JPH01169251A - 超音波加湿機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は室内客間を健康面考慮し、かつ快適に保つため
に水槽内に除菌対策をほどこした超音波加湿機に関する
ものである。

従来の技術 近年健康快適性への意識の高まりから、超音波加湿機よ
り吹出す加湿された空気から室内空間に菌の放出を無く
するため加湿水の無菌化が要望されてきている。

前記この種の従来例を第４図の縦断面図を用いて説明す
る。第４図において、超音波加湿機本体１内に水の霧化
がおこなわれる噴霧室２が設けられ、霧化した水と混合
した空気は噴霧ダクト３を通じて機外に放出するよう形
成されていて、噴霧室２の下部には霧化される水の噴霧
水槽４が設置されている。噴霧水槽４の底部には、水を
霧化するための振動を与える超音波振動子６が設けられ
ている。前記超音波振動子６は周波数発振器６から出力
する発振電流によって駆動される。超音波加湿機本体１
の下部には、通風路７を通り噴霧室２を介して噴霧ダク
ト３から機外に霧化した水を混合した空気を送風するフ
ァン８が取付けられていて、空気吸込口９にはフィルタ
ー１０が設けられている。噴霧水槽４の右横上部には、
水槽１１が設けられ、給水弁１２を介して、噴霧水槽４
に給水するよう形成されている。

上記構成において、超音波振動子６が周波数発振器６か
らの発振電流出力によって駆動され振動を始めると、噴
霧水槽４内の水が霧化を始め、噴霧室２内に噴霧充満さ
れる。ファン８により、空気吸込口９より吸いこまれた
空気は、フィルター１０により塵埃がろ過され、通風路
７を通って、噴霧室２内に流入し、噴霧室２内の霧化空
気を、噴霧ダクト３から機外に放出させ、室内加湿を行
う。噴霧水槽４の水位が下がれば、給水弁１２を介して
、水槽１１から給水される。噴霧水槽４内が水垢などで
汚れメンテナンスをおこなうときにはフレ１３を取りは
ずして、清掃を行ない加湿能力を維持させる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、噴霧水槽２に水が
滞留したまま長期間使用せず細菌が繁殖し汚染された場
合にそのまま使用を可開すると加湿した空気と共に細菌
が空気中に飛散し加湿機病の原因となる問題点を有して
いた。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、噴霧水槽内
の細菌繁殖を押え、除菌し衛生的に加湿をおこなう超音
波加湿機を提供することを目的としたものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の超音波加湿機本
体と、前記超音波加湿機本体内に設けられた噴霧水槽と
、前記噴霧水槽の底部に設けられ水を霧化するため振動
を与える超音波振動子と、前記噴霧水槽内に設けられ、
循環し撹拌流を起すポンプとと、前記ポンプに連続して
前記ポンプを運転したとき流れる水を受け水中の菌を捕
集するろ過膜と、前記ろ過膜から菌が逆流するのを阻止
する逆止弁とを用いて形成し、前記ポンプを一定時間毎
に動作させるタイマーを有して構成したものである。

作　　用 この構成により、タイマー回路の働きで、一定時間毎に
ポンプが作動し、噴霧水槽内の水がろ過膜によりろ過さ
れ、除菌され、逆止弁の働きにより逆流すなわちろ過さ
れた細菌の噴霧水槽内への逆流出が防がれるため、噴霧
水槽内の水は、常に衛生的な状態に保たれ従って機外に
噴霧加湿した場合に菌は室内に放出されないこととなる
。

実施例 以下本発明の一実施例における超音波加湿機を第１図の
縦断面図、第２図のポンプ及びろ過膜の縦断面図、第３
図の電気回路図に基づいて説明する。なお従来例と同一
機能を有する部材名におい−ては同一番号を用い詳細な
説明は省略した。

５ｇ１図において超音波加湿機本体１内に水の霧化が行
なわれる噴霧、室２が設けられ、霧化した水を混合した
空気が噴霧ダクト３を通じて機外に放出されるよう形成
されている。噴霧室２の下部には霧化される水の噴霧水
槽４が配置されていて噴題水檜４の底部には、水を霧化
するための振動を与える超音波振動子５が設けられてい
る。前記超音波振動子５は周波数発振器６から出力する
発振電流によって駆動される。超音波加湿機本体１の下
部には、通風路７を通り噴霧室２を介して、噴霧ダクト
３から機外は霧化空気を送風するファン８が取付けられ
ていて送風する空気を吸込む空気吸込口９にはフィルタ
ー１０が設けられている。

