JPH01168792A - 強誘電性液晶組成物 - Google Patents

強誘電性液晶組成物

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JPH01168792A
JPH01168792A JP62328717A JP32871787A JPH01168792A JP H01168792 A JPH01168792 A JP H01168792A JP 62328717 A JP62328717 A JP 62328717A JP 32871787 A JP32871787 A JP 32871787A JP H01168792 A JPH01168792 A JP H01168792A
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formulas
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liquid crystal
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Kenji Terajima
寺島 兼詞
Mitsuyoshi Ichihashi
光芳 市橋
Makoto Kikuchi
誠 菊地
Fusayuki Takeshita
房幸 竹下
Kenji Furukawa
古川 顕治
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Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強誘電性液晶組成物に関し、さらに詳しくは
、負の誘電異方性を有する非カイラルな化合物を含有し
てなる、負の誘電異方性を有する強誘電性液晶組成物お
よびそれを用いた光スイツチング素子に関する。
〔従来の技術〕
近年、液晶デイスプレィは、薄型、軽量、低消費電力な
どの特徴を生かして表示素子として幅広く用いられるよ
うになってきた。しかし、これらの表示素子のほとんど
は、ネマチック相を有する液晶材料を用いたTN型表示
方式を利用したものであり、高マルチプレツクス化を必
要とする応用分野では、まだまだ応答が遅く、改善の必
要性が迫られている。
このような現状の中で、最近、注目されているのが、N
、A、クラークとS、T、ラガウォールにより提案され
た、強誘電性液晶の光スイツチング現象を利用した表示
方式である(アプライド・フィツクス・レターズ(Ap
pJ、Phys、Lett、)第36巻、P、899 
(1980年)参照)。強誘電性液晶は、1975年に
R,B。
メイヤー等によってその存在が初めて発表されたもので
(ジャーナル・ド・フィジーク(J、dePhys、)
第36巻、P、69 (1975年)参照)、液晶分類
上からカイラルスメクチックC相、カイラルスメクチッ
ク■相、カイラルスメクチックF相、カイラルスメクチ
ックC相、カイラルスメクチックH相、カイラルスメク
チックJ相およびカイラルスメクチックに相(以下、そ
れぞれSC*相、S■*相、SF*相、SC*相、5H
)k相、SJ*相およびSKI相と略記する)に属する
強誘電性液晶の光スイツチング効果を表示素子として応
用する場合、TN型表示方式に較べて2つの優れた特徴
がある。第1の特徴は、非常に高速で応答し、その応答
時間はTN表示方式の素子と比較すると1/100以下
である。第2の特徴はメモリー効果があることであり、
上記の高速応答性とあいまって時分割駆動が容易である
強誘電性液晶を用いた表示素子にメモリー性を持たせる
には、2つの方法が考えられる。1つは、N、A、クラ
ークらが提案している、セル厚(d)をらせんピッチ(
p)以下の厚みにまで薄くしくd<p) 、らせんをほ
どくことによりメモリー性を出現させる方法であり(ア
プライド・フィツクス・レターズ(AppJ2.Phy
s、Lett。
)第36巻、P、899 (1980年)参照)、もう
1つは、Le、ピーサントらにより発見された、ACス
タビライズ効果を利用してメモリー性を出現させる方法
である(パリ・リキッド・クリスタル・コンファレンス
)(parts  Liquid  CrystaI 
Conference。
)、P、217 (1984年)参照)。
現状の強誘電性液晶材料は、らせんピッチが短いものが
多く (1〜3μm) 、N、A、クラーク等が提案し
た薄セル化によりメモリー性を出現させるためには、セ
ル厚を1〜3μmくらいに保つ必要があり、現状のセル
製作技術から考えると、コスト面および歩留りの点にお
いて困難であるという問題点がある。一方、Le、ピー
サント等が発見したACスタビライズ効果を利用してメ
モリー性を出現させる方法は、負の誘電異方性(八E)
を有する強誘電性液晶材料においてのみ有効であるが、
厚セル(5〜7μm)においても、メモリー性を出現さ
せることが可能であり、現状のセル製作技術を利用する
ことができ、非常に実用的である。
ACスタビライズ効果は、強誘電性液晶が低周波数にお
