JPH01169936A - 半導体素子の樹脂封止成形方法及び装置 - Google Patents

半導体素子の樹脂封止成形方法及び装置

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JPH01169936A
JPH01169936A JP32873587A JP32873587A JPH01169936A JP H01169936 A JPH01169936 A JP H01169936A JP 32873587 A JP32873587 A JP 32873587A JP 32873587 A JP32873587 A JP 32873587A JP H01169936 A JPH01169936 A JP H01169936A
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resin
cavity
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mold
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Michio Osada
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • B29C45/14073Positioning or centering articles in the mould using means being retractable during injection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体素子を樹脂材料にて封止成形する方
法とその成形装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 半導体素子を樹脂材料によって封止成形するための装置
として、トランスファ樹脂封止成形装置が従来より用い
られている。
この装置には、例えば、第6図に示すように、対向配置
した固定上型1及び可動下型2と、該両型のP、L (
パーティングライン)面に対設した樹脂成形用のキャビ
ティ3・4、及び、樹脂材料供給用のポットと上記キャ
ビティとを連通させた溶融樹脂材料の移送用通路(ゲー
ト5)等が設けられている。なお、同図中の符号6は半
導体リードフレームで、該リードフレームには半導体素
子7が装着されている。
上記従来装置における樹脂成形は、まず、両型(1・2
)を型開きし、次に、該両型のキャビデイ部における所
定位置にリードフレーム6を嵌合セットし、次に、両型
(1・2)を再び型締めし、次に、樹脂材料を加熱溶融
化して、これをその移送用通路5を通して両キャビティ
3・4内に加圧注入することによって行われる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、半導体素子7を装着したリードフレーム6を
両型(1・2)のキャビティ(3・4)部へ供給セット
して該両型を型締めした場合、特に、上記両キャビティ
(3・4)内に嵌合される部分が片側支持状態となるも
のにおいては、その樹脂封止成形上、次のような問題が
ある。
即ち、リードフレーム6の上記嵌合部分は、不安定な支
持状態にあるため、例えば、上記両キャビティ(3・4
)内への樹脂材料加圧注入時に加えられる圧力及び注入
された樹脂材料の流動時に加えられる圧力や、その他の
外力等に起因して、該嵌合部分が振動したり、或は、弯
曲変形し易い状態にある。このため、両キャビティ(3
・4)内に充填され且つ成形された樹脂成形体内の上記
嵌合部分は、第6図に鎖線にて示すように、所定の位置
及び姿勢と異なる状態で封止されることが多い。
従って、リードフレーム6の上記嵌合部分を樹脂材料に
より封止して、気密性を保持し且つ機械的安定性を向上
させるという所期の目的を充分に達成することができな
いといった重大な問題があり、例えば、半導体素子7と
外部リードとの電気的接続用のワイヤが変形・断線し、
或は、該半導体素子7の封止機能が不充分となり、この
ため、樹脂成形体の内外にボイド(気泡)が形成されて
耐湿性を損なう等、この種製品の高品質性及び高信頼性
を著しく低下させるという弊害がある。
本発明は、特に、キャビティ内に嵌合されるリードフレ
ームの部分が片側支持状態となる場合においても、該嵌
