により特徴付けられる新規なキシロオリ
    ゴシル転移酵素。 1、分子量が約51,000であること。 2、等電点pHが約5.0であること。 3、糖を受容体としたとき至適作用温度が80℃付近に
    あること、 4、糖を受容体としたとき至適作用pHが4.9付近に
    あること。 5、糖以外のアルコールを受容体としたとき至適作用温
    度が50℃付近にあること。 6、糖を受容体としたとき熱安定な温度が 70℃付近まであること。 7、糖以外のアルコールを受容体としたとき熱安定な温
    度が50℃付近まであること。
JP32846987A 1987-12-25 1987-12-25 新規なキシロオリゴシル転移酵素 Pending JPH01171485A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6140097A (en) * 1997-03-04 2000-10-31 Meiji Seika Kaisha Ltd. Mesophilic xylanases

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61162181A (ja) * 1985-01-11 1986-07-22 Agency Of Ind Science & Technol 耐熱性キシラナ−ゼの製造法

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