いては、印加電界に自発分極(PS)が応答するが、高
周波数においては、自発分極が追随できな(なり、その
結果、常誘電異方性が寄与することになり、誘電異方性
が負(八Eく0)であるならば、液晶分子は基板に対し
て平行状態に強制されるということを利用した方式であ
り、厚セルにおいてもメモリー効果は出現する。実際に
、このACスタビライズ効果を利用した、マトリックス
表示が示されたのは、1985年、ジェアリーが報告し
たのが最初であり(S I D“85 ダイジェスト 
P、128 (1985年)参照)、その後はほとんど
例がない。いままで報告された例が少ない主たる理由は
、負の誘電異方性を有する強誘電性液晶材料が少ないこ
とである。また、ジェアリーの報告では、ACスタビラ
イズ効果を利用してメモリー性を出現させるためには、
約40■の電圧が必要であり、通常のICの駆動電圧範
囲を考慮すると、もっと低い電圧(25■以下)にて、
ACスタビライズ効果が出現することが望ましい。AC
スタビライズ効果は、誘電異方性が負に大きいほど、低
い電圧にて出現するため、誘電異方性が負に大きい強誘
電性液晶材料の出現が熱望されている。また、ジェアリ
ーらの報告した強誘電性液晶材料の応答時間は数m s
 e cであり、実用面から見ると応答時間はまだ遅く
、誘電異方性が負であり、かつ、高速応答性を有する強
誘電性液晶の出現が望まれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の第1の目的は、負の誘電異方性が大きく、低電
圧にてACスタビライズ効果を有し、しかも、高速応答
性を有する強誘電性液晶組成物を提供することであり、
第2の目的は、上記の液晶組成物を用いた光スイツチン
グ素子を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは前記した問題点を解決すべく、強誘電性液
晶組成物を鋭意検討した結果、以下に示すごとく液晶化
合物を組合わせることにより、負の誘電異方性が大きく
、しかも高速応答性を有する強誘電性液晶組成物が得ら
れることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の第1は、 (1)一般式 1−18の同一または相異なる直鎖または分岐のれる、
負の誘電異方性を有する化合物を少なくとも1種含有す
ることを特徴とする負の誘電異方性を有する強誘電性液
晶組成物(以下、第1の組成物と称する)である。
また本発明の第2の組成物は、少なくとも下記のASB
およびCの3つの成分を含有し、その割合は、A、B、
Cの3成分の合計量に対してAが5〜40重量%、Bが
20〜70重量%、Cが5〜40重量%である負の誘電
異方性を有する強誘電性液晶組成物である。
ただし、A成分は、前記一般式(A)の化合物であり、 素数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のア
ルキル基またはアルコキシ基を示す)で表素数1〜18
の同一または相異なる直鎖または分岐のアルキル基また
はアルコキシ基を示す)で表素数1〜18の同一または
相異なる直鎖または分岐のアルキル基またはアルコキシ
基を示す)で表わされる化合物、および一般式 ((B−4)式中、R11は炭素数1〜18の直鎖また
は分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、Zは直
結または一〇−を表わし、kはO〜10を示し、また(
±)゛はラセミ化合物であることを示す)で表わされる
化合物から選ばれた1種または2種以上の化合物であり
、 C成分は、一般式 ((c−1)式中、R12は炭素数1〜18の直鎖また
は分岐あアルキル基またはアルコキシ基を示し、R13
は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル基を示し
、Wは、−H,−Fまたは一〇Nを示し、また*は不斉
炭素原子を示す)で表わされる化合物、一般式 または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
1!lは炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル基
を示し、■は、−Hl−Fまたは一〇Nを示し、また*
は不斉炭素原子を示す)で表わさ((c−3)式中、R
16は炭素数1〜18の直鎖または分岐のアルキル基ま
たはアルコキシ基を示し、R1?は炭素数1〜18のア
ルキル基を示し、また*は不斉炭素原子を示す)で表わ
される化合((C−4)式中、R18は炭素数1〜18
の直鎖または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示
し、R19は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキ
ル基、または炭素数1〜18のアルコキシ基を示し、ま