合部分を所定の位置及び姿勢を保って確実に樹脂封止す
ることができる半導体素子の樹脂封止成形方法とその装
置を提供することによって、上述した従来の問題点を確
実に解消することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上述した従来の問題点に対処するための本発明樹脂封止
成形方法は、半導体素子(17)を装着したリードフレ
ーム(16)を樹脂成形用金型キャビティ(13・14
)部の所定位置へ供給セットする半導体リードフレーム
の供給セット工程と、上記リードフレーム上の半導体素
子及び該リードフレームの所要樹脂封止範囲を上記金型
キャビティ内に嵌合する金型の型締工程と、上記金型キ
ャビティ内に嵌合されるリードフレームの両面を支受手
段(21・22)を介して夫々支受することにより、該
リードフレームを所定の位置及び姿勢に保持させるキャ
ビティ内リードフレームの支受工程と、上記リードフレ
ームの支受工程後に、上記金型キャビティ内に溶融樹脂
材料を注入させる樹脂材料注入工程と、上記金型キャビ
ティ内への樹脂注入工程時において、その樹脂注入後の
所定時間経過後に、リードフレームの支受手段における
支受体(211・221)の先端面を該金型キャビティ
面側の所定位置にまで後退させるリードフレーム支受体
の後退工程と、上記溶融樹脂材料注入工程に連続して、
金型キャビティ内に溶融樹脂材料を充填させる樹脂材料
充填工程と、上記金型キャビティ内にて成形された樹脂
成形体及び半導体リードフレームを離型させる製品取出
工程とから成ることを特徴とするものである。
また、上記した本発明方法を実施するための本発明樹脂
封止成形装置は、樹脂成形用キャビティ(13・14)
を備えた少なくとも一対の金型(11・12)と、該金
型の型締時において、そのいずれかに配設される樹脂材
料供給用のポット(18)と、該ポットに嵌合される樹
脂材料加圧用のプランジャ(20)と、上記ポットとキ
ャビティとを連通させる溶融樹脂材料の移送用通路(1
5)と、上記金型キャビティ内に嵌合されるリードフレ
ーム(16)の支受手段(21・22)とから成り、該
リードフレームの支受手段は、キャビティ内におけるリ
ードフレームの支受体(211・22りと、該支受体を
該リードフレームに係合させる位置への前進方向及び該
キャビティ面側への後退方向へ夫々進退させる進退調整
機構とから構成されていることを特徴とするものである
(作用) 本発明の方法及び構成によれば、キャビティ内における
リードフレームの嵌合部分を、その支受手段を介して確
実に支受することができる。
このため、上記リードフレームの嵌合部分が片側支持状
態となる場合においても、その嵌合部分に対して加えら
れる樹脂材料加圧注入時の圧力及び樹脂材料流動時の圧
力等によって、その位置及び姿勢が変更されるのを確実
に防止することができる。従って、該リードフレームの
嵌合部分を、その所定の位置に、及び、その所定の姿勢
を保って確実に樹脂封止することができるのである。
(実施例) 次に、本発明を実施例図に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本発明に係る半導体素子の樹脂封止成
形装置の要部を示している。
この装置には、対向配置した固定上型11及び可動下型
12と、該両型のP、L面に対設した樹脂成形用のキャ
ビティ13・14と、下型12側に設けた樹脂材料供給
用のポット18と、該ボット18と上記キャビティ13
・14とを連通させたカル15、及びゲート152から
成る溶融樹脂材料の移送用通路15等が設けられている
また、上記移送用通路15は、ボット18の配設位置と
該ボット18の周辺部に配設される所要数の上記キャビ
ティ13・14とを略等距離間隔で連通ずるように設け
られている。また、上記ボット18には樹脂材料19を
加圧するためのプランジャ20が嵌合されている。
また、上記両型11・12には、キャビティ13・14
内に嵌合されるリードフレーム16の支受手段21・2
2が夫々設けられている。これらの支受手段21・22
は、上記リードフレーム16の支受体(国側においては
、支受ビン)211・221と、該支受体211・22
1を固着したプレート212・222と、該プレート2
1□・222の進退調整機構(図示なし)とから構成さ
れている。また、該プレート212・222は、後述す
る樹脂成形時において、所定の時期に夫々進退(上下動