噴霧水槽４の右横上部には、水槽１１が設けられ、給水
弁１２を介して噴霧水槽４に給水するように形成されて
いてまた噴霧水槽４内には、噴霧水槽４内の水を循環し
攪拌するポンプ１４と前記ポンプ１４より吐出した水中
の塵埃および菌をろ過除菌するろ過膜１６が設けられて
いる。次に第２図のポンプ１４及びろ過膜１６の縦断面
図に基づいて説明する。ポンプ１４は送水する羽根１６
、及び羽根を回転駆動するモータ１７から成り立ってい
るポンプ１４の水吸い込み側にはプレフィルタ−１８が
配置され、粗塵を除去する。ポンプ１４の送水側には、
送水圧力により弁板が上昇して開き、送水を停止すると
降下して閉じ逆流を防止する逆止弁１９を介して、細菌
をろ過、除菌するろ過膜１５が配設されている。次に第
３図の電気回路図を用いて説明する。電源に直列に接続
された電源スィッチ２０はスイッチを入ると電源に並列
に接続されたタイマー２１は作動し、一定時間毎に接点
２２を一定時間閉じ、接点２２に接続されたポンプ１４
を一定時間作動させる機能を持つ。

電源スィッチ２ｏを介して直列に接続された加湿スイッ
チ２３を動作させれば、加湿スイッチ２３を介して並列
に接続されたファン８、周波数発振器θは作動し、水の
霧化を開始し、加湿した空気が放出される。

上記構成において、電源スイッチ２０．加湿スイッチ２
３を入れると、噴霧水槽４内の超音波振動子５は周波数
発振器６から出力した発振電流により駆動され、振動し
た水は噴霧室２内で霧化充満される。ファン８により、
空気吸込口９に設けれたフィルター１ｏでろ過吸込まれ
た空気は、通風路７を通って、噴霧室２内に流入して霧
化空気と混合し、噴霧ダクト３から機外に放出され室内
の加湿をおこなう。噴霧水槽４の水位が下がれば、給水
弁１２を介して、水槽１１から水が供給される０ 以上の他次に記した動作を併せ行う。加湿運転を行わな
い場合で噴霧水槽４内に水が入っているときは電源スィ
ッチ２ｏのみを入れる。そのときは次の動作のみとなる
。タイマー２１が作動し、一定時間毎に接点２２が閉じ
ポンプ１４が一定時間作動し、噴霧水槽４内の水が循環
し攪拌される。

ポンプ１４が作動するとプレフィルタ−１８により粗ろ
過された水がポンプ１４に流入し、モータ１７により駆
動回転される羽根１６の送水圧力により、逆止弁１９の
弁板は上昇して開き水は通過してろ過膜１５に送られる
。ろ過膜１５は、０．２〜１μｍ粒子を９０％程度除去
できる能力を持つ、細菌は０．２〜１μｍ以上のため、
ろ過膜１６により、ろ過、除菌され、噴霧水槽４内に送
られるため、常に細菌のない衛生的な状態が保たれるこ
ととなる。タイマー２１によるポンプ１４の作動回数お
よび時間は細菌繁殖状況から決めるが、水道水使用の場
合は１日１回の作動で良い逆上弁１９は、逆流を防ぐ機
能を持つことにより、ろ過膜１６からの細菌逆流出を防
ぐものである。噴霧水槽４内に水を貯めたま＼長期間放
置していた場合は使用始めにフタ１３を取りはづして水
垢など付着したときは清掃する。

発明の効果 上記に述べたごとく、本発明は噴霧水槽内に設けられた
ポンプと、前記ポンプを運転したとき水動作させるタイ
マーとにより、自動的に運転できるので常に噴霧水槽内
の水が、ろ過、除菌された状態になり、衛生的な加湿が
おこなえ、その実用４、発明の詳細な説明 第１図は本発明の一実施例における超音波加湿機を示す
縦断面図、第２図は同ポンプ及びろ過膜の縦断面図、第
３図は同電気回路図、第４図は従来の超音波加湿機を示
す縦断面図である。

１・・・・・・超音波加湿機本体、４・・・・・・噴霧
水膜、６・・・・・・超音波振動子、１４・・・・・・
ポンプ、１６・・・・・・ろ過膜、１９・・・・・・逆
止弁、２１・・・・・・タイマー。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名イー
−一超（ジＳ加慕り式（苓ｊ不 １４−一一へ５１ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　超音波加湿機本体と、前記超音波加湿機本体内に設け
   られた噴霧水槽と、前記噴霧水槽の底部に設けられ水を
   霧化するため振動を与える超音波振動子と、前記噴霧水
   槽内に設けられ、循環し撹拌流を起すポンプと、前記ポ
   ンプに連続して、前記ポンプを運転したとき流れる水を
   受け水中の菌を捕集するろ過膜と、前記ろ過膜から菌が
   逆流するのを阻止する逆止統とを用いて形成し、前記ポ
   ンプを一定時間毎に動作させるタイマーとを有してなる
   超音波加湿機。