た*は不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物から選
ばれた1種または2種以上の化合物である。
本発明の第2は、前記第1または第2の負の誘電異方性
を有する強誘電性液晶組成物を利用することを特徴とす
る光スイツチング素子である。
本発明に用いられる一般式(A)で表わされる化合物は
、分子の短軸方向に大きな双極子モーメント(X、Yで
示される)を有するため、誘電異方性が負に非常に大き
いという特徴を有している。
具体的な化合物例としては、一般式 素数1〜18の同一または相異なる直鎮または分岐のア
ルキル基を示し、!は1または2を表わす)で表わされ
る、2つのCN基を同一側に有する非カイラルな化合物
があげられる。これは本出願人が先に特許出願し、すで
に公開されたものである(例えば、特開昭55−665
56号、特開昭55−102550号、特開昭59−1
0557号公報等参照)。
これらの一般式(A−1)で表わされる化合物は、ネマ
チック相またはスメチックA相を示し、SC相を示さな
いが、誘電異方性が−20〜−25と負に非常に大きい
ため、本発明の目的とする強誘電性液晶組成物において
は、ACスタビライズ効果を低電圧にて出現させるとい
う重要な役割を演じている。一般式(A−1)で表わさ
れる化合物としては、以下の第1表〜第2表で示される
化合物が代表的なものとしてあげられる。第1表は(A
−1)式においてfi=1の化合物、第2表はN=2の
化合物をそれぞれ示す。
合物、 第1表 第2表 前述したように、本発明は、一般式(A)で表わされる
負の誘電異方性を有する化合物を強誘電性液晶化合物ま
たは強誘電性液晶組成物に含有させるものであるが、特
にA、B、C各成分である一般式(A−1)、(B−1
)〜(B−4)、(C−1)〜(C−4)で表わされる
化合物を組合わせることにより、誘電異方性が負に大き
く、しかも高速応答性を有する強誘電性液晶組成物が得
られる。
A成分である非カイラルな化合物は、前述したように、
誘電異方性が−20〜−25と非常に負に大きいもので
あり、本発明の目的の強誘電性液晶組成物においては、
負に大きな誘電異方性を出現させ、低電圧において、A
Cスタビライズ効果を発生させ、その結果、良好なメモ
リー性を生じるという重要な役目を演じている。A成分
は、SC相を示さず、あまり高濃度で使用すると、強誘
電性液晶組成物のSC*相の上限温度が下がるため好ま
しくない。よって、A成分の使用目的を考慮すると本発
明におけるA成分の使用濃度は40重量%以下が望まし
い。B成分である一般式(B−1)、(B−2)、(B
 −3)または(B−4)で表わされる化合物は、非カ
イラルな化合物であり、本発明においてはベースSC化
合物の役目を果たしているものである。
(B−1)式で表わされるフェニルピリミジン系化合物
は、低温度域にてSC相を有する。例えばR5がC6H
130−1R6がC3H1?−の場合、相転移温度は 28℃  47℃  58℃ 66℃ Cr−→SC−→SA−→N−+ISOである。
一方、(B−2)式で表わされるビフェニリルピリミジ
ン系化合物は、高温度域にてSC相を有する。例えばR
7がC6H130−1R8がC3H1?−の場合、相転
移温度は、 である。ただしCrは結晶、Nはネマチック相、Iso
は等方性液体をそれぞれ示す。
よって(B−1)式で表わされる化合物と(B−2)式
で表わされる化合物を組合わせることにより、低温度域
から広い温度域にわたってSC相を有するベースSC混
合物が得られる。
一般式(B−1)または(B−2)の骨格を有する化合
物の優れた特性については、すでに本発明者らにより特
開昭61−291.679号公報にて述べられているが
、非常に低い粘性を有しているため、本発明の目的の強
誘電性液晶組成物においてもベースSC化合物として重
要な役割を果たしている。
一般式(B−1)で示される化合物としては、Rliが
炭素数6〜12の直鎮アルコキシ基であり、R6が炭素
数8〜11の直鎖アルキル基である、SC相を有する化
合物が特に望ましい。
一方、一般式CB−3)で表わされるフェニルピリジン
系化合物は、低温度域から高温度域にわたる広い温度域
にてSC相等の相を有し、例えばR9がC6H130−
1R10がC?H1,O−の場合、相転移温度は、 である。また一般式(B−4)で表わされるビフェニル
系化合物は、低温度域にてSC相等の相を有し、例えば
RliがC?H1,0−1Zが直結、kが3の場合、相
転移温度は、 である。
一般式(B−3)、(B−4)の骨格を有する化合物の
優れた特性については、すでに本発明者らによりBP8
61082667号公報にて述べられているが、前記し
たピリミジン系化合物と同じく非常に低い粘性を有して
いるため、本発明の目的の強誘電性液晶組成物において
も、ベースSC化合物としての役割を果たしており、S
C相温度範囲を調整する意図で必要に応じて成分として
用いられる。
一般式(B−3)で示されるフェニルピリジン系化合物
としては、(B−3)式においてR9が炭素数4〜10