)されることにより、該支受体21t・22!の先端面
をキャビティ13・14内におけるリードフレーム16
の上下(表裏)両面側に前進して該両面に夫々係合させ
、逆に、該キャビティ13・14面側の所定位置、例え
ば、該キャビティ面と路面−となる位置にまで後退させ
るという上下方向への進退調整を自在に行うことができ
るように構成されている。
なお、図中の符号17はリードフレーム16に装着され
た半導体素子である。また、同符号23は下型12側の
P、L面に設けたリードフレーム16の嵌合セット用溝
部、同符号24は下型12側に設けたリードフレーム1
6の位置決用ビン、同符号25は上型11側に設けた上
記ビン24との嵌合孔であり、該両型の型締時において
、該ビン24をリードフレーム16に穿設したビン孔1
61に挿通させることにより、該リードフレーム16を
キャビティ13・14部の所定位置へ供給セットするこ
とができるように設けられている。また、同符号26は
上型11側のカル151部に設けたエジェクタービンで
あり、該ビン26はエジェクタープレートや上下動機構
(図示なし)により、後述する樹脂成形時において、所
定の時期に上下動されるように構成されている。
以下、上記実施例の構成を有する成形装置を用いた樹脂
封止成形方法を説明する。
まず、半導体素子17を装着したリードフレーム16を
キャビティ13・14部の所定位置へ供給セットする工
程を行う。なお、この場合、前述したように、下型の位
置決用ビン24をリードフレームのビン孔161に挿通
させると、該リードフレーム16は下型の溝部23に嵌
合され、且つ、所定の位置にセットされる。
次に、第1図及び第3図に示すように、下型のボット1
8内に樹脂材料19を供給すると共に、上記リードフレ
ーム16上の半導体素子17及び該リードフレーム16
の所要樹脂封止範囲を上記両型11・12のキャビティ
13・14内に嵌合する該両型11・12の型締工程を
行う。
次に、上記キャビティ13・14内に嵌合されるリード
フレーム16の上下両面を支受手段における支受体21
1・22tを介して夫々支受させることにより、該リー
ドフレーム16を所定の位置及び姿勢に保持させる工程
を行う。なお、このリードフレーム支受工程は、両型1
1・12の型締工程後に行ってもよいが、例えば、第2
図に示すように、該支受体211・22!の先端面を、
予め、上記リードフレーム16を所定の位置及び姿勢に
支持することができる上下の高さ位置(213・223
)にまで前進させておき、その状態で、該両型11・1
2の型締工程を行うようにしても差し支えない。
次に、上記ボット18内の樹脂材料19をヒータにて加
熱すると共に、プランジャ20にて加圧することにより
該樹脂材料を溶融化して、これを通路15を通してキャ
ビティ13・14内に加圧注入させる工程を行う。
なお、上記両キャビティ13・14内への樹脂注入工程
時において、樹脂材料注入後の所定時間経過後に、リー
ドフレーム16の上下両面を支受させた支受体21.・
221の各先端面を、例えば、該キャビティ13・14
面と路面−となるような上下高さ位置(214・224
)にまで夫々後退させる工程を行う。
また、ここに、樹脂材料注入後の所定時間経過後とは、
ゲート152から注入される溶融樹脂材料が両キャビテ
ィ13・14内のゲート1520付近から充填され、且
つ、その所要の樹脂粘度によってリードフレーム16の
両面を恰も支受するような作用が得られた後、であるこ
とを意味する。即ち、上述したように、リードフレーム
16に対する両面支受作用は、当初、支受手段21・2
2により確実に行われているので、該リードフレーム嵌
合部分の所定の位置及び姿勢は確実に保持される。しか
しながら、注入樹脂材料によるこのようなリードフレー
ム16の両面支受作用が得られた後は、上記した支受手
段21・22による支受作用は不要となること、及び、
該両キャビティ13・14内にて成形される樹脂成形体
に支受体211・22□の形状に対応した穴部が形成さ
れるのを防止するため、該支受体先端面を上記高さ位置
(214・224)にまで後退させるものである。
次に、上記溶融樹脂材料注入工程に連続して、両キャビ
ティ13・14内に溶融樹脂材料を継続的に注入充填さ
せる工程を行う。
次に、上記両キャビティ13・14内にて成形された樹
脂成形体及び半導体リードフレームを離型させる工程を
行う。なお、この離型工程において、上型カル151内
にて成形された固化樹脂はその専用エジェクタービン2
6を下動させることによりこれを下方に突き出すことが
できる。また、両キャビティ13・14内にて成形され
た樹脂成形体及び半導体リードフレームの離型作用は、
支受手段21・22を有効に利用して、上記カル内固化
樹脂の離型と同時的に離型することができる。即ち、そ
の支受体21.・22.を夫々前進させて、前記した上
下の高さ位置(213・223)にまで、或は、それよ
りも更に前進させることにより、上記エジェクタービン
26の突出作用と同様の突出作用を得ることができるも
のである。
なお、第1図〜第3図に示した実施例においては、上型
11にキャビティ13が形成されているが、この上型キ
ャビティ13を省略して構成の簡略化を図るようにして
もよい。即ち、例えば、第4図に示すように、下型キャ
ビティ(14)側を上型キャビティ(13)に相当する
高さ分だけ低くなるように形成して、上型(11)のP
、L面が実質的に上型キャビティ(13)面となるよう
に構成する。また、このとき、該下型キャビティ(14
)とカル(151)とは、下型(12)のP、L面に形
成したゲート153を介して連通させればよい。その他
の構成及び作用効果は、前実施例のものと実質的に同じ
である。
また、本発明は、例えば、 ■1ボット・1プランジヤと、該ポットに溶融樹脂材料
移送用通路を介して連通された1キヤビテイとから成る
構成、 ■1ポット・1プランジヤと、該ポットに略等距離間隔
の溶融樹脂材料移送用通路を介して各別に連通された複
数キャビティとから成る構成、■複数ポット・複数プラ
ンジャと、該各ボットの夫々に、溶融樹脂材料移送用通
路を介して各別に連通された該ポット数と同じ数のキャ
ビティとから成る構成、 ■複数ポット・複数プランジャと、該各ボットの夫々に
、略等距離間隔の溶融樹脂材料移送用通路を介して各別
に連通された多数のキャビティとから成る構成等を採用
することが好ましい。
特に、樹脂材料供給用ポット18の配設位置と該ポット
の周辺部に配設される所要複数のキャビティ13・14
とを連通させる溶融樹脂材料の移送用通路(15)が、
略等距離間隔で連通ずるように設けられているものにお
いて、顕著な作用効果が得られる。即ち、これは従前の
金型構成が、例えば第5図に示すように、大型ポット(
カル位置)30と、多数の成形用キャビティ31と、該
ポット30と、各キャビティ31を連通させたランナ3
2、及びゲート322から成る溶融樹脂材料の移送用通
路32とがら構成されているため、その各キャビティ3
1内への樹脂材料の注入充填時間が異なり、従って、前
述した、キャビティ内への樹脂注入後の所定時間経過後
に、リードフレームの支受手段における支受体の先端面
をキャビティ面と路面−となる位置にまで後退させるリ
ードフレーム支受体の後退工程を行う時期の設定が困難
となることや、成形装置の全体構成を簡略化できること
等に基づく。
しかしながら、本発明に係る方法は、樹脂材料供給用ポ
ット18の配設位置と該ポットの周辺部に配設される所
要複数のキャビティ13・14とを連通させる溶融樹脂
材料の移送用通路(15)が、必ずしも、略等距離間隔
で連通されていなくてもよい。
例えば、上記移送用通路32の断面積をガフ530位置
から最も遠いキャビティ位置に向かって順次に減少させ
ると共に、各ゲート32□の断面積をガフ530位置か
ら最も遠いキャビティ側に向かって、逆に、順次に増大
させるような構成を採用して、上記各キャビティ31内
への樹脂材料注入充填時間が実質的に同時期となるよう
に設定することにより、上述したと同様の作用効果が得
られることは明らかである。
また、本発明方法におけるリードフレーム支受体211
・22、の後退工程、即ち、キャビティ13・14内へ
の樹脂注入後の所定時間経過後に、リードフレーム16
の支受手段における支受体21r・221の先端面を該
キャビティ13・14面と路面−となる位置にまで後退
させる工程時においては、該支受体211・221の急
速な後退作用に起因したボイドの発生を未然に防止する
目的で、該支受体211・221を徐々に後退させるこ
とが好ましい。最も適した支受体の後退スピードの設定
については、上記キャビティ13・14やリードフレー
ム16の具体的な形状・構造、或は、移送用通路におけ
るゲート(152・153)の配設位置、及び、該ゲー
トからキャビティ13・14内に加圧注入される溶融樹