のアルキル基であり、RIOが炭素数4〜12のアルコ
キシ基である、SC相を有する化合物が特に望ましい。
また一般式(B−4)で示されるビフェニル系化合物と
しては、(B−4)式において、R11が炭素数7〜1
0のアルコキシ基であり、Zが直結であり、kが3であ
るSC相を有する化合物が特に望ましい。
本発明の目的の強誘電性液晶組成物の成分として用いら
れる、CB−1)式または(B−2)式で表わされるピ
リミジン系化合物としては、前記したようにSC相を有
するものが好ましいが、SC相を示さない化合物であっ
ても、得られるベースSm混合物のSC相温度範囲を著
しく縮小しない範囲の量であれば用いることができる。
このことは、(B−3)式または(B−4)式で表わさ
れSC相を示さないフェニルピリジン系化合物またはビ
フェニル系化合物についても同様であり、粘性低減また
はSC相温度範囲を調整するための成分として用いるこ
とができる。
B成分化合物の使用目的が、ベースSC化合物としての
使用であることを考慮すると、本発明におけるB成分の
使用濃度は70重量%以下が望ましい。
C成分である一般式(C−1)、(C−2)、(C−3
)または(C−4)で表わされる化合物はカイラルな化
合物であり、一般式(C−1)または(C−2)で表わ
される化合物は、先に本出願人が特許出願し、すでに公
開または未公開のものであり(例えば、特開昭61−4
3号公報、特開昭61−210056号公報、特願昭6
1−192516号公報等参照)、高温度域にてSC*
相を示し、傾き角が大きく、また自発分極値が非常に大
きい化合物である。例えば(C−1)式においてR12
がC3H1?0−1R13が−C6H13、Wが−Fの
場合、相転移温度は、 52℃   104℃  109℃ Cr   S C*    l’J *    750
s傾き角は34.5度、Psは132nC/cj (T
−Tc= −30℃)である。R12がC6H130−
1R13が−C6H13、Wが−Hの場合、相転移温度
は、71℃   98℃  123℃ Cr   S C*   N *    I 5oSP
I4き角は38.1度、Psは110 n C/lri
 (T−T c = −30℃)である。R12がC8
H170−1R13が−C6H13、Wが−CNの場合
、相転移温度は、28℃   57℃  94℃ Cr−−3C*   SA   Iso、傾き角は25
度、Psは240nC/aj (T−Tc=−30℃)
、また、(C−2)式において、R1イがC3H1?0
−1R1きが−C6H13、■が−Fの場合、相転移温
度は、 65℃    97℃   100  ℃Cr   5
C1k   N*    Iso、傾き角は36.5度
、Psは109 n C/ad (T−T c =−3
0℃)である。R14がC3H1?0−1R1”+が−
C6H13、■が−Hの場合、相転移温度は、78℃ 
  99℃  122℃ Cr   S C*N *    1sOS傾き角は4
5度、psは39nC/CIA(T−Tc=  30℃
)、R14がC3H1?−1R1kが一〇6H13、■
が−CNの場合、相転移温度は、 54℃    43℃   73℃ Cr−→(SC*   )SA   Iso、傾き角は
22度、Psは137nC/c+J (T−Tc=−1
5℃))である。
したがって、(C−1”)または(C−2)の化合物は
、本発明の目的の強誘電性液晶組成物においては、高速
応答性出現、傾き角の向上、および組成物のSC*相上
限温度向上という重要な役割を果たしている。
一方、一般式(C−3)または(C−4)で表わされる
化合物は、本出願人により先に特許出願され、未公開の
化合物であり(例えば、特顆昭61−133269号、
特願昭62−049769号公報等参照)、自発分極値
が非常に大きく (外そう値約100 n C/cni
) 、応答性も非常に優れた化合物である。よって、本
発明の目的の強誘電性液晶組成物においては、高速応答
性出現という重要な役割を演じている。A成分およびB
成分の使用濃度を考慮し、また、C成分の効用を考える
と、本発明におけるC成分の使用濃度は、40重量%以
下が望ましい。
以上のようなA、B、C各成分の特性を生かして目的と
する特性の優れた液晶組成物を得るための各成分の割合
は、種々検討した結果、前記のごとく、A成分が5〜4
0重量%、B成分が20〜70重量%、C成分が5〜4
0重量%の範囲が好適であることがわかった。
〔実施例〕
以下、実験例および実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。例中、自発分極の大きさ(Ps)はソーヤ・
タワー法にて測定し、らせんピッチ(Pは、セル厚約2
00μmのホモジニアス配向を施したセルを使用し、偏
光顕微鏡下でらせんピッチに対応するしま模様(デ・カ
イラリゼーションライン)の間隔を直接測定することに
より求めた。そして傾き角(θ)は、ホモジニアス配向
させたセルに、臨界電場以上の充分に高い電場を印加し