脂材料の注入状態やその粘度等を考慮して適宜に、且つ
、任意に選択し得るものである。
また、上述した金型(上型11及び下型12)の配置に
ついては、実施例図に示したように、これを上下方向に
配設して用いる他、例えば、これを上下逆の配置態様に
、或は、左右水平方向に配設して用いるようにしてもよ
く、その配設位置の選定は任意に採用できるものである
また、両型の21面に構成されるセット用溝部(23)
に対してリードフレーム(16)を嵌合セットさせる態
様は、例えば、該リードフレームに装着された半導体素
子(17)が上向きとなるように設定してもよい。なお
、両型のP、L面が上下方向へ配設されている場合、上
記したリードフレーム(16)の嵌合セットの態様は左
向き或は右向きのいずれであってもよい。
また、上型11及び下型12の組合せにおいて、それら
のうち、どちらを固定側或は可動側とするかの選定も任
意に採用できるものである。
また、実施例図においてはボット18及びプランジャ2
0を、下型12側に配設した構成を図示しているが、こ
れを上型11側に配設する逆の構成態様としてもよい。
また、支受体21r・22□をキャビティ13・14の
どの部分に嵌装させるか、また、該支受体を対向して配
置するか若しくは千鳥状に交互に配置するか、更に、1
キャビティ部に対する支受体の嵌装個数等についても、
キャビティ13・14やリードフレーム16の具体的な
形状・構造、或は、移送用通路におけるゲー)(152
・153)の配設位置、及び、該ゲートからキャビティ
13・14内に加圧注入される溶融樹脂材料の注入状態
やその粘度等を考慮して適宜に、且つ、任意に選択し得
るものである。
また、キャビティ内のリードフレーム16を支受する各
支受体先端面の上下高さ位置(213・223)が常に
一定である場合は、例えば、樹脂成形時において順次に
連続して供給されるリードフレーム16に、例えば、肉
厚上のバラ付きがあるときは、該リードフレームと各支
受体先端面との間に間隙が生じたり或は各支受体先端面
が該リードフレーム両面を必要以上に強圧してこれを変
形・損傷する等、その適正な支受作用を得ることができ
ないといった問題を生じる。このため、例えば、第1図
に示す型締時において、進退調整機構により各支受体2
1□・22□を適当な圧力による圧接状態に支受させる
ように構成することが好ましい。また、上記したような
圧接支受手段に換えて、例えば、各支受体21、・22
tをプレート212・222側に対して摺動自在に嵌装
すると共に、該各文受体211・22□をスプリング等
の所要の弾性体にてリードフレーム16側となる前進方
向へ弾性突出させるような構成を採用してもよい。
また、リードフレーム16の樹脂封止態様は、成形され
た樹脂成形体(製品)の耐湿性を確保できるものであれ
ばよい。従って、支受体211・221の後退工程にお
いては、必ずしも、該支受体の各先端面をキャビティ1
3・14面と路面−となる上下の高さ位置(214・2
24)にまで夫々後退させる必要はなく、該支受体21
1・221の各先端面を、例えば、リードフレームを所
要の肉薄樹脂成形層にて覆被することができる位置にま
で夫々後退させるように構成したものでもよい。なお、
この場合、成形された樹脂成形体には各支受体の後退位
置に対応した穴部が形成されるが、上記したように、リ
ードフレーム16は所要の肉薄樹脂成形層にて樹脂封止
されるのでその耐湿性を確保することができる。
また、成形装置の全体的な構造を簡略化する目的で、前
述したエジェクタービン26を支受手段21におけるプ
レート212に対して装着するように構成してもよい。
なお、この場合、エジェクタービン26は、支受体21
1の後退工程において、そのプレート21□と共に進退
(上下動)されるから、該エジェクタービンの先端面も
支受体先端面が後退する位置と対応して同時に後退(上
動)される。
このため、樹脂成形時に該エジェクタービン26の嵌合
孔内に溶融樹脂材料の一部が流入して固化形成されるこ
とになるが、その固化樹脂は、上型カル151内での固
化樹脂と一体に形成されるので、該カル内固化樹脂と共
にこれを同時に離型させることができるため問題はない
(発明の効果) 本発明の方法及び構成によれば、キャビティ内における
リードフレームの嵌合部分を、その支受手段を介して確
実に支受することができるので、上記リードフレームの
嵌合部分が片側支持状態となる場合においても、その嵌