、らせん構造を消滅させ、さらに極性を反転させ、直交
ニコル下における消光位の移動角(2θに対応)より求
めた。
応答時間は、配向処理を施した電極間隔が2μmのセル
に各組成物を注入しVpl)が20V、100Hzの短
形波を印加したときの透過光強度の変化から測定した。
誘電異方性は、平行配向処理および垂直配向処理を施し
たセルを使用し、1 kHzにおける空セルでの容量と
液晶を注入したときの容量から誘電率を測定し、誘電異
方性を算出した。
〔実験例〕
、本発明に用いられるBおよびC成分を主成分とする以
下の組成の強誘電性液晶組成物りを調製した。
この強誘電性液晶組成物りは、−21〜56℃の温度域
にてSC*相を示し、その高温側にてSA相を示し、6
8°CでN*相となり、73℃で等方性液体となった4
25℃における自発分極値は8、5 n C/cal、
傾き角は25度、応答時間は15Qμsec (電解強
度:E=±5V/μm)であった。また、誘電異方性は
+0.5であった。この組成物りを表面にラビング処理
を施した透明電極を有する2枚の基板に封入し、セル厚
が5μmとなるように組み立てた電気光学素子を、互い
に直交する2枚の偏光板の間に挟持し、第1図(a)に
示されるようなパルス波形(パルス幅:600μsec
、波高値:25V)を印加したところ、メモリー性は観
察されなかった(第1図(b)参照)。そこで、このパ
ルス波形に20kHz、25vのAC波形を重畳して透
過光レベルの変化を観察したが、同じ(メモリー性は認
められず、第1図(b)の透過光強度の変化が認められ
た。そこで組成物りに本発明のA成分である、負の誘電
異方性を有する以下に示される非カイラルな化合物を添
加し、本発明の強誘電性液晶組成物Eを調製した。
組成物E: 組成物D              95重量%の温
度域にてSC*相を示し、その高温側に云SA相を示し
、60℃でN*相となり、69℃で等方性液体となった
。25℃における自発分極値は7.5nC/aJ、傾き
角は22度、応答時間は230μ5ec(E=±5v/
μm)であった。また、誘電異方性は−2であった。
この組成物Eを組成物りと同様なセルに封入し、第1図
(a)のパルス波形を印加したところ、組成物りと同じ
く、メモリー性は観察されなかった(第1図(b)参照
)。ところが、20kHz、25VのAC波形を第1図
(a)の波形に重畳したところ、第1図(C)で示され
るような良好なメモリー性が観察された。これは、本発
明のA成分である負の誘電異方性を有する化合物を添加
したことにより、強誘電性液晶組成物の誘電異方性が負
に大きくなり、その結果、ACスタビライズ効果が顕著
にあられれ、良好なメモリー性が得られたと解釈できる
。ジェアリーの報告と比較すると応答時間も速く (約
1/4) 、LかもAC電圧も低い(約1/2)ため、
本発明の目的の強誘電性液晶は非常に実用的なものであ
ることが判明した。
実施例1〜6 第3表に本発明の強誘電性液晶組成物の組成物11m1
〜6の組成を、第4表にその特性を示す。なお、第3表
中の各組成は重置%を意味する。
第    4    表 *)25℃における値 なお、第3表には、以上のA、B、C各成分の他に、S
C*相のらせんピッチを長くすること、またはSC*相
の温度域を広げることを目的としたカイラル化合物が含
まれている組成物もあるが、これらのカイラル物質を含
むことは、本発明の強誘電性液晶組成物の特性を損なわ
ず、何ら問題はない。
組成物N[L3の強誘電性液晶組成物を、配向処理剤と
してPVAを塗布し、表面をラビングして平行配向処理
を施した、セルギャップ5μmの透明電極を備えたセル
に注入し、この液晶セルを直交ニコル状態に配置した2
枚の偏光子の間に挟み、パルス幅400μsec、波高
値25Vのパルス波形に20kHz、20VのAC波形
を重畳したところ、良好なACスタビライズ効果が認め
られ、メモリー性も良好であり、コントラスト比も1:
20と非常によい液晶表示素子が得られた。
〔発明の効果〕 本発明によれば、負の誘電異方性が大きく、低電圧にて
ACスタビライズ効果を有し、しかも高速応答性を有す
る強誘電性液晶組成物および該組成物を用いた光スイツ
チング素子が得られる。本発明の強誘電性液晶組成物の
応用としては、高速液晶シャッターや高マルチプレツク
ス液晶デイスプレィなどがあげられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る強誘電性液晶組成物AとBにお
ける印加電圧波形と光学応答を示す図である。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 一時間 一時間 ゆ時間 手続補正書 昭和63年 4月14日 1、事件の表示 昭和62年 特許 願 第328717号2、発明の名
称 強誘電性液晶組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号名称
 (207)チッソ株式会社 代表者 野 木 貞 雄 4、代理人 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ビルディング)電話03 (639) 5592番
氏 名(7658)弁理士 川  北  武  長5、
補正命令の日付  自発 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 −74C≧・ 7、補正の内容 (1)明細書第3真下から第7行目の一般式%式% (2)明細書第34頁第3表(続き)中の最下段の弐B
−4の化合物 に改める。 (3)明細書第35頁第3表(続き)中の式C−3の化
合物 に改める。 (4)明細書第36頁第3表(続き)中の最上段の化合
物 に改める。 (5)明細書第36頁第3表(続き)中の上から三番目
の化合物 に改める。 以上 手続補正書 昭和63年11月 2日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿   (−1、事件の
表示 昭和62年 特許側 第328717号2、発明の名称 強誘電性液晶組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号名 
称 (207)チッソ株式会社 代表者野木貞雄 4、代理人−〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ビルディング)電話03 (639) 5592番
氏 名(7658)弁理士 川  北  武  長5、
補正命令の日付 自発 6、補正の対象 昭和63年4月14日付提出の手続補
正書 76補正の内容 (1)手続補正書第2頁2行〜8行目の「明細書第3頁
・・・・に改める。」をr明細書の特許請求の範囲を別
紙のとおりに改める。jに改め、別紙を加える。 (2)補正の対象の欄に特許請求の範囲を加入した手続
補正書、別紙添付のとおり。 以上 手続補正書 昭和63年 4月14日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年 特許側 第328717号2、発明の名称 強誘電性液晶組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府大阪市北区中之島三丁目6番32号名 
称 (207)チッソ株式会社 代表者野木貞雄 4、代理人〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ビルディング)電話03 (639) 5592番
氏 名(7658)弁理士 川  北  武  長5、
補正命令の日付 自発 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄および発
明の詳細な説明の欄。 特許請求の範囲 (1)一般式 1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアルキ
ル基を示し、XおよびYはいずれも独立に−F、−C1
、−Brまたは一〇Nを示し、()およびK)は、いず
れも独立に−(ノーまたは一■Xを表わし、mおよびn
はいずれもOまたは1を示し、m + nは1または2
である)で表わされる、負の誘電異方性を有する化合物
を少なくとも1種含有することを特徴とする強誘電性液
晶組成物。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記一般式(A
)の化合物が、一般式 ([A−1)式中、R3およびR4はそれぞれ炭素数1
〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアルキル
基を示し、lは1または2を示す)で表される化合物か
ら選ばれた1種または2種以上の化合物であることを特
徴とする強誘電性液晶組成物。 (3)特許請求の範囲第1項において、少なくとも下記
のASBおよびCの3つの成分を含有し、その割合はA
SBSCの3成分の合計量に対してAが5〜40重量%
、Bが20〜70重量%、Cが5〜40重量%である負
の誘電異方性を有する強誘電性液晶組成物。 ただし、A成分は、一般式(A)の化合物であり、 素数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のア
ルキル基またはアルコキシ基を示す)で表わされる化合
物、または一般式 素数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のア
ルキル基またはアルコキシ基を示す)で表素数1−18
の同一または相異なる直鎮または分岐のアルキル基また
はアルコキシ基を示す)で表わされる化合物、または一
般式 ((B−4)式中、R11は炭素数1〜18の直鎖また
は分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、Zは直
結または一〇−を表わし、kは0〜10を示し、また(
±)はラセミ化合物であることを示す)で表わされる化