合部分に対して加えられる樹脂材料加圧注入時の圧力及
び樹脂材料流動時の圧力等によって、その位置及び姿勢
が変更されるのを確実に防止することができる。
従って、本発明方法及び構成によれば、キャビティ内に
嵌合されるリードフレームを所定の位置に、及び、所定
の姿勢を保って確実に樹脂封止することができるという
優れた効果があり、更に、前述したよ、うな従来の問題
点を確実に解消して、この種製品の高品質性及び高信頼
性の向上を図ることができる優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体素子の樹脂封止成形装置の
要部を示す一部切欠縦断正面図である。 第2図はその成形用金型の型開状態を示す一部切欠拡大
M1断正面図である。 第3図はその成形用金型における下型を示す一部切欠平
面図である。 第4図は本発明成形装置の他の実施例を示す一部切欠縦
断正面図である。 第5図は従前の成形用金型における下型を示す一部切欠
平面図である。 第6図は従来の成形用金型要部を示す縦断正面図である
。 (符号の説明) 11  ・・・ 固定上型 12  ・・・ 可動下型 13  ・・・ キャビティ 14  ・・・ キャビティ 15  ・・・ 移送用通路 151  ・・・  カ  ル 152・・・ ゲート 153・・・ ゲート 16  ・・・ リードフレーム 17  ・・・ 半導体素子 18  ・・・ ポット 19  ・・・ 樹脂材料 20  ・・・ プランジャ 21  ・・・ 支受手段 21r・・・ 支受体 212・・・ プレート 22  ・・・ 支受手段 221・・・ 支受体 222・・・ プレート 23  ・・・ セット用溝部 24  ・・・ 位置決用ビン 25  ・・・ 嵌合孔 26  ・・・ エジェクタービン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体素子を装着したリードフレームを樹脂成形
    用金型キャビティ部の所定位置へ供給セットする半導体
    リードフレームの供給セット工程と、上記リードフレー
    ム上の半導体素子及び該リードフレームの所要樹脂封止
    範囲を上記金型キャビティ内に嵌合する金型の型締工程
    と、 上記金型キャビティ内に嵌合されるリードフレームの両
    面を支受手段を介して夫々支受することにより、該リー
    ドフレームを所定の位置及び姿勢に保持させるキャビテ
    ィ内リードフレームの支受工程と、 上記リードフレームの支受工程後に、上記金型キャビテ
    ィ内に溶融樹脂材料を注入させる樹脂材料注入工程と、 上記金型キャビティ内への樹脂注入工程時において、そ
    の樹脂注入後の所定時間経過後に、リードフレームの支
    受手段における支受体の先端面を該金型キャビティ面側
    の所定位置にまで後退させるリードフレーム支受体の後
    退工程と、 上記溶融樹脂材料注入工程に連続して、金型キャビティ
    内に溶融樹脂材料を充填させる樹脂材料充填工程と、 上記金型キャビティ内にて成形された樹脂成形体及び半
    導体リードフレームを離型させる製品取出工程と、 から成ることを特徴とする半導体素子の樹脂封止成形方
    法。
  2. (2)樹脂成形用キャビティを備えた少なくとも一対の
    金型と、該金型の型締時において、そのいずれかに配設
    される樹脂材料供給用のポットと、該ポットに嵌合され
    る樹脂材料加圧用のプランジャと、上記ポットとキャビ
    ティとを連通させる溶融樹脂材料の移送用通路と、上記
    金型キャビティ内に嵌合されるリードフレームの支受手
    段とから成り、該リードフレームの支受手段は、キャビ
    ティ内におけるリードフレームの支受体と、該支受体を
    該リードフレームに係合させる位置への前進方向及び該
    キャビティ面側への後退方向へ夫々進退させる進退調整
    機構とから構成されていることを特徴とする半導体素子
    の樹脂封止成形装置。
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CN103144243A (zh) * 2011-12-07 2013-06-12 株式会社鹭宫制作所 通过嵌入成形来使螺纹部件成为一体的嵌入成形方法
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