合物から選ばれた1種または2種以上の化合物であり、 C成分は、一般式 または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
13は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル基を
示し、Wは、−Hl−Fまたは一〇Nを示し、また*は
不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物、または一般
式 または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
1!5は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル基
を示し、■は、−H,−Fまたは一〇Nを示し、また*
は不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物、または一
般式 ((C−3)式中、R16は炭素数1〜18の直鎖また
は分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R17
は炭素数1〜18のアルキル基を示し、また*は不斉炭
素原子を示す)で表わされる化合物、または一般式 ((C−4)式中、R18は炭素数1〜′18の直鎖ま
たは分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R1
9は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル基また
は炭素数1〜18のアルコキシ基を示し、また*は不斉
炭素原子を示す)で表わされる化合物から選ばれた1種
または2種以上の化合物である。 (4)特許請求の範囲第3項において、一般式(A)の
化合物が一般式(A−1)の化合物であることを特徴と
する強誘電性液晶組成物。 (5)一般式 1〜18の同一または相異なる直線または分岐のアルキ
ル基を示し、XおよびYはいずれも独立に−F、−C1
、−Brまたは−CNを示し、−iおよびXリーは、い
ずれも独立に一■−または一■−を表わし、mおよびn
はいずれもOまたは1を示し、m + nは1または2
である)で表わされる、負の誘電異方性を有する化合物
を少な(とも1種含有する、負の誘電異方性を有する強
誘電性液晶組成物を利用することを特徴とする光スイツ
チング素子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) ((A)式中、R^1およびR^2はいずれも炭素数1
    〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアルキル
    基を示し、XおよびYはいずれも独立に−F、−Cl、
    −Brまたは−CNを示し、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼および▲数式、化学式、表等があります▼は、
    いずれも独立に▲数式、化学式、表等があります▼また
    は▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、mおよ
    びnはいずれも0または1を示し、m+nは1または2
    である)で表わされる、負の誘電異方性を有する化合物
    を少なくとも1種含有することを特徴とする強誘電性液
    晶組成物。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記一般式(A
    )の化合物が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(A−1) ((A−1)式中、R^3およびR^4はそれぞれ炭素
    数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアル
    キル基を示し、lは1または2を示す)で表される化合
    物から選ばれた1種または2種以上の化合物であること
    を特徴とする強誘電性液晶組成物。
  3. (3)特許請求の範囲第1項において、少なくとも下記
    のA、BおよびCの3つの成分を含有し、その割合はA
    、B、Cの3成分の合計量に対してAが5〜40重量%
    、Bが20〜70重量%、Cが5〜40重量%である負
    の誘電異方性を有する強誘電性液晶組成物。ただし、A
    成分は、一般式(A)の化合物であり、 B成分は、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(B−1) ((B−1)式中、R^5およびR^6はそれぞれ炭素
    数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアル
    キル基またはアルコキシ基を示す)で表わされる化合物
    、または一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(B−2) ((B−2)式中、R^7およびR^8はそれぞれ炭素
    数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアル
    キル基またはアルコキシ基を示す)で表わされる化合物
    、または一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(B−3) ((B−3)式中、R^9およびR^1^0はそれぞれ
    炭素数1〜18の同一または相異なる直鎖または分岐の
    アルキル基またはアルコキシ基を示す)で表わされる化
    合物、または一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(B−4) ((B−4)式中、R^1^1は炭素数1〜18の直鎖
    または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、Z
    は直結または−O−を表わし、kは0〜10を示し、ま
    た(±)はラセミ化合物であることを示す)で表わされ
    る化合物から選ばれた1種または2種以上の化合物であ
    り、 C成分は、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(C−1) ((C−1)式中、R^1^2は炭素数1〜18の直鎖
    または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
    ^1^3は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル
    基を示し、Wは、−H、−Fまたは−CNを示し、また
    *は不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物、または
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(C−2) ((C−2)式中、R^1^4は炭素数1〜18の直鎖
    または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
    ^1^5は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル
    基を示し、Vは、−H、−Fまたは−CNを示し、また
    *は不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物、または
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(C−3) ((C−3)式中、R^1^6は炭素数1〜18の直鎖
    または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
    ^1^7は炭素数1〜18のアルキル基を示し、また*
    は不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物、または一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(C−4) ((C−4)式中、R^1^8は炭素数1〜18の直鎖
    または分岐のアルキル基またはアルコキシ基を示し、R
    ^1^9は炭素数2〜18の直鎖または分岐のアルキル
    基または炭素数1〜18のアルコキシ基を示し、また*
    は不斉炭素原子を示す)で表わされる化合物から選ばれ
    た1種または2種以上の化合物である。
  4. (4)特許請求の範囲第3項において、一般式(A)の
    化合物が一般式(A−1)の化合物であることを特徴と
    する強誘電性液晶組成物。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) ((A)式中、R^1およびR^2はいずれも炭素数1
    〜18の同一または相異なる直鎖または分岐のアルキル
    基を示し、XおよびYはいずれも独立に−F、−Cl、
    −Brまたは−CNを示し、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼および▲数式、化学式、表等があります▼は、
    いずれも独立に▲数式、化学式、表等があります▼また
    は▲数式、化学式、表等があります▼を表わし、mおよ
    びnはいずれも0または1を示し、m+nは1または2
    である)で表わされる、負の誘電異方性を有する化合物
    を少なくとも1種含有する、負の誘電異方性を有する強
    誘電性液晶組成物を利用することを特徴とする光スイッ
    チング素子。
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